≪ き ≫
○【妖蹄召喚術式】
――影に潜みし妖馬の群隊は業火と共に現れて、蹄の音高く進軍を開始した。
●前提:装備条件《Lv.800以上》+《魔拳熟練度1000》
●習得:伝説級魔拳〈*群影拳キャヴァリエ〉の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《群影群隊》《魔物召喚》
●属性:《魔力属性》《影属性》《馬属性》
●効果:このスキルの効果で召喚可能な召喚獣は以下の条件[●素体に《馬属性》を持つ存在個体●特定環境固有モンスターまたは指定召喚獣]の両方を満たす固有リスト《群隊の妖蹄録》として管理される。発動時、自分は《群隊の妖蹄録》から任意の召喚獣を選ぶ。この時、自分は以下の条件[●選ぶ召喚獣の種類が3種類以下●消費する魔力の合計値が現在の魔力値以下●このスキルの効果で召喚される召喚獣の数の合計が301体以下]を全て満たすように召喚する召喚獣の種類・数を選ばなければならない。その後、選んだ召喚獣の種類・数に応じて魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の周囲の影から変異するように統率者《妖騎炎蹄》1体を含む召喚獣群《群影群隊》を召喚する。
¶《群影群隊》は召喚者が選んだ召喚獣に存在が変化し、召喚者または統率者《妖騎炎蹄》に追従し、その命令に対して極めて高い精度でその内容を実行する。
また、統率者《妖騎炎蹄》はその魔力を消費して特殊能力《群影回線》《群隊復帰》を任意に利用することができる。
¶《群影回線》で、《妖騎炎蹄》は自分を含む同じ召喚者に帰属する任意の召喚獣・NPCの素体の影を通じてその現在地に空間転移する。
¶《群隊復帰》で、《妖騎炎蹄》は召喚者の魔力を消費し、自分の周囲半径20m圏内に存在する体力の現在値が0の他の《群影群隊》1体を選んで蘇生する。この効果で蘇生された召喚獣の体力はその上限値まで回復する。
●特殊効果:このスキル及びその帰属武器の詳細情報は、召喚獣《The Horse of the Cavalier》を所有するプレイヤーが存在する場合にのみ開示される。自分が以下の条件[●このスキルを発動した時●このスキルの帰属武器を《抜刀》した時]のどちらかを満たした時、自分が召喚獣《The Horse of the Cavalier》を所有していない場合、スキルの効果を発動する代わりに以下の効果を適用する。
>自分を含む自分のPTメンバー全員を対象に生存戦イベント《Cavalier Calling》が発生する。自分が《Cavalier Calling》に失敗した場合、このスキルの帰属武器は破棄される。自分が《Cavalier Calling》に成功した場合、このスキルの帰属武器の所有者は召喚獣《The Horse of the Cavalier》及び戦闘介入型独立NPC《ラナ=アムドゥシアス》の所有権を得る。
※備考:あらゆる召喚系スキルの中でも最上位に分類されるスキルの一つ。
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●ラナ=アムドゥシアス:独特な艶のある純白色の髪と火のように赤い瞳、柔らかな光沢を帯びた白い肌に加え、額から生えた黒い一本角と左目の金装飾の眼帯が特徴的な小柄な少女の姿を持つ召喚獣。統率者“妖騎炎蹄”の戦闘介入型独立NPC人格であり、その本質はソロモンの悪魔の一柱アムドゥシアス。馬の属性を司る他、火の扱いに長けた権能を持つ。
●妖騎炎蹄:蹄と長い尻尾に高熱の炎を纏い、炎の鬣が特徴の巨躯の白馬。ラナ=アムドゥシアスが持つ群隊長としての形質の具現であり、独立した主人格として存在しているため、他の“群影群隊”の構成個体も唯一再現できない固有存在。咥内から火炎や炎弾を放射し、地上を駆けるように空中を走る。
●獄炎馬:小柄な炎馬の妖獣。高いスタミナと強靭な足を持つ。
●水霊馬:半馬半魚の身体を持つ幻獣。水中で高い機動力を誇る。
●小角獣:短い光る角を持つ小動物の幻獣。
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○【聖製法】
――本来神々だけが持つ聖錬術式は、ただの剣に聖剣と同等の霊格を与える。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《加護》《属性付与》《生命干渉》《体力回復》
●属性:《魔力属性》《神聖属性》
●効果:このスキルは、自分が素体の手で《自分を含むPTメンバーが装備して抜刀状態で把持している武器》に接触している場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する武器1本を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となった武器に霊象加護《聖製法輝》を付与する。
¶《聖製法輝》で、その武器に『実体刃を覆うような清浄な明るい光』の姿の光源系表現効果が発生し、その周囲を明るく照らす。この効果で発生した表現効果が存在する場合、その武器は《神聖属性》《魔力属性》を持つ《属性武器》として扱い、発生する《攻撃判定》に《魔力属性》《神聖属性》を付与する。また、その攻撃で自分を除く存在個体にダメージが発生した場合、自分の体力が[=そのダメージの10%分]だけ回復する。
この効果で付与された霊象加護は、付与された武器が《納刀》状態になった場合破棄される。
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○【毬火爆炎掌】
――爆炎と共に打ち下ろされる掌底が、敵対者を力強く大地に叩き伏せる。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:掌底の打ち下ろし動作を200回行う
●分類:《格闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理打撃》《物理爆発》《物理衝撃》《燃焼》
●属性:《物理属性》《打撃属性》《火炎属性》《衝撃属性》《爆発属性》
●効果:このスキルは、自分が武器を把持していない場合にのみ発動することができる。発動時、自分の周囲半径2m圏内に存在する任意のオブジェクトを選び、魔力・気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は素体の手を用いて格闘掌打《毬火爆炎掌》を行う。
¶《毬火爆炎掌》で、自分の掌に《火炎属性》を持つ『激しく燃焼する小さな球状の炎』の姿の事象炎攻撃が発生し、選んだオブジェクトに『火球を押し付けるような掌底の打ち下ろし』の格闘動作による《物理属性》《打撃属性》の《攻撃判定》を発生させ、事象炎攻撃に接触した敵に《物理属性》《火炎属性》の《攻撃判定》が発生する。この時、同時にその接触面の周囲半径2m圏内に《衝撃属性》を持つ『強い衝撃を伴う爆発』の姿の事象爆発攻撃《衝撃発破》が発生し、その範囲内に対する《追撃》を行う。
¶¶《衝撃発破》は効果範囲内で瞬時に爆発し、接触した敵に《物理属性》《衝撃属性》《爆発属性》の《攻撃判定》が発生する。この時、この攻撃でダメージを受けた敵に30%の確率で“気絶”デバフを付与する。
¶¶¶“気絶”デバフが付与された存在個体は一時的に意識を喪失する。
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○【極天落衝肘】
――極天より雷が落ちたような衝撃をその一撃で叩き込む。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:肘打ち動作を300回行う
●分類:《格闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理打撃》
●属性:《物理属性》《打撃属性》
●効果:このスキルは、自分が武器を把持していない場合にのみ発動することができる。発動時、自分の周囲半径2m圏内に存在する任意のオブジェクトを選び、気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は素体の肘を用いて《強撃》の格闘肘撃《極天落衝肘》を行う。
¶《極天落衝肘》で、自分は選んだオブジェクトに『高速の肘の打ち下ろし』の格闘動作による《強撃》で《物理属性》《打撃属性》の《攻撃判定》を発生させる。
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○【曲連蹴撃】
――舞うように踏み込み、抉るように薙ぎ払う蹴撃を。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:蹴り動作を含む格闘スキルを10種類習得する
●分類:《格闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理打撃》
●属性:《物理属性》《打撃属性》
●効果:発動時、自分の周囲半径3m圏内に存在する任意のオブジェクトを選び、気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は素体の足を用いて《強撃》の格闘蹴撃《曲連蹴撃》を行う。
¶《曲連蹴撃》で、自分は選んだオブジェクトに高速で接近し、『連続回し蹴り』の格闘動作による《連撃》で《物理属性》《打撃属性》の《攻撃判定》を3回発生させる。
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○【必中半径】
――手の届かない領域から一方的に襲い来る、不可知の恐怖がここにある。
●前提:装備条件《対物狙撃銃熟練度200以上》
●習得:対物狙撃銃〈*コヴロフ〉の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《性能強化》《制限緩和》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分が《対人狙撃銃系統の武器》を用いた《射撃属性》を持つ攻撃を行う場合、その攻撃処理の間だけ武器の最大射程を2,200mとして扱う。
※備考:武器によって性能値は変わるものの、FOにおいて通常の対人狙撃銃系武器の射程及びモンスターの索敵距離はどちらも最大でも2,000mが限界に設定されているため、モンスターに対しては2,000~2,200mの範囲からの狙撃で一方的な攻撃が可能になる。




