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○【鬼装天害】
――鬼の刃は冷酷無慈悲。堅牢な鎧の上からでも肉を斬り裂き骨を断つ。
●前提:装備条件《Lv.780以上》+《剛双剣熟練度900以上》
●習得:剛双剣〈*災厄の対剣〉の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《特殊武装》《魔力切断》
●属性:《魔力属性》《切断属性》
●効果:このスキルは、自分がこのスキルの帰属武器を《抜刀》状態で装備している場合に一度だけ発動することができる。発動後、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、このスキルの帰属武器の《実体刃》から特殊武装《鬼装天害》を展開する。
¶《鬼装天害》はその《実体刃》と同じ形と2.3倍の大きさを持つ魔力刃を重なるように生成し、《物理属性》を除く他の干渉属性を持たないオブジェクトを透過して、接触した敵に《魔力属性》《切断属性》の《攻撃判定》が発生する。
この効果で展開された特殊武装は、このスキルの帰属武器が《納刀》状態になった場合消滅する。
※備考:中立フィールド『咲き誇る永遠の楽園』の高難度裏フィールド『災厄天の終世界』のボス〔煉獄堕天〕の伝説級レアドロップ武器の付加スキル。魔力刃は魔力を帯びていない物理武器・防具及びオブジェクト等を透過して、その向こうにいる相手に外傷を与えることができるが、防具の物理的実体を無視しても防具の性能自体に変化はないため、発生するダメージ値に変化はない。
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○【自動防御】
――精霊の加護も、神の施しもなく生き残るための術、これがその答えだ。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《自動防御》《挙動補正》
●属性:《物理属性》
●効果:自分が装備している《盾属性》を持つ武器を《抜刀》状態で把持している場合、または装備している《盾属性》を持つアクセサリーを装着している場合、以下の効果を適用する。
>自分の周囲半径2m圏内に以下の条件[●自分の素体を攻撃処理の指向線上に含む●自分の素体を攻撃処理の干渉領域内に含む]のどちらかを満たす攻撃が存在する場合、自分はその攻撃に対して自動的に適用条件に該当する装備品に含まれる《盾》を用いて『盾の割り込み』の防御動作を行う。この時、その防御動作で消費する気力が40%増加する。
※備考:自動防御の判定が甘く、素体の構造上不可能な攻撃には反応せず、逆に挙動に無理が発生しなければ非常に高い精度で防御する。
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○【局地性暴風刑法】([詩音]が保有)
――暴風竜の魂は我が拳に宿り、撃ち放つ度に風の災禍を呼び覚ます。
●前提:種族条件《超人種》系以外
●習得:特定ボス〔暴風竜ロード・テンペスト〕を100体討伐する
●分類:《ユニークスキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理砲撃》《属性攻撃》《暴風》
●属性:《物理属性》《砲撃属性》《暴風属性》《竜属性》
●効果:このスキルは、自分が装備している《金属拳系統の武器》または《大爪系統の武器》を《抜刀》状態で装着しており、かつ自分が素体の拳を用いた格闘動作を行っている場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>素体の拳が《風属性》を持つ『螺旋状に吹き纏う激しい風』の姿の事象風を帯び、自分が発動条件に該当する格闘動作を完了した場合、事象風が起動し、その攻撃の指向線上50m圏内に集束型の事象風砲撃《暴風竜の咆哮》を行う。
¶《暴風竜の咆哮》で、その砲撃範囲内に《暴風属性》《竜属性》《砲撃属性》を持つ『空間を螺旋状に掻き回しながら穿つように吹き抜ける暴風』の姿の事象風攻撃が発生し、接触した存在個体に《物理属性》《砲撃属性》《暴風属性》《竜属性》の《攻撃判定》が発生する。この時、その攻撃でダメージを受けた全ての存在個体に“転倒”デバフを5秒間付与する。
¶¶“転倒”デバフが付与された存在個体は受けた外力に対して、その物理的抵抗を無視して転倒する。その後、その存在個体の全ての《動作》の挙動速度が[50~90]%減少する。この時、適用される効果倍率の実効値はその存在個体が受けたダメージの数値に比例して増加する。
※備考:威力値、攻撃速度、攻撃範囲に優れ、命中後には確実に敵を自分から離れた位置まで引き離した上でダウンさせる非常に強力な砲撃スキル。特に砲撃効果を持つスキルの中では珍しく技の出が極めて早いため、恐ろしく奇襲性が高い。一方で、その攻撃自体が敵味方の指向性がないことから乱戦に不向きで、命中後は確実に敵との距離が開いてしまうことから追撃にもタイムラグが発生する等使いどころがやや難しい面もある。
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○【朽ち裏合わせ】
――刃を交える度に刀が悲鳴を上げ、禍々しい魔力に蝕まれていく。
●前提:装備条件《Lv.560以上》+《魔双剣熟練度800以上》
●習得:魔双剣〈*双朽剣ディアボロス〉の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《耐久値干渉》
●属性:《特殊属性》《侵蝕属性》
●効果:自分が《抜刀》状態で把持しているこのスキルの帰属武器の《実体刃》が他の武器の《実体刃》と接触した場合、自動的に魔力を消費して以下の効果を発動する。
>このスキルの帰属武器を除く発動条件に該当する武器の耐久値が《その現在の耐久値×0.5》に再設定される。
※備考:耐久値を減らす効果ではなく、耐久値を低い値に再設定する効果であるため、耐久値減少を無効化する効果を無視して適用できる。
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○【咒式奉陣】
――戦いの中で捧げた供物に戦いの神は応えてくれた。
●前提:装備条件《Lv.420以上》
●習得:防具〈*咒式霊装・黒躰〉一式の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《SC管理》《威力強化》
●属性:《物理属性》
●効果:このスキルは、自分の【咒式奉陣】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動時、以下の効果を全て適用する。
>発動後、3秒毎に魔力を消費して自分に限定因子《咒式奉陣》を持つスキルカウンターを1個付与する。
¶限定因子《咒式奉陣》を持つスキルカウンターは最大100個まで付与することができ、このスキルの効果が適用されている限り、その効果を除く如何なる場合も破棄されない。
>発動後、自分の《物理属性》を持つ攻撃で《攻撃判定》が発生した場合、その威力が[自分に付与されている限定因子《咒式奉陣》を持つスキルカウンターの数×3]%増加する。この効果が適用された場合、そのダメージ計算処理後にこのスキルの全ての効果は解除される。
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○【飛翔火器艦】([火狩]が保有)
――オペレーション・ローディング。フリゲート・ミッション・スタート。
●前提:種族条件《超人種》系以外
●習得:特定ボス〔魔導戦艦ニューゲート・M〕25体を全部位破壊して討伐
●分類:《ユニークスキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《機械召喚》《自律駆動》《物理砲撃》
●属性:《物理属性》《機械属性》《闇属性》《砲撃属性》《光属性》
●効果:このスキルは、自分が召喚した召喚獣に付与されている限定因子《防空艦》を持つスキルカウンターの数の合計が4個以下の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を全て適用する。
>周囲の空間に《闇属性》を持つ『小型の軍艦のような形のドローン』の姿の機械系召喚獣《飛翔火器艦》を1体召喚し、その召喚獣に限定因子《防空艦》を持つスキルカウンターを2個付与する。
¶限定因子《防空艦》を持つスキルカウンターは、このスキルの効果が適用されている限り、その効果を除く如何なる場合も破棄されない。
¶《飛翔火器艦》は《自律駆動》状態で自分の素体の周囲を浮遊するように追従し、召喚者の命令または自発的に周囲半径20m圏内に存在する敵を捕捉して素体に内蔵された《波動レーザー式小型主砲》機能を用いた攻撃を行う。
¶¶《波動レーザー式小型主砲》で、その素体の《砲身》から《光属性》を持つ『鉛筆程度の細い光線』の姿の事象光砲撃を毎分最大24発発射し、その攻撃が接触した敵に《物理属性》《砲撃属性》《光属性》の《攻撃判定》が発生する。この時、以下の条件[●その攻撃で敵の体力が0になった●その攻撃を行った召喚獣に付与されている限定因子《防空艦》を持つスキルカウンターが2個以下]を両方満たしている場合、その召喚獣に限定因子《防空艦》を持つスキルカウンターを1個付与する。
>自分の周囲半径5m圏内に自分の素体を攻撃処理の指向線上に含む《射撃属性》を持つ攻撃が存在する時、以下の条件[●限定因子《防空艦》を持つスキルカウンターが付与されている●自分が召喚した《飛翔火器艦》]を両方満たす召喚獣が存在する場合、適用条件に該当する全ての召喚獣に付与されているそのスキルカウンターを1個ずつ破棄してその攻撃処理が無効になる。この効果が適用された場合、その30秒後、この効果でスキルカウンターが破棄された全ての召喚獣に限定因子《防空艦》を持つスキルカウンターを1個ずつ付与する。
備考:自発的な攻撃能力と射撃攻撃に対する防衛能力を併せ持つ機械系召喚獣を召喚する強力なスキル。本体は闇属性を持っているが、攻撃が光属性の砲撃攻撃に当たるため、特に闇属性の敵に対する戦闘能力は非常に高い。
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○【厳実論】
――神の奇跡も精霊の秘術も、死を嘆く亡者の布切れ一枚通らなかった。
●前提:装備条件《Lv.820以上》+《決闘で体力全損100回》
●習得:防具〈*黒鉄衣・煉〉一式の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《魔法断絶》《反射》
●属性:《魔力属性》《伏魔属性》《闇属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分が敵の《攻撃魔法》で受けるダメージは0になる。その後10秒間、自分は『黒の報いよ』の符丁を用いて魔力を消費し、特殊能力《厳実論》を利用することができる。
¶《厳実論》で、その魔法は自分が発動した魔法として扱い、その《実効プロセス》は自分の現在地を基点として周囲に拡散される。
※備考:巨塔第42層『黒鉄宮の地下牢』に稀に出現するモンスター“亡者の亡霊”のレアドロップ防具の付加スキル。




