★ダンジョン6
昨日から申し訳ありません
ズレ修正をまたしております
★ダンジョン3の話が抜けていたようです
度々の修正申し訳ありません
「コレは、宝箱?」
「ですね。運がイイですね。でも、さっきの行動は禁止ですね」
「だね。あれって、進化?」
「絶対ではありませんが、その可能性は高いでしょうね。私も初めて見ましたから、一個ぐらいであればとは思うのですが、安全を見るとやらない方がいいでしょうね」
「うん。そうだね」
宝箱と少し大きい魔石を拾って、背負っているリュックに入れるついでで干し肉を出します。
「精霊は、普通の方だっけ?」
「ええ。雅は燻製の方がいいんでしたよね?」
お互いに好みが分かれているので、争う事無く自分の分を口に入れて噛みながら、一段落したので足元に魔法を唱えて探索再開。
部屋と通路を何個か抜けると、目的の階段を発見。
「これで帰れるかな?」
「次は五階でしたね。えーっと、いえ、違うようですね」
「え?」
予想が外れてつい言葉が出ていましたが、五階毎に入り口に帰ることが出来る転送装置があるって言っていた様な気がしたのですが……あれれ?
「五階をクリアして六階への階段に転送装置があるはずですので、もう少しダンジョンが続きますよ」
あー、そう言う数え方か。という事はクリア後の階層を次回選べるはずなので六階から挑戦が出来るという事だ。そしてちょっとだけ気が抜けていた自分の気をもう一度引き締めなおさないといけません。
「階段に入ってしっかり休憩を取ろうか」
「ですね」
休憩はなんとかなりますが、気の引き締めはちょっと時間がかかりそうですがまずは目の前の階段にすぐに入って数段降りてそのまま腰を下ろします。
口の中がさっきの干し肉でちょっと喉も乾いていたので、時間もあるのでゆっくりと水筒を出して、スポーツ飲料を。水筒には氷も入れていたのでキンキンに冷えていて、飲んでいくと全身が潤うような気分。
「私にも下さい」
精霊も欲しいというので蓋でありコップでもあるところにもう一杯スポーツ飲料を入れて渡すと、箸を使うので慣れてきているのか魔力の手でそれを受け取ってこぼすことなく美味しそうに飲みます。
「美味しいね」
「ですね。今日のダンジョンはここからラストスパートですね」
「だね。結構魔力も減っているみたいだから、気をつけていくよ」
「ええ。無理はしないで行きましょう」
ちょっとした会話ですが、気も引き締まってやる気も漲ります。
僕が頷くと、精霊も頷くような動きをして先へ。
それを追いかけるように階段を下りると、とりあえずの今日の最終目的階。
降りてすぐの場所には敵はいない様ですが、すぐに足元に光を出す魔法を。
「ライト」
足元が照らされて、罠もある程度見えるはず。
足元を気にしながら先に進み、さらにモンスターも気にしなければいけないというマルチタスクは慣れていない行動なので大したことが無いような感じですが結構神経は疲れます。
そんな感じに五階も時計回りで歩きはじめると、この階は結構アイテムが落ちています。
「よくわからないラベルのないビンが結構落ちているね?」
「戻って鑑定をしてもらえばいいので、拾った方がいいでしょうね。っと、あれは?」
今まではビンの怪しい色の液体ばかりが落ちていましたが、パッと見ても分かるほどに違いが。そこに落ちていたのは、腕輪。
「腕輪?かな」
「腕輪ですね。そういえばギルドの人達も手に付けていましたね」
言われてみると、そんなアクセサリーをつけていた様な気はしますが、精霊は一緒に来ていたみたいで、ギルド職員さんを一緒に見ていた様子。
「とりあえずこれも拾ってみよう」
拾ったモノをそのまま風呂敷に入れていると、ダンジョンに入ってから聞きなれた音。
カタカタカタカタ
音が聞こえてすぐにまずは足元をさっと一瞥して、罠を確認。罠の確認が終ったら腰から木刀を抜いて、こちらから敵へ向かって先制の一撃。すかさず二撃目を浴びせてモンスターを倒したら、すぐに魔石の回収。
「ふぅ」
魔石を一つ食べられたぐらいではスライムは強くならないと思いますが、それでも同じ事にはなって欲しくないので、手早く処理まで済ませます。
「いい感じですね」
今の行動を見て、精霊が褒めてくれるのは嬉しい限り。
そのままダンジョンを楽しんでいたのですが、とりあえず一周ダンジョンを回ったのですが、階段は無く。
「この感じだと、内側ですね」
「うん。そこの通路から内側へ行こう」
通路の先からは水の音が。通路には今の所罠も無いので、一度魔法を切ってゆっくり進みます。通路を抜けた先にスライムと階段を発見。
焦ることなく、スライムに魔法を撃ちこんで倒してから、もう一度足元を魔法で照らして安全確認をしながら、魔石を拾ってあとはそこの階段へ行くだけ。
危なげなく階段に到着して、大きく一息。
「よっし、とりあえず今日の目標は達成かな」
「ですね。お疲れ様です。さ、階段を下りて帰りましょう」
頷いて、階段に。
今までと一緒で階段に入ると一回白い階段だけの部屋に入るのですが、階段の途中に横道が出来ています。
「こっちですね」
精霊について行くように横道に入ると真っ白な部屋の真ん中に魔法陣と隣にはクリスタルの様なものがはめ込まれている台座。
「何となく分かったかな。この魔法陣に乗って、クリスタルを触ればいいんじゃない?」
精霊に確認してみると、
「ええ、その通りです。家までは喋れないですね。また家で喋りましょう」
精霊に頷いて、言葉通りの行動を。
よく見ると、壁には帰り方がちゃんと文字だけでなく絵でも描かれています。
「親切に書いてあるんだなぁ」
独り言を言っているうちに、部屋全体が眩しく光ります。
光が収まると、さっきまで書いてあった文字や絵の内容が変わっている事に気が付きます。そこに書かれていたのは“出口はあちらです”という一文。
書かれている通りに出口へ向かいます。行きの時には扉は無かった気がしますが、その扉を開けると外。
「お疲れ様です。ギルドカードを」
「あ、はい」
出て直ぐの場所はどうやら入り口の横の辺り。
ギルドカードをギルド職員に渡すと、朝と一緒でスキャンをしたような動きの後にすぐに返してくれます。
「魔石の換金はあちらで、鑑定なども同じ場所でやっていますので何かあればそちらで確認をお願いします」
言われて示された場所はギルドカードを作ったり、干し肉を買ったりしたいつものギルドです。
「わかりました、ありがとうございます」
お礼を言って、そのまま向かう事に。
正直を言えば結構疲れてはいるのですが、魔石を持っていても意味がないので換金と拾ったアイテムについても分かればいいかなという所。
ギルドはいつもと変わらない程度には賑やかで、それでも空いている所もある感じ。
「お、初ダンジョンはどうだった?」
色々とよくしてくれているおっちゃん職員が今日もいたようで、声を掛けてきてくれました。
「かなり楽しかったですよ」
僕の言葉に“そうか”と頷きながら、目線は僕の装備へ。
「その装備で入ったのか?」
「あー、ええ。でも、まあ大丈夫でした」
「まあ、強く言える事は無いが無事だったならよかった」
その言葉は、とても優しく申し訳なく感じるほど。
ただ、精霊の事や話せるか微妙な事もあるので今言える言葉は少なくて、
「ご心配ありがとうございます。無理をするつもりはないので信じてもらえると助かります」
何ともな言い方になってしまったかもしれませんが、今言える言葉はコレが精一杯。
でも、おっちゃん職員は分かってくれたみたいで、
「おう、なら何も言わないぞ」
そう言って、笑ってくれます。
「で、ここへ来たって事は換金と鑑定か?」
「はい。お願いします」
「分かった、こっちだ」
二階に上がった少し奥のカウンターに案内されます。
「魔石の換金はこっちで、隣が鑑定だ。他にも何かあれば案内するからな」
それだけ言って、笑いながらおっちゃん職員は下の階へ降りていきます。
「ありがとうございます」
何度目かの御礼を言って、早速換金と鑑定をお願いしましょう。
今回も読んでいただきありがとうございます
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誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません
改めてありがとうございます
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