【原種】霊石系 人造種：水晶体系－Quartz－
○《水晶体》系 《霊晶石を核とする人工精霊》
宝咒イーリアス・デルタの後継世代として作成された自律思考接触式精霊干渉器。
物理攻撃力・特殊攻撃力・特殊防御率・腕力に優れ、物理防御率・敏捷性能・回避性能が低いバランスの取れた扱いやすいステータスを持ち、比較的高い攻撃性能と概念属性に焦点を置いた魔法適性を用いた魔法戦闘を得意とする扱いやすい種族。特に魔法攻撃・属性攻撃に対応した幅広い攻撃耐性で戦域に留まり、本質的に自身と同等の存在である召喚性オブジェクト“精霊賜片”を介した攻撃魔法で中・遠距離から敵を制圧する支配戦術に高い適性を持ち、その性質上特定の属性攻撃に秀でた敵に対しては安定した戦線展開を行うことができる。一方で、攻撃手段の殆どが直接的・間接的に精霊賜片に依存したものであるため、近接戦闘ではその能力を活かしきれないことも多い。
基本的に創造主である宝咒イーリアス・デルタと同様に種としての敵対関係は存在しないが、良くも悪くも創造主の性質を強く受け継いでしまったために全ての個体が多くの他種族に対して非常に高圧的で高慢とも取れる態度で接する傾向が強く、友好的・敵対的に関わらず戦闘を含めたトラブルに発展することが多い。しかし、決して他種族を侮って見下しているというわけではなく、その実態は人工的ながら事象の原理に近い存在であるという自負が未熟な統制人格に極端に作用した結果であり、謂わば他の精霊存在が自然と備えている長大な経験則に基づく立ち居振る舞いが欠落した自尊心の高い子供のような状態である。一方で、間接的に自身の創造主に当たる人間種や存在の源泉でもある精霊存在に対しては素直な態度を見せることも多く、自然物の素体に幼い精霊の霊格を持っていることも相俟って人工系種族でありながら精霊存在から溺愛される傾向がある。
下位種族、派生種族共に比較的高い特殊攻撃力を持ち、下位種族の段階でも第3位階の魔法は数多く習得することができる優れた魔法適性を有する。ただし、より上位の第4～7位階の魔法は進化の過程で種族資質《コート・コントラクト》を習得した上で個々の条件を満たす必要があるため、他種族に比べると魔法運用の難易度はやや高い。また、基本的に精霊賜片の召喚や戦闘特性の殆どが受動的な性質を持っているため、単騎戦闘より集団戦闘の方が円滑な戦線展開を行うことができる。
素体に翼を持たないが、常時浮遊する形で空間内に滞空しており、実質的に魔力翼を持つ種族と同様の単体飛行能力を持つ。
・“人造属性ボーナス”
石像種系・水晶体系・虚構体系・機人体系・錬成体系種族が持つ複数の特殊体質を指す。基本的に『無限の気力』『疑似生命』『体感覚の喪失』の３つを指し、スキルや魔法でも種族資質の効果でもないこれらの体質に干渉するあらゆる効果の影響を受けない
●『無限の気力』＝文字通りの特性。気力ゲージは存在するが、如何なる理由でも決して減少しない。気力を消費して使用するスキル等のコストにすることもできるが、その場合も固定値で消費するタイプのもののみで、割合値消費タイプや全消費タイプのコストには使用できない
●『疑似生命』＝モンスターの能力やスキル・魔法の効果による生体探知の効果を受けず、生体干渉の対象にならない。また、回復魔法・回復効果を含む魔法の効果を受けた時、その効果値を75％低下させる。ただしこの性質を持つのは魔法による回復のみで、アイテムによる回復やスキルによる回復には影響しない
●『体感覚の喪失』＝体感覚、特に痛覚が希薄になる。この痛覚無効は痛覚緩和セーフティが解除されたDO移行後も継続されており、比較して打たれ強さが上がっている
・“精霊賜片”
水晶体系種族の能力によって召喚される、非常に優れた精霊適性を備えた単結晶型の小さな結晶体オブジェクト。硬い水晶のような材質の“霊晶石”と呼ばれる自然素材の結晶片で、事象を司る精霊の霊力を記憶する能力を持ち、精霊の力を記憶した精霊賜片はその属性に応じて結晶内部の色や表現効果が変化する。召喚後は基本的に召喚者の素体付近を周回するようにその移動に合わせて追従し、関連種族はその結晶を介して精霊の力の一端を再現することができる。硬質の見かけによらず武器や素手の握力でも容易に破壊することができ、召喚・維持・追従・破壊等によって関連種族の様々な種族資質・種族スキルのトリガーやコストになる他、進化の過程でPTメンバーへの遠隔支援能力を獲得するため、使用者の技量次第で様々な戦術に対応することができる汎用性を持っている。基本的には召喚されたフィールドから出た場合に消滅してしまうが、種族スキル【霊晶石の記憶】を習得することで最大３つまで保存することもできる。
・“含光変異体”
水晶体系種族が進化の過程で獲得する固有の属性変化能力。精霊賜片と同じ霊晶石でできた素体に事象を司る精霊の力を記憶する、謂わば精霊賜片の根源とも言える能力で、自分に追従する精霊賜片を素体に叩き合わせて破壊することで記憶されていた属性を素体に付与することができる。属性変化後は精霊賜片と同様に色や表現効果も徐々に遷移し、属性耐性や霊的特性も影響を受ける。
・“霊晶石の残光”
水晶体系種族が進化の過程で獲得する固有の攻撃能力。特殊な霊晶石の素体の両手の掌を合わせることで魔力を消費し、体内の精霊光を全身から放出して周囲を攻撃することができる能力だが、その本質は精霊の力を解放することで周囲の事象原理による支配空間を強引に自身の領域として切り開くものであり、0.3秒程度の非常に短い時間ながらあらゆる干渉の空間伝播を遮断する効果を持つ。ただしその性質上、攻撃自体にノックバックが存在せず精霊光が分散してしまう分、普通に使っても特殊攻撃力に対する威力倍率が5％、射程も体表面から1m程度と攻撃性能だけ見ると非常に使い勝手が悪い。一方、自身の掌の代わりに片手で精霊賜片を強く把持することでも使用でき、その場合は集束された精霊光を精霊賜片の先端からレーザーのように照射される分、攻撃範囲も調整しやすく扱いやすい。この時もノックバックは発生しないものの威力倍率は50％、最大射程も50ｍ超と大幅に向上しており、精霊賜片の属性に応じて攻撃の属性も変化するため、強力な武器として様々な状況下で利用することができる。ただし、使用した精霊賜片は過負荷に耐えられずに攻撃終了後に破壊されてしまう。
派生種族：《水晶体》
┗《光晶体》
┗《聖晶体》
┗《綺晶体》
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●水晶体 《力を宿した結晶体》
人類種の人工精霊生成実験で確立された技術を元に生み出された、宝咒イーリアス・デルタに続く第5世代の人工精霊。素体を構成する霊象石は微かに青みがかった精霊光を帯びた無色透明の結晶鉱物で、表面上は硬質の結晶体だが統制人格の感情の発露に伴って主成分である精霊の霊力が励起して自在に形を変えるため、基本的にシルエットが安定しない。憑依や顕器召喚に依らず明確な物理実体を持つ精霊という希少な存在であり、その戦闘特性も単一の能力に特化した設計に基づいたものとなっている。種族資質・種族スキルのほぼ全てが種族固有の召喚性オブジェクト“精霊賜片”に関連するもので占められており、召喚から始まってその維持や能動的な破壊をトリガーに様々な局面において完成した戦闘能力を発揮する。
種族資質：
《フォロイング・メモリア》（0－90）
自分の精霊賜片の召喚上限数を最大9体増加する
《スピリチュアル・メモリア》（0→10）
自分が属性攻撃を受けた時、その属性の“精霊賜片”を1体まで召喚する
《リフレクション・メモリア》（0→10）
魔法詠唱時に同じ属性の精霊賜片を破壊することでその威力を30％増加する
《アタッチメント・メモリア》（0→10）
魔法詠唱時に精霊賜片を破壊することでその属性をその魔法に付与する
《インセンス・メモリア》（0→10）
自分の精霊賜片が破壊された時、魔力を1000回復する
《レジスタンス・メモリア》（0→10）
自分に追従する精霊賜片の数だけその属性系統の耐性が上がる（最大５まで）
《クリア・ボディ》（0→10）
自分が受ける全ての生体系・霊咒系デバフを無効化する
種族スキル（例）
【霊晶石の同調】（常時展開）
自分の精霊賜片は、他者に追従する任意の精霊賜片の属性を一度だけ獲得できる
【霊晶石の祝福】（任意起動／持続効果）
効果中、自分に追従する精霊賜片がそれぞれ体力回復効果を発揮する
【霊晶石の記憶】（任意起動／即時効果）
自分の精霊賜片を3つまでアイテム化して保持でき、再実体化で元に戻る
【霊晶石の氾濫】（任意起動／即時効果）
自分に追従する精霊賜片が5体以上の時、無属性の精霊賜片2体を召喚する
【飛散する虹涙晶】（任意起動／即時効果）
自分が注視した精霊賜片を破壊し、その属性系統に応じた効果を発動する
【虹涙晶壁】（任意起動／即時効果）
自分に追従する精霊賜片から長辺六角形の魔力障壁“虹涙晶壁”を展開する
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●光晶体 《精霊光を秘めた結晶体》
自身の存在の源泉である精霊の力を利用し、精霊賜片の新たな可能性を引き出した強力な水晶体。体表面を覆っていた精霊光は体内の深部へと移動し、無秩序に身体の周りを浮遊していた精霊賜片は両肩の上側から腰の左右に対角を描くような二本の軌道を規則的に巡るようになった。精霊賜片の属性記憶能力を活かして自身の魔法を含めた属性攻撃をコントロールする限定的な支配戦術を得意とし、状況によっては単純な攻撃・防御系の効果よりも優れた汎用性を発揮する。精霊賜片の召喚上限数を増加する他、魔法の習得可能範囲の拡大を含めて攻撃能力を向上させる複数の種族資質を持ち、下位種から継承した能力を堅実に強化する形で変化を遂げた。
種族資質：
《ローディング・メモリア》（0－50）
自分の精霊賜片の召喚上限数を最大5体増加する
《ヴィクティム・メモリア》（0→10）
破壊された精霊賜片と同じ属性を持つ自分に付与されたデバフを無効にする
《レゾナンス・メモリア》（0→10）
自分に追従する精霊賜片の数だけその属性の攻撃の威力が2％増加する
《リバイバル・メモリア》（0→10）
自分の精霊賜片が敵の攻撃で破壊された時、無属性の精霊賜片を召喚する
《コート・コントラクト》（0→10）
含光変異体で獲得した属性の第7位階以下の魔法が習得可能状態になる
《バリエーション・コート》（0→10）
固有特殊能力“含光変異体”の使用を解禁する
種族スキル（例）
【霊晶石の威光】（常時展開）
自分の精霊賜片を他のPTメンバーに追従させることができる
【霊晶石の感応】（任意起動／持続効果）
効果中、自分が把持する“水晶”系素材を徐々に無属性の精霊賜片に変化させる
【虹涙晶の雫】（任意起動／持続効果）
地面に“虹涙晶の雫”マーカーを設置し、解除した時その場所に空間転移する
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●聖晶体 《霊光を撃ち放つ結晶体》
体内に満ちる精霊の力を解放し、他の事象原理に支配された空間から自身の領域をわずかながら切り開く能力を獲得した上位の光晶体。下位種に比べて、体内の精霊光は素体を構成する霊象石全体に均等に溶け込み、それ自体が強力な精霊干渉器として機能するようになったことで周囲の事象原理に対する干渉力が向上した。下位種の特性をそのまま継承し、精霊賜片を用いて敵の属性攻撃をコントロールしつつ自身は様々な属性を使い分けて敵を各個撃破する支配戦術を得意とする。精霊賜片の召喚上限数を増加する他、自身に向けられた攻撃魔法そのものを精霊賜片に封印する凶悪な魔法耐性を実現する種族資質を持ち、新たに固有の攻撃能力“霊晶石の残光”を獲得したことで収集した属性を能動的に火力へと変換することが可能になった。
種族資質：
《レイディング・メモリア》（0－50）
自分の精霊賜片の召喚上限数を最大5体増加する
《アブソプション・メモリア》（0→10）
自分の無属性の精霊賜片は接触した攻撃魔法を封印し、その属性を獲得する
《オーバーレイ・メモリア》（0→10）
自分に追従する精霊賜片の数だけその属性の魔法の威力が2％増加する
《レプリカント・メモリア》（0→10）
自分の無属性の精霊賜片は接触した精霊賜片と同じ属性を獲得する
《メモリアル・メモリア》（0→10）
PTメンバーに追従する精霊賜片が破壊された時、感覚的にそれを察知する
《クリスタル・アフターグロウ》（0→10）
固有特殊能力“霊晶石の残光”の使用を解禁する
種族スキル（例）
【護られし霊晶石】（常時展開）
自分の精霊賜片が敵の攻撃で破壊される時、一度だけその破壊を無効にする
【霊晶石の呼声】（任意起動／即時効果）
自分に追従する精霊賜片が1以下の時、光属性の精霊賜片を1体召喚する
【霊晶石の誘起】（任意起動／即時効果）
自分の精霊賜片を全て破壊し、“群晶聖騎クリスファセット”を召喚する
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●綺晶体 《美しき原理の結晶体》
強力な精霊干渉器として体内の霊力を通して他の精霊の存在原理にアクセスし、その権能そのものを代理行使する程の特殊な霊格を獲得した最上位の聖晶体。出力こそ劣るもののその能力は創造主である宝咒イーリアス・デルタとほぼ同じものであり、自身の能力で精霊賜片に封印した魔法を再現する能力を獲得した。下位種の特性を飛躍的に発展させ、精霊賜片の魔法封印能力を最大限活かすことで属性魔法をより戦術的に運用することが可能になった。精霊賜片の召喚上限数を増加する他、属性魔法を中心に精霊賜片を用いた攻撃能力を強化する複数の種族資質を持ち、新たに自身が習得した“虹涙晶”スキルをPTメンバーにも開放する能力を獲得したことで精霊賜片を介した戦略的な広域集団支援が可能になった。
種族資質：
《プライベート・メモリア》（0－50）
自分の精霊賜片の召喚上限数を最大10体増加する
《エクスキュート・メモリア》（0→10）
最後に攻撃魔法が封印された精霊賜片を破壊することでその魔法を発動する
《シール・メモリア》（0→10）
自分が詠唱した攻撃魔法を追従する同属性の精霊賜片に封印する
《アシスト・メモリア》（0→10）
自分が詠唱した攻撃魔法に追従する全ての精霊賜片が追撃を発生させる
《リメイニング・メモリア》（0→10）
自分の精霊賜片が複数同時に破壊された時、光属性の精霊賜片を召喚する
《イリデセント・メモリア》（0→10）
自分の精霊賜片が追従するPTメンバーは自分の“虹涙晶”スキルを発動できる
種族スキル（例）
【霊晶石の起動】（任意起動／即時効果）
自分の精霊賜片を全て破壊し、“紋晶聖騎クリスファントム”を召喚する
【虹涙晶天】（任意起動／持続効果）
効果中、自分に追従する精霊賜片が自動的に対応する各属性攻撃を無効にする
【虹涙晶の導き】（任意起動／即時効果）
自分に追従する精霊賜片1体を破壊して、“導きの巫α”を召喚する
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=DATA=
ステータス《水晶体系[Quartz］》（水晶体/光晶体/聖晶体/綺晶体)
●《基本ステータス》（＝種族基本値＋レベルアップボーナス値＋個人振分値）
・体力：(1200/1300/1400/1500)+[Lv]×(12/13/14/15)+α
・魔力：(1400/1500/1600/1700)+[Lv]×(14/15/16/17)+α
・気力：―
・物理攻撃力：(1900/2100/2000/2300)+[Lv]×(19/20/21/22)+α
・物理防御率：1000+[Lv]×10+α
・特殊攻撃力：(1900/2100/2000/2300)+[Lv]×(19/20/21/23)+α
・特殊防御率：(1500/1600/1700/1900)+[Lv]×(15/16/17/19)+α
・腕力：(700/700/800/900)+[Lv]×(7/7/8/9)+α
・脚力：600+[Lv]×6+α
・敏捷性能：600+[Lv]×6+α
・回避性能：500+[Lv]×5+α
・隠蔽性能：700+[Lv]×7+α
・特殊技能：α
《飛行ステータス》
・飛行時間：100+[Lv]×1+α
・飛行重量：100+[Lv]×1+α
・飛行速度：(100/100/200/300)+[Lv]×(1/1/2/3)+α
《基本属性耐性》
・火耐性：0
・水耐性：0
・風耐性：0
・土耐性：0
・光耐性：1
・闇耐性：0
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○【霊晶石の同調】
――霊晶石に秘められた精霊の力は外界の事象に反応して同調する。
●前提：種族条件《水晶体》系
●習得：最初から保有
●分類：《種族スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統：《精霊賜片》《物体干渉》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：以下の効果を常時適用する。
＞自分は、自分の《精霊賜片》を指先で叩くことで、それぞれ一度だけ任意の属性に変更することができる。この時、属性は自分の周囲半径10m圏内に存在する他者に追従する《精霊賜片》の属性の中から指定する。
●特殊効果：PTメンバーに追従する自分が召喚した《精霊賜片》が存在しない場合、以下の効果を適用する。
＞自分がこのスキルの効果で任意の属性を指定する時、自分の周囲半径10m圏内に存在する《自然物》の属性を指定することができる。
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○【霊晶石の祝福】
――霊晶石に秘められた力は強く、その光には傷付いた者を癒す効果がある。
●前提：種族条件《水晶体》系
●習得：精霊賜片を召喚する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《精霊賜片》《生命干渉》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：このスキルは、自分に追従する《精霊賜片》が存在する場合にのみ発動することができる。発動後、毎秒魔力を消費して、自分に以下の効果を適用する。
＞効果中、自分の体力は毎秒［自分に追従する《精霊賜片》の数×100］回復する。
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○【霊晶石の記憶】
――眠れる霊晶石もその記憶が朽ちることはない。
●前提：種族条件《水晶体》系
●習得：最初から保有
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《精霊賜片》《物体生成》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：このスキルは、自分に追従する《精霊賜片》が存在する場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して自分に以下の効果を適用する。
＞効果処理時、自分の《精霊賜片》を１つ選択する。対象となった《精霊賜片》をアイテムとして固有のインベントリに３つまで収納することができる。この効果で収納された《精霊賜片》はインベントリから実体化した時に元に戻る。
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○【霊晶石の氾濫】
――霊晶石が互いに呼び合う力は数が多い程より強くなる。
●前提：種族条件《水晶体》系
●習得：精霊賜片を合計100体召喚する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《精霊賜片》《物体召喚》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：このスキルは、自分に追従する《精霊賜片》が５体以上存在し、自分が《精霊賜片》を召喚可能な場合にのみ発動することができる。発動時、以下の効果を適用する。
＞無属性の《精霊賜片》を最大２体召喚し、その数に応じて魔力を消費する。召喚後、この効果で召喚された《精霊賜片》は自分に追従する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【飛散する虹涙晶】
――精霊の力を帯びた霊晶石は砕くだけでその力の一端を発現する。
●前提：種族条件《水晶体》系
●習得：風・水・土・火・光・闇属性の精霊賜片を10個ずつ破壊する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《精霊賜片》《物体破壊》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：このスキルは、自分が召喚した《精霊賜片》が存在する場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する任意の《精霊賜片》を注視することで対象に指定する。その後、５秒後に魔力を消費して対象の《精霊賜片》を破壊し、その属性に応じて以下の効果を適用する。
＞風属性系統：対象の周囲に風属性事象《突風》を発生させる。
＞水属性系統：対象の周囲に水属性事象《水霧》を発生させる。
＞土属性系統：対象の周囲に土属性事象《砂煙》を発生させる。
＞火属性系統：対象の周囲に火属性事象《爆発》を発生させる。
＞氷属性系統：対象の周囲に氷属性事象《冷気》を発生させる。
＞雷属性系統：対象の周囲に雷属性事象《放電》を発生させる。
＞光属性系統：対象の周囲に光属性事象《閃光》を発生させる。
＞闇属性系統：対象の周囲に闇属性事象《暗幕》を発生させる。
＞無属性・その他の属性：対象が砕け、微細な破片が周囲に飛散する。
※備考：精霊賜片を様々な種類の手榴弾のように扱えるスキル。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【虹涙晶壁】
――イーリアス・デルタと遭遇した霊晶は虹の如き霊力を浴びて変様する。
●前提：種族条件《水晶体》系
●習得：超位存在“宝咒イーリアス・デルタ”と遭遇する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《精霊賜片》《障壁》《攻撃断絶》
●属性：《物理属性》《障壁属性》《結晶属性》
●効果：このスキルは、自分に追従する《精霊賜片》が存在する場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分に追従する全ての《精霊賜片》に限定因子《虹涙晶壁》を持つスキルカウンターをそれぞれ１つずつ付与する。この効果で付与されたスキルカウンターが存在する限り、自分は【虹涙晶壁】を発動することはできない。
●特殊効果：自分に追従する限定因子《虹涙晶壁》を持つスキルカウンターを持つ《精霊賜片》それぞれに以下の効果を適用する。
＞表面に長辺六角形の魔力障壁《虹涙晶壁》を展開する。《虹涙晶壁》は接触した敵から受ける物理攻撃を無効にし、その《精霊賜片》を破壊する。
※備考：元々高い魔法耐性を持つ水晶体系種族に強力な物理耐性効果を付与するスキルだが、障壁自体には誘導効果はないため効率的に使用するには自分で攻撃の指向線上に精霊賜片を誘導する必要がある。
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○【霊晶石の威光】
――力の強い霊晶石は昔から親しき者への御守りとして使われてきた。
●前提：種族条件《水晶体》系＋《進化Ⅰ以上》
●習得：“光晶体”への進化
●分類：《種族スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統：《精霊賜片》《物体操作》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：以下の効果を常時適用する。
＞自分は、自分に追従する《精霊賜片》をその周回軌道から外すことで追従設定を解除することができる。この効果で追従設定を解除された《精霊賜片》は自動的に周囲に存在する最も近いPTメンバーを捕捉して追従する。
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○【霊晶石の感応】
――光晶体が身体から発する精霊の力に感応して霊晶石は目を覚ます。
●前提：種族条件《水晶体》系＋《進化Ⅰ以上》
●習得：水晶系素材を10種類以上採取する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《精霊賜片》《物体変化》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：発動後、自分が《水晶》系素材を把持している場合、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果中、《水晶》系素材を連続で５分間把持した場合、その素材を消費して無属性の《精霊賜片》を召喚する。この時、自分が素体の固有能力《含光変異体》の効果で属性を獲得している場合、その《精霊賜片》は素体の属性を獲得する。召喚後、この効果で召喚された《精霊賜片》は自分に追従する。
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○【虹涙晶の雫】
――イーリアス・デルタの涙の雫は空間を繋ぐ霊的経絡を表している。
●前提：種族条件《水晶体》系＋《進化Ⅰ以上》
●習得：超位存在“霊咒イーリアス・デルタ”の落とし物を発見する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《空間転移》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分の足元に限定因子《虹涙晶の雫》を持つスキルマーカーを付与する。このスキルマーカーはこのスキルの効果が解除された時に破棄され、自分はスキルマーカーの存在する位置に空間転移する。
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○【護られし霊晶石】
――聖晶体の輝きは霊晶石に魂の加護をもたらす。
●前提：種族条件《水晶体》系＋《進化Ⅱ以上》
●習得：“光晶体”への進化
●分類：《種族スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統：《精霊賜片》《破壊無効》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：以下の効果を常時適用する。
＞自分が召喚した《精霊賜片》に限定因子《護られし霊晶石》を持つスキルカウンターを１つ付与する。
●特殊効果：以下の効果を常時適用する。
＞限定因子《護られし霊晶石》を持つスキルカウンターが付与された自分の《精霊賜片》が敵の攻撃で破壊される時、その破壊を無効にする。その後、その《精霊賜片》のスキルカウンターを破棄する。
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○【霊晶石の呼声】
――霊晶石はより切なる呼び掛けに強く応えて姿を現すと言われている。
●前提：種族条件《水晶体》系＋《進化Ⅱ以上》
●習得：“光晶体”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《精霊賜片》《物体召喚》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：このスキルは、自分に追従する《精霊賜片》が１体以下の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞光属性の《精霊賜片》を１体召喚する。この効果で召喚された《精霊賜片》は自分に追従する。
●特殊効果：このスキルの効果が発動された時、自分が召喚した《精霊賜片》が８体以上存在する場合、以下の効果を適用する。
＞PTメンバーに追従する自分が召喚した《精霊賜片》の追従設定を解除して自分の周囲に空間転移させる。この効果で追従設定を解除された《精霊賜片》は自分に追従する。その後、自分は30分間【霊晶石の呼声】を発動できない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【霊晶石の誘起】
――誘起した霊晶石はクリスファセットの力で、その身に新たな力を宿す。
●前提：種族条件《水晶体》系＋《進化Ⅱ以上》
●習得：“聖晶体”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《精霊賜片》《物体召喚》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：このスキルは、自分が召喚した《群晶聖騎クリスファセット》が存在せず、自分が召喚した《精霊賜片》が存在する場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分が召喚した《精霊賜片》を全て破壊し、霊晶石の身体を持つ霊器系召喚獣《群晶聖騎クリスファセット》を召喚する。その後、この効果によって破壊された精霊賜片の数だけ、《群晶聖騎クリスファセット》に限定因子《誘起の紋晶》を持つスキルカウンターを付与する。《群晶聖騎クリスファセット》が自分の周囲半径10m圏内に存在する場合、自分に追従する《精霊賜片》が破壊された時に無属性の《精霊賜片》がその属性を獲得する。
●特殊効果：このスキルの特殊効果で召喚された《精霊賜片》は全て自分に追従する。自分の《群晶聖騎クリスファセット》に限定因子《誘起の紋晶》を持つスキルカウンターが付与されている場合、その数に応じて以下の効果を適用する。
＞１個以上：自分の効果によって《精霊賜片》が召喚される度に限定因子《誘起の紋晶》を持つスキルカウンターを１つ付与する。
＞３個以上：無属性の《精霊賜片》１体を召喚する。
＞５個以上：自分の『晶聖騎クリス』召喚獣１体にSCを２つ付与する。
＞10個以上：10分毎に無属性の《精霊賜片》１体を召喚できる。
＞15個以上：SCを3つ破棄して無属性の《精霊賜片》１体を召喚できる。
＞20個以上：SCを8つ破棄して《精霊賜片》に封印された魔法を解放できる。
＞30個以上：30分毎に任意の属性の《精霊賜片》２体を召喚する。
※備考：群晶聖騎クリスファセットは剣・盾・身体の全てが霊晶石で出来た身長２m程の騎士の姿を持つ霊器。召喚者の周りを守護するように浮遊して移動し、接近する敵と戦いながらその能力で召喚者を補助する。
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○【霊晶石の起動】
――起動された霊晶石はクリスファントムの力で新たな力の呼び水となる。
●前提：種族条件《水晶体》系＋《進化Ⅲ以上》
●習得：“綺晶体”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《精霊賜片》《物体召喚》《霊器召喚》《眷属召喚》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：このスキルは、自分が召喚した《紋晶聖騎クリスファントム》が存在せず、自分が召喚した《精霊賜片》が存在する場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分が召喚した《精霊賜片》を全て破壊し、霊晶石の身体を持つ霊器系召喚獣《紋晶聖騎クリスファントム》を召喚する。その後、この効果によって破壊された精霊賜片の数だけ、《紋晶聖騎クリスファントム》に限定因子《起動の紋晶》を持つスキルカウンターを付与する。《紋晶聖騎クリスファントム》が自分の周囲半径10m圏内に存在する場合、自分が《精霊賜片》を召喚する度に限定因子《起動の紋晶》を持つスキルカウンターを１つ破棄して、無属性の《精霊賜片》を１体召喚する。召喚後、この効果で召喚された《精霊賜片》は自分に追従する。
●特殊効果：自分のスキルの効果で召喚された『晶聖騎クリス』と名の付く召喚獣にスキルカウンターが付与された時、その時付与されたスキルカウンターの数と同じ回数だけ以下の効果を発動する。
＞自分の周囲に六角形の魔法障壁《波紋晶壁》１枚を展開する。自分または自分のスキルの効果で召喚された『晶聖騎クリス』と名の付く召喚獣が属性攻撃によるダメージを受ける時、《波紋晶壁》１枚を破壊してその最終ダメージを半分にする。その後、破壊された《波紋晶壁》はその属性を記録した波紋を帯びた残滓となって60秒間自分の周囲に追従し、無属性の《精霊賜片》は残滓を吸収してその属性を獲得する。
※備考：紋晶聖騎クリスファントムは剣・盾・身体の全てが霊晶石で出来た身長１m程の小柄な騎士の姿を持つ霊器。召喚者の周りで滑るように浮遊して移動し、接近する敵と戦いながらその能力で召喚者を補助する。
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○【虹涙晶天】
――イーリアス・デルタと接触した霊晶は虹の如き霊力に感応して変異する。
●前提：種族条件《水晶体》系＋《進化Ⅲ以上》
●習得：超位存在“宝咒イーリアス・デルタ”に接触する
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統：《精霊賜片》《攻撃断絶》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：このスキルは、自分に追従する《精霊賜片》が存在する場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果中、自分に追従する《精霊賜片》と同じ属性を持つ属性攻撃を自分が受ける時、それを自動的に無効にする。この効果が適用された場合、自分に追従するその属性の《精霊賜片》からランダムに１体を選んで無属性にする。
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○【虹涙晶の導き】
――イーリアス・アルファの導きに従って、精霊賜片は境界を超える。
●前提：種族条件《水晶体》系＋《進化Ⅲ以上》
●習得：“綺晶体”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《精霊賜片》《霊器召喚》《物体操作》
●属性：《物理属性》《結晶属性》
●効果：このスキルは、自分が召喚した《導きの巫α》が存在せず、自分に追従する《精霊賜片》が存在する場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分に追従する《精霊賜片》からランダムに１体を選んで破壊し、７個の霊晶石から成る霊器系召喚獣《導きの巫α》を召喚する。その後、《導きの巫α》に限定因子《α結晶》を持つスキルカウンターを７個付与する。召喚後、《導きの巫α》は自分に追従し、このスキルの効果で付与されたスキルカウンターを破棄して自分を指向線上に含む《魔法弾》系の魔法攻撃を消滅させる。
●特殊効果：自分を含むPTメンバー２人以上に《導きの巫α》が追従している場合、その条件に該当する全てのプレイヤーに以下の効果を適用する。
＞この効果を受けたプレイヤーは《導きの巫α》を通じて、相互に追従する《精霊賜片》の追従設定を変更することができる。
Tips：
※［種族資質］の項目の記号“－”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される
