お風呂
「ふぁぁ…………。」
暖かいお湯のなかで、足と手を伸ばしてリラックスする私
久々のお風呂なので、ゆっくりと体を伸ばしてリラックス
勿論、軽く体を流して、老廃物を流し、当然のようにリリアが体を洗ってくれた
軽くなので、またあとで体を洗うつもりだが、今は先にリラックス
「…………………………………むぁぁ。」
口からなんとも情けない声が出てくるが、気にしない
リラックスリラックス
「むふふ………。」
背中にはピッタリとリリアが張り付いていて、手を回してがっちりホールドしているが、気にしない気にしない……。
「はふはふ♪……………。ふふっ♪」
後ろで怪しい笑顔を浮かべてるであろうリリアの顔を想像しない
「………………………………。むにっ。」
「にゃあぁぁ!?」
体をホールドしていた手が一瞬離れ、お腹の肉を摘ままれた
太ってる訳じゃないけど!!お腹はダメェ!?
「うふふ、やぁらぁか~い♪」
むにむになでなでとお腹を触られ、とても激しいスキンシップをする私とリリア
とても幸せそうな声を出すのは良いが、ここお風呂場!!
「もう、リリア!!そろそろ体か洗おう!!」
のぼせてしまったのか、顔が心なしか暑い
体を起こしてお湯から出ると、ふらふらとしてしまった
「……………。危ないですよ?」
「そう、だね………。」
倒れそうになったところを、リリアがまた受け止めてくれた
また、ふらふらと湯船に沈む私
暗い空が見え、星が見えた
それを覗きこむように、リリアの顔も
「………………。上がりましょう。」
「んっ………。」
片手で起こされ、そのまま抱っこされて湯船から出る
「………重くない?」
「ついさっきまで背負って飛んでたんですよ?大丈夫です。」
「力持ちなんだね。」
リリアは微笑みながら、湯船の横にあったチェアーに座らせてくれる
側にあったタオルを体にかけて、リリアも隣の椅子に座る
「………………。何故でしょうかね…。貴方と離れたくないんです。」
リリアがそう呟いた
「貴方と一緒に居るだけで、力が沸いてくるようです。」
「わたしもだよ。リリア。」
月並みな台詞だな…っと、自分でも自覚してしまう
でも、その通りなのだから、仕方ないよね
「言葉って、とっても不便なんですね…。日に日に貴方が大事に思えます。勿論、今でも最高に好きですよ?」
「あ、ありがとう………。」
面と向かって言われると、恥ずかしい
「最初は、どんな人なのか、少し不安でした。でも、今ではそんなことはありません。」
リリアはそう言って、私の頬を撫でながら、
「ありがとうございます。ハルナさん。」
「どういたしまして、リリア、…………。私は何もしてないけどね。」
そう言ってリリアを見つめると、優しそうに微笑んでくれた
「貴方が居るだけで、感謝です。」
そう言ってくれた
次回が洗いあうはなし、長いので何分割可にします。楽しみにしてくれる人は、すみません。頑張って明日は2回あげたいと思います。




