≪ ほ ≫
○【偽装光策】
――与えられた情報を鵜呑みにしているようじゃ蜃気楼は捉えられない。
●前提:装備条件《Lv.470以上》
●習得:特定防具【蜃気の隠れ蓑】一式の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《偽装》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルは、自分が《独立フィールドエリア》に存在する場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分を含むPTメンバーの位置が何らかの効果によってその他の存在の《地図》に表示される場合、その光点表示はこのスキルを発動した時点のそれぞれの位置に表示される。
※備考:該当装備は巨塔第52層『幻燭竜の楼閣』のボス“幻燭竜・蜃”の素材を用いた防具。
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○【崩打落天脚】
――一蹴りで敵の芯を撃ち抜く、その足繰りが芸術的だ。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:空中で足を用いた打撃で200体のモンスターを転倒させる
●分類:《格闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《攻撃》《物理打撃》
●属性:《物理属性》《打撃属性》
●効果:発動時、気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は、自分の周囲半径5m圏内に存在する任意の存在または物体を対象に選び、素体の足を用いた格闘蹴撃《崩打落天脚》を行う。
¶《崩打落天脚》で自分は選んだ対象に高速で接近し、対象に向かって飛び膝蹴りによる《強撃》の《攻撃判定》を発生させる。この時、その攻撃によってダメージを受けた存在に“転倒”デバフを3秒間付与する。
¶¶“転倒”デバフが付与された存在は外力に対して受け身を取ることができず、攻撃によるノックバックを受けて転倒する。
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○【包爆】
――突然足元が爆発し、気が付いたら空を仰いでいた。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:『爆裂仕様』の特殊銃弾を使用してモンスターを500体爆殺する
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《投擲強化》《射撃強化》《物理爆発》《転倒》
●属性:《物理属性》《爆発属性》
●効果:このスキルは、自分が装備している以下の条件[●弾性投石弩系武器●機構弩系武器●弓系派生武器]の何れかを満たす武器を用いた《射撃属性》を持つ攻撃の《予備動作》中、または以下の条件[●拳銃系派生武器●散弾銃系派生武器●対人狙撃銃系派生武器]を用いた《射撃属性》を持つ攻撃の《射撃動作》の直前、あるいは自分が装備している《短刃系武器》を対象に発動した自分の《物理投擲》効果を持つスキルの《投擲動作》の直前にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する武器を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となった攻撃の着弾位置を基点に周囲半径1m圏内に存在する全ての敵に事象爆発攻撃による《攻撃判定》を発生させる。この時、事象爆発攻撃の基点の周囲半径3m圏内に存在する全ての存在にそれぞれ30%の確率で“転倒”デバフを5秒間付与する。
¶¶“転倒”デバフが付与された存在は外力に対して受け身を取ることができず、攻撃によるノックバックを受けて転倒する。
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○【鷹の目】
――鷹の目は高みより見て、地を這う獲物を逃しはしない。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《視界干渉》《事象干渉》
●属性:《無属性》
●効果:自分が《飛行状態》の場合、以下の効果を適用する。
>自分の《索敵範囲》が50%増加し、その範囲内に存在する他の存在が自分の《視界》内に存在する場合、その輪郭をわずかに強調表示する。また、以下の条件[自分の《射撃属性》を持つ攻撃●《魔法弾》系統の魔法攻撃]の何れかを満たす攻撃に《精密射撃Ⅳ》の追加効果を付与する。
¶《精密射撃Ⅲ》の追加効果は空気抵抗や重力・自然風等の周囲の環境条件の影響で発生する弾道の変化を100%軽減する。
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○【神剣誕造】
――指輪に込められた加護が悪因を断ち切る刃となる。
●前提:装備条件《Lv.320以上》
●習得:特定アクセサリー【神剣の指輪】の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《霊装召喚》《魔力切断》
●属性:《特殊属性》《神聖属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の手に《神聖属性》を持つ片手剣型の霊装系スキルウェポン《神剣クロスメイデン》を召喚し、その物理攻撃力を[自分の物理攻撃力の数値]に設定する。召喚後、《神剣クロスメイデン》は自分が装備している《片手剣系武器》として扱われ、自分はそのスキルウェポンを用いて特殊能力《条理切断》を任意に利用することができる。
¶《条理切断》は自分に以下の条件[●自分を対象に指定する●他の存在に帰属する]の両方を満たすスキル・魔法の効果が適用されている場合、自分と自分の《視界》内に存在するその効果が帰属する存在の間の空間に《神剣クロスメイデン》の刀身を通過させることで自動的に魔力を消費し、そのスキル・魔法の発動と持続効果を無効にし、適用されている効果を解除する。
このスキルの効果で召喚されたスキルウェポンは生成から60秒後に召喚を解除して消滅する。
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○【神性加護】
――神々の加護は絶対のものではないが、我々を手助けしてくれる。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《加護》《ダメージ軽減》
●属性:《神性属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分が受ける《魔力属性》を持つダメージを5%軽減する。この時、《闇属性系統の属性》を持つ武器を用いた《攻撃判定》または《ダメージ》効果を持つスキル・魔法の効果に帰属するダメージの場合、その軽減倍率は7%になる。
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○【四面狙枷】
――四方から襲い来る鎖の檻が肉体だけでなく精神までも捉えている。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:鎖鎌熟練度500以上
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理攻撃》《拘束》《行動阻害》
●属性:《物理属性》
●効果:このスキルは、自分が以下の条件[●鎖鎌系派生武器●多節棍系武器]のどちらかに該当する武器を《抜刀状態》で装備している場合、または自分の《鎖属性》を持つアイテムが存在する場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する武器1本またはアイテム1本を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となった武器・アイテムは《鎖》構造部分が伸縮しながら最も近くにいる敵に高速で接近し、自動的にその素体に巻き付いてその敵に対する《拘束》を行う。この《拘束》を受けた存在は物理障害による強い《行動阻害》効果を受ける。
※備考:鎖型のオブジェクトを意匠に含む武器やアイテムによって非常に緩い条件で鎖による物理拘束効果を発揮する汎用性の高いスキル。単純な効果故に自動捕捉と相性はいいものの、拘束までの間にわずかながら明確なタイムラグが存在するため、プレイヤーに対しては使い所が難しい。
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○【至上設計】
――かの剣帝が常に懐に帯びていた銃は只の一度も壊れなかったという。
●前提:装備条件《Lv.760以上》
●習得:拳銃【騎士剣帝の懐銃】の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《損壊耐性》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>このスキルの帰属武器は全ての《作動不良》が発生しない。また、毎秒このスキルの帰属武器を構成する全ての《部品》の耐久値が上限値まで回復する。
※備考:該当武器は巨塔第68層『誇り高き剣々の墓場』のボス“御終剣――ブレイド・クラウ・ソラス”の素材を用いたレアウェポン。1秒のタイムラグがあるため、外力による物理的な破壊を完全に無効化できるわけではなく、完全に破壊された場合は当然スキル自体が効果を失う。
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○【潜在甲】
――肉体や精神の危機に際して、潜在的な防衛機能が覚醒する。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《デバフ耐性》《ダメージ軽減》
●属性:《無属性》
●効果:自分に《デバフ》が付与されている場合、以下の効果を適用する。
>自分が受ける全てのダメージを5%軽減する。また、自分に《デバフ》が付与される場合、自動的に魔力を消費してそれを無効にする。
※備考:基本的には自分が受けるデバフを1種類に限定するスキルだが、同時に複数のデバフを付与する効果を受ける場合、2種類以上が付与される場合もある。
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○【炎舞・緋火ノ牢球】
――整然と乱れ舞う火炎が肉体を焼き、その魂を何処かへ連れ去っていく。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:弾性投石弩熟練度720以上
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理攻撃》《属性攻撃》《砲撃》《燃焼》
●属性:《物理属性》《炎属性》
●効果:このスキルは毎日一度だけ、自分が装備している《弾性投石弩系武器》を《抜刀状態》で装着している場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>発動条件に該当する武器の《射撃機構》内部に《炎属性》を持つ特殊弾系スキルオブジェクト《炎舞弾》を生成し、自分はその武器の《射撃機構》を用いて《炎舞弾》を発射する。発射後、《炎舞弾》は魔力炎を帯びて直進し、その着弾位置またはその武器の《再装填》が行われた場合、その《座標位置》を基点に周囲半径1.5m圏内を効果範囲とするスキルフィールド《緋火ノ牢球》を展開する。
¶《緋火ノ牢球》はその範囲内に存在する全てのフィールドオブジェクトを消滅させ、渦状の事象炎攻撃を常時発生させる。その事象炎攻撃に接触した全ての敵に毎秒[このスキルの効果で《射撃機構》を用いた武器の物理攻撃力×このスキルの効果で《射撃機構》を用いた武器のレアリティ×0.1]のダメージを与える。この時、事象炎攻撃によってダメージを受けた存在に10%の確率で“火傷”デバフを付与する。
¶¶“火傷”デバフが付与された存在は毎秒ダメージを受け、火傷による《挙動鈍化》の追加効果を受ける。
この効果で展開されたスキルフィールドは、このスキルの発動から60秒後に解除される。
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○【常態位常】
――身一つの闘いに意味などないが、身一つの勝利は如何程に酔いしれよう。
●前提:装備条件《Lv.1000》+《Lv1000ボスモンスター討伐数5体》他
●習得:特定防具【心羽衣・依代】一式の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《バフ耐性》《デバフ耐性》
●属性:《無属性》
●効果:このスキルは、自分の【常態位常】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分の周囲半径10m圏内に存在する全ての存在に付与されている《バフ》《デバフ》の効果を無効にし、全て解除する。
※備考:該当装備は巨塔第500層『非現実の終着境界面』のボス“幻影龍トゥルース・インテント・ドラゴン”の素材を用いたレア防具。
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○【静謐なる聖域】
――海蛇竜は澄んだ水域を好むが故に自ら周囲の環境を改変する。
●前提:種族条件《海蛇竜系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“海蛇竜”への進化
●分類:《種族スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《物体干渉》《浄化》
●属性:《物理属性》《水属性》
●効果:自分が《液体系オブジェクト》に接触した場合、自動的に魔力を消費して以下の効果を発動する。
>発動条件に該当するオブジェクトは浄化により《事象水》に変化し、元のオブジェクトに適用されていた全ての効果は無効になる。この効果は、この効果が適用されたオブジェクトと接触している同種のオブジェクトにも適用される。
※備考:この効果はスライム系モンスターや水生成効果を持つ攻撃魔法等にも適用されるが、そのオブジェクト自体が持つ毒・汚染・液性・付加効果のような性質を無効化するこのスキルではモンスターの直接的な討伐や水属性魔法の無力化は行えない。
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○【白い死神】
――死神は概念的な存在ばかりではなく、確実に死を運んでくる。
●前提:装備条件《Lv.750以上》
●習得:防具【蜃気の隠れ蓑】一式の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《武器干渉》《隠蔽》
●属性:《無属性》
●効果:自分が装備している《対人狙撃銃系派生武器》を《抜刀状態》で装備している場合、以下の効果を適用する。
>発動条件に該当する武器に装着された《照準器》の《レンズの反射光》及びその武器の《発火炎》は他の存在の《視界》に認識されなくなる。
※備考:該当装備は巨塔第52層『幻燭竜の楼閣』のボス“幻燭竜・蜃”の素材を用いた防具。




