【派】┗神性系 鳥人種：飛隼種系－Falcon－
○《飛隼種》系 《天空を統べる気高き王鳥》
天圏の近衛を謳い、天圏に代わり眷属社会の内政と管理を担う鳥人種系派生種族。
下位種の特性をそのまま踏襲し、飛行重量・飛行速度に優れ、攻防のバランスの取れた扱いやすいステータスを持つ。下位種同様、高い飛行性能を活かした高速の戦闘機動で戦域に突入し、立体的な空間機動を交えた近・中距離攻撃で敵を翻弄する遊撃戦闘に優れた適性を持ち、高い機動性と飛行能力の強化に秀でた空戦適性を用いた柔軟な立ち回りで戦線を支える汎用戦術を得意とする。
鳥人種系種族の中でも特に保守的な一派であり、創造主である天圏ミストラルの顕現実体に当たる浮遊島群と全ての同胞を率いて律することで天圏全体を永劫に維持する使命を帯びている。一方で、空に対する本能と帰属意識の強さから空を飛ぶという行為そのものに心酔しやすい傾向が強く、それ故に時折先天的な単体飛行能力を持たない種族を下に見る態度を見せる個体も多数存在するため、天圏とその勢力圏外でその姿を見る機会は非常に少ない。
下位種同様、特殊攻撃力は平均的な水準に留まっているものの、補助魔法を中心に汎用性の高い魔法は僅かながら習得することができるため、物理戦闘のサポートとしては十分な魔法適性を持つ。また、進化の過程で“飛隼の天威武装”と呼ばれる精霊武装を段階的に獲得することができ、特に白兵戦において無類の打たれ強さに裏打ちされた優れた戦闘能力を発揮する。
素体に鳥の翼のような強靭な生体翼を持ち、総合的に優れた単体飛行能力を持つ。
・“飛隼の天威武装”
飛隼種系種族が進化の過程で段階的に獲得する種族固有の全身武装。創造主である天圏ミストラルの霊力に由来する手甲鉤・翼外装・天威鎧装の三種類の精霊武装から構成され、薄くて軽い装甲と厚い布地から成る軍服のような意匠の灰褐色・灰白色を基調とする戦闘服の形で実体化する。素体の戦闘特性に合わせて優れた対衝撃性能を備え、特に天威鎧装には鳥類の嘴を思わせる形状の頭部全体を覆うヘルメットが含まれており、頭装備が存在しないFOの仕様では希少な頭部への被弾をある程度防ぐことができるため、飛行時の安定性を大幅に高めることができる。
派生種族：《鳥人種》
┗《飛隼種》
┗《陽天隼》
┗《聖天隼》
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●飛隼種 《空に翔る最速の翼》
天圏に仕える近侍としてその天威を代行し、代々眷族全体の社会性を安定的に保持する役割を受け継いできた鳥人種。下位種に比べて、白色・灰白色を基調に黒い斑点模様が混じった全身の毛や灰褐色の羽毛が特徴で、空中での機動力と空中戦に特化した身体は背中の翼がより強靭に発達し、素体の基本構造はあまり変わらないものの優れた戦闘能力を発揮する。飛行中の攻撃や飛行系ステータス、双方剣系武器の攻撃力を強化する他、空中を含めた立体的な戦闘機動を用いた白兵戦を想定した複数の種族資質を持ち、屋外やある程度開けた空間では安定して立ち回ることができる。
種族資質：
《エアリアル・アタッカー》（0－20）
飛行中、自分の全ての攻撃の威力が最大20％増加する
《フライト・ファンクション・ゲイン》（0－20）
自分の元々の飛行時間・飛行重量・飛行速度が最大20％増加する
《グレーテスト・ダブルブレーダー》（0－20）
自分が装備した双方剣系武器の物理攻撃力と切れ味が最大20％増加する
《アームズ・ウィング》（0→10）
素体の飛行翼を用いた物理攻撃によって発生するダメージが100％増加する
《アーマード・ウィング》（0→10）
素体の飛行翼が受ける衝撃及びダメージを20％軽減する
《エアトライブ・メンタリティ》（0→10）
飛行中、自分が受けるノックバックを40％軽減し、“硬直”デバフを無効にする
《ファルコンズ・アーマメント／タロン》（0→10）
固有特殊武装“飛隼の手甲鉤”の使用を解禁する
種族スキル（例）
【翼の戦意】（常時展開）
上空環境が存在しないフィールドで、自分の全ての攻撃の威力が20％減少する
【飛隼の翔破】（常時展開）
飛行中、自分の移動速度に比例して自分の物理攻撃の威力が増加する
【飛隼の翺翔】（任意起動／持続効果）
効果中、自分と周囲のPTメンバーは鉛直方向の移動速度が増加する
【至天の心地】（任意起動／持続効果）
効果中、素体の翼を展開している限り自分の周囲の環境は上空としても扱う
【鉄羽の陣風】（任意起動／即時効果）
素体の翼で直射状の突風を吹かせ、同時に羽根状の短矢で攻撃する
【鉄羽の戦風】（任意起動／即時効果）
素体の翼で旋風状の突風を吹かせて飛躍し、羽根状の短矢で地上を攻撃する
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●陽天隼 《太陽を戴く天空の化身》
天圏に連なる名代として同胞の崇敬と信頼を集め、自身が脈々と受け継いできた天空の神格を目覚めさせた強力な飛隼種。その身体は天空の神鳥として覚醒したことでより霊的素養に特化して洗練され、体内から溢れ出す古来の神力が戦闘時の昂揚で体表面に噴き出すオレンジ色の風のように表出すようになった。下位種の特性をそのまま継承し、高い飛行能力によって機動的に立ち回りつつ優れた攻撃性能と“飛隼の天威武装”を用いた広域戦闘で戦線を翻弄する遊撃戦術を得意とする。飛行中の攻撃や“飛隼の天威武装”展開時の物理攻撃の威力を強化する他、空中戦を交えた柔軟な戦闘機動を体現する複数の種族資質を持ち、新たに中距離戦闘における制空権を担保する能力を獲得したことであらゆる空域をその身一つで制圧する安定した制空能力を発揮する。
種族資質：
《エアリアル・ファイター》（0－30）
飛行中、自分の全ての攻撃の威力が最大30％増加する
《ファルコンズ・エアリアル・ストライク》（0－30）
飛行中、“飛隼の天威武装”を用いた物理攻撃の威力が最大30％増加する
《エアリアル・フェロー・ウィング》（0→10）
飛行中、自分を除くPTメンバーは素体に魔力翼と単体飛行能力を得る
《フリー・フォール・エントリー》（0→10）
上空環境が含まれるフィールドに侵入する際、任意の空域から侵入できる
《エアトライブ・バイタリティ》（0→10）
飛行中、自分は敵からの攻撃・効果によって飛行状態が解除されない
《ファルコンズ・アーマメント／ウィング》（0→10）
固有特殊武装“飛隼の翼外装”の使用を解禁する
種族スキル（例）
【陽天隼の雙眼】（常時展開）
自分が片目のみで注視した存在にその目に応じて異なる効果を適用する
【飛隼の光楼】（任意起動／持続効果）
上空環境で、自分の周囲に小規模の空中楼閣を召喚し、同じ位置を浮遊させる
【大いなる天空の翼】（任意起動／即時効果）
飛行中、素体の翼の周囲にあらゆる干渉を遮断する球形の結界を複数展開する
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●聖天隼 《天圏を統べる裁きの聖鳥》
天圏の為政代行者として種全体の社会保全を担い、揺るがない精神性からより象徴的な意味でも眷属社会に君臨する最上位の陽天隼。強い神性の加護を帯びた身体は湧起する天空の神力が体内に漲り、戦闘時の意識の昂揚に呼応して紅橙色の風のように体表面から噴き上がる。下位種の特性を飛躍的に発展させ、優れた飛行能力を用いた立体的な戦闘機動で敵を翻弄しつつ機動的・攻撃的な戦線展開を行う柔軟な白兵戦術を得意とする。飛行時の攻撃や自分を含むPTメンバーの飛行速度を強化する他、飛行時の戦闘における飛行能力を強化する複数の種族資質を持ち、新たに火・氷属性系統の事象や魔法等に対する干渉能力や全身の“飛隼の天威武装”を獲得したことで空から戦域を支配する極めて凶悪な制圧能力を発揮することが可能になった。
種族資質：
《エアリアル・コントロール》（0－30）
飛行中、自分の全ての攻撃の威力が最大30％増加する
《エアリアル・フェロー・フォーメーション》（0－30）
飛行中、自分と自分のPTメンバーの元々の飛行速度が最大30％増加する
《セレスティアル・ホライゾン・ウィング》（0→10）
飛行中、自分は空中での全ての姿勢制御に強力な補正を受ける
《フリーダム・ファルコン》（0→10）
“飛隼の天威武装”展開中、自分は敵の拘束・行動阻害効果を受けない
《ファルコン・ウィング／エクストラ・ブースト》
“飛隼の翼外装”展開中、自分は飛行時に魔力を消費して加速することができる
《ファルコンズ・アーマメント／フルアーマー》（0→10）
固有特殊武装“飛隼の天威鎧装”の使用を解禁する
種族スキル（例）
【双極輪の霊瞳】（常時展開）
自分が片目のみで注視した火・氷属性系統の事象を徐々に消滅させる
【地平に赫う陽天の光翼】（任意起動／持続効果）
効果中、自分の素体の飛行翼は飛行補助効果を持つ放射光の魔力翼に変化する
【聖天隼王の視審判】（任意起動／即時効果）
自分の視界内で発動された魔法の発動と効果を無効にする
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=DATA=
ステータス《飛隼種系［Falcon］》（鳥人種/飛隼種/陽天隼/聖天隼)
●《基本ステータス》（＝種族基本値＋レベルアップボーナス値＋個人振分値）
・体力：(1300/1200/1200/1200)+[Lv]×(13/12/12/12)+α
・魔力：(1300/1200/1200/1200)+[Lv]×(13/12/12/12)+α
・気力：(1300/1200/1200/1200)+[Lv]×(13/12/12/12)+α
・物理攻撃力：(1500/1700/1800/1900)+[Lv]×(15/17/18/19)+α
・物理防御率：(900/900/1000/1100)+[Lv]×(9/9/10/11)+α
・特殊攻撃力：(1500/1700/1800/1900)+[Lv]×(15/17/18/19)+α
・特殊防御率：(1200/800/800/1000)+[Lv]×(12/8/8/10)+α
・腕力：700+[Lv]×7+α
・脚力：700+[Lv]×7+α
・敏捷性能：(600/700/800/900)+[Lv]×(6/7/8/9)+α
・回避性能：(600/700/800/900)+[Lv]×(6/7/8/9)+α
・隠蔽性能：(300/400/400/400)+[Lv]×(3/4/4/4)+α
・特殊技能：α
《飛行ステータス》
・飛行時間：(200/300/300/300)+[Lv]×(2/3/3/3)+α
・飛行重量：(200/300/400/500)+[Lv]×(2/3/4/5)+α
・飛行速度：(200/300/400/500)+[Lv]×(2/3/4/5)+α
《基本属性耐性》
・火耐性：0
・水耐性：0
・風耐性：1
・土耐性：0
・光耐性：1
・闇耐性：0
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○【翼の戦意】
――その翼は空を目指し、空に還るために彼らが望んだ心そのものだ。
●前提：種族条件《鳥人種系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：“飛隼種”への進化
●分類：《種族スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統：《デメリット》《攻撃弱化》
●属性：《無属性》
●効果：所在フィールドの環境属性に《上空》が含まれていない場合、以下の効果を適用する。
＞自分の全ての攻撃の威力が20％減少する。
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○【飛隼の翔破】
――気高き飛隼は力強い翼で空域を翔け、狙い澄ました一撃に空を背負う。
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：“飛隼種”への進化
●分類：《種族スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統：《威力強化》
●属性：《無属性》
●効果：自分が《飛行状態》の場合、以下の効果を適用する。
＞自分の物理攻撃の威力が［０～100］％増加する。この時、効果倍率の実効値は《攻撃判定》の発生時の自分の移動速度に比例して増加する。
※備考：高倍率の物理攻撃の強化スキルだが、最大倍率の100％に達するには飛行速度に優れた飛隼種系派生種族のステータスでも最高速度に近い速度まで加速する必要がある。
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○【飛隼の翺翔】
――気高き飛隼は翺翔し、瞬く間に空域を上下に貫いて現れる。
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：任意のボスモンスター10体の討伐
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《挙動加速》
●属性：《無属性》
●効果：このスキルは、自分の【飛隼の翺翔】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果中、自分と自分の周囲半径40ｍ圏内に存在するPTメンバーは鉛直方向の移動速度が20％増加する。
※備考：通常の挙動中のジャンプや落下、飛行中の上下移動速度等が増加するスキル。鉛直方向の速度のみが加速する仕様上通常の挙動感覚に齟齬が生じることもあり、自分だけでなくPTメンバーも影響されるため安易な使用には注意が必要となる。
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○【至天の心地】
――彼らにとって空は常にその心に在り、その身が在る場所が彼らの空だ。
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：“飛隼種”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《制限緩和》
●属性：《精霊属性》
●効果：このスキルは、自分の【至天の心地】の効果が適用されておらず、自分の素体の《飛行翼》が展開されている場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果中、自分は周囲の環境属性に《上空》が含まれているものとして扱われる。自分の素体の《飛行翼》の展開が解除された場合、このスキルの発動と持続効果は解除される。
※備考：周囲が上空環境の場合に発動・適用できる種族資質・スキル・魔法の条件を一時的に無視できるようにするスキル。実際に環境が変化するわけではないため自分にしか効果が適用されず、同様に所在フィールドの環境属性に上空環境を要求する効果の条件までは無視できない。
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○【鉄羽の陣風】
――天圏を守護せし神禽の徒よ。黒鉄の羽根を研ぎ、戦場に吹く一陣の風となれ！
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：固有特殊武装“飛隼の手甲鉤”を実体化する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《属性攻撃》《物体生成》《デバフ》
●属性：《風属性》《鉄属性》《刺突属性》
●効果：このスキルは、自分の素体の《飛行翼》が展開されている場合にのみ発動することができる。発動時、魔力・気力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分は素体の《飛行翼》を用いて正面方向に《風属性》を持つ直射状の事象風攻撃《鉄羽の陣風》を発生させる。
¶《鉄羽の陣風》はその範囲内に羽根状の鉄の矢の姿の金属系スキルオブジェクト《鉄の羽根》を生成し、事象風攻撃及びスキルオブジェクトが接触した敵に《攻撃判定》を発生させる。この時、スキルオブジェクトによってダメージを受けた存在に20％の確率で“流血”デバフを60秒間付与する。
¶¶“流血”デバフが付与された存在個体は出血により毎秒［その存在個体の体力の上限値の１％分］だけダメージを受け、その存在個体に適用される《治癒》効果が30％低下する。
※備考：鉄羽の陣風・鉄の羽根の両方に攻撃判定が発生し、挙動が格闘スキルに似て狙った場所を直射状に攻撃できるため非常に扱いやすい。“流血”デバフを放置すると重症化して“失血状態”デバフに変化し、最悪の場合確定死判定を受ける。
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○【鉄羽の戦風】
――天圏より来たる神禽の徒よ。黒鉄の羽根を纏い、天空へ駆け上がる風となれ！
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：固有特殊武装“飛隼の手甲鉤”を用いてモンスター100体を討伐する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《属性攻撃》《物体生成》《デバフ》
●属性：《風属性》《鉄属性》《刺突属性》
●効果：このスキルは、自分の素体の《飛行翼》が展開されている場合にのみ発動することができる。発動時、魔力・気力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分は素体の《飛行翼》を用いて回転しながら飛び上がり、周囲に《風属性》を持つ旋風状の事象風攻撃《鉄羽の戦風》を発生させる。
¶《鉄羽の戦風》はその範囲内に羽根状の鉄の矢の姿の金属系スキルオブジェクト《鉄の羽根》を生成し、事象風攻撃及びスキルオブジェクトが接触した敵に《攻撃判定》を発生させる。この時、スキルオブジェクトによってダメージを受けた存在に20％の確率で“流血”デバフを60秒間付与する。
¶¶“流血”デバフが付与された存在個体は出血により毎秒［その存在個体の体力の上限値の１％分］だけダメージを受け、その存在個体に適用される《治癒》効果が30％低下する。
※備考：鉄羽の戦風・鉄の羽根の両方に攻撃判定が発生し、挙動が格闘スキルに似て周囲を薙ぎ払いながら飛行状態に移れるため非常に扱いやすい。“流血”デバフを放置すると重症化して“失血状態”デバフに変化し、最悪の場合確定死判定を受ける。
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○【陽天隼の雙眼】
――天空を駆ける飛隼の両瞳には同胞に癒やしを敵には滅びを与える力が宿る。
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅱ以上》
●習得：“陽天隼”への進化
●分類：《種族スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統：《ダメージ》《生命干渉》《視界干渉》《治癒》
●属性：《神性属性》《魔眼属性》
●効果：自分が《右目》または《左目》の一方で他の存在個体を《注視》した時、もう一方の目でその存在個体を視認していない場合、自動的に魔力を消費して以下の効果から該当する効果を発動する。
＞《右目》で敵を注視した場合：自分と発動条件に該当する敵は《交戦》状態になる。その後、その敵に自分の特殊攻撃力によるダメージを与える。
＞《右目》でPTメンバーを注視した場合：発動条件に該当するPTメンバーに自分の特殊攻撃力によるダメージを与える。その後、そのPTメンバーの体力・魔力・気力をこの効果で与えたダメージの数値の50％分ずつ回復する。
＞《左目》で敵を注視した場合：自分と発動条件に該当する敵は《交戦》状態になる。その後、その敵を10分間自分を含むPTメンバーの視界に強調表示する。
＞《左目》でPTメンバーを注視した場合：発動条件に該当するPTメンバーの体力をそのPTメンバーが最後に受けたダメージの数値分回復し、素体の《外傷》及び《部位欠損》を瞬時に治癒する。
※備考：必要に応じて４種類の能力を使い分けることができる魔眼スキル。敵を注視した場合の効果は左右どちらの目の能力も強力だが、効果処理の仕様上、既に交戦状態にある敵に対しては使用できない。
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○【飛隼の光楼】
――隼の戦士は空に光を帯びた高楼を生み出し、羽を休める術を持っている。
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅱ以上》
●習得：PTメンバーから200ｍ以上離れた場所で任意のボスモンスターを討伐する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《物体召喚》
●属性：《神性属性》
●効果：このスキルは、自分の【飛隼の光楼】の効果が適用されておらず、自分の周囲の環境属性に《上空》が含まれている場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果処理時、自分の周囲半径３ｍ圏内に光を帯びた楼閣状の建造物系スキルオブジェクト《飛隼の光楼》を召喚する。
¶《飛隼の光楼》は空間内で特定の座標位置の周囲に浮遊するように滞空する。
このスキルの効果で召喚されたスキルオブジェクトは、このスキルの発動と持続効果が解除された場合消滅する。
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○【大いなる天空の翼】
――天に戴く陽天隼はその翼に天空の加護を内包した結界を伴っていた。
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅱ以上》
●習得：種族スキル【陽天隼の雙眼】の効果が200回適用される
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《結界》《物理干渉》
●属性：《結界属性》
●効果：このスキルは、自分が《飛行状態》で、かつ自分の素体の《飛行翼》が展開されている場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分の素体の《飛行翼》の周囲に直径0.4ｍの球状の事象結界《大いなる天空》を［自分の進化段階＋３］個展開する。
¶《大いなる天空》は素体の《飛行翼》を無差別に周回するように追従し、如何なる攻撃によっても破壊されず、他のあらゆる効果の対象にならず、効果も受けない。また、その範囲内に存在する空間と範囲外に存在する空間を隔絶し、自分を含む全ての存在個体は効果範囲内の空間に対してあらゆる干渉・侵入を行うことができない。この効果が適用された時、その効果範囲内に存在する全ての存在は強制的にその効果範囲外に排除される。
このスキルの効果で展開された事象結界は、自分の素体の《飛行翼》の展開が解除された場合消滅する。
※備考：あらゆる干渉を接触面で無力化する結界を展開する強力な防御系スキル。一方で自分の攻撃や挙動を阻害する可能性もあり、敵の攻撃に対して能動的に干渉できる効果ではない等運の要素が強い効果であるため、基本的には弾幕攻撃による被弾を抑えたり近接格闘における敵の選択肢を削る目的に用いられる。
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○【双極輪の霊瞳】
――聖天隼の雙眼に宿る対極の力に如何なる炎も氷も抗うことはできない。
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅲ以上》
●習得：“聖天隼”への進化
●分類：《種族スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統：《事象干渉》
●属性：《火属性》《氷属性》
●効果：自分が《右目》または《左目》の一方で以下の条件［●火・氷属性系統の何れかの属性を持つ●何れかの存在の素体またはその一部が含まれていない●何れかの存在の所有するアイテムが含まれていない］を全て満たす事象を《注視》した時、もう一方の目でその事象を視認していない場合、自動的に魔力を消費して以下の効果を発動する。
＞発動条件に該当する事象に《風化の霊咒》の追加効果を付与する。
¶《風化の霊咒》の追加効果が付与された事象は時間経過によって徐々に消滅する。
●特殊効果：自分が《右目》または《左目》の一方で《風化の霊咒》の追加効果が付与された事象を注視した時、もう一方の目でその事象を視認していない場合、以下の効果を発動する。
＞発動条件に該当する事象が《風化の霊咒》の追加効果によって消滅する速度は５秒毎に元の速度の100％増加する。
※備考：片目で注視するだけで該当属性を持つ攻撃効果や現象を弱体化・消滅させることができる非常に強力なコントロールスキル。プレイヤー・モンスターの素体そのものやアイテムとして存在する武器等には影響がない他、消滅するまでの時間は事象の大きさに比例して長くなるため広範囲攻撃魔法や山火事や氷山のような環境因子等の大規模な事象への対処には時間がかかる。
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○【地平に赫う陽天の光翼】
――上天に輝く天隼は太陽の翼を振り翳し、その空域に君臨する。
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅲ以上》
●習得：固有特殊武装“飛隼の手甲鉤”を用いてボスモンスター100体を討伐する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《身体変化》《光源》
●属性：《神光属性》《魔力属性》
●効果：このスキルは、自分が生成した《地平に赫う陽天の光翼》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果処理時、自分の素体の《飛行翼》を媒体として光輝く環状のアーク光のような姿の大型の魔力翼《地平に赫う陽天の光翼》を憑依生成する。
¶《地平に赫う陽天の光翼》は実体を持たず、その素体に強い光源系表現効果を発生させる。その表現効果は安定した事象光を周囲の空間に放射し、範囲内を明るく照らす。
効果中、自分は素体の《飛行翼》機能に加えて、このスキルの効果で生成された魔力翼の《飛行翼》機能を任意に利用することができる。このスキルの効果が適用されている場合、自分の種族資質《エアトライブ・メンタリティ》及び《エアトライブ・バイタリティ》の効果は自分のPTメンバーにも適用される。自分の素体の《飛行翼》の展開が解除された場合、このスキルの発動と持続効果は解除される。このスキルの効果で生成された《地平に赫う陽天の光翼》は、このスキルの発動と持続効果が解除された場合消滅する。
※備考：実体を持たない翼を生成することでより安定した飛行能力の維持を可能にするスキル。感覚的な操作は非常に難しくなるものの生体翼と魔力翼を同時に使用することもでき、多くの他種族では不可能な高速飛行と複雑な飛行機動を両立することで圧倒的な空戦性能を発揮する。ちなみに、同様に飛び抜けた空戦能力を持っているのは特化型の調整が施された熟練の上位の守護器系種族のみ。
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○【聖天隼王の視審判】
――聖天隼の眼に睨まれた者はその身に宿したあらゆる神秘を剥奪されるだろう。
●前提：種族条件《飛隼種系》＋《進化Ⅲ以上》
●習得：100種類の独立フィールドで【地平に赫う陽天の光翼】を発動する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《魔法無効》《魔力回復》
●属性：《神性属性》《魔力属性》
●効果：このスキルは、自分が任意の存在を《注視》している場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分の視界内に存在する存在個体が２秒以内に発動した全ての魔法の発動と効果を無効にし、その存在個体の魔力をその魔法の発動プロセスで消費した魔力の分だけ回復する。この時、発動条件に該当する存在個体が発動した魔法を無効にした場合、その存在個体がこの効果で回復する魔力は０になる。その後２分間、自分の【聖天隼王の視審判】の効果は発動処理から１秒以内に発動した魔法にしか適用されない。
※備考：タイミングこそ限られるものの、非常に緩い条件で魔法を無効にすることができる。
Tips：
※［種族資質］の項目の記号“－”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される
