【派】┗魔性系 魔族種:業魔種系-Archfiend-
○《業魔種》系 《煉獄に棲む業火の悪魔》
魔界の深淵“緋色の煉獄”において、穢れた魂の魔力を喰らう魔族種系派生種族。
下位種の特性をそのまま踏襲し、気力・物理攻撃力・特殊攻撃力・腕力に優れた攻撃性に特化したステータスを持つ。高い攻撃性能の代償として体力は極端に低いものの、翼展開時の高い機動性と単純故に安定した属性攻撃を中心とする攻撃的な近接戦闘に優れた適性を持ち、特に攻撃魔法を煉魔状態と呼ばれる高密度の魔力エネルギーとして両手に集約し、その魔力と属性を利用した攻撃で近・中距離を制圧する純粋な火力戦闘を得意とする。
魔族種系種族の中でも特に残虐な一派であり、下位種同様、人間種を含む殆どの種族に対して敵対的に振る舞う他、彼我の能力差に関わらず基本的にあらゆる存在との戦闘ないしは一方的な蹂躙をも愉しむ好戦的な一面を持つ。また、破壊的な衝動に身を任せることも多いため、精霊・神性存在の眷族等種族単位で極めて険悪な敵対関係にあり、世界的にも純粋に危険な存在として認知されている。一方で、関連種族の領域である“緋色の煉獄”は魔界の最深部に位置しているため出入りも容易ではなく、危険度は非常に高いものの遭遇率は然程高くない。
下位種同様、比較的高い特殊攻撃力を持ち、火・土・闇属性を中心に強力な属性魔法を幅広く習得することができるため、魔法を主眼に置いた様々な戦術に対応することができる。一方で、その性質上魔法以上に得意属性が付与された物理攻撃の方が強力に機能するため、魔法はあくまでも戦闘補助に用いられることが多い。
素体に燃える炎のようなオーラを纏ったコウモリに似た魔力翼を持ち、単体飛行能力を持つ。
・“煉魔の掌握”
業魔種系種族が進化の過程で獲得する固有の支配能力。自分が火・土・闇属性系統に属する攻撃魔法の詠唱を完了した際に使用でき、その魔法を消費して励起した魔力を素体の両手に集約することで同じ属性を帯びた《煉魔状態》へと変容させることができる。《煉魔状態》では消費した攻撃魔法の属性に応じた色の炎のような表現効果を両手に纏い、それ自体が敵に対するダメージ判定を持っている上に盾や鎧のように両手が受ける衝撃やダメージを軽減する効果を持っているため、近・中距離戦闘において単純故の強力な汎用性を発揮する。消費した魔法が強力な程、集約された魔力の全体量と特殊攻撃力は増加するが、衝撃・ダメージの軽減倍率は一律30%で固定されている。この魔力は攻撃や防御に使用されることで徐々に減少し、炎に似た表現効果も弱まっていくが、その過程で攻撃や防御の性能が低下することはない。
・“烙印魔法”
業魔種系種族が進化の過程で習得する固有の魔法シリーズ。該当する魔法は攻撃魔法と補助魔法から構成され、その効果で敵に付与した追加効果が他の効果で無効または解除されない強力な特性を持っているため、全体的に火力は低めに設定されているものの妨害を中心に敵に対して高い影響力を発揮する。
派生種族:《魔族種》
┗《業魔種》
┗《業炎魔》
┗《獄炎魔》
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●業魔種 《穢れし魂を貪る魔族》
強すぎる自我や悪意が災いして死して尚も世界に悪影響を及ぼす魂を喰らい、体内で強制的に消化して魔力に還元する能力を有する特殊な魔族種。下位種に比べて、体表面に明々と脈打つ魔力腺とこめかみから生える赤黒い凶々しい角、赤黒い鱗に覆われた尻尾が特徴で、魔族としての精神性の変化に強く影響された身体は魔力運用に特化して洗練され、全体的に魔物としての形質が強い外見に変貌したが、条理にも処理しきれない魂を世界に還元する必要悪に近い役割を帯びているため魔族種系の派生種族の中でも特殊な存在となっている。火・土・闇属性の属性攻撃や武器を装備していない状態での攻撃を強化する他、デバフや特定の効果系統に対する耐性を獲得する複数の種族資質を持ち、特に火属性に属する事象への耐性は火属性系統の精霊種にも匹敵する。また、新たに特定属性の攻撃魔法を両手に集約する能力を獲得したことで、近・中距離での戦闘で優れたパフォーマンスを発揮する。
種族資質:
《フォース・オブ・ヘル・エレメンタル》(0-20)
火・土・闇属性攻撃・魔法の威力が最大20%増加する
《ヴォイド・ブースト》(0-20)
自分が武器を装備していない場合、その全ての攻撃の威力が最大40%増加する
《ヘル・ウィング》(0→10)
素体の魔力翼が展開されている場合、自分と交戦状態の敵を常に強調表示する
《アディアフォロウス・メンタリティ》(0→10)
《ワイリー・フェイス》の効果における軽減倍率が50%から100%になる
《バーニング・アビス》(0→10)
火系統の事象及び攻撃効果による自分の痛覚・燃焼・損壊を無効にする
《デーモンズ・ソウル》(0→10)
自分は《霊的支配》《精神支配》《身体支配》効果を無視することができる
《ヘレメンタル・ブラスト》(0→10)
火・土・闇属性系統の属性攻撃時に属性に応じた追撃でデバフを付与できる
《ヘレメンタル・アーツ》(0→10)
固有特殊能力“煉魔の掌握”の使用を解禁する
種族スキル(例)
【呪詛刻みの指先】(常時展開)
交戦状態になった敵にあらゆる効果を無視して“呪い”デバフを付与する
【煉獄道の罹り火】(任意起動/即時効果)
周囲に跳弾する小さな火球を多数ばら撒き、接触した物体に延焼させる
【煉獄道の障り礫】(任意起動/即時効果)
周囲に滞空する小さな石礫を多数ばら撒き、接触した物体を脆くする
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●業炎魔 《魂を焼く業炎の化身》
“緋色の煉獄”において数多の荒ぶる魂を喰らい、取り込んだ膨大な魔力をその肉体の変容に注いできた強力な業魔種。その身体は条理に抗う魂を多数消化する中でより優れた霊的特性を帯び、その手や翼には漏れ出した魔力が燃え上がる炎のように立ち上っている。下位種の特性をそのまま継承し、火属性系統とその上位属性を中心に高火力の属性攻撃を継続して叩き込む近接格闘で相手の妨害を無力化しつつ安定した火力展開を行う白兵戦術を得意とする。火・土・闇・獄炎属性の属性攻撃や武器を装備していない状態での攻撃を強化する他、自分が受ける特定の効果に対する実質的な耐性を獲得する複数の種族資質を持ち、更に煉魔状態で効果が強化される種族スキルにより高速化された戦闘に適応した凶悪な戦闘能力を発揮することが可能になった。
種族資質:
《スペリオル・ヘル・エレメンタル》(0-30)
自分の火・土・闇属性攻撃・魔法の威力・効果が最大30%増加する
《ヴォイド・フォース》(0-30)
自分が武器を装備していない場合、その全ての攻撃の威力が最大60%増加する
《インフェルノ・アービター》(0→10)
自分の獄炎属性魔法の威力・効果が20%増加する
《アーク・インファーナル・デーモン》(0→10)
自分が《索敵》《探知》効果を受けた場合、その使用者を視界に強調表示する
《アロガント・デーモン》(0→10)
自分が《行動阻害》《拘束》効果を受けた場合、魔力を消費して無効にする
《ブランディング・スペルキャスター》(0→10)
種族固有魔法“烙印魔法”の習得・使用を解禁する
種族スキル(例)
【悪魔の謀略】(任意起動/持続効果)
効果中、自分を対象に発動された敵の効果を遅延させ、表現効果を偽装する
【煉獄道の連弾】(任意起動/即時効果)
魔力を集約して獄炎属性の火炎弾を6個生成し、敵に向かって発射する
【煉獄道の烙印】(任意起動/即時効果)
集約した魔力を烙印として敵に焼き付け、その魔力を吸い上げる
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●獄炎魔 《煉獄に座す緋色の魔神》
煉獄において強靭な魂を喰らい続け、霊魂を焼き尽くす浄罪の炎と合一して『地獄の業火』と謳われる最上位の業炎魔。霊的中枢が全てを無に帰す概念と同質の存在となった身体は不朽の炎と近しい存在に変化した。下位種の特性を飛躍的に発展させ、《煉魔状態》を基本に扱いやすい多様な攻撃手段を用いて近接戦闘で相手を捻じ伏せる白兵戦術を得意とする。火・土・闇属性を中心に属性攻撃を強化する他、高火力で扱いやすい“煉魔の掌握”を用いた駆け引きに有効な複数の種族資質を持ち、更に自分が装備している武器を一時的に完全損壊状態にする種族スキルを獲得したことで能動的に《ヴォイド》系威力資質の効果を利用した極めて凶悪な近接制圧能力を発揮することが可能になった。
種族資質:
《アルテマ・ヘル・エレメンタル》(0-30)
自分の火・土・闇属性攻撃・魔法の威力・効果が最大30%増加する
《インフェロシティ・ゲヘナ》(0→10)
自分が《煉魔状態》の場合、自分の全ての属性攻撃に獄炎属性を付与する
《インフェロシティ・ハードラップ》(0→10)
自分が《煉魔状態》の場合、自分が受ける被撃反動を40%軽減する
《インフェロシティ・スローター》(0→10)
自分が《煉魔状態》の場合、体力を全損させた敵の効果を無効にする
《インフェロシティ・ディストーション》(0→10)
自分は《煉魔状態》を任意に中断・再開することができる
《ダーク・インファーナル・デーモン》(0→10)
自分が《追撃》《迎撃》効果を受ける場合、その効果は使用者が受ける
《ハンドレス・ヴォイド》(0→10)
自分は完全損壊した装備武器の付加スキルを一度だけ発動することができる
《スカーレット・ワン》(0→10)
《地獄》環境に存在する場合、自分が受ける全てのダメージを90%軽減する
種族スキル(例)
【煉獄道の虚無】(任意起動/持続効果)
効果中、自分の装備武器を溶解させ、解除時にその耐久値を戻して再装備する
【煉獄道の業火】(任意起動/即時効果)
集約した魔力を周囲に放射し、地表から敵を追尾する火炎流を多数発生させる
【地獄現界】(任意起動/即時効果)
周囲の地表に灼熱の大地を具現化させ、時間経過で《地獄》環境に遷移させる
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=DATA=
ステータス《業魔種系[Archfiend]》(魔族種/業魔種/業炎魔/獄炎魔)
●《基本ステータス》(=種族基本値+レベルアップボーナス値+個人振分値)
・体力:(1000/500/500/500)+[Lv]×(10/5/5/5)+α
・魔力:(1900/1800/1800/1800)+[Lv]×(19/18/18/18)+α
・気力:(1000/1300/1300/1300)+[Lv]×(10/13/13/13)+α
・物理攻撃力:(1600/2000/2300/2800)+[Lv]×(16/20/23/28)+α
・物理防御率:1200+[Lv]×12+α
・特殊攻撃力:(1600/1800/2100/2500)+[Lv]×(16/18/21/25)+α
・特殊防御率:(1200/1300/1300/1300)+[Lv]×(12/13/13/13)+α
・腕力:(500/700/700/700)+[Lv]×(5/7/7/7)+α
・脚力:(400/300/400/400)+[Lv]×(4/3/4/4)+α
・敏捷性能:500+[Lv]×5+α
・回避性能:500+[Lv]×5+α
・隠蔽性能:600+[Lv]×6+α
・特殊技能:α
《飛行ステータス》
・飛行時間:100+[Lv]×1+α
・飛行重量:100+[Lv]×1+α
・飛行時間:100+[Lv]×1+α
《基本属性耐性》
・火耐性:0/2/3/4
・水耐性:0/-2/-3/-4
・風耐性:0
・土耐性:0
・光耐性:-1
・闇耐性:1/2/3/4
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○【呪詛刻みの指先】
――業魔に刃を向けるべからず。さもなくば、指先一つで呪われる覚悟を。
●前提:種族条件《業魔種系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“業魔種”への進化
●分類:《種族スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《デバフ》《生命干渉》
●属性:《特殊属性》《霊咒属性》
●効果:このスキルの発動と効果は如何なる効果によっても無効にならず、このスキルの効果で付与されたデバフは【呪詛刻みの指先】を除く如何なる効果によっても解除されない。自分が任意の敵と《交戦》状態になった場合、魔力を消費して以下の効果を発動する。
>発動条件に該当する全ての敵に“呪い”デバフを付与する。この時、その敵に既に進行度3以下の“呪い”デバフが付与されている場合、デバフを付与する代わりにその“呪い”デバフの進行度を1増加する。
¶“呪い”デバフが付与された存在は体力・魔力・気力の上限値がそれぞれ[“呪い”デバフの進行度×10]%ずつ低下する。
このスキルの効果で付与されたデバフは、その敵の所在フィールド情報が更新された場合、またはその敵に《体力上限干渉》《魔力上限干渉》《気力上限干渉》効果の何れかの効果が適用された場合解除される。
※備考:非常に強力な霊咒系デバフである“呪い”デバフを最も低いハードルで、更に100%の確実性を付与した上で使用することができる業魔種系固有の強みとも言えるスキル。“呪い”デバフは一部の種族や特定の希少装備の付加スキル等で使用できる非常に希少なデバフの一つであり、特にボスモンスター等の膨大なステータスを持つモンスターから絶対値ではなく割合で体力を削ることができるため、大規模な討伐戦等では重宝される。
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○【煉獄道の障り礫】
――煉獄に漂う障り礫は、奴らが砕いた魂の怨念が染み付いた欠片だって話だ。
●前提:種族条件《業魔種系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:土属性系統の魔法を30個以上習得する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《耐久値干渉》
●属性:《特殊属性》《岩石属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の素体の《掌》に《岩石属性》を持つ不気味な魔力を帯びた石礫のような魔力系スキルオブジェクト1個を生成する。その後、そのスキルオブジェクトは砕けるように分かれて周囲に拡散し、空間内を浮遊するように滞空する小石のようなスキルオブジェクト《煉獄道の障り礫》16個に変化する。
¶《煉獄道の障り礫》はその場に残留し、接触したオブジェクトに《耐久弱化Ⅱ》の追加効果を付与する。
¶¶《耐久弱化Ⅱ》の追加効果はそのオブジェクトが耐久値に受けるダメージが100%増加する。
●特殊効果:このスキルの発動時、自分が《煉魔状態》の場合、以下の効果を適用する。
>自分を含むPTメンバーとそれぞれに帰属する全てのオブジェクトはこの効果によって追加効果が付与されない。また、このスキルの効果で生成されたスキルオブジェクトが《煉獄道の障り礫》に変化する場合、その数が136個になり、このスキルの効果でオブジェクトに付与される追加効果が《耐久弱化Ⅳ》になる。
¶《耐久弱化Ⅳ》の追加効果はそのオブジェクトが耐久値に受けるダメージが200%増加する。
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○【煉獄道の罹り火】
――森一つ焼き払った奴らの罹り火も、緋色の煉獄では玩具みたいな扱いだと。
●前提:種族条件《業魔種系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:火属性系統の魔法を30個以上習得する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《環境干渉》《火炎》
●属性:《魔力属性》《火炎属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の素体の《掌》に《火炎属性》を持つ魔力炎を発生させる。その後、そのスキルオブジェクトは弾けるように分かれて周囲に拡散し、空間内を跳弾しながら飛ぶ球状の小型の魔力炎攻撃《煉獄道の罹り火》16個に変化する。
¶《煉獄道の罹り火》は接触した全ての敵に《魔力属性》の《攻撃判定》を発生させ、オブジェクトの表面でそれぞれ2回まで跳弾し、その接触面に事象炎攻撃を発生させる。この効果で発生した事象炎はその場に残留し、そのオブジェクトに《延焼》の追加効果を付与する。
¶¶《延焼》の追加効果は発生した事象炎が存在する限り、時間経過によって周囲のオブジェクトに《延焼》の追加効果を付与し、事象炎を発生させる。
●特殊効果:このスキルの発動時、自分が《煉魔状態》の場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの効果によって敵が受けるダメージが100%増加し、その敵に30%の確率で“着火”デバフを20秒間付与する。
¶“着火”デバフが付与された存在は体表面に発生した事象炎により毎秒ダメージを受け、その後20%の確率で“火傷”デバフを付与する。
¶¶“火傷”デバフが付与された存在は毎秒ダメージを受け、火傷による《挙動鈍化》の追加効果を受ける。
また、このスキルの効果で発生したスキルオブジェクトが《煉獄道の罹り火》に変化する場合、その数が136個になる。
※備考:《延焼》の環境効果はその火が消されてしまうと破棄されてしまうが、周囲の環境によっては発動地点から最大408箇所に着火するため、一度に消火できるような手段を用いない限りは火の進行を止めるのは困難。
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○【悪魔の謀略】
――悪魔共を罠に嵌めてやったと思ったら、誘い込まれたのは俺達の方だった。
●前提:種族条件《業魔種系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:“業炎魔”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《処理遅延》《幻影》
●属性:《幻影属性》
●効果:このスキルは、自分の【悪魔の謀略】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分を対象に指定して発動された敵に帰属する効果の効果処理を停止して3秒間の《処理遅延》を発生させる。《処理遅延》中、その敵の効果で生成されるオブジェクト及び発生する事象と表現効果を全て実体のない幻影系表現効果として出現させる。
●特殊効果:このスキルの発動時、自分が《煉魔状態》の場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの効果で発生する《処理遅延》の効果時間が10秒間になる。
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○【煉獄道の連弾】
――煉獄の悪魔が撃ち放つ魔弾は猟犬よりも執念深く災厄と絶望を運んでくる。
●前提:種族条件《業魔種系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:Lv.400以上
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《魔力射撃》《デバフ》
●属性:《魔力属性》《射撃属性》《獄炎属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>発動後、6秒間の《スキル・チャージ》が発生する。《スキル・チャージ》中、自分は他のスキル及び魔法を発動することができず、毎秒《獄炎属性》《射撃属性》を持つ球状の魔力炎系スキルオブジェクト《煉獄道の連弾》を生成する。
¶《煉獄道の連弾》は自分と《交戦》状態の敵を自動的に捕捉し、《スキル・チャージ》が終了した場合、その敵に対して発射され、接触した全ての敵に《魔力属性》の《攻撃判定》を発生させる。
●特殊効果:このスキルの発動時、自分が《煉魔状態》の場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの効果で《スキル・チャージ》は発生せず、発動の効果処理時に《煉獄道の連弾》を6個生成し、それぞれに《追尾性能Ⅳ》の追加効果を付与する。
¶《追尾性能Ⅳ》の追加効果はその攻撃が捕捉した敵に向かって常に弾道が変化する。
また、このスキルの効果によって敵が受けるダメージが100%増加し、その敵に70%の確率で“侵炎”デバフを5分間付与する。
¶“侵炎”デバフが付与された存在は体内に侵入した炎魔により毎秒ダメージを受け、その存在に対して適用される《体力回復》効果を無効にする。
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○【煉獄道の烙印】
――奴らの印が身体の何処かに浮き出てきたらそれで終わりだ。
●前提:種族条件《業魔種系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:Lv.400以上
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《魔力干渉》
●属性:《魔力属性》
●効果:このスキルは、自分の【煉獄道の烙印】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動時、自分の周囲半径5m圏内に存在する敵1体を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>発動後、10秒間の《スキル・チャージ》が発生する。《スキル・チャージ》中、自分は他のスキル及び魔法を発動することはできない。《スキル・チャージ》が終了した時、自分が《スキル・チャージ》中に対象となった敵に接触していた場合、その接触面に煉獄の炎を象ったスキルマーカー《煉獄道の烙印》を付与する。
¶《煉獄道の烙印》のスキルマーカーが存在する限り、毎分その存在の魔力をその上限値の1%分《吸収》する。《煉獄道の烙印》のスキルマーカーは付与されてから5分後に破棄される。
●特殊効果:このスキルの発動時、自分が《煉魔状態》の場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの効果で《スキル・チャージ》は発生せず、発動の効果処理時に対象となった敵の素体の《右手》にスキルマーカー《煉獄道の烙印》を付与する。
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○【煉獄道の虚無】
――武器を持たない奴らが武器を握っている時こそ確実に何かを企んでいる。
●前提:種族条件《業魔種系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:“獄炎魔”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《武器破壊》《耐久値干渉》
●属性:《魔力属性》《炎属性》
●効果:このスキルは、自分が装備している武器を実体化している場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分が装備している全ての武器の耐久値にそれぞれその数値分のダメージを与え、その武器は《損壊状態》になる。
¶《損壊状態》になった武器は《装備品インベントリ》に格納される。
このスキルの効果が適用されている場合、自分は武器を装備することができず、このスキルの発動が解除される場合、このスキルの効果で《損壊状態》になった全ての武器の《耐久値》をそれぞれ《このスキルの発動時に受けたダメージの50%分の数値》に再設定する。この時、その武器の《損壊状態》も修復される。その後、その武器をそれぞれ元々装備されていた武器スロットに再装備する。
●特殊効果:このスキルの効果が解除される時、自分が《煉魔状態》の場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの効果で武器の《耐久値》が回復する場合、その回復量は《このスキルの発動時に受けたダメージと同じ数値》を用いて処理される。
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○【煉獄道の業火】
――煉獄の業火は肉体を貫き、魂を焼き尽くすまで満たされることはない。
●前提:種族条件《業魔種系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:Lv.500以上
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《魔力射撃》《デバフ》
●属性:《魔力属性》《射撃属性》《獄炎属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>発動後、30秒間の《スキル・チャージ》が発生する。《スキル・チャージ》中、自分は他のスキル及び魔法を発動することはできない。《スキル・チャージ》が終了した場合、自分の素体の《掌》に《獄炎属性》を持つ球状の魔力炎系スキルオブジェクト《煉獄道の業火》1個を生成する。
¶《煉獄道の業火》は6本の直射状の魔力熱線攻撃に変化して周囲に拡散し、接触した全ての敵に《魔力属性》の《攻撃判定》を発生させる。その後、その攻撃と《地形オブジェクト》または《フィールドオブジェクト》の接触面から《獄炎属性》を持つ火炎流のような魔力炎攻撃《煉獄道の火蛇》を発生させる。
¶¶《煉獄道の火蛇》は自分と《交戦》状態の敵を自動的に捕捉して発射され、接触した全ての敵に《魔力属性》の《攻撃判定》を発生させる。この時、その攻撃でダメージを受けた敵に“壊炎”デバフを10分間付与する。
¶¶¶“壊炎”デバフが付与された存在は焼滅の呪いにより毎秒ダメージを受け、10分後に《確定死判定》を受ける。
●特殊効果:このスキルの発動時、自分が《煉魔状態》の場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの効果で《スキル・チャージ》は発生せず、発動の効果処理時に《煉獄道の業火》を生成する。
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○【地獄現界】
――悪魔が現世に現れる際、時折地獄の光景が此岸に浮かび上がる。
●前提:種族条件《業魔種系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:Lv.600以上
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《環境干渉》
●属性:《特殊属性》《獄炎属性》
●効果:このスキルは、自分の【地獄現界】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の現在地を基点に周囲半径30m圏内を効果範囲とする高熱の地表で形成された具現環境《灼熱の地階層》を召喚する。
¶《灼熱の地階層》は効果範囲内を《焦熱地形》に変化させ、その範囲内に存在する全ての存在に《猛暑》の体感効果を付与する。また、時間経過によって《灼熱の地階層》は中心部から具現環境《緋色の煉獄》に変化する。
¶¶《緋色の煉獄》は効果範囲内を《溶岩源》《焦土》《噴火口》に変化させ、その範囲内に存在する全ての存在に《酷暑》の体感効果を付与する。また、効果範囲内の《可燃物》に対して《自然発火》事象が発生する。
●特殊効果:このスキルの発動時、自分が《煉魔状態》の場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの効果で変化する《緋色の煉獄》は時間経過によって《灼熱の地階層》の効果範囲外にまで拡大される。
Tips:
※[種族資質]の項目の記号“-”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される




