【派】┗男性系 妖精種:妖精王系-Alberich-
○《妖精王》系 《自由を謳歌せし妖精達の王》
旧史に語られる妖精達の王としての姿に回帰した男の妖精種系派生種族。
下位種に比べて、特殊攻撃力が更に伸び、優れた生命力値と機動性・隠蔽性能に長けた扱いやすいステータスを持つ。特に下位種から継承した補助・回復特化の魔法適性に加えて遊星魔を用いた魔力射撃を併用した支援戦闘に優れた適性を持ち、妖精魔法による呪いと祝福を使い分けつつ自身は攻撃的な立ち回りで集団戦闘の安定性を高める戦術を得意とする。また、味方がいない状態でも隠密行動に適した能力や霊象門スキルを用いた立ち回り次第で戦略的にも優れた汎用性を発揮する。
下位種同様、人間種を含む殆どの種族に対して好意的で、警戒心が薄い分接触は多いものの闘争心も希薄なため意図せず戦闘に発展することも非常に少ない。また、多くの種族とは価値観や精神性が大きく異なるため、妖精種の好意や親切が必ずしも利益になるとは限らないのもその特徴の一つ。基本的に礼節を守る相手を無下に扱うことはないが、一方で悪意や敵意を持つ相手には非常に敏感で残虐な性格を顕にするため、接触の際には純粋に危険な敵よりも注意が必要とされる。
平均より高い特殊攻撃力と補助・回復魔法に特化した高い魔法適性を持ち、固有の“妖精魔法”を含めて攻撃・補助・回復魔法のバランス良く習得できるため、後方支援に重きを置きつつ魔法を主眼に置いた様々な戦術に対応することができる。一方で生物としての営みを必要としないため技術に対する意識が薄く、多くの汎用スキルを習得することができない。
素体に翼はないが、浮遊するような形での単体飛行が可能であり、実質的に魔力翼を持つ種族と同様の単体飛行能力を持つ。
・“騎士妖精”
妖精王系派生種の種族資質《ロード・オブ・ナイツ》を習得することで“遊星魔”が変化する小さな人の似姿を持つ妖精系召喚獣。剣と盾を携え騎士装を纏った姿だが、基本的な攻撃手段は剣先から生成する魔法弾による魔力射撃で、素体となった“遊星魔”と同様に召喚者の周囲を浮遊飛行しながら攻撃を行う。また、戦闘時にはそれぞれの個体が騎馬を召喚し、高速で移動しながら相手を翻弄するように動くこともある。
・“尊き常若国の夜”
妖精種系種族が進化の過程で獲得する固有の空間支配能力。自分を中心に周囲半径500m圏内の広範囲に不可侵属性を持つ環境結界を展開し、その範囲内の自分とPTメンバーの存在やその痕跡をあらゆる物理干渉・感覚認識から完全に隠蔽する。この効果は同じくこの能力の影響下にある存在を除いて如何なるスキル・魔法・種族資質の効果を以てしても看破されない特殊な性質を持ち、そのステルス性能は謂わば強力なステルススキル【付隠透】の完全上位互換。ただし、影響下にある魔力体系種族以外の存在は上限値の3%ペースで毎分体力を削られる上、あらゆる体力回復の処理と攻撃処理が無視されてしまうため、体力が少ない状態で結界内に残り続けるのは非常にリスクが大きい。また結界の解除もできないため、地形や環境次第では結界の外に出られる地点を限定されてしまう場合もある。
派生種族:《魔力体》
┗《妖精種》
┗《妖精王》
┗《妖精皇》
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●妖精王 《女王と対を成す妖精王》
何者にも囚われない精神性が旧史の神の力を呼び起こし、妖精達の王として掲げられた男の妖精種。頭部には黒い小枝のような角が生え、全身に漲る魔力がその力の行使の度に淡く瞬いて、体表面とその周囲に光の粒子のように出現する。下位種の特性をそのまま継承し、新たに獲得したより攻撃性能に特化した複数の能力を用いた強力なPT支援と後方からの攻撃支援を両立させた集団戦闘を得意とし、様々な大規模戦闘において優秀な魔力リソースとして重宝される。“妖精魔法”を含む自分の魔力攻撃の威力を多重に強化する他、種族固有の『霊象門』と名の付くスキル群によって生成される門を敵の目から隠す種族資質を持ち、また新たに獲得した召喚獣“遊星魔”を異なる姿に変身させる能力は敵の動きをコントロールして味方の被弾を抑えるのに役に立つ。
種族資質:
《フェアリー・シューター》(0-30)
自分の“妖精魔法”と射撃属性を持つ魔力攻撃の威力が最大30%増加する
《マナ・カウンターリンク・アフェクト》(0-30)
自分の魔力攻撃の威力が[魔力Sカウンターの数]%、最大30%増加する
《フェアリーサイド・フォービドゥン》(0→10)
“妖精魔法”の詠唱中、自分を攻撃した敵にも同じダメージを与える
《フェアリー・コール》(0→10)
自分の『妖精』スキルで魔力の代わりに魔力Sカウンターを消費できる
《アザーサイド・ゲートキーパー》(0→10)
自分の『霊象門』スキルのスキルオブジェクトが敵に認識されなくなる
《ロード・オブ・ナイツ》(0→10)
召喚された自分の“遊星魔”は妖精系召喚獣“騎士妖精”に変身する
種族スキル(例)
【妖精皇の宝冠】(任意起動/持続効果)
効果中、自分の魔力Sカウンターの数に応じてPTメンバーに加護を与える
【耽溺する咒祝の霊象門】(任意起動/即時効果)
通過した存在の魔力上限と魔力の自然回復速度に干渉する門を生成する
【霊象咒弾砲】(任意起動/即時効果)
自分と遊星魔の魔力を使用して魔力放射による攻撃を行う
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●妖精皇 《常若の国の妖精君主》
妖精の世界と伝統を導き、旧史における妖精の皇そのものへと回帰した最上位の妖精王。妖精女王の伴侶としてのかつての霊格を取り戻し、頭部の角は鹿の角のように大きく発達して霊象干渉器として強力な祝福や霊咒を容易く扱いうる性能を秘めている。下位種の特性をより強力に継承し、味方に強力なPT支援を付与して自身もアタッカーとして強力な砲撃支援を行う集団戦闘を得意とする。“妖精魔法”と魔力射撃の威力を強化する他、PT内に存在する異性同種である妖精姫系派生種の種族スキルを自由に行使できる種族資質を持ち、異性種が揃った集団戦闘では攻防ともに爆発的な支援能力を発揮する。
種族資質:
《フェアリーテイル・シューター》(0-30)
自分の“妖精魔法”と射撃属性を持つ魔力攻撃の威力が最大30%増加する
《フェアリーロード・オブ・アルビオン》(0-30)
自分の“妖精魔法”と“遊星魔”による攻撃の威力が最大30%増加する
《フェアリー・エンブレイス》(0→10)
自分に適用されている自分の補助魔法の効果はPTメンバー全員にも適用される
《フェアリー・パーティ・コール》(0→10)
自分の《フェアリー・コール》の効果を自分のPTメンバーも使用できる
《グリーアン・シナジー》(0→10)
自分は“妖精姫系”派生種のPTメンバーの種族スキルを使用することができる
《フェアリー・ナイト・ベール》(0→10)
固有特殊能力“尊き常若国の夜”の使用を解禁する
種族スキル(例)
【妖精伝承の地霊格】(任意起動/持続効果)
効果中、自分の魔力Sカウンターの数に応じてPTメンバーに加護を与える
【光来する妖精の霊象門】(任意起動/即時効果)
通過した自分とPTメンバーを他の“霊象門”まで高速移動させる門を生成する
【霊象魔力集束砲】(任意起動/即時効果)
自分と遊星魔の魔力を使用して魔力集束による砲撃を行う
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=DATA=
ステータス《妖精王系[Alberich]》(魔力体/妖精種/妖精王/妖精皇)
●《基本ステータス》(=種族基本値+レベルアップボーナス値+個人振分値)
・体力:(1200/1200/1300/1500)+[Lv]×(12/12/13/15)+α
・魔力:(1800/2000/2000/2000)+[Lv]×(18/20/20/20)+α
・気力:(1000/1200/1200/1200)+[Lv]×(10/12/12/12)+α
・物理攻撃力:(700/800/900/1000)+[Lv]×(7/8/9/10)+α
・物理防御率:(1000/1200/1300/1400)+[Lv]×(10/12/13/14)+α
・特殊攻撃力:(1500/2300/2500/2700)+[Lv]×(15/23/25/27)+α
・特殊防御率:(900/1100/1200/1300)+[Lv]×(9/11/12/13)+α
・腕力:(200/300/300/300)+[Lv]×(2/3/3/3)+α
・脚力:(200/300/300/300)+[Lv]×(2/3/3/3)+α
・敏捷性能:(500/600/600/700)+[Lv]×(5/6/6/7)+α
・回避性能:(700/700/800/800)+[Lv]×(7/7/8/8)+α
・隠蔽性能:(700/800/800/900)+[Lv]×(7/8/8/9)+α
・特殊技能:α
《飛行ステータス》
・飛行時間:100+[Lv]×1+α
・飛行重量:100+[Lv]×1+α
・飛行速度:100+[Lv]×1+α
《基本属性耐性》
・火耐性:0
・水耐性:0
・風耐性:0
・土耐性:0
・光耐性:0
・闇耐性:0
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○【妖精皇の宝冠】
――妖精皇の宝冠は彼の愛と加護の力を宿した妖精たちの霊宝だ。
●前提:種族条件《妖精王》系+《進化Ⅱ以上》
●習得:“妖精王”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《加護》《ダメージ軽減》《属性付与》《魔力干渉》《効果無効》
●属性:《魔力属性》《神秘属性》《妖精属性》
●効果:このスキルは、自分の種族が《妖精王》または《妖精皇》の場合のみ使用することができ、自分のスキルの《持続効果》が適用されておらず、かつ自分に限定因子《魔力》を持つスキルカウンターが付与されている場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費し、自分に付与された限定因子《魔力》と名の付くスキルカウンターの数に応じて以下の効果を適用する。
>1個以上:効果中、自分を含むPTメンバーに付与された限定因子《魔力》を持つスキルカウンターは敵の効果によって破棄されない。
>10個以上:効果中、自分を除くPTメンバーに《加護属性》を持つ《霊性防御Ⅲ》の追加効果を付与する。
¶《霊性防御Ⅲ》の追加効果でその存在が《物理属性》を持たない攻撃によって受けるダメージが[15~20]%軽減される。この時、適用される軽減倍率の実効値は効果処理時にランダムに決定される。
自分が《善性格》の場合、この効果で自分を除くPTメンバーが受けるダメージが軽減される度に自分に限定因子《魔力》を持つスキルカウンターを1個付与する。
>20個以上:効果中、自分を除くPTメンバーに《加護属性》を持つ《鉄壁Ⅱ》の追加効果を付与する。
¶《鉄壁Ⅱ》の追加効果でその存在が展開した《障壁》《結界》が受ける全てのダメージが[30~40]%軽減される。この時、適用される軽減倍率の実効値は効果処理時にランダムに決定される。
自分が《善性格》の場合、自分を含むPTメンバーが展開した《障壁》《結界》が破壊される度に自分に限定因子《魔力》を持つスキルカウンターを2つ付与する。
>30個以上:効果中、自分を除くPTメンバーに《加護属性》を持つ《会心霊装Ⅱ》の追加効果を付与する。
¶《会心霊装Ⅱ》の追加効果でその存在が装備している魔力武器を用いた攻撃のクリティカル率が[25~35]%増加する。この時、増加するクリティカル率の実効値は効果処理時にランダムに決定される。
自分が《善性格》の場合、自分を含むPTメンバーが装備している《魔力属性》を持たない武器は《魔力武器》として扱われ、その武器を用いた攻撃に《魔力属性》を付与する。
>40個以上:効果中、自分を除くPTメンバーの魔力が毎秒[自分に付与された限定因子《魔力》を持つスキルカウンターの数と同じ数値分]回復する。自分が《善性格》の場合、自分の魔力が毎秒[自分を含むPTメンバーの数と同じ数値分]回復する。
>50個以上:効果中、自分は『祝福を貴方の元に』の符丁を用いて自分に付与されている限定因子《魔力》を持つスキルカウンターを10個消費することができる。その場合、自分を除くPTメンバーから1人を選び、そのPTメンバーに《加護属性》を持つ《妖精王の祝福》の追加効果を付与する。
¶《妖精王の祝福》の追加効果でその存在に適用される《能力弱化》《行動阻害》《拘束》効果を無効にする。
自分が《善性格》の場合、この効果で2人まで選ぶことができる。
●特殊効果:このスキルの効果中、自分が《悪性格》の場合、このスキルの効果の代わりに以下の特殊効果を適用する。
>1個以上:効果中、自分を含むPTメンバーに付与された限定因子《魔力》を持つスキルカウンターは敵の効果によって破棄されない。
>10個以上:効果中、自分を除くPTメンバーに《加護属性》を持つ《霊性攻撃Ⅲ》の追加効果を付与する。
¶《霊性攻撃Ⅲ》の追加効果でその存在が《物理属性》を持たない攻撃によって与えるダメージが[15~20]%増加する。この時、適用される軽減倍率の実効値は効果処理時にランダムに決定される。
>20個以上:効果中、自分を除くPTメンバーに《加護属性》を持つ《鉄槌Ⅱ》の追加効果を付与する。
¶《鉄槌Ⅱ》の追加効果でその存在が《物理属性》を持つ攻撃によって《障壁》《結界》及びフィールドオブジェクトに与える全てのダメージが[30~40]%増加する。この時、適用される軽減倍率の実効値は効果処理時にランダムに決定される。
>30個以上:効果中、自分を除くPTメンバーに《加護属性》を持つ《強撃霊装Ⅱ》の追加効果を付与する。
¶《強撃霊装Ⅱ》の追加効果でその存在が装備している魔力武器を用いた攻撃で発生するノックバックが[25~35]%増加する。この時、適用される効果倍率の実効値は効果処理時にランダムに決定される。
>40個以上:効果中、自分がスキル・魔法を発動した場合、自分を除くPTメンバーの魔力が[その発動処理で消費した魔力の〔自分に付与されている限定因子《魔力》を持つスキルカウンターの数〕%の数値分]回復する。
>50個以上:効果中、自分は『呪いを貴方の掌に』の符丁を用いて自分に付与されている限定因子《魔力》を持つスキルカウンターを10個消費することができる。その場合、自分を除くPTメンバーから2人まで選び、そのPTメンバーに《霊咒属性》を持つ《妖精王の呪い》の追加効果を付与する。
¶《妖精王の呪い》の追加効果でその存在が発動した、またはその存在に適用される《攻撃無効》《魔法無効》《スキル無効》効果を無効にする。
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○【耽溺する咒祝の霊象門】
――妖精は気に入った者に快く力を貸す。たとえ相手がそれを望んでいなくても。
●前提:種族条件《妖精王》系+《進化Ⅱ以上》
●習得:Lv500以上
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《霊象門》《物体生成》《魔力干渉》《魔力回復干渉》
●属性:《魔力属性》《神秘属性》《妖精属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の現在地に半透明の薄膜の境界面を持つ無数の蔓草が絡み合った輪の門のような姿のスキルゲート《耽溺する咒祝の霊象門》を生成する。
¶《耽溺する咒祝の霊象門》が存在する限り、自分を含むPTメンバーがその境界面を通過した場合、その存在の魔力の上限値が30%増加し、魔力の自然回復速度が50%増加する。
このスキルの効果で生成されたスキルゲートは、自分が【耽溺する咒祝の霊象門】を発動した場合消滅する。
●特殊効果:自分が《悪性格》の場合、以下の効果を適用する。
>自分が生成した《耽溺する咒祝の霊象門》が存在する限り、敵がその境界面を通過した場合、その敵の魔力の上限値が20%減少し、魔力の自然回復速度が30%低下する。
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○【霊象咒弾砲】
――妖精王の咒弾は高速で空を駆け敵を撃ち抜く、妖精界きっての狩人だ。
●前提:種族条件《妖精王》系+《進化Ⅱ以上》
●習得:魔法熟練度250以上
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《魔力射撃》《魔力弾生成》《充填》
●属性:《魔力属性》《射撃属性》《妖精属性》
●効果:このスキルは、自分の【霊象咒弾砲】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の手元に《妖精属性》《射撃属性》を持つ光球型の魔力弾《霊象咒弾》1個を生成し、更に自分が召喚した《遊星魔》も存在する場合、その召喚獣も同様に魔力を消費してそれぞれ《霊象咒弾》を1個ずつ生成する。
¶《霊象咒弾》は接触した敵に《魔力属性》の《攻撃判定》を発生させる。
その後、10秒間の《スキル・チャージ》を発生させる。《スキル・チャージ》中、毎秒自分の魔力を消費し、このスキルの効果で生成された《霊象咒弾》の《体積》が[元の数値の10%分]ずつ増加する。このスキルの効果で生成された《霊象咒弾》が存在する場合、自分は『発射』の符丁を用いて全ての《霊象咒弾》を任意の方向に発射することができる。この時、その《霊象咒弾》の速度・威力が[0~100]%増加する。その時、適用される効果倍率の実効値は《スキル・チャージ》中に経過した時間に比例して増加する。
●特殊効果:自分が《善性格》または《悪性格》の場合、その状態に応じて以下の効果を適用する。
>善性格:この効果で発生した《スキル・チャージ》中に5秒以上経過した場合、全ての《霊象咒弾》に《自動捕捉》《追尾性能Ⅳ》の追加効果を付与する。
¶《自動捕捉》の追加効果でその攻撃の指向線上の最も近い位置に存在する敵を自動的に捕捉し、《追尾性能Ⅳ》の追加効果でその攻撃が捕捉した敵に向かって常に弾道が変化する。
>悪性格:この効果で発生した《スキル・チャージ》中に5秒以上経過した場合、全ての《霊象咒弾》に《自動捕捉》《拡散放射Ⅳ》の追加効果を付与する。
¶《自動捕捉》の追加効果でその攻撃の指向線上の最も近い位置に存在する敵を自動的に捕捉し、《拡散放射Ⅳ》の追加効果でその攻撃が捕捉した敵の周囲半径4m圏内を通過する場合に拡散して全方位を攻撃する。
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○【妖精伝承の地霊格】
――妖精伝承が人々にもたらすのは物語や歴史だけではない。本物との邂逅だ。
●前提:種族条件《妖精王》系+《進化Ⅲ以上》
●習得:Lv500以上
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《妖精伝承》《効果無効》《魔力回復干渉》《空間転移》《処理遅延》
●属性:《魔力属性》《妖精属性》《加護属性》
●効果:このスキルは、自分に限定因子《魔力》を持つスキルカウンターが付与されている場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費し、自分に付与されている限定因子《魔力》と名の付くスキルカウンターの数に応じて以下の効果を適用する。
>1個以上:効果処理時、自分に限定因子《魔力》を持つスキルカウンターを[自分が召喚した《遊星魔》の数と自分を除くPTメンバーの数の合計分]個付与する。その後、自分に付与されている限定因子《魔力》を持つスキルカウンターが10個以上になった場合、このスキルの発動が解除されてから10分間、自分は『妖精伝承』と名の付くスキルを発動することができない。
>10個以上:効果中、他のスキルの効果によってこのスキルの効果が無効になる場合、自分に付与されている限定因子《魔力》を持つスキルカウンターを5個破棄してその効果を無効にする。
>20個以上:効果中、自分に《加護属性》を持つ《魔力充溢》の追加効果を付与する。
¶《魔力充溢》の追加効果で自分の魔力の自然回復速度が[自分に付与されている限定因子《魔力》を持つスキルカウンターの数]%増加する。
>50個以上:効果中、自分に《加護属性》を持つ《大地信仰Ⅰ》の追加効果を付与する。
¶《大地信仰Ⅰ》の追加効果でその存在が《接地状態》にある場合、《物理属性》を持つ攻撃によって発生した《攻撃判定》を10%の確率で回避し、その存在をその周囲半径10m圏内の地表面に空間転移させる。この時、空間転移の接続先は効果処理時にランダムに決定される。
>75個以上:効果中、自分に《加護属性》を持つ《妖精結界》の追加効果を付与する。
¶《妖精結界》の追加効果でその存在に敵の魔法の効果が適用される場合、その効果処理を停止して30秒間の《処理遅延》を発生させる。
《処理遅延》中にその魔法の効果が無効になった場合、その存在に限定因子《魔力》を持つスキルカウンターを10個付与する。
>100個以上:効果中、自分に《加護属性》を持つ《地霊再帰》の追加効果を付与する。
¶《地霊再帰》の追加効果でその存在が体力を全損するダメージを受ける場合、一度だけ体力が1だけ残り、その後30秒間、その存在に帰属するダメージ及びその存在が受けるダメージのダメージ計算処理は無効になる。
●特殊効果:このスキルの発動時、自分が発動した【妖精伝承の森霊格】の効果が適用されている場合、以下の効果を適用する。
>自分に限定因子《魔力》《妖精幻想》を持つスキルカウンターを[自分を除くPTメンバーに付与されている限定因子《魔力》を持つスキルカウンターの数の合計分]個付与する。
¶限定因子《妖精幻想》を持つスキルカウンターは、自分の『妖精伝承』と名の付くスキルの発動が解除された場合に全て破棄される。
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○【光来する妖精の霊象門】
――妖精たちは人々との絆に引かれ、あらゆる空間を飛び越えて光来する。
●前提:種族条件《妖精王》系+《進化Ⅲ以上》
●習得:“妖精皇”への進化
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《妖精》《霊象門》《物体生成》《状態変化》《挙動加速》
●属性:《魔力属性》《神秘属性》《妖精属性》《結界属性》
●効果:このスキルは、自分の【光来する妖精の霊象門】を除くスキルの効果で自分が生成した『霊象門』と名の付くスキルゲートが存在する場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当するスキルゲート1個を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の現在地に半透明の薄膜の境界面を持つ眩い光を内包した結晶の門のような姿のスキルゲート《光来する妖精の霊象門》を生成し、そのスキルゲートと対象となったスキルゲートの間に《妖精属性》を持つ円柱状の空間を効果範囲とする霊咒結界《妖精光路》を展開する。
¶《光来する妖精の霊象門》が存在する限り、自分を含むPTメンバーがその境界面を通過した場合、その存在の素体は《光来状態》に変化する。
¶¶《光来状態》の存在は《妖精光路》の効果範囲外に移動することができず、その素体は《実体化》が解除されて自分を含むPTメンバーを除く他の存在の《感覚》に光球のように認識されるようになり、全てのオブジェクトの物理的実体を無視することができる。この効果が適用されている限り、その存在は【光来する妖精の霊象門】の効果を除くあらゆる効果が適用されず、その存在に帰属して発生するダメージ計算処理は全て無効になる。その存在の《光来状態》は対象となったスキルゲートまたは《光来する妖精の霊象門》の境界面を通過した場合解除される。
¶《妖精光路》はその範囲内に存在する《光来状態》の存在の《飛行状態》で発生する全ての魔力消費を0にする。また、自分が《光来状態》の場合、自分の周囲半径2m圏内に存在する《光来状態》のPTメンバーを伴って飛行することができる。この時、自分の飛行速度が1000%増加する。
このスキルの効果で生成されたスキルゲート及び展開された霊咒結界は、《妖精光路》の効果範囲内に存在する存在の《光来状態》が解除された場合を除く如何なる場合も消滅しない。
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○【霊象魔力集束砲】
――妖精王の魔力集束砲はあらゆる物を突き抜いて、その誇りと怒りを示す。
●前提:種族条件《妖精王》系+《進化Ⅲ以上》
●習得:魔法熟練度350以上
●分類:《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《魔力砲撃》《魔力弾生成》《充填》
●属性:《魔力属性》《砲撃属性》《妖精属性》
●効果:このスキルは、自分の【霊象魔力集束砲】の効果が適用されていない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の手元に《妖精属性》《砲撃属性》を持つ光球型の魔力砲弾《霊象咒砲》1個を生成し、更に自分が召喚した《遊星魔》も存在する場合、その召喚獣も同様に魔力を消費してそれぞれ《霊象咒砲》を1個ずつ生成する。
¶《霊象咒砲》は接触した敵に《魔力属性》の《攻撃判定》を発生させる。
その後、20秒間の《スキル・チャージ》を発生させる。《スキル・チャージ》中、毎秒自分の魔力を消費し、このスキルの効果で生成された《霊象咒砲》の《体積》が[元の数値の5%分]ずつ増加する。このスキルの効果で生成された《霊象咒砲》が存在する場合、自分は『発射』の符丁を用いて全ての《霊象咒砲》から任意の方向に放射型の魔力砲撃《霊象魔力集束砲》を発生させる。
¶《霊象魔力集束砲》は《妖精属性》を持つ無限に直進する光線状の魔力攻撃を発生させ、接触した全ての存在に《魔力属性》の《攻撃判定》を発生させる。この時、その《霊象魔力集束砲》の威力が[0~100]%増加する。その時、適用される効果倍率の実効値は自分が召喚した《遊星魔》の数に比例して増加する。
●特殊効果:自分が《善性格》または《悪性格》の場合、その状態に応じて以下の効果を適用する。
>善性格:この効果で発生した《霊象魔力集束砲》に《地形貫通Ⅴ》《魔力貫通Ⅴ》の追加効果を付与する。
¶《地形貫通Ⅴ》の追加効果でその攻撃はプレイヤーに帰属しないフィールドオブジェクトを無視して透過するように貫通し、《魔力貫通Ⅴ》の追加効果でその攻撃によって敵の魔力にも同じダメージを与える。この時、その攻撃によって敵の魔力が全損した場合、その敵に“魔障”デバフを60秒間付与する。
¶¶“魔障”デバフが付与された存在は魔力の《自然回復》が停止する。
>悪性格:この効果で発生した《霊象魔力集束砲》に《地形貫通Ⅴ》《魔力衝撃Ⅴ》の追加効果を付与する。
¶《地形貫通Ⅴ》の追加効果でその攻撃はプレイヤーに帰属しないフィールドオブジェクトを無視して透過するように貫通し、《魔力衝撃Ⅴ》の追加効果でその攻撃によって敵の魔力にも同じダメージを与える。この時、その攻撃によって敵の魔力が全損した場合、その敵に“気絶”デバフを20秒間付与する。
¶¶“気絶”デバフが付与された存在は一時的に意識を喪失する。
Tips:
※[種族資質]の項目の記号“-”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される




