【派】┗霊獣系 精霊器:霊獣器系-Holy-
○《霊獣器》系 《障壁操る人造霊獣》
鮮やかな獣型の依り代を持ち、その身に盾の権能を宿した霊獣たる精霊器系派生種。
下位種からうって変わって、物理防御率・特殊防御率・体力上限・魔力上限に優れ、物理攻撃力・特殊攻撃力・敏捷性能は低いものの防御重視の魔法戦闘に特化したステータスを持つ。障壁や結界を用いた局地的な防衛戦闘に優れた適性を持ち、敵の有効な攻撃を遮断して攻撃魔法や固有の攻撃手段を用いたカウンターで一方的に敵を消耗させる戦術を得意とする。
精霊器系種族の中でも特に勇敢で慈悲深い一派であり、創造主である神斎エドワード・ヴェルグが完全な放任主義であった故に自身の存在理由を求め、その身を以て降りかかる不運や不条理に抗う力を持たない弱者のための盾となる在り方を選んだ稀有な存在。その性質上、殆どの種族と友好または非敵対的な関係だが、純粋な精霊存在に匹敵する権能を宿したことで巫精霊系・原精霊系種族との軋轢はより深まって敵対関係になった。一方で、他の精霊器系種族との関係は極めて良好であり、互いの信念が対立することも少ないため同族の個体同士のように行動を共にしている姿もしばしば目撃される。
下位種同様、平均より特殊攻撃力が低く、純粋な精霊存在に比べて本来の霊的素養は微弱な存在だったため習得可能な攻撃魔法の数が大きく制限されている等攻撃的な魔法適性は低いものの、多数の補助・回復魔法に加えて“霊獣の秘精法”と呼ばれる種族固有の精霊魔法を習得することができ、自身の得意とする防衛に特化した局地制圧戦に魔法による後方支援を織り交ぜることで集団戦闘の安定性を大幅に高めることができる。一方で、受け身に徹した戦闘スタイル故に搦め手に弱く、特に戦闘自体を発生し得ない相手に対して打つ手がなくなることもある。
素体に鮮やかな色彩を持つ鳥のような精緻な生体翼を持ち、速度より安定性に特化した単体飛行能力を持つ。
・“霊獣の秘精法”
霊獣器系種族が進化の過程で習得する固有の魔法シリーズ。該当する魔法は攻撃魔法と少数の補助魔法から構成され、各魔法の発現方式が”魔法弾”で統一され、威力の基礎値が低い代わりに行使者の展開した障壁・結界を通過する度にその威力・効果が一定の倍率で乗算される”霊過増幅”と呼ばれる非常に希少な特徴を持つ。また、精霊魔法の一種でもあり、精霊系種族の他、精霊存在に力を貸してもらうことで人間種や一部の古民種系種族等にも扱うことができる場合がある。
・“復射光線”
霊獣器系種族が進化の過程で獲得する固有の攻撃能力、またはその効果で生成される魔力弾の名称。光線と称されてはいるが一筋の長い尾を引く光球の形をしており、総じて威力は低いものの弾速と追尾性能に優れ、”霊獣の秘精法”と同じ障壁・結界により増幅される”霊過増幅”と特殊攻撃力ではなく物理防御率を参照してその威力・効果が算定される”物防処理魔法”と呼ばれる非常に希少な特徴を持つ。使用者が自身の《障壁》効果によって他者の攻撃の完全防御判定に成功した際に自動発動し、使用者の魔力を消費して魔力弾を生成し、1秒後にトリガーとなった攻撃の行使者に対して高速で発射される。
※備考:勘違いされやすいが、復射光線が発射されるのは障壁効果による完全防御(防御時に一定確率で発生する判定、または完璧なタイミングで防御した際に発生するジャストガード判定)に成功した場合のみであり、結界効果では発生しない。一方で“霊過増幅”の性質は障壁だけでなく結界でもその効果は適用される。
・“霊角”
霊獣器系種族が進化の最終段階で獲得する”聖霊獣”の特殊武装。額に表出するシンプルな意匠の円錐形の角のような霊装であり、物理的な実体を持たないため体感覚には一切影響しない。また、進化の過程で種族資質《プロアクティブ・カウンター・レイ》を習得することで攻撃能力を付与することができ、能動的に自身の攻撃能力である“復射光線”を発射することができる。当然、この霊角から発射される“復射光線”も通常のカウンターと同様に関連する全ての種族資質の効果を得る。
派生種族:《精霊器》
┗《霊獣器》
┗《護聖獣》
┗《護瑞獣》
┗《聖霊獣》
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●霊獣器 《精霊の力宿りし獣器》
力なき者たちの盾となるべく獣の霊器に精霊獣を降ろし、その霊的特性を獲得して変化した護りの精霊器。下位種から一転して依り代となる神造霊器は防御戦闘に秀でた獣型に再構成され、精霊器殻の一部が体表面に表出する形で格納された盾の外装と白・黒・黄・金・銀色を基調とする鮮やかな毛色を持つ獣の形質が特徴的な人型をしており、肉体の基本構造は人間種と非常に似通っているが、その本質は精霊としての実体を収めた守護霊獣であり生物の領域には存在しない。補助・回復魔法や円刃系武器の攻撃力を強化する他、自身の防御支援を主軸に支援戦闘に特化した複数の種族資質を持ち、魔法弾状に統一化された精霊魔法“霊獣の秘精法”を獲得することで鉄壁とも言える絶大な防御性能の上から一方的な攻撃能力を発揮することができるようになった。
種族資質:
《エンハンス・エンチャント》(0-20)
自分の補助魔法の効果が最大20%増加する
《エンハンス・パーティ・エンチャント》(0-20)
自分のPTメンバーに対する補助魔法の効果が最大20%増加する
《エンハンス・ヒーリング》(0-20)
自分の回復魔法の効果が最大20%増加する
《ディフェンシブ・パフォーマンス・ゲイン》(0-20)
自分の元々の物理防御率・特殊防御率が最大10%増加する
《グレーター・ステッパー》(0-20)
自分が装備した円刃系武器の物理攻撃力が最大20%増加する
《オール・エレメンタル・レジスト》(0→10)
自分の全ての属性耐性値を1増加する
《テクニカル・リキャスト》(0→10)
自分は全ての魔法の詠唱を最大60秒まで中断・再開できる
《ディスターブ・バインド》(0→10)
自分はあらゆる拘束効果を受けない
《セービング・セキュアランス》(0→10)
自分の行使する“秘精法”魔法の魔力消費を20%軽減する
《セキュアランス・アニマクラフト》(0→10)
種族固有魔法“霊獣の秘精法”の習得・使用を解禁する
種族スキル(例)
【不動城塞】(任意起動/持続効果)
効果中、障壁で攻撃を受けた場合に発生する反動を限りなく小さくする
【光輝なる障壁球】(任意起動/即時効果)
魔法攻撃を20秒間遮断する球形の魔法障壁を足元から展開する
【堅牢なる障壁盾】(任意起動/即時効果)
物理攻撃を3回まで遮断する盾型の魔法障壁を掌から展開する
【穿伏する衝撃槍】(任意起動/即時効果)
障壁を透過する度に威力と速度を増す槍状成型障壁を射出する
【衝壁突破】(任意起動/即時効果)
発動時に展開中の障壁を攻撃した対象に後方に吹き飛ばして転倒させる
【専守戦勢】(任意起動/即時効果)
発動時に展開中の障壁の耐久値・耐久回数・耐久時間を初期値に戻す
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●護聖獣 《温厚なる守護の盾》
現界で長く研鑽を重ね、聖獣と称される守護霊獣の中でも特に優れた霊格と強固な障壁を修めた強大な霊獣器。体内の神造霊器を構成する精霊器核が精霊獣の権能に合わせて最適化され、体表面の盾の外装には不要になった精霊器殻の一部を加護の受容器として再構成した機構が組み込まれた。下位種の特性をそのまま継承し、高いダメージ耐性と強力な障壁・結界で相手の攻性を凌ぎながら敵に反撃する迎撃を中心とする防衛戦闘を得意とし、多様な障壁・結界を展開する能力から鉄壁とも言える圧倒的な防衛力を発揮する。補助魔法やダメージ耐性を強化する他、障壁効果や固有のカウンター攻撃能力“復射光線”に関連する複数の種族資質を持ち、防御特化の戦闘スタイルながらある程度安定した攻撃能力も発揮することができる。
種族資質:
《アンプリファイ・エンチャント》(0-20)
自分の補助魔法の効果が最大20%増加する
《デクリーズ・ダメージ》(0-20)
自分が受ける全てのダメージが最大20%軽減する
《オーバーラップ・マナ・ボーナス》(0-20)
自分が障壁を複数同時展開している場合、自分の消費魔力を最大20%軽減する
《デュアル・ギフト・ボーナス》(0→10)
自分が補助魔法を行使した際、その位階に応じた体力回復効果を追加する
《ネガティブ・リフレックス》(0→10)
デバフ効果を持つ魔法を障壁系魔法・スキルによって反射できるようになる
《ディフェンス・オブ・フォーチュン》(0→10)
自分の障壁に対するダメージ計算時、クリティカル攻撃が発生しない
《リアクティブ・カウンター・レイ》(0→10)
自分が障壁による防御に成功した時、“復射光線”で反撃する
種族スキル(例)
【可変障壁】(任意起動/持続効果)
効果中、設置型の障壁の展開位置を自身の移動に追従させることができる
【精霊環の反射鏡】(任意起動/即時効果)
攻撃的な接触一回分のダメージを反射する円形の魔法障壁を展開する
【癒しの結界球】(任意起動/即時効果)
障壁内のプレイヤーの体力回復速度を高める球形の魔法障壁を展開する
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●護瑞獣 《堅牢なる守りの聖獣》
上位の精霊獣として信仰と加護を集め、遍く暴力と秩序なき支配を嫌う聖域の守護獣として畏れられる高次の護聖獣。幾千の精霊との交感を経て霊的素体である精霊獣は体内の精霊器核と融合し、その四肢と体表面の周囲には不要になった精霊器殻そのものが細やかな粒状の霊的加護へと変化して表出した。下位種の特性を飛躍的に発展させ、堅固な障壁で敵の攻撃を遮り強力なカウンター攻撃で周囲を制圧する局地的な防衛戦闘を得意とする。自身の展開する障壁の効果を強化する他、種族固有の”復射光線”や”霊獣の秘精法”に関連する複数の種族資質を持ち、更に自身のステータスを攻撃的に変化させる【攻防一体術】や即応性の高い障壁を発生させる【次元割断術式】等の強力な種族スキルを獲得したことで、下位種に比べてその対応力は飛躍的に向上した。
種族資質:
《シールド・ファンタジア》(0-30)
自分の障壁の耐久値・効果回数及び効果時間を最大30%増加する
《カウンター・エキスパート》(0-30)
自分の障壁による防御成功時の“復射光線”の威力が最大30%増加する
《セキュアランス・リフィル》(0→10)
自分の“秘精法”魔法の効果が適用された時、障壁の効果を少し回復する
《セキュアランス・アービター》(0→10)
自分は“秘精法”魔法の威力・効果が20%増加する
《トゥワイス・カウンター》(0→10)
自分の障壁による防御成功時の“復射光線”の基本発射数が2つになる
《マジック・オーグメンター》(0→10)
自分の行使した魔法が障壁を通過した場合、その威力と速度が10%増加する
種族スキル(例)
【魔封じの円環】(任意起動/即時効果)
円刃系武器の表面に完全魔法遮断の円形の魔法障壁を展開する
【攻防一体術】(任意起動/持続効果)
効果中、物理・特殊防御率の一部をそれぞれ物理・特殊攻撃力に追加する
【次元割断術式】(任意起動/持続効果)
空間を切断し、一定時間で消滅する障壁を作り出す半透明の剣を生成する
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●聖霊獣 《絶対なる不可侵の伝説》
精霊獣の頂点に君臨する程の比類なき力を得て、その障壁によってあらゆる攻撃を退ける生ける聖域と謳われる伝説上の領域へと至った霊獣器系種族の極致。レベル1000に達した護瑞獣が地上の各地に存在する盾儀の祭祀場での超位進化の試練を踏破した場合にのみ進化することができる究極進化態で、障壁を用いた迎撃特化故の戦術の単調さをカバーして余りある性能から『フロンティア最強の壁』とも称される。完全なる精霊獣として覚醒した身体には上質の霊力が満ち、精霊獣の彩翼には励起した周囲の精霊が光の粒子のように揺れ踊る。下位種の特性を更に補完し、障壁・結界で安全地帯を区切り、絶対防御の後ろ盾を得た絶大な迎撃能力で敵を粉砕する局地防衛戦闘を得意とする。自身の障壁効果や復射光線を強化する他、奇襲を含めた意図しない戦闘行為そのものを無力化する強力な種族資質を持ち、その盾が届く範囲で霊獣に救えぬ命は存在しない。
種族資質:
《シールド・ラプソディア》(0-30)
自分の障壁の耐久値・効果回数及び効果時間を最大30%増加する
《イモーバブル・インターセプター》(0-30)
自分の障壁による防御成功時の“復射光線”の威力が最大30%増加する
《ウォーキング・サンクチュアリ》(0→10)
発見状態に限らず、自分が攻撃していない対象からの攻撃を遮断する
《リパルシブ・カウンター》(0→10)
受けた攻撃の威力に応じて“復射光線”の威力が100%まで強化される
《ジャストガード・フィードバック》(0→10)
自分がJGに成功した場合、次の障壁によるJG判定の時間が30%増加する
《プロアクティブ・カウンター・レイ》(0→10)
自分が障壁・結界効果を発動した時、“復射光線”を発射する
種族スキル(例)
【絶対不可侵領域】(任意起動/持続効果)
膨大な耐久値と自動迎撃能力を持つ完全守護結界領域を展開する
【神招霊旗】(任意起動/即時効果)
強力な魔法障壁を内蔵した魔物系召喚獣“神障霊鬼”を召喚する
【戒めの隔離結界】(任意起動/即時効果)
立方体状の障壁を展開し、対象者を内部に隔離して拘束する
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=DATA=
ステータス《霊獣器系[Holy]》(精霊器/霊獣器/護聖獣/護瑞獣/聖霊獣)
●《基本ステータス》(=種族基本値+レベルアップボーナス値+個人振分値)
・体力:(1000/1700/1800/1900/2000)+[Lv]×(10/17/18/19/20)+α
・魔力:(1000/1700/1800/1900/2000)+[Lv]×(10/17/18/19/20)+α
・気力:(1000/1200/1300/1400/1500)+[Lv]×(10/12/13/14/15)+α
・物理攻撃力:(1200/1000/1100/1300/1500)+[Lv]×(12/11/13/15)+α
・物理防御率:(1000/1700/1800/1900/2000)+[Lv]×(10/17/18/19/20)+α
・特殊攻撃力:(1200/1000/1100/1300/1500)+[Lv]×(12/10/11/13/15)+α
・特殊防御率:(1000/1700/1800/1900/2000)+[Lv]×(10/17/18/19/20)+α
・腕力:500+[Lv]×5+α
・脚力:500+[Lv]×5+α
・敏捷性能:(400/400/400/400/500)+[Lv]×(4/4/4/4/5)+α
・回避性能:(400/600/600/600/700)+[Lv]×(4/6/6/6/7)+α
・隠蔽性能:(400/500/500/500/500)+[Lv]×(4/5/5/5/5)+α
・特殊技能:α
《飛行ステータス》
・飛行時間:100+[Lv]×1+α
・飛行重量:100+[Lv]×1+α
・飛行時間:100+[Lv]×1+α
《基本属性耐性》
・火耐性:0/1/1/1/1/1
・水耐性:0/1/1/1/1/1
・風耐性:0/1/1/1/1/1
・土耐性:0/1/1/1/1/1
・光耐性:0/-1/-1/-1/-1
・闇耐性:0/-1/-1/-1/-1
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○【不動城塞】
――凄まじい衝撃を真正面から受け止めて、それでも一歩も後に退かなかった。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“霊獣器”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《ノックバック軽減》
●属性:《物理属性》
●効果:発動後、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分の《障壁》に対する攻撃でノックバックが発生した場合、自分が受けるノックバックを90%軽減する。
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○【光輝なる障壁球】
――霊獣の輝く障壁は遍く魔法による事象干渉を拒絶する。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“霊獣器”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《障壁》《魔法耐性》
●属性:《特殊属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の現在地を基点に半径2mの半球状魔法障壁《光輝なる障壁球》を20秒間展開する。《光輝なる障壁球》は外部から内部に対する攻撃魔法を遮断する。
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○【堅牢なる障壁盾】
――霊獣の障壁盾は強靭なる戦士の一撃すらも真っ向から拒絶する。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“霊獣器”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《障壁》《物理断絶》
●属性:《特殊属性》《精霊属性》
●効果:このスキルは、自分の任意の手が《無手》の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分の全ての《無手》の掌を基点に涙滴型の盾状魔法障壁《堅牢なる障壁盾》を展開し、1枚につき限定因子《物理障壁》を持つスキルカウンターを3つ付与する。この時、既に自分の《堅牢なる障壁盾》が存在する場合、それぞれに付与されたスキルカウンターを参照し、限定因子《物理障壁》を持つスキルカウンターが3つになるように付与する。《堅牢なる障壁盾》が接触した物理攻撃を遮断し、ダメージを受ける代わりにスキルカウンターを1つ破棄する。この効果でスキルカウンターが0になった場合、《堅牢なる障壁盾》は破壊される。
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○【穿伏する衝撃槍】
――万象を阻む霊獣の障壁はあらゆる物を貫く霊槍にもなる。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“霊獣器”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《障壁》《物理刺突》《魔力刺突》《攻撃強化》《加速》
●属性:《特殊属性》《精霊属性》《霊力属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>手元に幾何学模様が刻まれた半透明の霊槍《穿伏する衝撃槍》を生成し、腕の動作に合わせて高速で射出する。《穿伏する衝撃槍》は自分の魔法・スキルの効果で展開された障壁の影響を受けずに通過でき、その攻撃速度は[通過した障壁の枚数×10]%、その着弾時の威力は[通過した障壁の枚数×5]%増加する。
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○【衝壁突破】
――霊獣の障壁に真っ正面から突っ込むなんざ馬鹿な連中のやることさ。
●前提:種族条件《霊獣器》系+《進化Ⅰ以上》
●習得:攻撃を受ける瞬間に有効な障壁系スキルを発動する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理衝撃》《転倒》
●属性:《物理属性》《衝撃属性》《精霊属性》
●効果:このスキルは、自分のスキル・魔法の効果で展開された《障壁》が存在する場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>0.3秒間、自分のスキル・魔法の効果で展開された《障壁》の表面に《ガード判定》を発生させる。この効果で近接物理攻撃のガードに成功した場合、その攻撃を行った存在に対して強力な吹き飛ばし攻撃を発生させる。この時、ダメージを受けた敵に“転倒”デバフを[2~5]秒間付与する。この時、効果時間の実効値は効果処理時にランダムに決定される。“転倒”デバフが付与された存在は外力に対して受け身を取れずに転倒する。
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○【専守戦勢】
――少し目を離したその瞬間に霊獣の障壁が復活していた。
●前提:種族条件《霊獣器》系+《進化Ⅰ以上》
●習得:任意の障壁の耐久値を100回使い切る
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《障壁強化》
●属性:《物理属性》《精霊属性》
●効果:このスキルは、自分のスキル・魔法の効果で展開された《障壁》が存在する場合にのみ発動することができる。発動時、以下の効果を適用する。
>このスキルの発動条件に該当する《障壁》の数に応じて魔力を消費し、全ての《障壁》の耐久値・効果回数・効果時間を初期値に再設定する。この時、この効果が4種類以上の《障壁》に適用された場合、1分間自分の全ての攻撃で発生するダメージ及びノックバックは0になる。
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○【可変障壁】
――護聖獣は障壁を身に纏い、あらゆる攻撃を阻む移動要塞となる。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:“護聖獣”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《障壁操作》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルは、自分が自分のスキル・魔法の効果によって設置された《障壁》の効果圏内に存在する場合のみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分を効果圏内に含む、自分のスキル・魔法の効果によって設置された《障壁》の展開基点が自分の移動に追従して移動するようになる。この効果が適用されている限り、自分は【専守戦勢】を発動することができない。
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○【精霊環の反射鏡】
――精霊の鏡はその身にかかる災厄を祓い、その敵意を持ち主へと返還する。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:“護聖獣”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《障壁》《攻撃断絶》
●属性:《物理属性》《精霊属性》《障壁属性》
●効果:このスキルは、自分の《精霊環の反射鏡》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分の周囲に大きな円鏡型の円状障壁《精霊環の反射鏡》を1枚展開する。その後、《精霊環の反射鏡》は自分の身体の周りを無差別に周回し、自分はその障壁に手で接触している間その位置を自由に操作することができる。《精霊環の反射鏡》に敵の攻撃が接触した場合、その攻撃によって障壁が受けたダメージをその敵に反射する。その後、《精霊環の反射鏡》は消滅する。
※備考:霊獣器系種族が獲得できる障壁スキルの中でも特に汎用性が高く強力な障壁。
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○【癒しの結界球】
――霊獣の操る結界球には生命力を高める力がある。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:“護聖獣”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《結界》《障壁》《魔法耐性》《回復強化》
●属性:《特殊属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の現在地を基点に半径2mの半球状固定結界《癒しの結界球》を展開する。《癒しの結界球》は外部から内部に対する第6位階以下の攻撃魔法を遮断し、結界内部にいるプレイヤーの体力の自然回復量を40%増加する。
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○【魔封じの円環】
――霊獣の手にした円形の刃には魔法を遮断する力が宿る。
●前提:種族条件《霊獣器》系+《進化Ⅲ以上》
●習得:円刃の熟練度を720以上にする
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《障壁》《魔法断絶》
●属性:《魔力属性》《精霊属性》《光属性》
●効果:このスキルは、自分が《円刃》系派生武器を《抜刀状態》で装備している場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する全ての武器を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となった全ての武器の刃の側面に円形の魔法障壁《魔封じの円環》を展開する。《魔封じの円環》は他の存在に帰属する《魔法弾系》《放射系》の魔法攻撃に接触した場合、魔力を消費してその魔法攻撃の効果を無効にして消滅させる。
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○【攻防一体術】
――精霊獣の攻防一体術はただ堅牢なだけでないことの証明だ。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:“護瑞獣”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《能力強化》
●属性:《魔力属性》《精霊属性》《光属性》
●効果:発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分の《物理攻撃力》《特殊攻撃力》を、それぞれ自分の《物理防御率》《特殊防御率》の15%分増加する。
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○【次元割断術式】
――霊獣の剣に斬り裂かれた空間は何者をも阻む次元の境界になる。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:聖剣の熟練度を200にする
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《武器生成》《特殊武器》《空間切断》《防御》
●属性:《特殊属性》《次元属性》《切断属性》
●効果:発動時、自分の手元に半透明の聖剣系特殊武器《次元割断術式》を生成する。その後、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
>《次元割断術式》は格闘スキル以外の攻撃時、空間の切断面に特殊障壁《次元断層》を生成する。《次元断層》は10秒間その場に残り、その両側面に対する全ての移動・干渉を遮断する。このスキルを解除した時、《次元割断術式》及び全ての生成された《次元断層》は消滅する。
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○【絶対不可侵領域】
――彼らの結界に害を為すことは、神々の聖域を侵すことと同義だ。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅳ以上》
●習得:Lv.700以上
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《結界》《強制排除》《精霊召喚》
●属性:《魔力属性》《精霊属性》《結界属性》《光属性》
●効果:このスキルは、自分の周囲半径10m圏内に自分の《任意起動》スキルの効果で展開された《結界》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分の現在地を基点に全球型事象結界《拒絶の聖別》を展開する。展開後、《拒絶の聖別》は瞬時に効果範囲を基点の周囲半径4m圏内まで拡張し、結界の外表面に接触した全ての敵を範囲外に押し除ける。この時、この効果が適用された敵は結界との物理接触によるダメージ・ノックバック・デバフを受けない。その後、《拒絶の聖別》は消滅し、全球型精霊結界《絶対不可侵領域》を同じ効果範囲に展開する。《絶対不可侵領域》は[自分のレベル×1000]の耐久値を持ち、結界の外部から内部に対する全ての干渉・侵入を遮断する。
●特殊効果:自分が《絶対不可侵領域》内部に存在する場合、敵の攻撃によってその《絶対不可侵領域》の耐久値が減少する度に自動的に魔力を消費して以下の効果を発動する。
>《絶対不可侵領域》内部に直刃剣型の精霊系召喚獣《不可侵の番剣》を1体召喚する。召喚後、《不可侵の番剣》はこの効果の発動条件となった攻撃によって減少した結界の耐久値と同じ数値の特殊攻撃力を持ち、自動的に周囲の敵に対して光属性を持つ魔力弾による攻撃を行う。この効果によって召喚された《不可侵の番剣》は任意の敵に対して5回ダメージを与えるか、《絶対不可侵領域》が消滅した場合消滅する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【神招霊旗】
――聖霊獣を護る妖精は老いた身で空を駆け、降りかかる災厄を跳ね除ける。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅳ以上》
●習得:種族資質《ウォーキング・サンクチュアリ》を取得する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《魔物召喚》《眷属召喚》《魔法耐性》《射撃耐性》《砲撃耐性》
●属性:《魔力属性》《精霊属性》《光属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>妖精の杖を抱え、二足歩行する小柄な老爺の魔物型召喚獣《神障霊鬼》を召喚する。《神障霊鬼》は主人に追従しながら移動し、自身の周囲半径5m圏内の外部から飛来した《射撃属性》を持つ攻撃及び《魔法弾系》《放射系》の魔法攻撃を察知すると瞬間的にその方向に移動し、魔法障壁でその攻撃を遮断する。
●特殊効果:このスキルの効果によって召喚された《神障霊鬼》が存在する場合、以下の効果を適用する。
>《神障霊鬼》は自身の周囲半径5m圏内の外部から《砲撃系》のスキル・魔法による攻撃が飛来した時、妖精の杖を筒状の《妖精の筒》に変異させる。《妖精の筒》はその攻撃の全てを吸収し、そのスキル・魔法の行使者に対して発射する。その後、《神障霊鬼》は消滅する。
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○【戒めの隔離結界】
――聖霊獣はその名に置いて悪しき者を戒め、その魂を救済する。
●前提:種族条件《霊獣器系》+《進化Ⅳ以上》
●習得:“聖霊獣”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《結界》《行動規制》
●属性:《物理属性》《霊光属性》
●効果:発動時、自分の周囲半径20m圏内に存在する任意の敵を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となった敵の現在地を基点に立方体型の魔力結界《戒めの隔離結界》を40秒間展開し、その内部に存在する敵を拘束する。この時、展開される結界の大きさは対象となった敵の大きさによって変化する。《戒めの隔離結界》が存在する限り、全ての敵はその内部から外部に出ることはできず、その敵に帰属する全ての攻撃・効果の影響も結界面で遮断される。
Tips:
※[種族資質]の項目の記号“-”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される




