【派】┗氷雪系 巫精霊:雪精霊系-Snow White-
○《雪精霊》系 《無慈悲なる氷雪の災精霊》
自然の苛烈なまでの厳しさを表象する、雪と氷の属性を司る巫精霊系派生種族。
下位種に比べて、特殊攻撃力・敏捷性能・回避性能に優れ、扱いやすい水準の魔法戦闘に秀でたステータスを持つ。下位種同様、物理攻撃力・物理防御率・特殊防御率はやや低いものの、翼展開時の高い機動性と雪・氷属性に特化した戦闘特性を活かした攻撃的な戦線展開に優れた適性を持ち、特に攻撃力・攻撃範囲に長けた雪属性と強力な行動阻害効果を併せ持つ氷属性を用いた白兵戦術を得意とする。
巫精霊系種族の中でも特に感情そのものに疎い一派であり、下位種同様、殆どの種族とは友好・非敵対的な関係にあるものの自然の恩恵と共に災害を司る精霊でもあるため、進化段階が上がる程徐々に苛烈な一面が発露しやすくなる。また、自身と同じ世界のシステムに近い存在でありながら世界ではなく創造主に対して忠を尽くす天使系種族とは相互にやや敬遠する関係に変化し、更に純粋な精霊存在として自身に有害な背教種系・魔物系種族との関係はより険悪になり、遭遇した際に互いの生存を賭けた戦闘に発展することが多い。
下位種同様、比較的汎用性の高い魔法適性を持ち、平均以上に高い特殊攻撃力と雪・氷属性に特化した強力な種族資質を多数有することから該当する属性魔法に特化した魔法運用で高い戦闘能力を発揮する。また、副次的に風・水属性の魔法も数多く習得することができるため、風・水・土・火属性に特化した他の巫精霊系派生種族のように属性相関によって一方的に不利になることはあまり多くない。
背中に透き通る薄膜のような白色の三対六枚の雪の結晶形の魔力翼を持ち、堅実で安定性の高い単体飛行能力を持つ。
・“氷律霊装”
雪精霊系種族が進化の過程で獲得する固有の事象干渉能力。氷雪の精霊としての権能に基づく能力で、無手の状態で周囲に存在する雪・氷属性を持つ自然事象を直感的に操作することができる。精霊としての能力を意識して感覚的な操作を必要とするため相応の訓練が必要だが、凍結・氷雪の操作による攻撃・拘束・環境変化、降雪・冷気による行動阻害等、使用者の技量次第では高い汎用性を発揮する。その見た目の華々しさや異能感も相俟って、雪精霊系種族の人気の一因となっている。
・“氷依覚醒”
雪精霊系種族が進化の過程で獲得する固有の変身能力であり、精霊としての力が本来の神話の領域へと回帰した姿。下位種で獲得した“巫の霊箔領域”の効果に追加される形で獲得でき、“氷の霊箔”が上限の12個まで蓄積された時点で一度だけ変身可能な状態になり、素体の魔力翼を最大まで展開することでその時点での蓄積量に関わらず10分間“氷依覚醒”となり、四肢に刺々しい氷の外殻を纏い、翼に渦巻いた雪風を帯びた姿に変化する。その状態では雪・氷属性系統の事象と純粋な物理攻撃の影響を受けない代わりに戦闘手段が大幅に限定され、武器の実体化も封印されるため、基本的に概念属性が雪・氷属性系統のみの魔法・スキルと“氷律霊装”を用いた戦闘しかできなくなる。風・水・土・火属性に特化した他の巫精霊系派生種族の同種の能力とは異なり、氷・雪属性を持つ精霊魔法を行使した時に極短時間だけ“氷依覚醒”になる特性を持つ。
・“災極天外装・兇変:雪精霊系”
雪精霊系種族が進化の最終段階で獲得する広範囲砲撃能力を持つ固有の大型自律駆動兵装。上部が平たく下部がやや膨らんだ丸い五角錐型の円盤のような本体とその4倍もある巨大な氷柱のような造形の翼、現界には存在しない12門の砲撃機構から構成され、全体が薄白色の精霊光に覆われ、表面には雪の精霊紋と同じ意匠が幾重にも重なり合っている。氷の精霊律の一部を強引に現界に顕現させた姿であり、起動後には摂理空間に存在する砲撃機構から砲塔のみを実体化して氷天属性を持つ長射程・高火力の魔力砲撃を周囲の敵に対して発射する。極めて凶悪な広域殲滅能力を誇るが、召喚時・召喚状態の維持・砲撃発射時と召喚者の魔力を消費していくため、継戦能力は然程高くない。
派生種族:《巫精霊》
┗《雪精霊》
┗《晶氷精》
┗《氷天華》
┗《災極天》
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●《雪精霊》 《舞い降りる雪の精霊》
雪の自然霊と感応し、その霊的特性を獲得して変化した氷雪の巫精霊。下位種に比べて、純粋な精霊存在となったことで変化した三対六枚の雪の結晶形の薄膜状の翼と全身に帯びた淡い薄白色の精霊光、体表面の何処かに表出している雪の結晶を象った精霊紋が特徴で、体内の精霊核から溢れた氷雪の霊力は精神の昂揚に呼応して励起し、周囲の大気に細かな氷の粒子を生じさせる。雪・氷魔法や“氷霊術”スキルを強化する他、氷雪の精霊としての権能を体現する複数の種族資質を持ち、自然雪・氷を含む氷雪の環境因子を活かした攻撃的なスタイルで安定した戦闘能力を発揮することができるようになった。
種族資質:
《フォース・オブ・フリーズ・エレメンタル》(0-20)
自分の雪・氷属性攻撃・魔法の威力が最大20%増加する
《フリーズ・アーツ・チャーマー》(0-20)
自分の“氷霊術”スキルの威力・効果が最大20%増加する
《フリーズ・ブースター》(0-20)
自分と周囲のPTメンバーの雪・氷属性攻撃の威力が最大20%増加する
《ドメイン・オブ・スノーホワイト》(0→10)
自分の“巫の霊箔領域”が氷属性系統属性に限定され、“氷の霊箔”を蓄積する
《プレゼンス・オブ・スノーホワイト》(0→10)
自分の“氷の霊箔”が存在する場合、周囲半径10m圏内に自然氷雪が発生する
《エンティティ・オブ・スノーホワイト》(0→10)
自分の“氷の霊箔”が6個以上で全ての外傷が瞬時に治癒する
《リアクター・フリージング》(0→10)
自分が雪・氷属性系統の精霊魔法を行使した時、20秒間“氷依覚醒”状態になる
《スノーストーム・アフェクター》(0→10)
“氷依覚醒”状態で自分の全ての特殊攻撃の威力が10%増加する
《スノーストーム・アフターマス》(0→10)
“氷依覚醒”状態で自分の雪・氷・水・風属性攻撃の威力が20%増加する
《スピリチュアル・フリーズ》(0→10)
自分は雪・氷属性系統の精霊魔法を習得できるようになる
《ネイバース・フリーズ》(0→10)
固有特殊能力“氷律霊装”の使用を解禁する
《フォークロア・オブ・スノーホワイト》(0→10)
自分の“巫の霊箔領域”に固有特殊能力“氷依覚醒”の関連効果を追加する
種族スキル(例)
【戯心の氷霊術】(任意起動/即時効果)
任意の敵に冷気を浴びせ“凍傷”または“凍結”を付与する
【変幻雪獄】(任意起動/即時効果)
任意の敵の周囲に出現させた雪柱を崩落させ、60%の確率で“凍結”を付与する
【雪精の煌き】(任意起動/即時効果)
自身の雪から召喚獣“雪精霊”を呼び出して使役し、敵を妨害する
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●晶氷精 《吹き荒ぶ吹雪の上位霊》
現界にて多くの霊力をその身に蓄え、氷雪の摂理に関連する理解と経験を深めたことで高い干渉力を獲得した高次の雪精霊。背中の薄膜状の雪精霊の翼はより複雑な形状に変化して周囲の気温を極端に引き下げ、体表面には雪の結晶を象った精霊紋が淡い光を帯びて浮かび上がっている。下位種の特性をそのまま継承し、行動阻害に優れた雪・氷属性魔法や雪・氷属性の事象を操作して空間内を制圧し、自身はその中で氷雪の影響を受けることなく機動的に立ち回る局地的な支配戦術を得意とする。雪・氷属性魔法を中心に属性攻撃や“氷霊術”スキルを強化する他、雪精霊の権能に基づく種族固有の“氷律霊装”や“氷依覚醒”に関連する複数の種族資質を持ち、峻烈な特性を持つ属性系統を体現した吹雪の如き攻撃性はあらゆる敵の息吹を奪う。
種族資質:
《スペリオル・フリーズ・エレメンタル》(0-30)
自分の雪・氷属性攻撃・魔法の威力・効果が最大30%増加する
《フリーズ・アーツ・マスター》(0-20)
自分の“氷霊術”スキルの威力・効果が最大20%増加する
《パーセプション・ディストレス》(0→10)
自分の認識圏内で発動された敵のスキル・魔法の索敵効果を無効化する
《スピリット・オブ・フリーズ》(0→10)
自分は雪・氷系統の事象及び攻撃効果による物理的干渉を受けない
《フリーズ・レギオン》(0→10)
自分の“氷の霊箔”が8個以上で敵の氷雪属性の攻撃スキルを無効化する
《フリーズ・ユーザー》(0→10)
“氷律霊装”の有効範囲が自分の周囲半径30m圏内になる
《マイソロジー・オブ・スノーホワイト》(0→10)
“氷依覚醒”状態で、自分の全ての雪・氷属性系統の攻撃の威力が50%増加する
種族スキル(例)
【相唱の青氷霊術】(任意起動/即時効果)
自分が直前に行使した雪・氷属性系統の精霊魔法と同じ効果を適用する
【月下氷陣】(任意起動/即時効果)
自分の周囲の地面に氷の槍を多数生成し、傷付いた敵を凍てつかせる
【雪魄氷棘】(任意起動/即時効果)
任意の敵に頭上から無数の氷柱を落下させ、範囲内の敵を串刺しにする
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●氷天華 《天を閉ざす氷獄の自然霊》
天地を閉ざす氷の精霊律に触れ、高純度の霊力と神霊に匹敵する高い霊格を獲得した最高次の晶氷精。体表面の精霊紋には精霊律から流れ込む上質の霊力が満ちて精霊翼の周辺に竜蛇の如き雪風を呼び寄せ、周囲の現象に自身の存在術式を割り込ませる程の絶大な干渉力を発揮する。下位種の特性を飛躍的に発展させ、自身の周囲の空間に生み出した猛吹雪で敵を覆い尽くしつつ雪・氷魔法や氷雪の事象操作を用いた圧倒的な属性火力で敵を押し潰す物量戦術を得意とする。雪・氷属性を中心に複数の属性攻撃を強化する他、自身の影響下にある雪・氷の干渉力を向上させる複数の種族資質を持ち、新たに魔力翼に秘められた覇天の霊格を解放するスキルを獲得したことで素体に雪・氷属性を帯びた周囲の敵を限定的ながら支配下に置くことすら可能になった。
種族資質:
《アルテマ・フリーズ・エレメンタル》(0-30)
自分の雪・氷属性攻撃・魔法の威力・効果が最大30%増加する
《スプレマシー・フリーズ》(0-30)
自分の雪・氷属性を持つ特殊攻撃の威力が最大30%増加する
《イーサリアル・フリーザー》(0-20)
自分の雪・氷・水・風属性系統の精霊魔法の威力・効果が最大20%増加する
《コキュートス・フォース》(0→10)
自分のスキル・魔法の効果を受けた雪・氷属性の事象による物理的干渉を強化する
《フリーズ・ルーラー》(0→10)
“氷依覚醒”状態で自分の“氷律霊装”に複数の攻撃操作を追加する
種族スキル(例)
【氷天災禍の獄氷霊術】(常時展開)
“氷依覚醒”状態で、周囲半径20m圏内の敵に《猛吹雪》の環境効果を与える
【祭礼覇天の獄氷霊術】(任意起動/持続効果)
効果中、素体の魔力翼を展開し、氷雪属性を持つ全ての敵に“崇拝”を付与する
【天牢雪獄】(任意起動/即時効果)
自分の周囲の広範囲を猛吹雪で閉ざし、あらゆる敵に“雪獄封印”を付与する
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●災極天 《極天に座す災厄の大精霊》
恐るべき氷の災禍を司る大精霊として世を渡り、天地に刻まれる大災厄と謳われるまでに至った雪精霊系種族の極致。レベル1000に達した氷天華が地上の各地に存在する雪の精霊殿での超位進化の試練を踏破した場合にのみ進化することができる究極進化態で、同じ災極天でも同様の条件で進化した他の巫精霊系種族とは姿も種族ボーナスも大きく異なるため、種族分岐毎の戦闘特性を変えないまま純粋にステータスを底上げすることができる。モンスターに対する攻撃や精霊魔法を強化する他、広域攻撃魔法や“巫の霊箔領域”の使用感を改良する複数の種族資質を持ち、更に進化と同時に吹雪や氷塊の意匠を踏襲した不釣り合いな程巨大な翼を持つ大型の自律駆動兵装“災極天外装・兇変”を獲得したことで広範囲に及ぶ絶大な火力支援をも可能とする驚異的な制圧能力を実現した。
種族資質:
《アブソリュート・ミィス・フォース》(0-30)
モンスターに対する自分の全ての攻撃の威力が最大30%増加する
《ロード・オブ・エレメンタル》(0-30)
自分の全ての精霊魔法の威力・効果が最大30%増加する
《フィールド・ディザスター》(0→10)
自分の広域攻撃魔法の威力が40%減少し、その攻撃範囲が400%増加する
《エレメンタル・ダブル・リアクター》(0→10)
自分の“巫片の霊箔”が生成される場合、生成される数が1だけ増加する
《ルート・オブ・エレメンタル》(0→10)
自分は他の巫精霊系種族から通常習得できない魔法を継承することができる
《オプロ・アナ・カタストロフィス》(0→10)
大型自律駆動兵器“災極天外装・兇変”の使用が解禁される
種族スキル(例)
【天絶寒波の災禍霊術】(任意起動/即時効果/災禍霊術スキルは1日1回まで)
水霊術・氷霊術としても扱い、存在領域に大寒波の霊災を生成する
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=DATA=
ステータス《雪精霊系[Snow White]》(巫精霊/雪精霊/晶氷精/氷天華/災極天)
●《基本ステータス》(=種族基本値+レベルアップボーナス値+個人振分値)
・体力:(~/1300/1400/1500/1800)+[Lv]×(~/13/14/15/18)+α
・魔力:(~/1300/1400/1500/1800)+[Lv]×(~/13/14/15/18)+α
・気力:(~/1300/1400/1500/1800)+[Lv]×(~/13/14/15/18)+α
・物理攻撃力:(~/1200/1200/1200/1800)+[Lv]×(~/12/12/12/18)+α
・物理防御率:(~/1100/1200/1300/1700)+[Lv]×(~/11/12/13/17)+α
・特殊攻撃力:(~/1900/2000/2200/2600)+[Lv]×(~/19/20/22/26)+α
・特殊防御率:(~/1100/1100/1100/1400)+[Lv]×(~/11/11/11/14)+α
・腕力:(~/600/600/600/700)+[Lv]×(~/6/6/6/7)+α
・脚力:(~/600/600/600/700)+[Lv]×(~/6/6/6/7)+α
・敏捷性能:(~/800/900/1000/1000)+[Lv]×(~/8/9/10/10)+α
・回避性能:(~/700/800/900/1000)+[Lv]×(~/7/8/9/10)+α
・隠蔽性能:(~/600/600/700/900)+[Lv]×(~/6/6/7/9)+α
・特殊技能:α
《飛行ステータス》
・飛行時間:100+[Lv]×1+α
・飛行重量:100+[Lv]×1+α
・飛行速度:100+[Lv]×1+α
《基本属性耐性》
・火耐性:0/-3/-4/-5/-5
・水耐性:0/1/2/3/3
・風耐性:0/3/4/5/5
・土耐性:0/-1/-2/-3/-3
・光耐性:0/0/0/0/1
・闇耐性:0/0/0/0/1
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○【戯心の氷霊術】
――熱を奪われ、身を凍らせるその凛気さえも奴らにとっては悪戯なのさ。
●前提:種族条件《雪精霊系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:雪・氷属性の魔法で100体の非ボスモンスターを倒す
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理干渉》
●属性:《物理属性》《氷属性》
●効果:発動時、任意の対象を指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象の周囲半径1m圏内に極めて低温の冷気《凍結の凛気》を発生させ、範囲内に存在する全ての敵に“凍傷”デバフを50秒間付与する。この時、それぞれの敵に対して50%の確率で“凍傷”デバフの代わりに“凍結”デバフを50秒間付与する。“凍傷”デバフが付与された存在は凍傷により感覚が過敏になって挙動を阻害し、“凍結”は体表面から凍りつき、急激に挙動が鈍化する。
※ダメージ能力はない
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○【変幻雪獄】
――突如として現れた雪柱は視界を阻み、瞬く間に獲物を押し潰した。
●前提:種族条件《雪精霊系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:氷雪系属性魔法30種類以上習得
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《属性攻撃》《物理打撃》《物体生成》《凍結》
●属性:《物理属性》《打撃属性》《氷幻属性》《雪属性》
●効果:発動時、自分の任意の敵を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象の周囲に氷幻属性・雪属性を持つ柱型の雪系スキルオブジェクト《立雪柱》を6本生成する。その後、《立雪柱》は崩壊しながらその内側を雪で押し潰し、範囲内の敵を攻撃する。この時、ダメージを受けた敵に60%の確率で“凍結”デバフを5秒間付与する。“凍結”デバフが付与された存在は体表面から凍りつき、急激に挙動が鈍化する。
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○【雪精の煌き】
――雪精霊の眷属は目映く煌き、冷たき雪の身体で凍てつかせる。
●前提:種族条件《雪精霊系》+《進化Ⅰ以上》
●習得:“雪精霊”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《精霊召喚》《眷属召喚》
●属性:《魔力属性》《精霊属性》《雪属性》
●効果:このスキルの効果によって召喚された召喚獣が存在する間、自分は限定因子《主精霊》を得る。発動時、任意の魔力を消費して以下の効果を適用する。
>消費した魔力に応じて、雪属性を持つ精霊系召喚獣《雪精霊》を最大8体まで召喚する。召喚後、《雪精霊》は《待機状態》で主精霊の周りの空間を周回する。さらに主精霊の命令によって《自律駆動状態》に変化し、極めて高い精度でその命令を実行する。
※備考:召喚獣《雪精霊》は雪蓑を纏った飾りのない雪だるまの表面に目のような光が浮かび、その周りにきらきらと光を反射する粒子が疎らに舞っている姿の眷精霊で、雪玉や冷気で敵を妨害したり、凍らせた硬い身体で壁や囮となる等戦闘補助に長けた性能を持つ。
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○【相唱の青氷霊術】
――晶氷霊氷天地に注ぎ、其の八象と巫片を以て太命律氷相唱を為す。
●前提:種族条件《雪精霊系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:氷属性系統の精霊魔法を300回以上行使する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《効果改変》
●属性:《特殊属性》《精霊属性》《氷幻属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分が存在するフィールド内で自分が最後に行使した氷属性系統の《精霊魔法》を参照する。該当する魔法が存在する場合、その魔法の実効プロセスをこのスキルの効果として適用する。
※備考:発動された魔法の効果はあくまでも魔法ではなくこのスキルの効果として処理されるため、魔法に関連する強化や規制・無効化等の効果や魔法行使をトリガーとする効果には一切干渉されず、スキルに関連する同様の効果は適用される。一方で魔法行使のコストは実効プロセスに消費されるため、スキルの発動とは別に効果処理時にも魔力消費が発生する。魔法名の宣言に当たる発動プロセスも省略するため、状況によって他者には使用された魔法を特定できない場合もある。
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○【月下氷陣】
――氷精に不用意に近付く者はその苛烈な魂を身を以て知ることになる。
●前提:種族条件《雪精霊》系+《進化Ⅱ以上》
●習得:“晶氷精”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《属性攻撃》《物体生成》《凍結》
●属性:《物理属性》《刺突属性》《氷属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の現在地を基点に周囲半径3m圏内を効果範囲とするスキルフィールド《月下氷陣》を展開する。スキルの発動から1秒後、その範囲内の地面から氷属性の槍状オブジェクトを生成して範囲内に存在する敵を無差別に攻撃する。この時、氷の槍でダメージを受けた相手に“凍結”デバフを付与する。“凍結”デバフを付与された存在は体表面から凍りつき、急激に挙動が鈍化する。
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○【雪魄氷棘】
――その茨に近づいた者は全身を氷柱に貫かれ、自らが氷像と成り果てた。
●前提:種族条件《雪精霊系》+《進化Ⅱ以上》
●習得:氷雪系の精霊魔法で100体の敵を凍結させる
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《属性攻撃》《物体生成》《物理刺突》《凍結》
●属性:《物理属性》《刺突属性》《氷幻属性》
●効果:発動時、任意の対象を指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象の頭上に氷幻属性を持つ茨の氷像型氷系スキルオブジェクト《氷柱の茨》を生成する。その後、《氷柱の茨》は崩壊しながらその直下に無数の氷柱を降らせ、範囲内の敵を攻撃する。この時、ダメージを受けた敵に10%の確率でその部位を対象とする“部分凍結”デバフを15秒間付与する。“部分凍結”デバフが付与された存在は効果中対象となった部位の挙動速度が40%低下する。
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○【氷天災禍の獄氷霊術】
――覚醒した氷天華の力に、周囲の環境そのものが凍てつく牢獄となる。
●前提:種族条件《雪精霊系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:《猛吹雪》環境で、“氷依覚醒”に変身する
●分類:《種族スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《環境干渉》
●属性:《精霊属性》《氷属性》
●効果:自分が《氷依覚醒》に変身している場合、自分の周囲半径20m圏内に存在する全ての敵を対象に以下の効果を適用する。
>全ての対象に《猛吹雪》の環境効果を与える。
※備考:《猛吹雪》の環境効果は激しい吹雪の環境下にいるような状態になり、何らかの耐寒・耐冷手段を講じない限り気温が低く体表面が凍りつくようになり、視界や疲労等に影響する他、一定時間毎にダメージを受ける。
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○【祭礼覇天の獄氷霊術】
――光耀たる雪精霊の御姿に氷の眷属は恐れ慄くしかない。
●前提:種族条件《雪精霊系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:“氷天華”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《霊的支配》
●属性:《精霊属性》《氷属性》
●効果:発動後、毎秒魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分は素体の魔力翼を展開し、自分の周囲半径100m圏内に存在する氷属性系統の属性を持つ全ての敵を対象に対して“崇拝”デバフを付与する。この時、対象となった敵のレベルが自分より高い場合、デバフの付与は[(対象と自分のレベル差)×0.1]%の確率で失敗する。“崇拝”デバフが付与された存在はこのスキルの行使者にダメージ・ノックバックを与えることができず、発動した《攻撃効果》の効果範囲にこのスキルの行使者が存在する場合、その効果を無効にして3000固定の自損ダメージを受ける。
●特殊効果:このスキルの効果でモンスターに“崇拝”が付与された時、そのモンスターのレベルが自分より高い場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの行使者がそのモンスターにダメージを与える度に、[(対象と自分のレベル差)×0.1]%の確率でこのスキルの効果で付与された“崇拝”デバフを無効にする。この効果でデバフが無効化された場合、そのモンスターは5分間【祭礼覇天の獄氷霊術】の効果を受けない。
※備考:自損ダメージはシステムによる保護を表す不可侵属性を持ち、如何なる効果によっても増加・軽減・無効化されず、システム上何を差し置いても確定的にそのダメージ処理を実行する。
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○【天牢雪獄】
――氷天華が戴く雪の至宝は世界を凍てつかせ、地上を極寒の牢獄へと変える。
●前提:種族条件《雪精霊系》+《進化Ⅲ以上》
●習得:氷・雪属性の精霊魔法を30種類以上習得する
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《属性攻撃》《事象干渉》《電撃》
●属性:《物理属性》《精霊属性》《氷獄属性》《雪禍属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>発動地点に半径500mの効果範囲を持つ精霊属性・雪禍属性・氷獄属性を持つスキルフィールド《天牢雪獄》を展開する。《天牢雪獄》は時間経過と共にその効果範囲を最大半径3000mまで拡大し、範囲内の環境属性に《吹雪の前兆》を追加する。《吹雪の前兆》の環境属性は時間経過と共にランダムに《吹雪》《大吹雪》の環境属性に変化して対応する環境効果を発生させる。
●特殊効果:このスキルの効果によって展開された《天牢雪獄》の内部で《吹雪》または《猛吹雪》の環境属性が発生した場合、以下の効果を適用する。
>《天牢雪獄》の範囲内に存在する全ての敵に“雪獄封印”デバフを付与する。“雪獄封印”デバフを付与された存在は《吹雪》《猛吹雪》の影響範囲の外縁部に接近すると、その影響範囲の中心部のランダムな位置に空間転移される。
※備考:発動から天候の変化までタイムラグがあるため非常に扱いが難しいが、発動さえできれば強力な環境効果が自動的に敵を殲滅する。
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○【天絶寒波の災禍霊術】
――災極天の怒りに大地は営みを止め、極寒の氷雨が地上に降り注いだ。
●前提:種族条件《水精霊系or雪精霊系》+《進化Ⅳ以上》
●習得:“災極天”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《環境干渉》
●属性:《精霊属性》《災厄属性》《厄水属性》《雪禍属性》
●効果:このスキルはシステム上《水霊術》《氷霊術》スキルとしても扱う。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分を中心に霊災環境《天絶寒波》を展開する。《天絶寒波》は範囲内を《極寒環境》にし、その空間にランダムに《降雨》《降雪》《雹》《吹雪》を発生させる。この効果を発動した場合、自分は24時間経過するまで『災禍霊術』と名の付くスキルを発動できない。
Tips:
※[種族資質]の項目の記号“-”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される




