【派】┗霊樹系 植生体:木精霊系-Arbor-
○《木精霊》系 《枝葉に宿る樹木の精霊》
超樹ユグドラシルの幹を流れる力強い霊力と結び付いた樹木の植生種系派生種族。
下位種の特性をそのまま踏襲し、魔力・気力と特殊攻撃力に寄った扱いやすいステータスを持つ。下位種同様、優れた生存能力と防御性能で戦域に留まり、周囲の環境条件を利用しながら味方に対して安定した広域支援を行う集団戦闘に優れた適性を持ち、特に森林・山林のような植物が多い自然環境下では強力な加護結界にも匹敵する絶大な戦闘支援能力を発揮する。また、下位種から引き継いだ経験値ブースト能力により、自然環境下で戦いを経験する程その成長は早くなる。
下位種同様、基本的にはあらゆる種族に対して関心が薄いが、自身を含む周囲の植物存在に対する明確な敵対行動には苛烈な反応を示し、局地的な群生や近縁種との共鳴等の性質上一度敵に回すと極めて危険で厄介な集団を形成しやすい。一方でその禁を侵さなければ生来温厚な種族であり、環境によっては共通の敵に対する協力体制を築くことも可能である。
一般に真性の植物存在と認知されているがその本質は霊格を備えた半精霊であり、下位種同様、習得可能な魔法も水・土属性を中心に非常に幅広い優れた魔法適性を有する。一方で、非常に自然的な存在でもあるため技術に対する意識が薄く、習得可能な汎用スキルの数は然程多くない。
素体に翼を持たず、単体飛行能力を持たない。
・“代命種子”の新たな追加能力
『代命吸養』
=代命種子が周囲に存在する環境霊力を糧に経験値を獲得する成長能力。代命種子が有効化されている間、常時わずかずつ経験値を獲得する。この効果で蓄積された経験値はフィールド情報の更新の度にプレイヤーに還元されるため、単純にプレイヤーの経験値獲得量を底上げする能力としても機能している。
派生種族:《植生種》
┗《木精霊》
┗《森精霊》
┗《森樹翁》
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●木精霊 《超樹より芽生えし木の精霊》
超樹ユグドラシルの麓でその霊脈の恩恵を絶えず浴びながら成長し、半精霊化した樹木の植生種。下位種に比べて、その身体はより強く樹木の形質を帯び、より太く大きく頑強な肉体へと変異したことで安定した生存能力を発揮する。一方で、依然として機動性能は高くないため、通常の移動時や追撃戦等ではある程度身体の制御に慣れが必要となることも多い。“代命種子”のレベルアップまでの経験値の総量を緩和する他、特定の環境や気象条件に応じて自身のステータスを増加する複数の種族資質を持ち、精霊としての霊格と共に周囲の自然環境と霊的な繋がりを得たことで加護にも近い権能を獲得した。
種族資質:
《サプリング・オブ・ツリー》(0-20)
自分の”代命種子”のレベルアップに必要な経験値量が最大20%減少する
《リーブス・オブ・アサイラム》(0-20)
自分と自分のPTメンバーが受ける環境効果によるダメージを最大40%軽減する
《サニー・コンディション》(0→10)
周囲が晴天環境の場合、自分の物理攻撃力・特殊攻撃力が20%増加する
《レイニー・コンディション》(0→10)
周囲が雨天環境の場合、自分の物理防御率・特殊防御率が20%増加する
《ナチュラル・ブレッシング》(0→10)
周囲が自然環境の場合、自分の全ステータスが10%ずつ増加する
《アンダー・ザ・ツリー》(0→10)
自分の周囲のPTメンバーは植物系モンスターの誘発反応動作の対象にならない
《ネイチャー・ステージ》(0→10)
自分が《活性状態》の場合、自分に対する敵対値の上限は7(嫌悪)になる
《グロウイング・シード》(0→10)
“代命種子”の固有特殊能力“代命吸養”の使用を解禁する
種族スキル(例)
【森羅の抱擁】(常時展開)
自分の植物属性を持つ装備品の数に応じて自分のステータスが増加する
【緑樹の王道】(任意起動/持続効果)
効果中、接触した植物系フィールドオブジェクトは5秒間物理実体を透過する
【守護者の小枝】(任意起動/即時効果)
自分の回復効果を持つアイテムを消費して“守護者の小枝”を生成する
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●森精霊 《深く聳える霊樹の魂》
体内を流れる超樹ユグドラシルの霊力が覚醒し、森全体に自身の霊的加護を張り巡らせる程の高い干渉力を獲得した強大な木精霊。その身体はより頑強な樹皮に覆われ、体表に生えた枝葉は自身の霊力を周囲へと散布する強力な干渉器として機能する。下位種の特性をそのまま継承し、強靭な生命力と自然環境の恩恵を活かして集団戦闘における全体支援を充実させる戦術を得意とする。“代命種子”のレベルに応じて攻撃の威力を強化する他、特定の条件下で自身の生命力値を変化させる複数の種族資質を持ち、更に自身が活性状態の場合にPT内の回復・加護の効果を保護する能力を獲得したことでより安定した支援戦闘が可能になった。
種族資質:
《インフューズド・パワー・シード》(0→30)
自分の全ての攻撃の威力は自分の“代命種子”のレベル×30%増加する
《バイタリティ・オブ・プラント》(0→10)
自分の体力の自然回復速度は体力に反比例して最大100%増加する
《カース・オブ・バーニング・バーク》(0→10)
自分が敵から火属性系統の属性攻撃を受けた場合、その敵にも適用する
《インビンシブル・プラント》(0→10)
自分が《静止状態》の場合、自分の体力上限値が30%増加する
《アドバーシティ・コンディション》(0→10)
環境効果によるデバフが付与されている場合、自分は《活性状態》になる
《アクティベーション・ヒール》(0→10)
自分が《活性状態》になった時、自分の体力を上限値まで回復する
《アドヴォケート・ヒーリング》(0→10)
自分が《活性状態》の場合、自分とPTメンバーの回復効果は無効化されない
《アドヴォケート・ブレッシング》(0→10)
自分が《活性状態》の場合、自分とPTメンバーの加護効果は無効化されない
種族スキル(例)
【森羅の守り人】(任意起動/持続効果)
PTメンバーに追従する、自分を原典とする霊体“護樹精”を召喚して操作する
【森羅の氾濫】(任意起動/即時効果)
誘発反応動作を持つ召喚可能な植物系モンスターを可能な限り召喚する
【動かざる補柱葉塞】(任意起動/即時効果)
回復・復活効果を持つ大樹型オブジェクト“絡命樹ハイペリオン”を設置する
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●森樹翁 《森羅を護る霊樹の翁》
長久の時を経て霊脈を築き、霊樹の森から全権を預かる強大な守護精霊として森羅に遍くその名を轟かせる最高位の森精霊。体内を巡っていた超樹ユグドラシルの霊力は完全に浸透し、全身が膨大な霊力の源泉へと変化したことで存在そのものが強力な加護を周囲に発現させる精霊領域として機能する。下位種の特性を飛躍的に発展させ、能動的に自身の能力の発現条件を満たしつつ、実質的に強力な集団支援を恒常化させることで戦闘能力を安定させる戦術を得意とする。“代命種子”のレベルアップまでの経験値の総量を緩和する他、特定の条件下で自身の戦闘能力を強化する複数の種族資質を持ち、自身の種族資質による威力倍率をPT全体に適用する強力な威力資質を獲得したことで集団全体が凶悪な戦闘能力を発揮できるようになった。また、新たに自然環境等に群生する植物系の罠モンスターの攻撃を誘発させる特異な能力を獲得したことでより戦術の幅が広がった。
種族資質:
《エルダー・オブ・ツリー》(0-30)
自分の”代命種子”のレベルアップに必要な経験値量が最大30%減少する
《オール・グリーン》(0→10)
自分の種族資質による威力倍率をPTメンバーの適用可能な攻撃にも適用する
《パーティ・イリュージョナー》(0→10)
【森翁の幻惑】の効果による幻影にPTメンバーを原典とする幻影を追加する
《インビンシブル・メガツリー》(0→10)
自分が《静止状態》の場合、自分が受けるダメージを20%軽減する
《アクティベート・フォース》(0→10)
自分が《活性状態》の場合、自分の全ての攻撃の威力は30%増加する
《セーフ・ウィズ・ミー》(0→10)
自分が《活性状態》の場合、PTメンバーが受けるダメージを20%軽減する
《プラント・アウトバースト》(0→10)
自分が《活性状態》の場合、接触した植物系モンスターは誘発反応動作を行う
種族スキル(例)
【森羅の覚醒】(任意起動/持続効果)
効果中、自分は《活性状態》になり、他の“森羅”スキルを発動できない
【代命分与の種明かし】(任意起動/即時効果)
自分のレベル0の”代命種子”のレベルを1にして自分のレベルを1下げる
【森翁の幻惑】(任意起動/即時効果)
自分の周囲の敵の視界に自分を原典とする幻影を見せる結界を展開する
====================================
=DATA=
ステータス《木精霊[Arbor]》(木精霊/森精霊/森樹翁)
●《基本ステータス》(=種族基本値+レベルアップボーナス値+個人振分値)
・体力:1200+[Lv]×12+α
・魔力:(1600/1800/1900/2000)+[Lv]×(16/18/19/20)+α
・気力:(1400/1600/1800/2000)+[Lv]×(14/16/18/20)+α
・物理攻撃力:(1200/1000/1100/1300)+[Lv]×(12/10/11/13)+α
・物理防御率:1400+[Lv]×14+α
・特殊攻撃力:(1400/1800/2100/2400)+[Lv]×(14/18/21/24)+α
・特殊防御率:1500+[Lv]×15+α
・腕力:600+[Lv]×6+α
・脚力:(300/200/200/300)+[Lv]×(3/2/2/3)+α
・敏捷性能:500+[Lv]×5+α
・回避性能:500+[Lv]×5+α
・隠蔽性能:700+[Lv]×7+α
・特殊技能:α
《飛行ステータス》
・飛行時間:―
・飛行重量:―
・飛行速度:―
《基本属性耐性》
・火耐性:0
・水耐性:1/2/2/3
・風耐性:0
・土耐性:1/1/1/2
・光耐性:0
・闇耐性:0
====================================
○【森羅の抱擁】
――借り受けた森羅の一部を身に着けることで我らの加護は強くなる。
●前提:種族条件《木精霊系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“木精霊”への進化
●分類:《種族スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《森羅》《能力強化》
●属性:《精霊属性》《植物属性》《加護属性》
●効果:自分が植物属性を持つ装備品を装備している場合、その装備品の数に応じて以下の効果を適用する。
>1つ以上:自分の隠蔽性能が7%増加する。
>2つ以上:自分の物理防御率・特殊防御率が7%ずつ増加する。
>3つ以上:自分の物理攻撃力・特殊攻撃力が7%ずつ増加する。
>4つ以上:自分の体力上限・魔力上限・気力上限が7%ずつ増加する。
>5つ以上:自分の腕力・脚力が7%ずつ増加する。
>6つ以上:自分の回避性能・敏捷性能が7%ずつ増加する。
>7つ以上:自分の特殊技能が7%ずつ増加する。
●特殊効果:自分が植物属性を持つ装備品を7つ以上装備している場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの効果で増加するステータスの割合はそれぞれ[自分が装備している植物属性を持つ装備品の数]%ずつ加算される。この時、自分の種族が《森樹翁》の場合、加算される割合の効果値は[自分と自分のPTメンバーが装備している植物属性を持つ装備品の数]%になる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【緑樹の王道】
――同胞が我が幹の王道を遮ろうとも、決して傷付けたくはないものだ。
●前提:種族条件《木精霊系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:任意の自然系フィールドの植物系ボスモンスターを討伐する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《物体干渉》
●属性:《植物属性》
●効果:発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分の素体に接触する植物系フィールドオブジェクトは5秒間全ての物理実体を透過する。この効果はそれぞれのフィールドオブジェクトに適用されてから5秒後に無効化される。この時、そのフィールドオブジェクトが他の物体と物理的に重なる場合、この効果が適用されたフィールドオブジェクトは消滅する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【守護者の小枝】
――汝に我が守護者の小枝を授けよう。きっとその身を守ろうぞ。
●前提:種族条件《木精霊系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“木精霊”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物体生成》《情報収集》
●属性:《精霊属性》《植物属性》
●効果:このスキルは、自分が《フィールドエリア》に存在する場合のみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分のインベントリ内から回復効果を持つアイテムを1つ指定する。その後、指定したアイテムを素材として消費して《守護者の小枝》を生成し、素材となったアイテムの効果をその《守護者の小枝》の効果として付加する。この効果で生成された《守護者の小枝》は所在フィールド情報の更新時に消滅する。
●特殊効果:このスキルの効果で《守護者の小枝》が生成された場合、自分は自分を含む自分のPTメンバーから1人を対象に指定し、以下の効果を適用する。
>この効果の発動条件となった《守護者の小枝》は対象となったプレイヤーに浮遊状態で追従し、そのプレイヤーの体力が上限値の30%以下になった場合自動的に消費されてその効果を適用する。その後、この効果が適用されたことをこのスキルの保有者に通知する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【森羅の守り人】
――たとえ動けぬこの身でも心は汝と共にある。キニスの名を心に刻め。
●前提:種族条件《木精霊系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:任意の自然環境フィールドで植物系以外のボスモンスターを20体討伐する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《森羅》《精霊召喚》
●属性:《精霊属性》《植物属性》
●効果:このスキルは、自分を除くPTメンバーが存在し、自分の【森羅の守り人】が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分を原典とする精霊系召喚獣《護樹精》1体を召喚する。召喚後、《護樹精》は任意のPTメンバーの周囲半径5m圏内を周回するように追従し、そのPTメンバーに対する攻撃を自動的に防御する。
●特殊効果:自分がこのスキルの効果で召喚した《護樹精》が存在する場合、自分は『芽生えよ』の符丁を用いて魔力を消費し、以下の効果を発動することができる。
>このスキルの効果で召喚された《護樹精》を自分の《肉体》として扱い、自分はその状態で自身に帰属する全ての種族資質・スキル・魔法・装備・アイテムの使用及びコンソールの操作を行うことができる。この効果が適用されている場合、自分の素体は全ての行動を停止してその場に残る。
※備考:自分の素体を安全圏に残したまま味方に同行して戦闘までこなせる特殊なスキルだが、スキルを使用している間は自分の身体の周囲の状況等を五感から把握することができないため、基本的にはボス戦のような大きな戦闘の前に限る等使う際には十分な準備と注意が必要になる。その仕様上一度特殊効果を発動すればスキルを解除する他に元の身体に戻る方法はないが、スキルを解除すれば当然召喚された《護樹精》は消滅する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【森羅の氾濫】
――森の怒りに触れた者はその氾濫に飲み込まれ瞬く間にその養分になった。
●前提:種族条件《木精霊系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:任意の自然環境フィールドで植物系ボスモンスターを20体討伐する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《森羅》《生物召喚》
●属性:《精霊属性》《植物属性》
●効果:このスキルは、自分が《フィールドエリア》に存在する場合にのみ発動することができる。発動時、以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分は魔力を全て消費し、現在地の《出現モンスターのリスト》から以下の条件[●素体に植物属性を持つ●誘発反応動作の行動パターンを持つ]を全て満たす召喚可能なモンスター1体以上を対象に指定する。この時、自分は消費した魔力量に応じて可能な限り対象を指定しなければならない。その後、自分の周囲半径30m圏内に対象となったモンスターを全て召喚する。この効果で召喚されたモンスターは体力を全損した場合消滅する。
●特殊効果:このスキルの効果が発動した時、自分の周囲半径30m圏内に自分のPTメンバーが存在する場合、以下の効果を適用する。
>自分に“思考混乱”デバフを付与する。“思考混乱”デバフが付与された存在は効果中、スキル・魔法の効果を発動する場合その対象を指定することができなくなる。この効果で付与されたデバフは5分間如何なる効果によっても解除されない。
※備考:大量の植物系のモンスタートラップを周囲に召喚する木精霊系種族が誇る凶悪な召喚スキルだが、同時に魔力を全て消費してしまうため展開後の継戦火力は非常に低く基本的には防衛目的で用いられる。また、特殊効果で付与される解除不能なデバフによって更に継戦能力が低下する場合もあるが、それもデバフを付与されないようにする効果等を先に受けることで回避することもできる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【動かざる補柱葉塞】
――その樹は命に絡み付き吸い上げ育つ。そして、その恩義を絶対に忘れない。
●前提:種族条件《木精霊系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:“森精霊”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《生物召喚》《眷属召喚》《体力干渉》
●属性:《植物属性》
●効果:このスキルは、自分がこのスキルの効果で召喚した《絡命樹ハイペリオン》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>大きな樹洞から光が漏れ出す大樹型の植物系召喚獣《絡命樹ハイペリオン》を召喚する。召喚後、《絡命樹ハイペリオン》は召喚地点に残留し、その素体に接触した全てのプレイヤーの体力を上限値の50%分減少させる。その後、この効果が適用されたプレイヤーに限定因子《絡命の絆》を持つスキルカウンターを1つ付与する。
●特殊効果:このスキルの効果で召喚された《絡命樹ハイペリオン》が存在し、限定因子《絡命の絆》を持つスキルカウンターが付与されたプレイヤーが存在する場合、以下の効果を常時適用する。
>このスキルの効果で召喚された《絡命樹ハイペリオン》の周囲半径100m圏内に存在する限定因子《絡命の絆》を持つスキルカウンターが付与されたプレイヤーの体力が毎分それぞれの上限値の5%ずつ回復する。また、限定因子《絡命の絆》を持つスキルカウンターが付与されたプレイヤーが体力の全損またはスキル・魔法の効果による《確定死判定》を受けた場合、そのプレイヤーは《死亡確定》処理の後に3分間の蘇生猶予時間及び30分間のリスポーン待機時間は発生せず、経験値・金銭・アイテムの喪失も行わず一度だけ《絡命樹ハイペリオン》の素体の樹洞から復活する。
※備考:死亡の際のデメリットを打ち消せる効果を持つ召喚獣だが、DO移行後に追加されたシステムルールである“自演の輪廻”を回避することはできない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【森羅の覚醒】
――森羅の大いなる意志の覚醒を受け、森樹翁の身体は霊力を漲らせる。
●前提:種族条件《木精霊系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:“森樹翁”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《森羅》《状態変化》
●属性:《精霊属性》《植物属性》
●効果:このスキルは、自分が《活性状態》でない場合にのみ発動することができる。発動後、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分は《活性状態》になる。この効果が適用されている場合、自分は【森羅の覚醒】以外の『森羅』と名の付く種族スキルを発動することができない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【代命分与の種明かし】
――上位の植生種にとって代命種子は我が子でもあり自分自身でもある。
●前提:種族条件《木精霊系or花精霊系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:“森樹翁”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《レベル干渉》《状態変化》
●属性:《精霊属性》《植物属性》
●効果:このスキルの効果は、如何なる効果によっても無効化されない。このスキルは、自分の《代命種子》のレベルが0の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分はプレイヤーレベルが1減少し、自分の《代命種子》のレベルが1増加する。この時、自分が《活性状態》でない場合、自分は60秒間《活性状態》になる。
※備考:死亡確定処理を無効化し、DO移行後に追加されたシステムルールである“自演の輪廻”をも回避することが可能な代命種子の能力『代命発芽』発動の前提条件を容易に満たすことができる非常に重要な植生種スキルの一つ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【森翁の幻惑】
――森樹翁の手の内に搦め取られた者は幻惑の森を延々彷徨うことになる。
●前提:種族条件《木精霊系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:超位存在“超樹ユグドラシル”と遭遇する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《結界》《デバフ》《視界干渉》《感覚干渉》
●属性:《精霊属性》《植物属性》
●効果:このスキルは、自分の周囲半径100m圏内に自分のスキルの効果で展開された《森翁の幻惑結界》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の現在地を基点に半径100mの環境結界《森翁の幻惑結界》を展開する。この時、自分のスキルの効果で展開された他の《森翁の幻惑結界》が存在する場合、古い結界は消滅する。展開後、《森翁の幻惑結界》は結界内部の全ての敵に常時“森翁の幻惑”デバフを付与する。“森翁の幻惑”デバフが付与された対象はその視界内にこのスキルの使用者の幻覚を多数見るようになる。
●特殊効果:このスキルの効果で展開された《森翁の幻惑結界》が存在し、自分が種族資質《パーティ・イリュージョナー》を習得している場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの効果で付与された“森翁の幻惑”デバフの効果で敵が視認する幻覚の数がさらに増加する。
※備考:敵の視界に映る幻覚は基本的に立った状態でわずかながら揺れている程度の動きしかしないものの、深い自然環境の中でその姿を一つ一つ確認しながら戦闘を行うのは非常に不利。
Tips:
※[種族資質]の項目の記号“-”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される




