【原種】概念系 人造種:虚構体系-Phantasm-
○《虚構体》系 《魔導機伴いし不可視の知性》
霊匠フラース・ケートスによって物理実体を与えられた精神思念知性体。
体力・物理防御率・特殊攻撃力・特殊防御率・敏捷性能・隠蔽性能に優れ、回避性能がやや低いバランスの取れた扱いやすいステータスを持ち、本来の精神体としての“思念体”と物理実体の素体を具現化して操作する“仮想体”の二種類の存在形態を状況に応じて切り替え、それぞれの特性を活かした独特な立ち回りを得意とする癖の強い種族。特に非戦闘時や隠密機動では思念体の他者の知覚や物理実体を透過して移動できる性質を利用して索敵や周辺把握に努め、実戦では随伴する小型の魔導機械“個機”との連携攻撃や可変機能を用いた白兵戦術を得意とする。その性質上、戦闘用の素体である仮想体は活動時間に制限はあるものの人造系種族の持つデメリットの中では比較的扱いやすく、ユニギア自体も補助火力としては非常に優秀な性能を持っているため、戦況・環境に大きく左右されることなく安定した戦線展開を行うことができる。一方で、基本的に戦闘能力の殆どがユニギアの健在を大前提としているため、何らかの原因でユニギアに内蔵された仮想素体召喚術式の統制基盤が機能停止した場合、該当部分の修復が完了するまでは戦闘行為自体が不可能になってしまう致命的な弱点も存在する。
ユニギアという致命的な弱点を常に伴っているため基本的に他種族との敵対関係を好まず、危害を加えられない限りは努めて個として友好的かつ種として中立に振る舞う傾向が強い。ただし、関連種族の本来の存在形態に当たる思念体の姿を認識することができる変数種系種族に対しては強い警戒心を隠すこともなく、状況次第では極めて苛烈に振る舞うこともある。
下位種族、派生種族共に比較的高い特殊攻撃力を持ち、進化の過程で非常に適用範囲の広い威力資質を獲得することができるため、攻撃魔法を中心に比較的優れた魔法適性を有する。また、補助魔法も汎用性の高いものから比較的多く習得できるため、後方からの火力・補助支援を中心に立ち回ることもできる。一方で、人形態化や種族資質により戦闘時には膨大な魔力を消費する特性を持っているため、魔法を主眼に置いた戦闘はあまり現実的ではない。
仮想体・思念体共に素体に翼を持たないが、思念体はユニギアの周囲半径5m圏内を浮遊するように移動することができる。
・“人造属性ボーナス”
石像種系・水晶体系・虚構体系・機人体系・錬成体系種族が持つ複数の特殊体質を指す。基本的に『無限の気力』『疑似生命』『体感覚の喪失』の3つを指し、スキルや魔法でも種族資質の効果でもないこれらの体質に干渉するあらゆる効果の影響を受けない
●『無限の気力』=文字通りの特性。気力ゲージは存在するが、如何なる理由でも決して減少しない。気力を消費して使用するスキル等のコストにすることもできるが、その場合も固定値で消費するタイプのもののみで、割合値消費タイプや全消費タイプのコストには使用できない
●『疑似生命』=モンスターの能力やスキル・魔法の効果による生体探知の効果を受けず、生体干渉の対象にならない。また、回復魔法・回復効果を含む魔法の効果を受けた時、その効果値を75%低下させる。ただしこの性質を持つのは魔法による回復のみで、アイテムによる回復やスキルによる回復には影響しない
●『体感覚の喪失』=体感覚、特に痛覚が希薄になる。この痛覚無効は痛覚緩和セーフティが解除されたDO移行後も継続されており、比較して打たれ強さが上がっている
・“個機”
虚構体系種族が物理実体の素体を獲得するために使用する術式統制基盤を組み込んだ魔導機械。丸みを帯びる曲折した円錐形の胴体と三対六本の細い脚が特徴的な高さ10cmにも満たない小型の機械で、式神召喚術式を応用して形代となる人形を実体化する機能を内蔵しているだけでなく、虚構体系種族のあらゆる行動を補助してその存在自体を補完する極めて重要な役割を持つ。プレイヤーが保有する武器や魔法・スキル等は使用できないため戦闘面では仮想体の存在は不可欠なものの、その他の面ではプレイヤーにできることはある程度代行することができる。また、ユニギア自体もプレイヤーのステータスの10%相当のステータスと攻撃能力を備えており、進化の過程で段階的に強化することで高い戦闘能力を発揮することができるようになる。プレイヤーによる操作や指示の割り込みは常時受け付けているものの基本的には自律して行動しており、所有者からの干渉がない間は比較的自由に振る舞うユニークな特徴を持つ。好奇心旺盛で人懐っこい小動物のような性質を持ち、非常に小柄な体躯と甲殻類を彷彿とさせる愛嬌のある仕草から一部で人気を博している。
・ユニギアの兵装機能
●武器
>半自動ガンタレット:対象を指定すると攻撃する小口径機銃タレット
>光子レーザー砲:自動的に敵を識別して攻撃するレーザータレット
>無誘導ロケット砲:自動的に敵を識別して攻撃するロケットタレット
●装甲系
>斥力場シールド:強力な斥力場を発生させて物理接触を防ぐシールド
>光学ステルス迷彩:光学的に機体を隠蔽する迷彩装甲
●駆動系
>パルス推進器:パルスエンジンで機動性を向上させる機動装置
●ツール
>自己修復:元素変換で損傷部位を修復する装置
>照準精査:周囲の敵をスキャンして照準精度を向上させるレーダー装置
>固有インベントリ:アイテムを預かって管理する倉庫
・“人形態化”
虚構体系種族が所有する顕術魔導機ユニギアの基本機能の一つであり、同種族が有する自己召喚能力の通称。思念体においてプレイヤーの魔力の自然回復を停止する代わりに時間の経過でユニギアに設定された固有の魔力電池ゲージが徐々に上昇していき、魔力電池ゲージの蓄積値MAXで任意に仮想体としての自己召喚を行うことができるようになる。この能力を用いた自己召喚中、魔力電池ゲージは時間経過によって徐々に減少し、ゲージが0になった時点で自己召喚は解除され、プレイヤーの仮想体素体は自然消滅し、素体に適用されていた全ての効果とその影響から遮断される。その後、再度魔力電池ゲージの蓄積は再開される。ただし、魔力電池ゲージの蓄積中はプレイヤー自身の魔力の自然回復が停止する性質上、魔力電池ゲージの蓄積値MAXになって間を置かずに自己召喚を行うと、自身の魔力が減少した状態で召喚されるリスクを伴う。ちなみに初期段階の魔力電池ゲージで一回の人形態化の活動限界及び再蓄積に要する時間はそれぞれ10分程度とやや心許ない。
・“思念体”
〈概要〉虚構体系種族が種として確立される際に定義された第一の存在形態。存在情報のみが実在する精神思念体であるため物理的な実体を持たず、同じ虚構体系種族を含めて物理的・霊的を問わず他者のあらゆる知覚・干渉を透過する。ただし、存在情報そのものを知覚する条理外の能力を持つ変数種系種族のみが唯一の例外で、通常の視覚能力のみで思念体をそのままの姿で直接認識することができる。
〈仕様〉魔法・スキル・攻撃等、本来プレイヤーが自力で行える様々な能力を喪失する代わりにあらゆる干渉の対象にならず効果も受けない、ほぼ完全に隔絶された状態になる。一方で、プレイヤーに帰属するインベントリの操作や自分以外を対象とする所有アイテムの使用、他者とのコミュニケーション等は随伴するユニギアが代行できるため、基本的に通常のプレイングの範囲内で困ることは殆どない。ただし、ユニギアが収集する情報に感覚の全てを依存しているため、ユニギアに内蔵された各種センサーが破壊等によって機能停止した場合、視覚も含め該当する外界の情報認識から遮断された状態になる。
・“仮想体”
〈概要〉虚構体系種族がユニギアの技術と共に獲得した第二の存在形態。ユニギアに内蔵された術式によって実体化された人間種ベースの物理実体の素体を持ち、あくまでも仮の肉体であるためあらゆる外傷や欠損が致命傷になりえない。
〈仕様〉他種族同様プレイヤーとして可能な全ての動作が行える姿だが、実体化している間はユニギアに内蔵された魔力電池を消費し続けているため時間による活動限界が存在する。尚、市街エリアではユニギアの魔力電池は遠隔通電モードになるため、仮想体のままで行動し続けることもできる。
・“攻撃性侵蝕体”
〈概要〉虚構体系種族に進化の最終段階で発現した第三の存在形態。基本的な自己召喚の媒体として多用されているユニギアの機能停止によって引き起こされ、概念世界との唯一の繋がりを断たれたことによる想像を絶する程の恐怖心とそれに連なる強烈な負の想念がその場の事象原理を侵蝕し、存在空間そのものに深刻な損傷を与えながら強引に肉体を再生成した。身体の周囲に稲妻のように走る赤黒い空間の亀裂を撒き散らしながら、自身の肉体を除くあらゆる地形や物理実体を無差別に破壊してしまう。
〈仕様〉反実体の種族スキル【思念断裂】によって出現する無差別破壊能力を帯びた暴走状態。出現時に一度魔力が全回復し、変身中は魔力を徐々に消費しながら周囲の物理実体を破壊し続ける。魔力が0になった時点で自己召喚は解除され、プレイヤーの攻撃性侵蝕体素体は周囲半径3m圏内にあるもの全てを巻き込んで自然崩壊する。その後はユニギアの自己修復が完了するまで、人形態化を行うことはできなくなる。
※補足:虚構体系種族は存在情報のみで個としての自我を有する極めて異質な知性存在だが、その本質は創造主であるフラース・ケートスの『物理実体の世界を認識できない知的生命体は何を知って何を思うか』という思考実験によって定義され、ユニギアによって具体化された架空の知性そのもの。つまり、創造主の干渉能力が高すぎる故に実在することになってしまった本来存在しないはずの種族。
派生種族:《虚構体》
┗《虚実体》
┗《顕実体》
┗《反実体》
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●虚構体 《憑依する精神思念体》
物理的な肉体を持たず、随伴する顕術魔導機“個機”を用いた擬似的な自己召喚で世界に干渉する精神思念体。非実体の思念体の素体は本人のみが認識・干渉することができる人類種に似た構造で、それを元に構成された物理実体の仮想体の素体は淡い人工的な光を帯びており、胸元からは可視化された霊的経絡がユニギアまで繋がっている。ユニギアを介した半自動戦闘と仮想体での直接戦闘を状況に応じて使い分け、その特性を活かした戦略的に立ち回る遊撃戦術・白兵戦術を得意とする。ユニギアによる攻撃の威力を強化する他、魔力電池ゲージやステータス等ユニギアの性能を強化する複数の種族資質を持ち、更に新たな拡張兵装と連携に特化した種族スキルを獲得したことでプレイヤーは如何なる環境でも活路を見出す。
種族資質:
《アサルト・ユニット・コア》(0-20)
ユニギアによる全ての攻撃の威力が最大20%増加する
《エクステンド・バッテリー・セル》(0-20)
ユニギアの魔力電池ゲージの上限を初期値から最大20%増加する
《クイック・チャージャー》(0-20)
ユニギアの魔力電池ゲージの蓄積速度が初期値から最大20%増加する
《エクスターナル・インベントリ》(0-20)
ユニギアの兵装機能に最大20スロットの“固有インベントリ”を追加する
《モビリティ・ユニット・ギア》(0→10)
ユニギアの移動速度・最高速度が10%増加し、挙動精度が向上する
《オプティマイザー・ユニット》(0→10)
ユニギアのプレイヤーステータスに対する変換率を10%増加する
《エイバイオティック・ボディ》(0→10)
自分が受ける全ての生体系デバフを無効化する
《パルス・プロパルサー・ユニット》(0→10)
ユニギアの兵装機能に“パルス推進装置”を追加する
《フォトン・ジェネレーター・ユニット》(0→10)
ユニギアの兵装機能に“光子レーザー砲”を追加する
《シールド・ジェネレーター・ユニット》(0→10)
ユニギアの兵装機能に“斥力場シールド”を追加する
《リペア・コンバーター・ユニット》(0→10)
ユニギアの兵装機能に“自己修復”を追加する
種族スキル(例)
【個機連動射程】(常時展開)
自分と自分の所有するユニギアは相互に相手の照準捕捉を代行できる
【虚構の空論】(任意起動/持続効果)
思念体状態で発動でき、効果中任意の対象は自分を仮想体として視認する
【魔導調律式】(任意起動/持続効果)
効果中、自分の魔力を消費する攻撃時に魔力電池ゲージを代わりに消費できる
【個機召集】(任意起動/即時効果)
自分の所有するユニギアを自分の位置に召喚する
【急速解放】(任意起動/即時効果)
魔力電池ゲージの消費速度と魔力の自然回復速度を100%増加する
【緊急再召喚】(任意起動/即時効果)
自分の人形態化を解除し、ユニギアの位置に即時召喚する
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●虚実体 《虚ろより現れし魔導機士》
随伴する顕術魔導機ユニギアの最適化が進み、高度な連携能力と魔力適性を獲得した強力な虚構体。より効率化された実体化処理は仮想体の素体により自然な魔力感応器を発現し、安定した胸元の霊的経絡はやや強い白色の光を帯びた。魔力を消費する攻撃や連携攻撃の威力を強化する他、ユニギアの拡張機能に関連する複数の種族資質を持ち、更にユニギアの可変機能を用いて拡張兵装の一部を個人携行用の武装に転用する種族スキルを獲得したことで仮想体での白兵戦術の幅は広がった。
種族資質:
《オーバード・アタック》(0-20)
魔力を消費する攻撃の威力と魔力消費を最大20%増加する
《ユニオン・アタック》(0-20)
それぞれの敵に対し自分の連続していない攻撃の威力が最大20%増加する
《パワード・バッテリー・セル》(0→10)
ユニギアの魔力電池ゲージの上限を初期値から20%増加する
《クイック・チャージ・ブースター》(0→10)
ユニギアの魔力電池ゲージの蓄積速度が初期値から20%増加する
《オプティマイザー・アップグレード》(0→10)
ユニギアのプレイヤーステータスに対する変換率を20%増加する
《セミオート・ガンタレット・ユニット》(0→10)
ユニギアの兵装機能に“半自動ガンタレット”を追加する
《シールド・ジェネレーター・アップグレード》(0→10)
ユニギアの“斥力場シールド”の防御力と耐久値を増加する
《ハイバネーション・レスト》(0→10)
仮想体状態で“人形態化”を任意に解除することができる
種族スキル(例)
【魔力循環術機】(任意起動/持続効果)
効果中、ユニギア接触時の魔力の自然回復と魔力電池ゲージの消費を停止する
【個機可変式・光子砲】(任意起動/即時効果/個機可変式スキルは1つまで)
ユニギアを兵装機能の光子レーザー砲を用いた個人携行武器に変形させる
【個機可変式・斥力盾】(任意起動/即時効果/個機可変式スキルは1つまで)
ユニギアを兵装機能の斥力場シールドを用いた個人携行盾に変形させる
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●顕実体 《巧妙なる一対の戦術機》
実体での実戦経験を重ね、膨大な戦闘データに基づく包括的なユニギアの強化改修によって更に戦術の幅を広げた上位の虚実体。ユニギアの処理能力が向上により実体化された仮想体は過負荷を許容して尚も理想に近い性能を備え、ユニギアに繋がる霊的経絡は安定した薄水色の涼やかな光を帯びている。下位種の特性をそのまま継承し、多様な攻撃手段を持つユニギアとの連携を密にした近中距離からの波状攻撃で敵を消耗させる遊撃白兵戦術を得意とする。魔力消費を伴う攻撃や連携攻撃の威力を強化する他、攻撃的な拡張兵装の追加改修を始めとするユニギアの性能強化に寄与する複数の種族資質を持ち、一対の戦闘機兵として習熟すれば無傷で止められる者はいない。
種族資質:
《アタック・オーバーロード》(0-30)
魔力を消費する攻撃の威力と魔力消費を最大30%増加する
《ユニゾン・アタック》(0-30)
それぞれの敵に対し自分の連続していない攻撃の威力が最大30%増加する
《ハイテック・エネルギー・セル》(0→10)
ユニギアの魔力電池ゲージの上限と蓄積速度が初期値から30%増加する
《ハイテック・オプティマイザー》(0→10)
ユニギアのプレイヤーステータスに対する変換率を20%増加する
《フォトン・ジェネレーター・アップグレード》(0→10)
ユニギアの“光子レーザー砲”の威力を増加し、攻撃の貫通性能を強化する
《ロケット・ポッド・ユニット》(0→10)
ユニギアの兵装機能に“無誘導ロケット砲”を追加する
種族スキル(例)
【急速再充填】(任意起動/即時効果)
人形態化を解除し、魔力電池ゲージMaxまで魔力を消費してゲージを蓄積する
【個機可変式・飛翔翼】(任意起動/即時効果/個機可変式スキルは1つまで)
ユニギアを兵装機能のパルス推進器を用いたリアウィングに変形させる
【個機可変式・噴進砲】(任意起動/即時効果/個機可変式スキルは1つまで)
ユニギアを兵装機能の無誘導ロケット砲を用いた個人携行武器に変形させる
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●反実体 《背反する空間の侵蝕者》
ユニギアを介した数多の実体験により物理的な実体世界への依存度を増し、病的な思念が現実をも侵蝕する程の強い感染力を獲得した顕実体。度重なる調整を経て最適化されたユニギアにより霊的経絡も不可視化され、魔力を消費しやすい性質は変わらないものの実戦に則して極限までバランス調整が為された性能に収束した。下位種の特性を飛躍的に発展させ、遊撃白兵戦を中心に堅実に立ち回りつつ各個撃破で敵の戦力を削ぐ支配戦術を得意とする。魔力消費を伴う攻撃や連携攻撃を強化する他、戦闘補助として汎用性の高い拡張兵装を追加改修する複数の種族資質を持ち、新たに仮想体に留まらない凶悪な物理干渉能力を発揮する種族スキルを獲得したことで周囲に常軌を逸した影響力を及ぼす。
種族資質:
《アサルト・オーバーロード》(0-30)
魔力を消費する攻撃の威力と魔力消費を最大30%増加する
《オルタネート・アタック》(0-30)
それぞれの敵に対し自分の連続していない攻撃の威力が最大30%増加する
《オルタナティブ・エネルギー・セル》(0→10)
ユニギアの魔力電池ゲージの上限と蓄積速度が初期値から50%増加する
《オルタナティブ・オプティマイザー》(0→10)
ユニギアのプレイヤーステータスに対する変換率を20%増加する
《タクティカル・アナライザー・ユニット》(0→10)
ユニギアの兵装機能に“照準精査”を追加する
《ステルス・テック・ユニット》(0→10)
ユニギアの兵装機能に“光学ステルス迷彩”を追加する
種族スキル(例)
【思念断裂】(常時展開)
ユニギアが機能停止した時、自分は”攻撃性侵蝕体”状態に変異する
【個機可変式・表象】(任意起動/即時効果/個機可変式スキルは1つまで)
発動後ユニギアの能動制御が無効になり、自身の魔力を消費して人形態化する
【虚構性侵蝕召喚】(任意起動/即時効果)
任意の対象を仮想体同様の素体として一時的に支配し、元の肉体は消失する
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=DATA=
ステータス《虚構体系[Phantasm]》(虚構体/虚実体/顕実体/反実体)
●《基本ステータス》(=種族基本値+レベルアップボーナス値+個人振分値)
・体力:(1500/1500/1600/1800)+[Lv]×(15/15/16/18)+α
・魔力:(1100/1100/1200/1300)+[Lv]×(10/11/12/13)+α
・気力:―
・物理攻撃力:(1300/1300/1400/1500)+[Lv]×(13/13/14/15)+α
・物理防御率:(1500/1600/1700/1800)+[Lv]×(15/16/17/18)+α
・特殊攻撃力:(2000/2100/2200/2300)+[Lv]×(20/21/22/23)+α
・特殊防御率:(1500/1600/1700/1800)+[Lv]×(15/16/17/18)+α
・腕力:600+[Lv]×6+α
・脚力:700+[Lv]×7+α
・敏捷性能:800+[Lv]×8+α
・回避性能:400+[Lv]×4+α
・隠蔽性能:(800/900/900/1000)+[Lv]×(8/9/9/10)+α
・特殊技能:(100/200/300/400)+[Lv]×(1/2/3/4)+α
《飛行ステータス》
・飛行時間:―
・飛行重量:―
・飛行速度:―
《基本属性耐性》
・火耐性:0
・水耐性:0
・風耐性:0
・土耐性:0
・光耐性:0
・闇耐性:0
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○【個機連動射程】
――虚構体種は元より個機に感覚の全てを委ねている。
●前提:種族条件《虚構体》系
●習得:最初から保有
●分類:《種族スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《照準補正》
●属性:《機械属性》
●効果:自分に以下の効果を常時適用する。
>自分と自分のユニギアは相互に照準捕捉を代行することができる。
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○【虚構の空論】
――あいつは一体何を見て、一体誰と話してるんだろうな?
●前提:種族条件《虚構体系》
●習得:該当種族の固有能力《人形態化》を100回使用
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《視界干渉》《偽装》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルは、自分が《思念体》状態の場合にのみ発動することができる。発動後、自分以外の任意の存在を対象に指定する。発動後、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、対象となったプレイヤーは《思念体》状態の自分の姿を《仮想体》として視認することができ、自分の声を聞くことができる。
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○【魔導調律式】
――コードCR017。代行霊器、魔導調律駆動。
●前提:種族条件《虚構体》系
●習得:最初から保有
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《条理干渉》
●属性:《機械属性》
●効果:発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分が魔力消費を伴う攻撃で自分の魔力の代わりに自分のユニギアの魔力電池を消費することができる。
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○【個機召集】
――コードCR003、固有魔導器、擬似召喚。
●前提:種族条件《虚構体》系
●習得:最初から保有
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《空間転移》
●属性:《機械属性》
●効果:このスキルは、自分が《仮想体》状態の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分のユニギアを自分の現在地に空間転移する。
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○【急速解放】
――コードCR038、バッテリー解放、魔力再充填開始。
●前提:種族条件《虚構体》系
●習得:固有能力《人形態化》を1回使用
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《生命干渉》《魔力回復》
●属性:《特殊属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分が《人形態化》で消費する自分のユニギアの魔力電池の消費速度と自分の魔力の自然回復速度が100%増加する。この効果は、自分のユニギアの魔力電池が0になった場合解除される。
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○【緊急再召喚】
――コードCR131、優先順位再設定、再召喚プロセス緊急行使。
●前提:種族条件《虚構体》系
●習得:固有能力《人形態化》を100回使用する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《空間転移》
●属性:《特殊属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分の《人形態化》を解除する。その後、自分のユニギアの現在地に空間転移し、その場で再度《人形態化》する。
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○【魔力循環術機】
――コードCR223、魔力循環動作開始。
●前提:種族条件《虚構体系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“虚実体”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《魔力回復干渉》《機構干渉》
●属性:《魔力属性》
●効果:このスキルは、自分が《仮想体》状態の場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分がユニギアと接触している間、自分の魔力の自然回復及びユニギアの魔力電池ゲージの消費を停止する。この効果は、自分が《思念体》状態になった場合、解除される。
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○【個機可変式・光子砲】
――コードCR072、ユニギアクター・フォトン・レーザー・モード。
●前提:種族条件《虚構体》系+《進化Ⅰ以上》
●習得:種族資質《フォトン・ジェネレーター・ユニット》を習得する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《機構干渉》
●属性:《機械属性》
●効果:このスキルは、自分が《仮想体》状態の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分のユニギアを《フォトン・レーザー・モード》に変化させる。《フォトン・レーザー・モード》のユニギアは自分の装備武器として扱われ、自分はユニギアの《光子レーザー砲》の兵装機能を任意に使用することができる。
※備考:ユニギアを個人携行武装に変形させる個機可変式スキルの一つ。ランチャー・モードのユニギアも自分のユニギアとしては扱われるが、武器カテゴリを持たないため関連する武器サポートの補助効果は得られない。
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○【個機可変式・斥力盾】
――コードCR073、ユニギアクター・シールド・モード。
●前提:種族条件《虚構体》系+《進化Ⅰ以上》
●習得:種族資質《シールド・ジェネレーター・アップグレード》を習得する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《機構干渉》
●属性:《機械属性》
●効果:このスキルは、自分が《仮想体》状態の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分のユニギアを《シールド・モード》に変化させる。《シールド・モード》のユニギアは自分の個人携行盾として扱われ、自分はユニギアの《斥力場シールド》の兵装機能を任意に使用することができる。
※備考:ユニギアを個人携行武装に変形させる個機可変式スキルの一つ。シールド・モードのユニギアも自分のユニギアとしては扱われるが、武器カテゴリを持たないため関連する武器サポートの補助効果は得られない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【急速再充填】
――コードCR338、魔力解放、バッテリー再充填開始。
●前提:種族条件《虚構体》系+《進化Ⅱ以上》
●習得:該当種族の固有能力《人形態化》を100回使用
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《機構干渉》
●属性:《特殊属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分の《人形態化》を解除する。毎秒魔力を消費し、自分のユニギアの魔力電池の自然回復速度が200%増加する。この効果が適用されている限り、自分は《人形態化》を行うことができない。この効果は、自分のユニギアの魔力電池が上限値と等しくなった場合解除される。
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○【個機可変式・飛翔翼】
――コードCR074、ユニギアクター・ウィングモード。
●前提:種族条件《虚構体》系+《進化Ⅱ以上》
●習得:種族資質《パルス・プロパルサー・ユニット》を習得する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《機構干渉》
●属性:《機械属性》
●効果:このスキルは、自分が《仮想体》状態の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分のユニギアを《ウィング・モード》に変化させる。《ウィング・モード》のユニギアは自分の装備アクセサリーとして扱われ、自分はユニギアの《パルス推進装置》の兵装機能を任意に使用することができる。
※備考:ユニギアを個人携行武装に変形させる個機可変式スキルの一つ。リアウィング・モードのユニギアも自分のユニギアとして扱われる。
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○【個機可変式・噴進砲】
――コードCR075、ユニギアクター・ランチャー・モード。
●前提:種族条件《虚構体》系+《進化Ⅱ以上》
●習得:種族資質《ロケット・ポッド・ユニット》を習得する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《機構干渉》
●属性:《機械属性》
●効果:このスキルは、自分が《仮想体》状態の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分のユニギアを《ランチャー・モード》に変化させる。《ランチャー・モード》のユニギアは自分の装備武器として扱われ、自分はユニギアの《無誘導ロケット砲》の兵装機能を任意に使用することができる。
※備考:ユニギアを個人携行武装に変形させる個機可変式スキルの一つ。ランチャー・モードのユニギアも自分のユニギアとしては扱われるが、武器カテゴリを持たないため関連する武器サポートの補助効果は得られない。
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○【思念断裂】
――嫌だ嫌だ嫌だ嫌だいやだいやだイヤダイヤダイヤダァァァァァァァ――ッ。
●前提:種族条件《虚構体系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:反実体への進化
●分類:《種族スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統:《形態変化》《スキル規制》《魔法規制》《生命干渉》
●属性:《物理属性》《空間属性》《侵蝕属性》
●効果:自分のユニギアが《完全損壊》状態になった場合、以下の効果を発動する。
>効果処理時、自分の魔力を全回復する。その後、毎秒魔力を消費して自分は空間侵食型精神汚染体《攻撃性侵蝕体》に変化する。この効果が適用されている間、自分は如何なる場合も魔力が回復せず、他のスキル・魔法の効果を発動できない。
※備考:攻撃性侵蝕体状態は虚構体系最終進化種固有の暴走状態であり、周囲の空間を無差別に侵蝕して災害級の崩壊を引き起こすが、その能力はスキルの効果によるものではなく、あくまでも特殊な形態の素体の持つ素の能力としての破壊に当たる。
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○【個機可変式・表象】
――コードCR077、ユニギアクター・モナド。
●前提:種族条件《虚構体》系+《進化Ⅲ以上》
●習得:“反実体”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《機構干渉》
●属性:《機械属性》
●効果:このスキルは、自分が《仮想体》状態の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>発動後、次に《人形態化》が解除されるまで自分のユニギアの魔力電池ゲージは消費されず、自分はユニギアの能動制御を行えない。この効果が適用されている間、自分は毎秒魔力を消費する。
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○【虚構性侵蝕召喚】
――虚構の存在が現実を侵蝕し、その存在すらも揺らぎ始める。
●前提:種族条件《虚構体》系+《進化Ⅲ以上》
●習得:“反実体”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《条理干渉》《生命干渉》
●属性:《物理属性》《侵蝕属性》
●効果:このスキルは、自分が《仮想体》状態で自分よりレベルの低い任意の存在に接触している場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する任意の存在を対象に指定し、魔力を消費して20秒間の《スキル・チャージ》を開始する。《スキル・チャージ》中、自分と対象となった存在は他のスキル・魔法を発動することができず、あらゆる意識的動作を行うことができない。この《スキル・チャージ》は自分が強いノックバックまたは何らかの効果による《行動中断》を受けた場合、または対象となった存在に接触していない場合中断され、このスキルの効果は無効化される。《スキル・チャージ》が終了した場合、以下の効果を適用する。
>効果処理時、対象となった存在の《肉体》を自分の《仮想体》として扱い、その素体に帰属する能力を使用することができる。この時、対象となった存在及びその素体に適用されていた全ての《付加効果》は自分に継承され、対象となった存在に帰属する全ての種族資質・スキル・魔法・超能力・装備・アイテムの使用権を得る。この効果が適用されている場合、自分の魔力及び自分のユニギアの魔力電池ゲージは如何なる場合も回復せず、自分は《人形態化》を解除することができない。
●特殊効果:このスキルの効果の対象となった存在がプレイヤーの場合、以下の効果を適用する。
>そのプレイヤーは《リスポーン待機状態》になる。このスキルの効果が解除された場合、そのプレイヤーはリスポーンされる。その後、自分は6時間経過するまで【虚構性侵蝕召喚】を発動することができない。
※備考:反実体が誇る憑依能力で、緩い条件でプレイヤーやボスモンスターを含むあらゆる敵を間接的に排除できる凶悪な種族スキル。奪った肉体には存在侵蝕による赤黒い靄のような表現効果が纏わりつく。あくまでも発動者の仮想体扱いであるためステータスは自身のものであり、人形態化も依然としてユニギアに頼っているため時間制限も存在する。また、モンスターの身体を奪った場合でも存在が消滅するだけでドロップや経験値も発生せず、ボスモンスターも討伐扱いにならないためフィールドクリアにもならない。同様にプレイヤーアバターを奪った場合も死亡ではないためペナルティも発生しない。プレイヤー帰属の所有物も使用権を得るだけで元の所有権は保持されており、その個人ウィンドウへのアクセス権限もないため、このスキルによる奪取や破棄等は一切行えない。唯一、既に実体化された消耗品のみ消費される可能性がある。
Tips:
※[種族資質]の項目の記号“-”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される




