≪ か ≫
○【受呪繋ぎ】([ミキリ]が保有 ⇒ 消失)
――死神に魅入られた哀れな魂は、死ぬ他にその苦しみから逃れる術はない。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:特定ボス〔封眼魔ゼノ・リーパー〕の封印に成功する
●分類:《ユニークスキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《特殊切断》《感覚干渉》《刻印付与》
●属性:《特殊属性》《切断属性》《魔眼属性》《死属性》
●効果:このスキルの効果処理中、【受呪繋ぎ】を除く自分に帰属する他の効果は適用されず、このスキルの発動に成功した場合、このスキルの効果処理は如何なる場合も中断されず、無効化されない。このスキルは、以下の条件[●自分と相互にその《目》を視認している●自分と《相互遭遇》状態にある●自分がその素体の《目》を注視している]を全て満たすプレイヤーが存在する場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当するプレイヤー1人を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の背後から浮かび上がるように『死神のような大鎌を携え、古い黒衣を纏った骸骨の魔物』の姿の幻影系表現効果《封眼ゼノ・ゴースト》が発生する。
¶《封眼ゼノ・ゴースト》は【受呪繋ぎ】の効果を除くあらゆる効果・干渉を受けず、対象となったプレイヤーの素体の何れかの部位を捕捉して大鎌を用いた特殊攻撃《死の封閃》を行う。この時、捕捉される部位は効果処理時にランダムに決定される。
¶¶《死の封閃》で、対象となったプレイヤーの代わりにこのスキルの帰属するプレイヤーの素体の同じ部位に《特殊属性》《切断属性》《死属性》の《攻撃判定》が発生する。この時、その攻撃のダメージ計算処理で発生するダメージは0になり、《確定死判定》は発生しない。また、同時に対象となったプレイヤーの素体の同じ部位にその攻撃で発生した《痛覚》の認識情報及び《外傷》を3秒間再現する。その後、対象となったプレイヤーのその部位に『異形の文字を象った魔法陣』の姿のスキルマーカー《苦痛の封呪》を付与する。
¶¶¶《苦痛の封呪》のスキルマーカーは、そのプレイヤーの以下の条件[●死亡確定処理が行われた●接続切断処理が行われた》の何れかを満たされた場合を除く如何なる場合も破棄されない。
この効果処理時、そのプレイヤーに関して以下の項目[最も熟練度が高い武器カテゴリ/主装備スロットに装備されている武器の武器カテゴリ/最後に発動した魔法/最後に発動したスキル]から何れかの項目がランダムに決定され、その項目に該当する武器カテゴリ・魔法・スキルを対象に指定する。その後、この効果で付与された《苦痛の封呪》が存在する限り、そのプレイヤーが以下の条件[●対象となった武器カテゴリと同じ系統の武器を用いた攻撃動作を行った場合●対象となった魔法・スキルを発動した場合]のどちらかの条件を満たした場合、《苦痛の封呪》が付与されている部位に《死の封閃》の攻撃処理時に発生した《痛覚》の認識情報を3秒間再現する。
※備考:痛覚刺激を再現する呪いを植え付ける魔眼スキル。本来はログアウト規制が発生する対人イベント戦や大会等でなければほぼ無意味なスキルだったが、DOへの仕様変更によって痛覚再現のリミッターが外れた上にデッドエンドもログアウトもできなくなったため、爆発的に呪いの強さと凶悪さが跳ね上がった。ミキリの最後の抵抗となったその呪いは現在もアンダーヒルを苛み、条件を満たしてしまった対人狙撃銃系統の武器使用時にその心臓に激痛をもたらしている。
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○【傷口に死を】
――如何な霊薬も、その呪剣の前では微かな傷さえ癒やすことができない。
●前提:装備条件《Lv.980以上》+《魔刀熟練度500以上》
●習得:魔刀〈*痕腐れの呪剣〉の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《SC管理》《治癒阻害》《治癒規制》《アイテム規制》
●属性:《特殊属性》《死属性》《呪属性》
●効果:自分がこのスキルの帰属武器を用いた《切断属性》を持つ攻撃で存在個体に《外傷》を与えた場合、発動条件に該当する存在個体を対象に指定し、自動的に魔力を消費して以下の効果を発動する。
>対象となった存在個体に限定因子《痕腐れ》を持つスキルカウンターを1個付与する。
¶限定因子《痕腐れ》を持つスキルカウンターは、その存在個体の素体に《外傷》が存在しなくなった場合全て破棄される。
この効果で付与された限定因子《痕腐れ》を持つスキルカウンターが存在する限り、それぞれの存在個体に付与されているそのスキルカウンターの数に応じて以下の効果を適用する。
¶1個以上付与されている場合、その素体に存在する全ての《外傷》の自然治癒速度が[=そのスキルカウンターの数×10]%減少する。
¶4個以上付与されている場合、その存在個体は《治癒》効果を持つアイテムを使用することができない。
¶7個以上付与されている場合、その存在個体が受ける《治癒》効果は無効になる。
※備考:自然治癒速度が基礎値の100%を下回る程治癒速度は下がり、0%を割ると自然治癒が停止する。
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○【守護者の加護】
――天使の衣に幾重にも織り込まれた加護は優美なる輝きを放っている。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《加護》《ダメージ軽減》
●属性:《加護属性》《神性属性》《光属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分に神性加護《守護者の加護》を付与する。
¶《守護者の加護》で、自分が全ての攻撃・効果で受けるダメージを[5~30]%軽減する。この時、適用される効果倍率の実効値は効果処理時にランダムに決定される。
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○【頂門の緋帳】
――緋色の帳が降りる時、辺りは焦熱の粉塵に覆い尽くされる。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:特定ボス〔粉塵竜機エクスプロード・ダスター〕を討伐
●分類:《ユニークスキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《環境干渉》《ダメージ》
●属性:《物理属性》《火属性》
●効果:このスキルは、自分が展開した《頂門の緋帳》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の現在地を基点に周囲半径10m圏内にスキルフィールド《頂門の緋帳》を30秒間展開する。
¶《頂門の緋帳》は効果範囲内に《高熱源》の環境属性を追加する。
¶¶《高熱源》の環境属性は《高温》《乾燥》《輻射熱》の環境効果が発生し、範囲内に存在する存在個体に《高温》《猛暑》《熱気》《炎熱》《帯熱》《乾燥》の体感効果が発生する。
その後、その効果範囲内に《火属性》を持つ『塵のように浮遊する無数の緋色の炎』の姿の事象炎攻撃《緋色の火片》が発生する。
¶¶《緋色の火片》はその効果範囲内で空間に広がるように滞空し、接触した敵に《物理属性》《火属性》の《攻撃判定》が発生する。この時、その攻撃で発生するダメージは《環境ダメージ》として扱い、その攻撃のダメージ計算処理は事象炎攻撃に接触している限り毎秒発生する。
※備考:ダメージが発生するのは30秒間だが、視界を遮る粉塵はその後風などの環境要因によって徐々に拡散して収束する。
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○【剛力武装】([竜☆虎]が保有)
――最も恐ろしい兵士とは、圧倒的な暴力を凪の如き意識で振るう怪物だ。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:大剣・剛大剣・双剣・剛双剣・戦斧・戦槌の熟練度を1000にする
●分類:《ユニークスキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《能力強化》《制限緩和》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルの効果は、如何なる効果によっても無効にならず、この効果で発生する計算処理は常に《腕力》に影響する他の計算処理の最後に行われる。発動後、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分の《腕力》が100%増加し、自分は以下の条件[●剛大剣●長大剣●巨鎚●大戦斧]の何れかを満たす武器を装備している場合、その武器を片手で使用することができる。
※備考:本来不可能な両手武器の片手使用を可能にする限界突破スキル。腕力値も底上げしてくれるためあらゆる武器を難なく使用することができるが、腕力値を無視する効果はないため、高い腕力値を必要とする重量武器を両手で1本ずつ使用した場合、その組み合わせ次第ではスキルの効果に関係なく持ち上げることができなくなる。
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○【大地散衝】
――衝撃が大地を通じて拡散し、俄に獣たちがざわついた。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:戦槌の熟練度を200にする
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理衝撃》《陽動》《振動》
●属性:《物理属性》《衝撃属性》
●効果:このスキルは、自分が装備している《戦槌系統の武器》を《抜刀》状態で把持している場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する武器1本を対象に指定し、魔力・気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は対象となった武器を用いてその《間合い》の範囲内に存在する以下の条件[●地形オブジェクト●フィールドオブジェクト]の何れかを満たすオブジェクトに《強撃》の叩きつけ攻撃を行い、《物理属性》《打撃属性》の《攻撃判定》を発生させる。この時、同時にその接触面を基点に『連続する地形を伝播して広がる強い振動』の姿の事象震動《大地散衝》が発生する。
¶《大地散衝》は接触した《地形オブジェクト》《フィールドオブジェクト》を揺らしながら基点の周囲半径[100~300]m圏内に環状に拡散し、自分はその範囲内に存在する全ての《徘徊型モンスター》から《被発見》状態になる。この時、拡散する効果範囲の実効値はその叩きつけ攻撃の《攻撃判定》で発生したノックバックの大きさに比例して増加する。その後30分間、この効果が適用された全てのモンスターは《潜伏行動》を行うことができない。
備考:戦槌系統の武器の補助スキルとしては比較的基本の陽動スキル。それ故最初の叩きつけ攻撃自体の威力は低いものの周囲の広い範囲のモンスター全てに干渉できるため、使い方さえ間違えなければ非常に使い勝手がいい。
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○【開顎咬斬撃】
――獣に倣った獰猛な刃で斬り刻まれた者には二本の噛み傷が残された。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:双剣の熟練度を300にする
●分類:《格闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理切断》
●属性:《物理属性》《切断属性》
●効果:このスキルは、自分が装備している以下の条件[●双剣系統の武器●双戦斧の武器●片手剣系統の武器2本]の何れかに該当する武器を《抜刀》状態で把持している場合にのみ発動することができる。発動時、自分の周囲半径2m圏内に存在する任意のオブジェクトを選び、気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は発動条件に該当する武器を用いて格闘剣撃《開顎咬斬撃》を行う。
¶《開顎咬斬撃》で、自分はその武器を左右から交差するように構え、選んだオブジェクトに『間を空けない連続切り上げ』の格闘動作による《連撃》で《物理属性》《切断属性》の《攻撃判定》を2回発生させる。
※備考:交差した刃を肉食獣の下顎の牙に見立て、噛みつくような傷を残す技。
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○【反射寸撃】
――戦いとは必ずしも争いとは言えないものだ。
●前提:各武器の装備条件次第
●習得:該当する紙槌系武器を装備する
●分類:《付加スキル》《格闘スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《物理打撃》《処理遅延》《迎撃》
●属性:《物理属性》《打撃属性》《神風属性》
●効果:自分が装備しているこのスキルの帰属武器を《抜刀》状態で把持している限り、自分に対する敵の攻撃でダメージ計算処理が発生した場合、その計算処理を停止して0.3秒間の《処理遅延》が発生する。その後、自分は《処理遅延》の間にその敵に対してこのスキルの帰属武器を用いた格闘打撃《反射寸撃》を行うことができる。
¶《反射寸撃》で、自分は任意の格闘動作による《物理属性》《打撃属性》の《攻撃判定》が発生する。
この効果でその敵にダメージを与えることに成功した場合、その敵を対象に指定し、魔力・気力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となった敵に[自分のレベルと同じ数値分]のダメージを与える。その後1秒間、自分がその敵に帰属する攻撃・効果で受けるダメージは0になる。
※備考:一部の紙槌系武器に付加されているスキルで、効果ではなくスキルの発動処理段階で相手に対して攻撃を行う処理を含む稀有な特徴を持ち、敵の攻撃に対して0.3秒以内の反撃に成功した場合ダメージ自体を無視できるため、理論上は一方的に敵の体力を削り切る可能性も秘めている。
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○【牙突連衝撃】
――研ぎ澄まされた牙が届く範囲に近付いて突き刺して戻る。簡単だろう?
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:片手剣系武器で刺突の動作を1000回行う
●分類:《格闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理刺突》
●属性:《物理属性》《刺突属性》
●効果:このスキルは、自分が装備している《片手剣系統の武器》を《抜刀》状態で把持している場合にのみ発動することができる。発動時、自分の周囲半径2m圏内に存在する任意のオブジェクトを選び、気力を消費して以下の効果を適用する。
>自分は発動条件に該当する武器を用いて格闘剣撃《牙突連衝撃》を行う。
¶《牙突連衝撃》で、自分は一歩前に踏み込み、選んだオブジェクトに『高速の連続刺突』の格闘動作による《連撃》で《物理属性》《刺突属性》の《攻撃判定》を3回発生させる。その後、自分は一歩後退して元の場所に戻る。
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○【着触令】
――目に見えない木の葉を隠すなら、わざわざ森の中に隠す必要はない。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:召喚系スキルを使わず、相手の攻撃・効果を受けずに200人を殺害する
●分類:《基本スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《隠蔽》《視界干渉》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルは、自分の【着触令】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>3分間、自分に帰属する全てのオブジェクトは他の存在の《視界》に認識されない。
※備考:[アンダーヒル]の保有する【付隠透】の完全下位互換。基本的には光学的な感覚器に対するステルスとして機能する能力だが、特異な感覚器を持つ存在を含めて、概念的に他の存在の通常の《視界》と言える認識全てに作用する。
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○【貫通】
――限界まで研ぎ澄まされた一射が、堅牢な鎧すらも貫き穿つ。
●前提:種族条件《超人種系》以外
●習得:弓の熟練度を400にする
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《攻撃強化》《性能弱化》
●属性:《物理属性》
●効果:このスキルは、自分が以下の条件[●自分が装備している《短刃系統の武器》を対象に《物理投擲》効果を持つスキルを発動した時、その《投擲動作》の直前●自分が装備している《弓系統の武器》を用いた《射撃属性》を持つ攻撃を行う時、その《予備動作》の間]のどちらかを満たす場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する武器を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となった武器を用いた攻撃で《敵の素体》または《敵に帰属するオブジェクト》に対する《攻撃判定》が発生した場合、そのダメージ計算処理の間だけそのオブジェクトに以下の効果を適用する。
¶適用条件に該当するオブジェクトの物理防御率は0になる。
※備考:このスキルを発動できる投擲系スキルは【単射投石】【投閃】【一輝投閃】【一投覇断】の4種類のみ。




