≪ は ≫
○【病刻みの偏執者】
――ティンダロスの猟犬は鋭角を通じ、際限なく転移して追いかけてくる。
●前提:特定モンスター[ティンダロスの猟犬]が特性として保有
●習得:不可能
●分類:《敵性スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《事象改変》《空間干渉》《空間転移》
●属性:《空間属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分は特殊能力《病刻みの偏執者》を任意に利用することができる。
¶《病刻みの偏執者》は自分の魔力を消費し、自分は《地形》及び《フィールドオブジェクト》で構成された《鋭角の頂点》構造を通じて自分を誰の認識にも存在しない独立閉鎖空間《異常空間》に空間転移させることができる。
¶¶《異常空間》は誰の認識にも存在しない異常な内部構造を持つ環境空間で、自分はその空間に存在する《鋭角の頂点》構造を通じて自分を元の空間内に存在する《鋭角の頂点》構造の《座標位置》に空間転移させることができる。この時、自分は元の空間内に存在する自分が《執着状態》の存在から最も近い位置に存在する《座標位置》を識別することができる。
●特殊効果:自分が任意の存在と《交戦》状態の場合、以下の効果を適用する。
>自分が適用条件に該当する存在にダメージを与えた場合、自分はその存在に《執着状態》になる。その後、この効果で自分が《執着状態》になった存在が自分の所在フィールド内に存在する限り、その存在を自分の《視界》に強調表示する。
※備考:該当するモンスターはクトゥルー神話体系を元に作られたフィールド群に出現する四足獣型の魔物モンスターで、極めて凶悪な追尾性能を持つ。
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○【猛吹雪化粧】
――極寒の暴風が肉を打ち付け、氷柱の槍が骨身を貫き穿つ。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:特定ボス[吹雪崩竜]の竜晶石を獲得する
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《攻撃》《物理刺突》《属性攻撃》《氷雪》
●属性:《物理属性》《氷属性》《雪属性》《暴風属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の周囲に《風属性》を持つ冷たい旋風状の事象風攻撃《猛吹雪化粧》を10秒間発生させる。
¶《猛吹雪化粧》はその範囲内に《氷属性》《雪属性》を持つ氷柱の槍状の氷系スキルオブジェクト《氷柱の尖槍》を生成し、事象風攻撃が接触した敵に毎秒《攻撃判定》を発生させる。
¶¶《氷柱の尖槍》は事象風に伴って高速で移動し、接触した敵に《攻撃判定》を発生させる。この時、スキルオブジェクトによってダメージを受けた存在に“凍結”デバフを60秒間付与する。
¶¶¶“凍結”デバフが付与された存在は体表面が極低温に晒され、《低温》の体感効果により体温が低下し、《凍結》の体感効果により運動能力が低下する。
また、自分は自分の素体の《利き腕》の動作に応じてこの効果によって発生した事象風攻撃の攻撃方向を任意に操作することができる。
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○【光粒子の演舞】
――癒やしの力に反応し、光の粒子は喜びに舞い踊る。
●前提:装備条件《Lv280以上》
●習得:特定アクセサリー【聖宝冠】の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《能力強化》《属性強化》《光源》
●属性:《特殊属性》《光属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分の特殊攻撃力が5%増加する。また、自分が発動した《光属性系統の属性》を持つ回復魔法の効果を20%増加する。
●特殊効果:自分が《光属性系統の属性》を持つ回復魔法を発動した場合、以下の効果を発動する。
>周囲の空間に光源系表現効果《光粒子の演舞》を発生させる。
¶《光粒子の演舞》は微細な粒子状の光を周囲の空間に漂わせ、範囲内を僅かに明るく照らす。
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○【粒子構造体】
――無数の人工粒子から構成された刃は主の意を汲み、自在に変化する。
●前提:装備条件《Lv720以上》
●習得:伝説級片刃腕輪【天使の刃翼】の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《武器干渉》《物理干渉》《物理切断》
●属性:《物理属性》《切断属性》
●効果:このスキルの効果で実効値を指定する場合、自分は数値を指定せずに効果処理を行うことができる。その場合、適用される実効値は100になる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>以下の実効値 [20~300]から数値を指定し、このスキルの帰属武器の《展開刃》を基本値の[指定した数値]%の大きさで実体化する。この時、その武器の《展開刃》が既に実体化されている場合、《展開刃》を実体化する代わりにそのまま大きさを変化させる。この効果で実体化された《展開刃》の大きさはこのスキルの帰属武器が《納刀状態》になった場合元に戻る。
●特殊効果:自分の《片刃腕輪カテゴリ》の熟練度が1000の場合、以下の効果を適用する。
>自分はこのスキルの帰属武器の《展開刃》の形状を編集し、最大20個まで登録することができる。この効果で登録した《展開刃》の形状はこのスキルを発動した時に指定することでその《展開刃》に反映される。
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○【常堅反射】
――堅牢な外殻に守られた鎧はどんな弾をも跳ね返してしまう。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:合計物理防御率7500以上に到達する
●分類:《習得スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《ダメージ軽減》《損耗軽減》《反射》
●属性:《物理属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分が装備している装備品の《装甲機能》を持つ部位に《射撃属性》または《投擲属性》を持つ物理攻撃による《攻撃判定》が発生した場合、そのダメージ計算処理で発生する《自分の体力》及び《自分の装備品の耐久値》が受けるダメージを0にする。同時にその攻撃の着弾位置を基点にその攻撃を周囲のランダムに決定された方向に跳弾させ、《反射》の《攻撃判定》を発生させる。この時、その攻撃は跳弾による攻撃速度の低下及び物理的な変形は発生しない。
※備考:モンスターも保有していることがある。
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○【心身炎儀】
――身も心も魂までも、闘志に委ねて燃え上がれ!
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《能力強化》
●属性:《物理属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>3分間、自分の物理攻撃力が[5~25]%増加する。この時、効果倍率の実効値はこのスキルの発動時の自分の移動速度に比例して増加する。
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○【付隠透】
――物陰に潜む人影は誰の目にも映ることなく、影すら残さず消え失せる。
●前提:装備条件《Lv100以上》
●習得:胴防具【物陰の人影】の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《隠蔽》《視界干渉》《嗅覚干渉》
●属性:《特殊属性》
●効果:発動後、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分の素体及び全ての装備品は他の存在の《視界》に認識されなくなり、自分に帰属する匂いは他の存在の《嗅覚》に認識されなくなる。また、自分を除く存在がこのスキルの帰属防具の実体によってその素体の80%以上が《視覚》の認識から遮断されている場合、この効果はその存在の素体及び全ての装備品にも同様に適用される。この時、このスキルの効果が適用されている存在は相互にその素体及び全ての装備品を《視界》に認識することができる。
※備考:[アンダーヒル]が保有する該当防具は伝説級ではないが、事実上ユニーク防具に当たるため、ユニークスキルと同等の希少性を持つ。
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○【霊体隠形術】
――幽霊は人の目を避けて姿をくらます術を心得ている。
●前提:装備条件《Lv100以上》+《霊体種系》
●習得:特定防具【白命布・泡沫】一式の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《資質強化》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分が霊体種系種族資質《ハイド・アンド・シーク》の効果で《被発見》状態が解除されるまでに必要な《敵に視認されていない状態》の維持時間が10秒分短縮する。
※備考:他者の視界を躱すと非発見状態になる。
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○【衝波咆号】
――その咆哮は大気を震わせ、近くにいた者たちは耳を抑えて縮み上がった。
●前提:多くの大型モンスターが保有
●習得:不可能
●分類:《敵性スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《行動干渉》《咆哮》
●属性:《無属性》
●効果:自分が《咆哮》動作を行った場合、自動的に気力を消費して以下の効果を発動する。
>自分の周囲半径5m圏内に存在するプレイヤー・モンスターに“怯み”デバフを付与し、“硬直”デバフを1秒間付与する。
¶“怯み”デバフが付与された存在は一瞬全ての《動作》と《魔法の詠唱》が中断され、“硬直”デバフが付与された存在は全ての《動作》を行えない。
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○【心近拘束】
――魂に近しき眷族も、心に親しき戦友も、今のお前には何もない。
●前提:装備条件《Lv.940以上》
●習得:特定アクセサリー【死絡む柵の鎖】の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《空間干渉》《空間支配》
●属性:《特殊属性》《空間属性》
●効果:このスキルは、自分の《視界》内に《召喚獣》が存在する場合にのみ発動する事ができる。発動時、発動条件に該当する全ての《召喚獣》の召喚を解除し、その数に応じて魔力を消費する。その後、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分と自分の《視界》内に存在する全てのプレイヤーは《召喚》効果を含むスキル・魔法を発動することができず、その効果は適用されない。
※備考:効果ではなく、発動処理の段階で視認した召喚獣の召喚を全て解除する非常に特殊な声質を持っており、効果を無効にされてもスキルの発動処理自体を無効にされない限り召喚解除自体は行うことができる非常に凶悪な対召喚スキル。
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○【狩咬業】
――捕食者の名を持つその銃は容赦なく血を肉を抉り取った。
●前提:装備条件《Lv820以上》+《拳銃熟練度820以上》
●習得:拳銃【猛銃ヴァイオレンス】の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《物理干渉》《物体破壊》
●属性:《物理属性》
●効果:このスキルの帰属武器の《射撃機構》を用いた《射撃属性》の攻撃を行った場合、自動的に魔力を消費して以下の効果を適用する。
>発動条件に該当する攻撃によって発射された《銃弾》が静止した場合、その銃弾の《座標位置》を基点に周囲半径5cm圏内に存在する《銃弾》を含む全てのオブジェクトを消滅させる。
※備考:プレイヤーやモンスターの肉体までも容易に抉り取る。
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○【爆砕拳交撃】
――拳を交えた敵の腕が弾ける、そんな強さがこの身に宿っている。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:金属拳熟練度800以上
●分類:《格闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理打撃》《物体破壊》
●属性:《物理属性》
●効果:このスキルは、自分が《無手》または装備している《金属拳系派生武器》を《抜刀状態》で装着している場合にのみ発動することができる。発動時、気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は、自分の周囲半径2m圏内に存在する任意の敵を対象に選び、素体の手または発動条件に該当する武器を用いた格闘拳撃《爆砕拳交撃》を行う。
¶《爆砕拳交撃》で自分は選んだ対象に接近し、対象に向かって高速の拳打による《攻撃判定》を発生させる。この時、その攻撃によってダメージを与えた部位は20%の確率で甚大な外傷による《部位破壊》状態になる。
¶¶《部位破壊》状態になった部位は運動機能が50%低下し、その部位に対する攻撃によって発生したダメージが20%増加する。また、その部位が保有する固有機能を喪失させ、直接的・間接的にその部位を用いた動作を含む効果は無効になる。
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○【白絶の波動】
――闇の波動が闇を絶つ時、溢れ出した淀みが貴方の力をより高めるだろう。
●前提:装備条件《Lv620以上》
●習得:特定装備【白絶白絶・終ノ型】一式の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《能力強化》《クリティカル強化》《生命干渉》《魔力切断》《追撃》
●属性:《魔力属性》《切断属性》《闇属性》
●効果:自分が《光属性系統の属性》を持つスキル・魔法を発動した場合、その効果を無効にして自分に限定因子《白絶》を持つスキルカウンターを1個付与する。
¶限定因子《白絶》を持つスキルカウンターは、最後に同名のスキルカウンターが付与されてから30分後に全て破棄される。
自分に限定因子《白絶》を持つスキルカウンターが付与されている場合、自分に付与されたそのスキルカウンターの数に応じて以下の効果を適用する。
>1個以上:自分の物理攻撃力・物理防御率が10%増加する。
>2個以上:自分の全ての攻撃の《クリティカル率》が20%増加する。
>3個以上:自分が自分のスキルの効果以外で発生した《特殊属性》を持つ《攻撃判定》によって他の存在にダメージを与えた場合、自分の魔力・気力がそれぞれの上限値の5%分回復する。
>4個以上:自分が自分のスキルの効果以外で発生した《特殊属性》を持つ《攻撃判定》によって他の存在にダメージを与えた場合、その存在の周囲に《闇属性》を持つ魔力刃状の魔力波動攻撃《白絶の波動》を発生させ、その敵に対する《追撃》を行う。
¶《白絶の波動》は波紋が広がるように発射され、接触した敵に《攻撃判定》を発生させる。
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○【破軍・聖炎一閃】
――その一閃で不浄を焼き払い、祓魔の太刀は魔を蝕む。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:太刀熟練度800以上
●分類:《格闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理切断》《属性攻撃》《燃焼》《耐性無視》
●属性:《物理属性》《切断属性》《聖炎属性》
●効果:このスキルは、自分が装備している《太刀系派生武器》を《抜刀状態》で把持している場合にのみ発動することができる。発動時、魔力・気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は、自分の周囲半径2m圏内に存在する任意の敵を対象に選び、発動条件に該当する武器を用いた格闘剣撃《破軍・聖炎一閃》を行う。
¶《破軍・聖炎一閃》で自分は武器に《聖炎属性》を持つ刀身を覆うような事象炎攻撃《破軍の聖炎》を発生させ、対象に向かって任意の斬撃による《攻撃判定》を発生させる。この時、事象炎攻撃によってダメージを受けた存在に20%の確率で“火傷”デバフを60秒間付与する。
¶¶“火傷”デバフが付与された存在は毎秒ダメージを受け、火傷による《挙動鈍化》の追加効果を受ける。
このスキルの効果によってデバフが付与される場合、そのデバフは対象の《火耐性》及び対象に適用された《デバフ無効》効果を無視して付与される。
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○【鎖爆気巧】
――雁字搦めに絡まった鎖がバチバチと火花を発し、次の瞬間爆炎に包まれた。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:鎖系アイテムに可燃物を塗布して着火する
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理爆発》《燃焼》
●属性:《物理属性》《火属性》
●効果:このスキルは、自分が以下の条件[●鎖鎌系派生武器●多節棍系武器]のどちらかに該当する武器を《抜刀状態》で装備している場合、または自分の《鎖属性》を持つアイテムが存在する場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する武器1本またはアイテム1本を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となった武器・アイテムの《鎖》構造部分の中心を基点に周囲半径1m圏内に存在する全ての存在に事象爆発攻撃による《攻撃判定》を発生させる。この時、そのダメージ計算処理で発生する《対象となった武器・アイテムの耐久値》が受けるダメージを0にする。
※備考:鎖で敵を拘束した状態から発動し、一気にダメージを与えるために用いられる。
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○【魔犬召喚術式】
――影に潜みし魔犬の群隊は瘴気と共に現れて、遠吠を上げて進軍を開始した。
●前提:装備条件《Lv.800以上》+《魔刀熟練度1000》
●習得:伝説級魔刀【群影刀バスカーヴィル】の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《群影群隊》《魔犬召喚》
●属性:《魔力属性》《影属性》《犬属性》《狼属性》
●効果:このスキルによって召喚可能な召喚獣は以下の条件[●《犬属性》を持つ特定環境固有モンスター及び指定召喚獣]を満たす固有リスト《群隊の魔犬録》によって管理される。発動時、自分は《群隊の魔犬録》から現在の魔力値で召喚可能な召喚獣を最大301体まで指定し、その数に応じた魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の周囲の影から変異するように統率者《獄門犬》1体を含む召喚獣群《群影群隊》を召喚する。
¶《群影群隊》は召喚者が指定した召喚獣に応じて存在が変化する。その後、召喚者または統率者《獄門犬》に追従し、その命令に対して極めて高い精度でその内容を実行する。
また、統率者《獄門犬》は特殊能力《群影回線》《群隊復帰》を任意に利用することができる。
¶《群影回線》は自分の魔力を消費し、自分を含む同じ召喚者に帰属する全ての召喚獣・NPCの素体の影を通じてその現在地に空間転移する。
¶《群隊復帰》は召喚者の魔力を消費し、自分の周囲半径20m圏内に存在する体力を全損した他の《群影群隊》1体を蘇生してその体力を全回復する。
●特殊効果:このスキル及びその帰属武器の詳細情報は、召喚獣《The hound of the Baskervilles》を所有するプレイヤーが存在する場合のみ開示される。このスキルの発動時、自分が召喚獣《The hound of the Baskervilles》を所有していない場合、効果を発動する代わりに以下の効果を適用する。
>生存イベント《Baskervilles Calling》を発生させる。《Baskervilles Calling》に失敗した場合、このスキルの帰属武器は破棄される。《Baskervilles Calling》に成功した場合、このスキルの帰属武器の所有者は召喚獣《The hound of the Baskervilles》及び戦闘介入型独立NPC《レナ=セイリオス》の所有権を得る。
※備考:あらゆる召喚系スキルの中でも最上位に分類されるスキルの一つ。
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●レナ=セイリオス:艶のある漆黒色の髪と黒い瞳、病的な白い肌が特徴的な小柄な少女。闇属性に長ける。
●獄門犬:三つの頭と鋭い爪牙、強靭な脚を持ち、蛇の鬣と竜の尾を持つ巨躯の黒犬の姿の召喚獣。三つの頭が交互に眠り、残った二つの頭は交互に吠えて敵の足を止める。非常に高い近接性能を持ち、局地制圧を得意とする。
●妖魔犬:1.2メートル程の小さな体躯を持つ魔犬。高い機動性と走破性を持ち、要所を素早く制圧することができる。
●死霊犬:熊のような体躯を持つ霊犬。限定的ながら不可視化の能力を持つ。
●地獄の猟犬:追跡能力に長けた強力な猟犬。
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○【完全懲悪の結末】([儚]が保有→[火狩]が保有→消失)
――かつては英雄と謳われた主人公も、シナリオ一つで容易に殺される。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:超界獣[乱心の奸雄シオン=アスペル]の討伐
●分類:《ユニークスキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《事象干渉》《暴走》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルは、自分の周囲半径5m圏内に自分を除くプレイヤーが存在する場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当するプレイヤー1人を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となったプレイヤーが格闘スキルを除くその所在フィールド内で最後に発動したスキルを《暴走発動》させる。
¶《暴走発動》されたスキルはその効果の種類に応じてプレイヤーの制御を無視して効果を継続的に発動・適用する。
¶¶《即時効果》を持つスキルが《暴走発動》された場合、そのスキルの効果処理が終了する度にそのスキルを発動させる。
¶¶《持続効果》を持つスキルが《暴走発動》された場合、対象となったプレイヤーはそのスキルの発動と持続効果を解除することができない。
¶¶《誘発効果》を持つスキルが《暴走発動》された場合、そのスキルの発動条件は『自分が魔力を消費した場合』になる。
¶¶《単体を対象に指定する効果》を持つスキルが《暴走発動》された場合、そのスキルの効果は元々の対象条件を無視して対象となったプレイヤーに適用される。
¶¶《複数を対象に指定する効果》を持つスキルが《暴走発動》された場合、そのスキルの効果は元々の対象条件を無視して対象となったプレイヤーとそのPTメンバーに適用される。
¶¶《攻撃》効果を持つスキルが《暴走発動》された場合、そのスキルの効果は元々の条件を無視して対象となったプレイヤーを含むその周囲半径5m圏内に存在する全ての存在からランダムに決定された存在を攻撃する。
¶¶《拘束》効果を持つスキルが《暴走発動》された場合、そのスキルの効果は元々の対象条件を無視して対象となったプレイヤーに適用される。
¶¶《操作》《変化》効果を持つスキルが《暴走発動》された場合、対象となったプレイヤーはそのスキルの効果が適用されたオブジェクトを制御できない。
¶¶《召喚》《生成》効果を持つスキルが《暴走発動》された場合、そのスキルの効果は指定可能な最大の召喚数・生成数を実効値として処理される。
¶¶《自律駆動》効果を持つスキルが《暴走発動》された場合、そのスキルの効果は元々の捕捉条件を無視して対象となったプレイヤーとそのPTメンバーが捕捉される。
※備考:スキルを制御できない状態で発動させるだけでなく、継続的にそのスキルの使用を強制し続けることで魔力を枯渇させる凶悪な能力で、その影響力は非常に高い。
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○【嬉々怪々】
――悪心神キキは悪戯好き。惨劇と悲劇を弄び、果てまで踊る児戯の神。
●前提:装備条件《Lv690以上》+《魔刃剣熟練度420以上》
●習得:魔刃剣【妖刀・嬉々】の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《物理干渉》《事象干渉》
●属性:《魔力属性》《霊咒属性》
●効果:自分が装備しているこのスキルの帰属武器を《抜刀状態》で把持している場合、自分に帰属する《攻撃判定》で敵にダメージを与える度に以下の効果を発動する。
>このスキルの帰属武器に限定因子《嬉々怪々》を持つスキルカウンターを1個付与する。
¶限定因子《嬉々怪々》を持つスキルカウンターはこのスキルの帰属武器が《納刀状態》になった場合破棄される。
●特殊効果:このスキルの帰属武器に限定因子《嬉々怪々》を持つスキルカウンターが5個以上付与されている場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの帰属武器を用いた攻撃によって敵にダメージを与えた場合、その敵に限定因子《嬉々なる呪印》を持つスキルカウンターを[このスキルの帰属武器に付与されている限定因子《嬉々怪々》を持つスキルカウンターの数5個につき1個]だけ付与する。
¶限定因子《嬉々なる呪印》のスキルカウンターは自分またはその敵が《死亡確定》した場合のみ破棄される。
このスキルの効果で限定因子《嬉々なる呪印》のスキルカウンターが付与された存在が装備品・アイテムを実体化する場合、その実体化処理を停止して[その存在に付与された限定因子《嬉々なる呪印》を持つスキルカウンターの数×0.5]秒間の《処理遅延》を発生させる。
※該当武器は辺境の街シュットフェルトの外れにある独立結界フィールド『悪神の祠』のボス“悪心神キキ”の固有ドロップ武器で、ボスモンスターの遅延妨害能力を継承している。
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○【遠近主砲】([ストレローク]が保有)
――冷徹なる鋼の狩人は人より疾く人より遠く敵へと届く。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:特別演習[超長距離狙撃演習(SLRSP)]で980点以上を獲得
●分類:《ユニークスキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《視界干渉》《照準補助》《射撃補助》《情報収集》
●属性:《物理属性》
●効果:自分が装備している以下の条件[●狙撃用照準器を装着している●上限まで銃弾が装填されている]の両方を満たす《対人狙撃銃系派生武器》の《射撃機構》及び《狙撃用照準器》を用いた《射撃属性》を持つ攻撃を行った場合、自動的に魔力を消費して以下の効果を発動する。
>固有の空間拡張ウィンドウ《BULLET ANGLE》を展開し、発動条件に該当する攻撃によって発射された《銃弾》を捕捉する。
¶《BULLET ANGLE》は展開時に用いた武器の《再装填》が行われた場合自動的に閉じられる。
その後、《BULLET ANGLE》は捕捉した《銃弾》が静止するまでの《軌道》とその軌道上の周囲半径20m圏内に存在する全ての《地形オブジェクト》の空間情報を《簡易的な立体輪郭表示方式》で表示し、その情報を任意に確認することができる。更に、この効果で展開された《BULLET ANGLE》が存在する限り、捕捉した《銃弾》の周囲半径10m圏内に存在する全ての存在を自分の《視界》に強調表示する。このスキルの効果で展開された《BULLET ANGLE》は自分が展開時に用いた武器の《射撃機構》を用いた《射撃属性》を持つ攻撃を行う度に発射された《銃弾》を捕捉し、表示される情報も更新される。
※備考:所謂観測手の役割を担うスキルで、サブウィンドウを通じて一発撃つ毎に様々な情報を収集できるが、必ず一発撃ってからでなければ効果を発動できないため、暗殺タイプの狙撃には向いていない。
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○【仮装変奏会】
――その日は魔女や悪霊が浮き足立ち、街は南瓜の灯火に照らされる。
●前提:全てのプレイヤー
●習得:各年10月31日0:00に習得
●分類:《イベントスキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《存在改変》
●属性:《不可侵属性》
●効果:[Happy Halloween!!]このスキルは各年の10月31日0:00:00に全てのプレイヤーが習得し、同日23:59:59に破棄される。以下の効果を常時適用する。
>自分のアバターをイベントリスト《概念仮装目録》からランダムに決定された《ハロウィン特別仮装》に応じて変身させる。
※備考:魔女や妖怪、魔法少女等様々な仮装を強制的に適用するハロウィンイベント用の変身スキルで、変身するものによっては飛行能力等ステータスにも多少の変化が出る。
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○【悪魔の右腕】([火狩]が保有→消失)
――プラーヴァヤ・イワンの右腕は世界を欺き、存在認識を変質させる。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:特定ボス[幻腕魔プラーヴァヤ・イワン]の右腕を切断する
●分類:《ユニークスキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《武器干渉》
●属性:《物理属性》《光属性》
●効果:発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分は特殊能力《右腕の変幻》を任意に利用することができる。
¶《右腕の変幻》は任意の《武器カテゴリ》を指定し、自分が装備している武器を素体の《右手》で把持している限り、指定した武器カテゴリの武器として扱うことができる。
※備考:重量武器を用いて、軽量武器用の高速挙動の格闘スキルを使用するようになる等、比較的実戦的な側面を持つが、武器自体の構造を変化させることはないため、近接武器を射撃武器に変化させても射撃攻撃が行えるわけではない。
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○【悪魔の左腕】([火狩]が保有→消失)
――リエーヴァヤ・イワンの左腕は自分を欺き、肉体限界を変質させる。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:特定ボス[剛腕魔リエーヴァヤ・イワン]の左腕を切断する
●分類:《ユニークスキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《能力強化》
●属性:《物理属性》《闇属性》
●効果:発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分は特殊能力《左腕の剛力》を任意に利用することができる。
¶《左腕の剛力》は自分が装備している武器を素体の《左手》で把持している限り、自分はその武器を片手で使用することができる。
※備考:強力な限界突破スキル【剛力武装】の左腕限定版。
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○【蜘蛛隠れ】
――壁に天井に貼り付いて、息を潜める蜘蛛隠れ。
●前提:装備条件《Lv.130以上》
●習得:特定アクセサリー【蜘蛛隠れの秘呪符】の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《挙動補助》
●属性:《無属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分は気力を消費することで、素体の《手》または《足》それぞれが接触している《オブジェクトの側面》及び《オブジェクトの下面》での姿勢保持に補正を得る。
※備考:つるつるとした壁や天井にでも手足がわずかでも接触していれば張り付くことができるスキル。身体を完全に固定することができるわけではなく、壁や天井で無制限に姿勢を維持するためには最低でも四肢の内2本を姿勢保持に使用しなければならない。逆に、1本でも壁や天井で落下までの時間を遅延させることができ、3本・4本と使う四肢が増えれば外力の影響を受けても非常に安定した姿勢保持が可能になる。
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○【絶対猟域】
――その領域に安易に踏み込めば必ず後悔することになるだろう。
●前提:装備条件《Lv530以上》
●習得:巨鎚【戦禍の鬼哭】の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《武器干渉》《身体操作》
●属性:《物理属性》《打撃属性》
●効果:自分が装備しているこのスキルの帰属武器を《抜刀状態》で把持している場合、以下の効果を適用する。
>自分の周囲半径2m圏内に以下の条件[●攻撃動作を行っている●《攻撃》効果を持つスキルを発動している●《攻撃》効果を持つ魔法を詠唱・発動している●自分の素体または装備品に接触している]の何れかを満たす敵が存在する場合、自分は、その敵を対象に選び、気力を消費してこのスキルの帰属武器を用いた格闘打撃《猟域血壊》を行う。
¶《領域血壊》で自分は武器を上段に構え、対象に向かって任意の打撃による《強撃》の《攻撃判定》を発生させる。
※備考:該当武器は巨塔第144層『啾々たる鬼哭の戦場』のボスモンスター“心亡き慚愧”のレアドロップウェポン。
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○【単射投石】
――たかが投石と侮るなかれ。武器としての歴史は剣や銃より遥かに長い。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:投石によって100体のモンスターを攻撃する
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《投擲補助》
●属性:《物理属性》
●効果:このスキルは、自分が素体の手に任意のオブジェクトを把持している場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当するオブジェクト1個を対象に指定し、気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分が対象となったオブジェクトを用いた投擲攻撃を行う場合、その初速とその攻撃による《攻撃判定》によって発生するダメージが100%増加する。
※備考:投擲スキルに分類されているが、正確には投擲補助スキル。初速と威力の基礎値は投擲した時の自分の力加減に基いているため、慣れれば極めて弱く投げることもできる。また、原理的に武器を投げることもできるが、大したメリットはない。
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○【特殊弾職人】
――魔弾の射手とて弾がなければ射手たりえない。
●前提:種族条件《超人種系》以外+《称号“星殲の銃手”&“銃弾巧者”》
●習得:銃職人の称号を持つNPCと会話する
●分類:《習得スキル》《鍛冶スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《物体生成》《銃弾作成》《封印》
●属性:《物理属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分は《武器工房》の属性を含むクラフトテーブルを用いて特殊クラフト《特殊弾作成》を行うことができる。
¶《特殊弾作成》は毎日一度だけ、通常の銃弾作成と同様に個人作成可能な銃弾のリストから弾の種類を選択し、必要な素材アイテムを消費して選択した種類の銃弾系アイテム《特殊弾》1発を作成する。その後、自分は以下の条件[●自分が保有している●《任意起動》効果を持つ●《格闘スキル》を除く《戦闘スキル》または《ユニークスキル》]を全て満たすスキル1個を対象に指定し、任意の《霊的触媒》特性を持つ素材を消費して対象となったスキルを《特殊弾》に封印する。この時、封印の成功率は消費した《霊的触媒》特性を持つ素材の種類によって変化する。
※備考:習得の前提条件に含まれている称号“星殲の銃手”は銃器系統の武器カテゴリ(拳銃系・対人狙撃銃系・散弾銃系)7つ全ての熟練度1000達成、“銃弾巧者”は銃弾作成経験500回達成で獲得する。特殊弾の作成とスキルの封印は独立して行うことができ、スキルの封印に失敗しても触媒を喪うだけで成功するまで何度でもやり直すことができる。特殊弾に封印されたスキルは着弾後、使用者の“起動”の符丁によって銃弾を基点に発動されるが、その効果によっては不発になるスキルも存在する。スキル発動の際に必要な魔力は通常通りスキル発動時に消費されるため、スキルの適用射程の延長と発動所作の簡略化以上の劇的な変化はないが、銃器等の発射機構を用いずに手元で起動した場合は魔力消費が0になる。




