【派】┗邪教系 古民種：背教種系－Alter Elf－
○《背教種》系 《邪悪なる欲望の信徒》
力への渇望から生来の信仰を捨て、“咎神”カルカイムに帰依した古民種系派生種族。
下位種の特性をそのまま踏襲し、魔力・特殊攻撃力・特殊防御率に優れ、敏捷性能・回避性能・隠蔽性能も高い水準でまとまった魔法戦闘特化のステータスを持つ。下位種同様、体力・気力・物理攻撃力・物理防御率・腕力・脚力は低いものの、汎用魔法戦に加えて、攻撃魔法を用いた火力寄りの魔法運用を主眼に置いた集団戦闘を得意とする。特に闇・火・土属性系統の魔法に高い適性を持ち、攻撃役として集団戦闘における主要火力としての役割を担う。
古民種系種族の中でも特に創造主である“森聖”レヴァへの信仰に懐疑的な異端の一派であり、下位種から続けて人間種との細い交流は残っているものの精霊系存在を強大な力の源泉としか認識しておらず、その他大多数の種族とはほぼ完全に隔絶された閉鎖的な社会を形成している。他の古民種系派生種族と同じように精霊の力を借りて魔法を行使する点では同じだが、共存を前提とした精霊契約ではなく強制的に力を吸い上げる封印術式を用いるため、精霊を崇める信仰種系種族とは不倶戴天の敵対関係にあり、過去には他種族を巻き込む程の大戦を引き起こしたこともある。
下位種同様、極めて汎用性の高い魔法適性を持ち、特に攻撃魔法に長じた強力な種族資質を多数有することから集団戦闘において後方からの高火力展開で極めて高い戦闘能力を発揮する。
素体に翼を持たず、単体飛行能力を持たないが、風属性の魔法等を利用した姿勢制御によって単体飛行に近い挙動を実現することは十分に可能である。
・“封精紋章”
背教種系種族が進化の過程で獲得する種族固有の封印能力。体表面に刻まれた刺々しい入れ墨様の紋章に精霊を封印することができ、その力を吸い上げることで自分の能力を底上げすることができる。性別や進化段階に応じて紋章の形は変化するが、基本的な性能に変化はない。
以下の効果を常時適用する。
＞素体の体表面に植物の蔓のような姿のスキルマーカー《封精紋章》を付与する。
¶《封精紋章》のスキルマーカーは種族資質《カース・クレスト》の効果が適用されている限り、如何なる場合も破棄されない。
自分の《封精紋章》が《無効状態》の場合、自分が以下の条件［●《精霊属性》を持つ●自分よりレベルが低い●プレイヤーまたはボスモンスターではない］を全て満たす存在に接触した場合、その存在を消費して［＝そのレベル×20］秒間、《封精紋章》の模様が色濃く浮かび上がる《有効状態》になる。この時、消費した存在のレベル・属性も記録される。《有効状態》の効果時間が終了した場合、《封精紋章》は模様が消えるように透明化した《無効状態》になる。
・“飽くなき渇望”
背教種系種族が進化の過程で獲得する種族固有の強化能力。
＞自分の特殊攻撃力が3000増加する。
＞自分の特殊攻撃力が毎秒［＝元々の特殊攻撃力の0.2％分］ずつ、元々の特殊攻撃力の最大10％まで増加する。この効果で変動したステータスは、自分が魔法を発動した場合元に戻る。
・“逆巻く憎悪の炎蛇”
背教種系種族が進化の過程で獲得する種族固有の生成能力。
自分の素体の《髪》にオブジェクトが装着されていない場合に任意のタイミングで使用でき、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分の素体の《髪》を媒体として《邪炎属性》を持つ魔力炎を帯びた非生物じみた蛇の姿を持つ魔力系スキルウェポン《逆巻く憎悪の炎蛇》を憑依生成する。
¶《逆巻く憎悪の炎蛇》は全体に纏った魔力炎と鋭い牙から構成される《魔力武装》部分を持ち、自分はその《魔力武装》を《有意識制御》を用いて操作することができる。また、《逆巻く憎悪の炎蛇》が敵に接触した場合、自動的に敵の素体に巻き付くようにその敵に対する《拘束》を行う。この《拘束》を受けた存在に物理障害による強い《行動阻害》を発生させ、毎秒魔力炎による《魔力属性》の《攻撃判定》を発生させる。この《拘束》中、自分がその敵を対象に指定する攻撃魔法を発動した場合、その魔法によって発生する《最終ダメージ》が200％増加する。
《逆巻く憎悪の炎蛇》の憑依生成は、以下の条件［●自分の素体の《髪》に任意のオブジェクトが装着された●この効果による《拘束》中の敵に対する攻撃魔法を発動した］の何れかを満たした場合解除される。
派生種族：
《古民種》
┗《背教種》
┗《暗黒民》
┗《邪智民》
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●背教種 《信仰を捨てた流浪の民》
強大な力を求める余り生来の精霊信仰を否定し、精霊の力を強制的に吸い上げて封印する術を開発した古民種。下位種に比べて、精霊の加護を失ったことで浅黒く変貌した肌と過剰な魔力の影響で色の抜け落ちた白髪、全身に定着した黒い蔦のような意匠の紋章が特徴的な人型をしており、この紋章は宗主である“咎神”カルカイムの黒き威光と忍び寄る繁栄を示し、精霊に対する失望と渇望から崇敬を失った精霊種の力を奪って他者に強力な災いと呪詛を与える術に長けている。攻撃魔法や闇・火・土属性魔法を強化する他、比較的易しい条件で直接的・間接的に魔法の威力・効果を強化する複数の種族資質を持ち、特定の環境に依存することなくある程度安定した戦闘能力を発揮することができるようになった。
種族資質：
《アンプリファイ・エンカース》（0－20）
自分の攻撃魔法の威力・効果が最大20％増加する
《エナジー・オブ・ヴァイス・エレメンタル》（0－20）
自分の闇・火・土属性属性系魔法の威力・効果が最大20％増加する
《アニマ・コネクト》（0→10）
自分の周囲に精霊が存在する場合、全ての魔法の威力・効果が30％増加する
《チェイス・エンカース・ボーナス》（0→10）
自分の攻撃魔法が連続で同じ存在に与えるダメージが20％増加する
《マナ・レジリエンス》（0→10）
自分が魔法を発動した後、10秒間魔力の自然回復速度が200％増加する
《エキスパンド・エンカース・レンジ》（0→10）
自分の攻撃魔法の対象指定範囲・効果範囲が100％増加する
《カース・クレスト》（0→10）
固有特殊能力“封精紋章”の使用が解禁される
《シール・オブ・オルター》（0→10）
固有特殊能力“飽くなき渇望”の使用が解禁される
種族スキル（例）
【不惑の宣誓契約】（常時展開）
自分が発動した全ての魔法に対魔法性能を無力化する複数の効果を付与する
【魔力過感応化】（任意起動／即時効果）
90秒間、自分の特殊攻撃力が3000、魔力の自然回復速度が30％増加する
【邪悪なる信心】（任意起動／持続効果）
効果中、周囲の精霊属性を持つ存在にダメージを与える結界を展開する
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●暗黒民 《闇に堕ちし邪悪の民》
尽きせぬ力への渇望と歪んだ精神に多くの闇の業を修め、破壊的な衝動のままに力を振るう快楽に溺れた堕落した背教種。全身に刻まれた蔦を模した紋章は闇の眷属へと変異する中で霊的中枢として徐々に広がり、その目は魔力の侵蝕によって反転し、白目が黒く変貌した。下位種の特性をそのまま継承し、攻撃魔法を用いて中・遠距離や広範囲の敵を一方的に攻撃して集団戦闘の安定性を向上させる火力戦術を得意とする。攻撃魔法の効果を強化する他、攻撃魔法の運用とその効果自体を補助する複数の種族資質を持ち、特に発動された攻撃魔法に追加効果を上乗せすることでより高い精度で火力支援を展開することが可能になった。
種族資質：
《エンファサイズ・エンカース》（0－30）
自分の攻撃魔法の威力・効果が最大30％増加する
《エレメンタル・エンカース》（0－20）
《封精紋章》と主属性が同じ攻撃魔法の威力が最大20％増加する
《エクスキュート・エンカース》（0→10）
自分は攻撃魔法を《詠唱破棄》で実行でき、その威力は70％減少する
《トラッキング・エンカース》（0→10）
任意の対象を指定して発動した自分の攻撃魔法に《追尾性能Ⅲ》を付与する
《エンカース・ディスペンサー》（0→10）
自分は最後に詠唱プロセスを完了した攻撃魔法の発動を１つまで保留できる
《エンカース・デトネーション》（0→10）
自分が攻撃魔法を詠唱する時、追加詠唱によって爆発効果を付与できる
《エフィシエント・クレスト》（0→10）
《封精紋章》が有効状態になった時、その効果時間を120秒追加する
種族スキル（例）
【暗陰の瞳】（任意起動／持続効果）
効果中、自分に暗視効果を付与し、魔法の照準精度に上昇補正を得る
【不動階梯】（任意起動／即時効果）
魔法熟練度経験値の獲得を24時間停止し、一部の上位魔法を習得可能にする
【叛神逆理の刻印】（任意起動／即時効果）
視界内に存在する精霊属性を持つ存在に“不動金縛り”デバフを付与する
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●邪智民 《深淵に呑まれし民》
無尽の渇望と途方も無い絶望の果てに闇に呑まれ、“咎神”カルカイムに連なる眷属精霊に魂を取り込まれた強大な暗黒民。全身に広がった蔦の紋章は霊格の変化に伴って全身を蝕む茨のような意匠に変貌し、魂の平穏と引き換えに手にした膨大な力に侵された瞳は血のような赤い災厄の眼へと変貌した。下位種の特性を飛躍的に発展させ、強力な攻撃魔法を用いて強引に相手の防御・妨害を突破してあらゆる局面を魔法運用のみで立ち回る汎用戦術を得意とする。攻撃魔法の威力を強化する他、攻撃魔法の展開火力を底上げする複数の種族資質を持ち、更に他者が詠唱した魔法を強制的に支配下に置いて利用する凶悪な対魔法スキルの存在から魔法を主要戦術として使用する敵に対して圧倒的なアドバンテージを得ることができる。
種族資質：
《エクストラ・エンカース》（0－30）
自分の攻撃魔法の威力・効果が最大30％増加する
《ネイキッド・インサニティ》（0－20）
自分の攻撃魔法の威力と詠唱中に受けるダメージが最大20％増加する
《リソース・オブ・マナ》（0→10）
《封精紋章》が有効状態の場合、自分は魔力の自然回復が停止しない
《インクリーズ・エンカース》（0→10）
自分の魔法弾系の攻撃魔法で生成される魔法弾の数が倍になる
《アドバンスド・エクスキュート》（0→10）
《エクスキュート・エンカース》の威力の減少倍率が70％から50％になる
《アニマ・デブリス》（0→10）
《封精紋章》が無効状態になった時、精霊系召喚獣“精霊残滓”を召喚する
《ヴァーミリオン・ディザスター》
固有特殊能力“逆巻く憎悪の炎蛇”の使用を解禁する
種族スキル（例）
【災厄の瞳】（常時展開）
自分の視界内の敵の《幸運》を無効化し、全ての確率処理を０％にする
【邪法の叡智】（任意起動／即時効果）
詠唱プロセスを観測した第９位階までの魔法を詠唱済み扱いで掌握する
【渇望する狂気の心】（任意起動／持続効果）
効果中、自分の物理防御率を０にして、特殊攻撃力が100％増加する
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=DATA=
ステータス《背教種系［Alter Elf］》（古民種/背教種/暗黒民/邪智民)
●《基本ステータス》（＝種族基本値＋レベルアップボーナス値＋個人振分値）
・体力：(700/900/1000/1000)+[Lv]×(7/9/10/10)+α
・魔力：(1500/1600/1800/2000)+[Lv]×(15/16/18/20)+α
・気力：(1000/1000/1000/1100)+[Lv]×(10/10/10/11)+α
・物理攻撃力：(1000/1100/1100/1200)+[Lv]×(10/11/11/12)+α
・物理防御率：(700/700/800/800)+[Lv]×(7/7/8/8)+α
・特殊攻撃力：(2300/2500/2700/2800)+[Lv]×(23/25/27/28)+α
・特殊防御率：(1600/1600/1700/1800)+[Lv]×(16/16/17/18)+α
・腕力：(400/300/300/300)+[Lv]×(4/3/3/3)+α
・脚力：(400/300/300/300)+[Lv]×(4/3/3/3)+α
・敏捷性能：(700/700/700/800)+[Lv]×(7/7/7/8)+α
・回避性能：(700/700/700/800)+[Lv]×(7/7/7/8)+α
・隠蔽性能：(700/800/800/900)+[Lv]×(7/8/8/9)+α
・特殊技能：600+[Lv]×6+α
《飛行ステータス》
・飛行時間：―
・飛行重量：―
・飛行速度：―
《基本属性耐性》
・火耐性：0/1/1/1
・水耐性：0/-1/-1/-1
・風耐性：1/-1/-1/-1
・土耐性：1
・光耐性：1/-1/-2/-3
・闇耐性：0/1/2/3
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○【不惑の宣誓契約】
――彼らの心に巣食う闇は、精霊の力を易々とすり抜けていった。
●前提：種族条件《背教種系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：第４位階魔法を習得する
●分類：《種族スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統：《魔法強化》
●属性：《特殊属性》
●効果：以下の効果を常時適用する。
＞自分が発動した全ての魔法に《障壁貫通》《防御貫通》の追加効果を付与する。
¶《障壁貫通》の追加効果で、その効果は適用される全ての《障壁》効果を無視して透過するように処理される。
¶《防御貫通》の追加効果で、その効果は適用される全ての《断絶》《耐性》《跳弾》《反射》効果を無視して処理される。
●特殊効果：以下の効果を常時適用する。
＞自分が発動した魔法の《障壁》《断絶》《耐性》《跳弾》《反射》効果を無効化する。
※備考：背教種系種族が誇る凶悪な貫通付与スキル。魔法に対する対抗・妨害手段の殆どをカバーしているため魔法の有効性は非常に高くなるものの、一方で自分の対魔法効果を持つ魔法の効果も無効化してしまうため注意が必要だが、自分が受けるデメリットの方は結界系の魔法や魔法以外の効果には影響がないため、影響力は極めて大きい。
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○【魔力過感応化】
――背教種は大気中の魔力を大量に取り込み、力を求めて身を滅ぼす。
●前提：種族条件《背教種系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：“背教種”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《能力強化》《魔力好調》
●属性：《魔力属性》
●効果：発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞90秒間、自分の特殊攻撃力が3000増加し、自分の魔力の自然回復速度が30％増加する。この効果が適用されている場合、自分はバフを付与する効果を含む効果を受けない。
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○【邪悪なる信心】
――背教種の信仰はかつての信仰の対象にも憎悪にも似た牙を剥く。
●前提：種族条件《背教種系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：“咎神”カルカイムの神殿に侵入する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《結界》《ダメージ》
●属性：《魔力属性》《闇属性》
●効果：発動後、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果中、自分の周囲半径10ｍ圏内を効果範囲とする黒色の火の粉が舞う歪んだ空間状の霊咒結界《邪悪なる感応結界》を展開する。
¶《邪悪なる感応結界》は効果範囲内に存在する素体に《精霊属性》を持つ全ての存在に毎秒100ずつダメージを与える。自分の進化段階数が２以上の場合、更に10秒毎に300ずつダメージを与える。
このスキルの効果で発生する全てのダメージは《被撃軽減》《被撃無効》効果を受けない。
※備考：精霊属性を持つ敵に対する特効効果だが、指向性がなく、近くにいる味方にも影響を及ぼす点で扱いづらい部分がある。
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○【暗陰の瞳】
――暗黒の力を得た背教の民は闇を覗く暗陰の瞳と呼ばれ恐れられる。
●前提：種族条件《背教種系》＋《進化Ⅱ以上》
●習得：“暗黒民”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《視界干渉》《暗視》《照準補正》
●属性：《特殊属性》
●効果：このスキルは、自分の【暗陰の瞳】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果中、自分の素体の《目》は色調が反転した《暗陰の瞳》に変化する。
¶《暗陰の瞳》は自分に《視界》内を効果範囲とする《暗視》の追加効果を付与し、自分の以下の条件［●射撃属性を持つ魔法攻撃●放射系の魔法攻撃］の何れかを満たす攻撃に《追尾誘導》の追加効果を付与する。
¶¶《暗視》の追加効果で、自分は効果範囲内を《自然光》環境と同じ明るさで認識することができる。
¶¶《追尾誘導》の追加効果で、その攻撃は自分が注視している敵に向かって常に弾道が変化する。
※備考：背教種系の暗黒民以上の種族が素体に備える、白黒が反転した目を表す種族スキル。
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○【不動階梯】
――従来の信仰を捨てた彼らの魔法は並々ならぬ執念の上に成り立っている。
●前提：種族条件《背教種》系＋《進化Ⅱ以上》
●習得：“暗黒民”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《条理干渉》
●属性：《特殊属性》
●効果：発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞24時間、自分は魔法の熟練度経験値を獲得することができない。この効果が適用されている間、自分は第［＝自分の進化段階数＋５］位階までの魔法の《習得の前提条件》を無視して習得することができる。
※備考：魔法を習得する際の能動的なトリガーとなる行動や戦果にあたる習得条件とは異なり、魔法の前提条件は種族・レベル・進化段階・魔法の熟練度・特定のステータス等が指定されているため、その他の条件を満たすことができれば種族固有の魔法でも習得することができる極めて特殊なスキル。
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○【叛神逆理の刻印】
――背教者の印を刻まれた精霊は恵みを喪い、徐々に衰弱して死に至る。
●前提：種族条件《背教種系》＋《進化Ⅱ以上》
●習得：精霊系ボスモンスター10体の討伐
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《デバフ》《気力干渉》《行動規制》《スキル規制》《魔法規制》
●属性：《魔力属性》《霊咒属性》
●効果：このスキルは、自分の周囲半径10ｍ圏内に素体に《精霊属性》を持つ敵が存在する場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果処理時、自分の《視界》内に存在する素体に《精霊属性》を持つ全ての存在の素体の顔に十字の傷痕を象った形のスキルマーカー《叛神逆理の刻印》を付与する。
¶《叛神逆理の刻印》のスキルマーカーは、その存在の素体に同名のスキルマーカーが付与された場合破棄される。
効果中、この効果によってスキルマーカーが付与されている存在の気力が毎秒［＝それぞれの魔力の上限値の１％分］ずつ消費され、その存在の気力値が０になった場合、このスキルの効果でその存在に付与されているスキルマーカーを破棄して、“不動金縛り”デバフを付与する。
¶“不動金縛り”デバフが付与された存在は効果の発動処理・効果処理中に魔力を消費する魔法・スキルを発動することができず、全ての《意識的動作》を行うことができない。このデバフは、付与された存在の気力値が上限値と等しくなった場合解除される。
※備考：極めて凶悪な行動阻害効果を持つデバフ“不動金縛り”を付与するスキル。気力を強制的に消費させる効果があるため自然回復は停止するが、デバフの付与もデバフの解除もアイテムや他者のスキル等の効果で気力を回復されると遅延・回避できてしまう。
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○【災厄の瞳】
――心に燃える怒りと憎しみがその眼に宿り、悍ましい災厄を呼び起こす。
●前提：種族条件《背教種系》＋《進化Ⅲ以上》
●習得：“邪智民”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《条理干渉》
●属性：《魔力属性》
●効果：以下の効果を常時適用する。
＞自分の《視界》の範囲内に存在する敵に適用されている《幸運効果》を無効化し、その敵に関連する効果・計算処理中の全ての確率判定の基礎値が０％になる。
●特殊効果：自分が《精霊属性》を持つ敵と相互に《視線》を合わせた時、自分の【暗陰の瞳】の効果が適用されている場合、以下の効果を適用する。
＞このスキルの特殊効果の適用条件に該当する敵に《災厄の楔》の追加効果を付与する。
¶《災厄の楔》の追加効果で、その存在が以下の条件［●《精霊属性》を持つ●このスキルが帰属する存在を対象に指定する］の何れかを満たす魔法・スキルを発動する場合、20％の確率でその効果を無効にし、その存在に［＝その魔法・スキルの発動処理で消費された魔力分］のダメージを与える。
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○【邪法の叡智】
――力を欲した邪智の民は旧史の邪法に手を出した。その末路は破滅だけさ。
●前提：種族条件《背教種系》＋《進化Ⅲ以上》
●習得：Lv.700以上かつ魔法取得数1000種以上
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《条理干渉》《確定死》
●属性：《魔力属性》
●効果：このスキルは、自分が他の存在に帰属する《第９位階以下》の魔法の《詠唱プロセス》を２秒間以上観測した場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分はその魔法の《発動プロセス》《実効プロセス》の実行権限を獲得する。この効果で実行権限を獲得した魔法は自分の魔法として扱われ、その魔法を発動する場合、自分は《詠唱プロセス》を無視して《発動プロセス》を行うことができる。この効果で実行権限を獲得した魔法を発動した場合、自分に限定因子《邪法の代償》を持つスキルカウンターを［＝発動した魔法の位階］個だけ付与する。
¶限定因子《邪法の代償》を持つスキルカウンターは、自分の【邪法の叡智】の効果または所在フィールド情報が更新された場合を除く如何なる場合も破棄されない。
このスキルの効果で魔法の実行権限を獲得している場合、自分は【邪法の叡智】及び他の魔法を発動することができない。
●特殊効果：自分に限定因子《邪法の代償》を持つスキルカウンターが付与されている場合、以下の効果を適用する。
＞自分に付与されている限定因子《邪法の代償》を持つスキルカウンターが100個以上になった場合、自分に《確定死判定》を与える。また、自分がダメージを与えたボスモンスターが《死亡確定》した場合、自動的に魔力を消費して自分に付与されている限定因子《邪法の代償》を持つスキルカウンターを全て破棄する。
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○【渇望する狂気の心】
――自己を顧みない邪智の狂気が彼らを死地に誘うだろう。
●前提：種族条件《背教種》系＋《進化Ⅲ以上》
●習得：攻撃魔法によるダメージのみでボスモンスター討伐2000体
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《能力強化》《能力弱化》
●属性：《特殊属性》
●効果：このスキルは、自分の【渇望する狂気の心】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果中、自分の特殊攻撃力が100％増加し、物理防御率が０になる。
Tips：
※［種族資質］の項目の記号“－”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される
