【派】┗戦闘系 鳥人種:烏人種系-Crow-
○《烏人種》系 《戦いに捧ぐ黒の妖鳥》
圏外の監視者を謳い、外界の脅威に対する侵攻と反攻を担う鳥人種系派生種族。
下位種の特性をそのまま踏襲し、飛行時間に優れ、物理に寄って攻防のバランスの取れた扱いやすいステータスを持つ。下位種同様、高い飛行性能を活かした高速の戦闘機動で戦域に突入し、立体的な空間機動を交えた近接格闘で敵を翻弄する近接戦闘に優れた適性を持ち、高い機動性と純粋な戦闘能力を活かした強引な立ち回りで戦線を突破する強襲・遊撃戦術を得意とする。
鳥人種系種族の中でも特に好戦的な一派であり、創造主である天圏ミストラルの顕現実体に当たる浮遊島群と全ての同胞を護るために退けた外敵を徹底的に叩く苛烈な闘争心を備えている。一方で、その執着心の強さから戦況や周囲の状態を顧みない無鉄砲な報復を試みる傾向が強く、敗北や死をも度外視した強攻姿勢に加えて倒した敵の肉体を戦闘に転用する能力から多くの勢力から敵対すること自体が割に合わない厄介な存在として認知されている。
下位種同様、特殊攻撃力は平均的な水準に留まっており、元々の素養が物理に寄っているため習得可能な魔法の数が大きく制限されている等汎用的な魔法適性は然程高くない。一方で、一部の死属性魔法を始めとする特殊な魔法の扱いに秀でており、戦場で倒した敵の肉体を利用するネクロマンサーとしての能力から状況次第では単騎でも敵の集団そのものを支配しうる高い制圧能力を持つ。また、進化の過程で“烏人の天威武装”と呼ばれる精霊武装を段階的に獲得することができ、特に白兵戦において無類の打たれ強さに裏打ちされた優れた戦闘能力を発揮する。
素体に鳥の翼のような強靭な生体翼を持ち、総合的に優れた単体飛行能力を持つ。
・“烏人の天威武装”
烏人種系種族が進化の過程で段階的に獲得する種族固有の全身武装。創造主である天圏ミストラルの霊力に由来する手甲鉤・翼外装・天威鎧装の三種類の精霊武装から構成され、薄くて軽い装甲と厚い布地から成る軍服のような意匠の黒色を基調とする戦闘服の形で実体化する。素体の戦闘特性に合わせて優れた対衝撃性能を備え、特に天威鎧装には鳥類の嘴を思わせる形状の頭部全体を覆うヘルメットが含まれており、頭装備が存在しないFOの仕様では希少な頭部への被弾をある程度防ぐことができるため、飛行時の安定性を大幅に高めることができる。
派生種族:《鳥人種》
┗《烏人種》
┗《戦鳴鳥》
┗《戦哭鳥》
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●烏人種 《戦場に舞う黒き翼》
天圏を守護する尖兵としてその天威を外界に示し、その手段としての戦いを生業とする戦士となった鳥人種。下位種に比べて、黒を基調とした色に変化した全身の毛や羽毛が特徴で、空中での機動力と物理戦闘に特化した身体は背中の翼がより強靭に発達し、素体の基本構造はあまり変わらないものの優れた戦闘能力を発揮する。近接物理射撃や機構槍系武器の攻撃力を強化する他、空中を含めた立体的な戦闘機動を用いた白兵戦を想定した複数の種族資質を持ち、屋外やある程度開けた空間では安定して立ち回ることができる。
種族資質:
《インテンスファイ・クロース・ストライク・シュート》(0-20)
自分の射撃属性を持つ近接物理攻撃の威力が最大20%増加する
《インテンスファイ・エアリアル・ストライク》(0-20)
飛行中、自分の物理攻撃の威力が最大20%増加する
《グレーテスト・ガジェット・ローダー》(0-20)
自分が装備した機構槍系武器の物理攻撃力と切れ味が最大20%増加する
《アームズ・ウィング》(0→10)
素体の飛行翼を用いた物理攻撃によって発生するダメージが100%増加する
《アーマード・ウィング》(0→10)
素体の飛行翼が受ける衝撃及びダメージを20%軽減する
《エアトライブ・メンタリティ》(0→10)
飛行中、自分が受けるノックバックを40%軽減し、“硬直”デバフを無効にする
《クロウス・アーマメント/タロン》(0→10)
固有特殊武装“烏人の手甲鉤”の使用を解禁する
種族スキル(例)
【翼の戦意】(常時展開)
上空環境が存在しないフィールドで、自分の全ての攻撃の威力が20%減少する
【烏人の戦陣】(常時展開)
飛行中、非戦闘状態の自分のPTメンバーに対する攻撃を自分に誘導する
【烏人の急襲】(任意起動/持続効果)
効果中、自分の攻撃で敵に付与された”怯み”デバフの効果時間が1秒増加する
【暁空の移ろい】(任意起動/即時効果)
上空環境が存在するフィールドの時間を《夕方》に切り替える
【鉄羽の陣風】(任意起動/即時効果)
素体の翼で直射状の突風を吹かせ、同時に羽根状の短矢で攻撃する
【鉄羽の戦風】(任意起動/即時効果)
素体の翼で旋風状の突風を吹かせて飛躍し、羽根状の短矢で地上を攻撃する
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●戦鳴鳥 《戦場を渡る魔性の翼》
天圏の擁する対外戦力として広く知られ、戦いを通して創造主の意志を外界に示す役割を帯びた強力な烏人種。その身体は生粋の戦士として経験を積んだことでより肉弾戦闘に特化して洗練され、戦場で敵の恐怖や怨嗟を浴び続けた体内の魔力が周囲の敵意を感じ取るセンサーとして機能するようになった。下位種の特性をそのまま継承し、高い飛行能力によって機動的に立ち回りつつ優れた物理性能と“烏人の天威武装”を用いた近接戦闘で戦線を維持する白兵戦術を得意とする。近接物理射撃や“烏人の天威武装”展開時の物理攻撃の威力を強化する他、空中戦を交えた柔軟な戦闘機動を体現する複数の種族資質を持ち、新たに周囲の敵の位置を捕捉する能力を獲得したことであらゆる戦場をその身一つで立ち回る凶悪な戦闘能力を発揮する。
種族資質:
《リィンフォース・クロース・ストライク・シュート》(0-30)
自分の射撃属性を持つ近接物理攻撃の威力が最大30%増加する
《クロウス・エアリアル・ストライク》(0-30)
飛行中、“烏人の天威武装”を用いた物理攻撃の威力が最大30%増加する
《コンバット・ウィング》(0→10)
素体の飛行翼が展開されている場合、自分の格闘スキルの威力が20%増加する
《スウォーム・スカウター》(0→10)
自分と交戦状態にある敵の位置を自分の地図上に常時表示する
《ファイアリング・リローダー》(0→10)
自分の攻撃で魔力弾薬を消費した場合、その弾倉内に1発だけ自動装填する
《クロウス・アーマメント/ウィング》(0→10)
固有特殊武装“烏人の翼外装”の使用を解禁する
種族スキル(例)
【戦鳴鳥の炯眼】(常時展開)
自分とPTメンバーを除く他の存在と交戦状態にある敵を視界に強調表示する
【烏人の凶声】(任意起動/持続効果)
効果中、自分と交戦状態にある敵の全ての攻撃はクリティカルが発生しない
【凶刻の潰撃】(任意起動/即時効果)
飛行状態から力強く地上に飛び降り、足元の空間と周囲の存在を押し潰す
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●戦哭鳥 《戦火に昂る死翼の霊鳥》
神出鬼没な天圏より現れて数多の死をもたらし、命を啄む妖しの凶鳥として遍く恐れられる最上位の戦鳴鳥。戦場に溢れる凶禍の象徴として謳われる身体は同調する負の魔力が体内に漲り、戦闘時の意識の昂揚に呼応して不気味な厄風のように体表面に吹き纏う。下位種の特性を飛躍的に発展させ、優れた飛行能力を用いた立体的な戦闘機動で敵を翻弄しつつ機動的・攻撃的な戦線展開を行う柔軟な白兵戦術を得意とする。飛行時の物理攻撃や射撃系の近接物理攻撃を強化する他、自身と対峙する敵を弱体化させる複数の種族資質を持ち、新たに自ら倒したモンスターを蘇生して操作するネクロマンシー能力や全身の“烏人の天威武装”を獲得したことで近接戦闘で極めて攻撃的な制圧能力を発揮することが可能になった。
種族資質:
《スプリマイズ・エアリアル・ストライク》(0-30)
飛行中、自分の物理攻撃の威力が最大30%増加する
《スプリマイズ・クロース・ストライク・シュート》(0-30)
自分の射撃属性を持つ近接物理攻撃の威力が最大30%増加する
《ブラック・フェザー・ウェッジ》(0→10)
自分の効果で生成された“鉄の羽根”が接触した敵に楔マーカーを付与する
《クロウ・アームズ/ディストーション・ウィンド》(0→10)
“烏人の手甲鉤”展開中、自分と交戦状態の敵の風属性耐性は-5になる
《クロウ・ウィング/アドバース・ウィンド》
“烏人の翼外装”展開中、自分と交戦状態の敵の全ての挙動速度が10%減少する
《クロウス・アーマメント/フルアーマー》(0→10)
固有特殊武装“烏人の天威鎧装”の使用を解禁する
種族スキル(例)
【黒鉄大鴉の反響喚】(常時展開)
自分が受ける《能力弱化》効果を無効にし、自分の物理攻撃力が5%増加する
【刻命の屍遊び】(任意起動/持続効果)
効果中、楔マーカーが付与されたモンスターを蘇生して完全に支配下に置く
【強襲機装・戦哭の鉄觜】(任意起動/持続効果)
効果中、自分の“烏人の天威武装”に近接武装”戦哭の鉄觜”を追加する
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=DATA=
ステータス《烏人種系[Crow]》(鳥人種/烏人種/戦鳴鳥/戦哭鳥)
●《基本ステータス》(=種族基本値+レベルアップボーナス値+個人振分値)
・体力:1300+[Lv]×13+α
・魔力:(1300/1200/1300/1400)+[Lv]×(13/12/13/14)+α
・気力:(1300/1100/1300/1500)+[Lv]×(13/11/13/15)+α
・物理攻撃力:(1500/1800/1900/2000)+[Lv]×(15/18/19/20)+α
・物理防御率:(900/1100/1200/1300)+[Lv]×(9/11/12/13)+α
・特殊攻撃力:(1500/1300/1300/1400)+[Lv]×(15/13/13/14)+α
・特殊防御率:(1200/1200/1200/1300)+[Lv]×(12/12/12/13)+α
・腕力:700+[Lv]×7+α
・脚力:500+[Lv]×5+α
・敏捷性能:(600/800/900/1000)+[Lv]×(6/8/9/10)+α
・回避性能:(600/500/500/500)+[Lv]×(6/5/5/5)+α
・隠蔽性能:(300/400/400/400)+[Lv]×(3/4/4/4)+α
・特殊技能:α
《飛行ステータス》
・飛行時間:(200/300/400/500)+[Lv]×(2/3/4/5)+α
・飛行重量:(200/300/300/300)+[Lv]×(2/3/3/3)+α
・飛行速度:(200/300/300/300)+[Lv]×(2/3/3/3)+α
《基本属性耐性》
・火耐性:0
・水耐性:0
・風耐性:1/2/2/2
・土耐性:0
・光耐性:0
・闇耐性:0/1/1/1
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○【翼の戦意】
――その翼は空を目指し、空に還るために彼らが望んだ心そのものだ。
●前提:種族条件《鳥人種系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“烏人種”への進化
●分類:《種族スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《デメリット》《攻撃弱化》
●属性:《無属性》
●効果:所在フィールドの環境属性に《上空》が含まれていない場合、以下の効果を適用する。
>自分の全ての攻撃の威力が20%減少する。
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○【烏人の戦陣】
――強かな烏人は堅実に群れを率い、その戦陣は強固な一団となる。
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“烏人種”への進化
●分類:《種族スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《攻撃干渉》
●属性:《無属性》
●効果:自分が《飛行状態》の場合、以下の効果を適用する。
>自分を除くPTメンバーに対して以下の条件[●対象に指定する●その素体を攻撃判定の指向線上に含む●その素体を攻撃判定の干渉領域内に含む]の何れかを満たす攻撃が発生した時、そのPTメンバーが《交戦》状態でない場合、その攻撃を自分に誘導する。
※備考:自分のいる方向にあらゆる攻撃を誘導するため、近接攻撃を始めとする有効射程が存在する攻撃を実質的に完全に無力化することができる。ただし、近接攻撃の距離になれば多くの場合そのPTメンバーもすぐ交戦状態に入ってしまうため、基本的に奇襲対策以上の有効性を発揮するとは限らない。
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○【烏人の急襲】
――強かな烏人の急襲作戦の標的は恐れ慄き逃げ惑うことになるだろう。
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:任意のボスモンスター10体の討伐
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《デバフ干渉》
●属性:《無属性》
●効果:このスキルは、自分の【烏人の急襲】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分の攻撃によって敵に“怯み”デバフが付与された場合、その効果時間が1秒間増加する。
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○【暁空の移ろい】
――彼らにとって夕方は終わりを意味し、終わりを告げるその時を表す。
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“烏人種”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《環境干渉》《時間干渉》
●属性:《精霊属性》
●効果:このスキルは、所在フィールドの環境属性に《上空》が含まれている場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費し、10%の確率で以下の効果を適用する。
>所在フィールドの環境時間を《夕方》に再設定する。この時、指定可能な環境時間に《夕方》が含まれていない場合、この効果は無効になる。
※備考:夜など特定の環境時間しか持たないフィールドは多く、使えないことも多い。
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○【鉄羽の陣風】
――天圏を守護せし神禽の徒よ。黒鉄の羽根を研ぎ、戦場に吹く一陣の風となれ!
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:固有特殊武装“烏人の手甲鉤”を実体化する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《属性攻撃》《物体生成》《デバフ》
●属性:《風属性》《鉄属性》《刺突属性》
●効果:このスキルは、自分の素体の《飛行翼》が展開されている場合にのみ発動することができる。発動時、魔力・気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は素体の《飛行翼》を用いて正面方向に《風属性》を持つ直射状の事象風攻撃《鉄羽の陣風》を発生させる。
¶《鉄羽の陣風》はその範囲内に羽根状の鉄の矢の姿の金属系スキルオブジェクト《鉄の羽根》を生成し、事象風攻撃及びスキルオブジェクトが接触した敵に《攻撃判定》を発生させる。この時、スキルオブジェクトによってダメージを受けた存在に20%の確率で“流血”デバフを60秒間付与する。
¶¶“流血”デバフが付与された存在個体は出血により毎秒[その存在個体の体力の上限値の1%分]だけダメージを受け、その存在個体に適用される《治癒》効果が30%低下する。
※備考:鉄羽の陣風・鉄の羽根の両方に攻撃判定が発生し、挙動が格闘スキルに似て狙った場所を直射状に攻撃できるため非常に扱いやすい。“流血”デバフを放置すると重症化して“失血状態”デバフに変化し、最悪の場合確定死判定を受ける。
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○【鉄羽の戦風】
――天圏より来たる神禽の徒よ。黒鉄の羽根を纏い、天空へ駆け上がる風となれ!
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:固有特殊武装“烏人の手甲鉤”を用いてモンスター100体を討伐する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《属性攻撃》《物体生成》《デバフ》
●属性:《風属性》《鉄属性》《刺突属性》
●効果:このスキルは、自分の素体の《飛行翼》が展開されている場合にのみ発動することができる。発動時、魔力・気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は素体の《飛行翼》を用いて回転しながら飛び上がり、周囲に《風属性》を持つ旋風状の事象風攻撃《鉄羽の戦風》を発生させる。
¶《鉄羽の戦風》はその範囲内に羽根状の鉄の矢の姿の金属系スキルオブジェクト《鉄の羽根》を生成し、事象風攻撃及びスキルオブジェクトが接触した敵に《攻撃判定》を発生させる。この時、スキルオブジェクトによってダメージを受けた存在に20%の確率で“流血”デバフを60秒間付与する。
¶¶“流血”デバフが付与された存在個体は出血により毎秒[その存在個体の体力の上限値の1%分]だけダメージを受け、その存在個体に適用される《治癒》効果が30%低下する。
※備考:鉄羽の戦風・鉄の羽根の両方に攻撃判定が発生し、挙動が格闘スキルに似て周囲を薙ぎ払いながら飛行状態に移れるため非常に扱いやすい。“流血”デバフを放置すると重症化して“失血状態”デバフに変化し、最悪の場合確定死判定を受ける。
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○【戦鳴鳥の炯眼】
――戦場を舞う霊烏の瞳には地平の果てまで争いを見透かす力が宿る。
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:“戦鳴鳥”への進化
●分類:《種族スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《索敵》《視界干渉》
●属性:《神性属性》《魔眼属性》
●効果:自分が《独立フィールドエリア》内に存在する場合、以下の効果を適用する。
>自分の所在フィールド内に存在する、他の敵と《交戦》状態にある全ての敵を自分の《視界》に強調表示する。
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○【烏人の凶声】
――つんざく烏の戦士の咆哮は不幸を呼び寄せ、獲物の寿命を着実に縮めていた。
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:PTメンバーから200m以上離れた場所で任意のボスモンスターを討伐する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《クリティカル弱化》
●属性:《神性属性》
●効果:このスキルは、自分の【烏人の凶声】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分と《交戦》状態にある全ての敵の攻撃による《攻撃判定》が発生した場合、そのダメージ計算処理の間クリティカルが発生しない。
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○【凶刻の潰撃】
――頭上から襲い来る烏人の潰撃は憐れな獲物に凶刻を告げる。
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:種族資質《ファイアリング・リローダー》の効果を使用する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《空間攻撃》《物体破壊》
●属性:《物理属性》《空間属性》《重力属性》
●効果:このスキルは、自分が《飛行状態》の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力・気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は素体の《飛行翼》を用いて加速しながら直下の地面に飛び降り、着地点の周囲半径2m圏内に半球状の事象空間攻撃《潰撃圧界》を発生させる。
¶《潰撃圧界》はその範囲内に存在する全ての敵に《重力属性》の《攻撃判定》を発生させ、その範囲内に存在する全てのオブジェクトに[その耐久値の上限値の10%分]のダメージを与える。この時、発生する全てのダメージは[自分に付与されている限定因子《凶刻の潰撃》を持つスキルカウンターの数×10]%増加する。
●特殊効果:このスキルの発動処理時、以下の効果を適用する。
>自分に以下の条件[●自分が装備している機構槍系武器を実体化している●自分が“烏人の手甲鉤”を展開している●自分が“烏人の翼外装”を展開している●自分が“烏人の天威鎧装”を展開している●自分が“烏人の天威武装”を全て展開している]を満たす数だけ限定因子《凶刻の潰撃》を持つスキルカウンターを付与する。
¶限定因子《凶刻の潰撃》を持つスキルカウンターは自分の所在フィールド情報が更新された場合にのみ破棄される。
この時、このスキルの特殊効果で付与されたスキルカウンターの数が10個以上になる場合、そのスキルカウンターの数は10個になる。
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○【黒鉄大鴉の反響喚】
――黒鉄の翼で空を舞うその鳥を呪わば必ずその報いを受けることになる。
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:“戦哭鳥”への進化
●分類:《種族スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《効果無効》《能力強化》
●属性:《無属性》
●効果:自分が《能力弱化》効果を持つスキル・魔法の効果を受けた場合、自動的に魔力を消費してその効果を無効にする。その後、以下の効果を適用する。
>自分の物理攻撃力が5%増加する。
※備考:効果自体は地味だが、効果処理ではなく発動処理の段階で自分が受ける弱化効果を無効にするため、『無効化されない』『効果を受けない』等の無効効果を貫通する効果を持つ効果に対しても影響する非常に稀有な性質を持っている。また、自分の弱化効果に対しても適用されるため、必要に応じて自発的に物理攻撃力を強化することもできる。ただし、弱化効果をデメリットとして他のメリット効果を発揮するタイプの効果の場合はメリット効果の方も同様に無効化してしまう。
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○【刻命の屍遊び】
――彼らが屍の傍らに寄り添うように集うのは、その命を魂に刻むためだった。
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:固有特殊武装“烏人の手甲鉤”を用いてボスモンスター100体を討伐する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《蘇生》《デバフ》《精神支配》
●属性:《神性属性》《魔力属性》
●効果:このスキルは、自分を含むPTメンバーの種族資質の効果でモンスターに付与された限定因子《楔》を持つスキルマーカーが存在する場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当するスキルマーカーが付与されたモンスター1体を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、対象となったモンスターが死亡状態になった場合、または対象となったモンスターが自分の攻撃によって死亡状態になったモンスターだった場合、その体力を上限値まで回復して蘇生し、そのモンスターに自分を主とする“隷属”デバフを付与する。
¶“隷属”デバフが付与された存在は《隷属状態》となり、全ての意識的動作を《主》の命令によってのみ行うことができる。
このスキルの効果で付与されたデバフは、このスキルの発動が解除された場合解除される。この時、そのモンスターは体力の上限値と同じ数値の分だけダメージを受ける。
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○【強襲機装・戦哭の鉄觜】
――戦哭鳥は数多の戦場を渡り、その黒き武装は彼らの赴くままに洗練されていた。
●前提:種族条件《烏人種系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:100種類の独立フィールドで【刻命の屍遊び】を発動する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《武装召喚》《能力強化》《能力弱化》
●属性:《風災属性》
●効果:このスキルは、自分の素体の《飛行翼》が展開されている場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力・気力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、烏の嘴を模した黒色の金属装甲を備えた射突式破甲槍型の武装系スキルウェポン《戦哭の鉄觜》を生成し、自分の《利き腕》とは逆の腕に装備武器として装備する。
¶《戦哭の鉄觜》は自分が装備している射突式破甲槍系武器として扱われ、自分のこのスキルの発動が解除された場合消滅する。
効果中、自分が素体の《飛行翼》を用いた《飛行状態》の場合、自分は《戦哭の鉄觜》の《魔力推進装置》の内蔵機能を任意に利用することができる。
●特殊効果:このスキルの発動時、自分の《烏人の天威武装》が展開されている場合、その種類に応じて以下の効果をそれぞれ適用する。
>《烏人の手甲鉤》:自分の《戦哭の鉄觜》の耐久値が20%増加し、自分の全ての挙動速度が5%減少する。また、自分の《烏人の手甲鉤》を用いた近接物理攻撃の威力が20%増加する。
>《烏人の翼外装》:自分の飛行重量が20%増加し、自分の全ての挙動速度が10%減少する。また、自分の《烏人の翼外装》を用いた近接物理攻撃の威力が20%増加する。
>《烏人の天威鎧装》:自分の物理防御率・特殊防御率が20%増加し、自分の全ての挙動速度が20%減少する。また、自分の全ての《烏人の天威武装》の魔力消費を50%軽減する。
Tips:
※[種族資質]の項目の記号“-”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される




