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もう一人の兵士の話
……………俺、真面目だったよな?
少なくとも、今日はちゃんと遅刻しないで来た
朝、ちゃんと飯食ったし、歯も磨いた
ちゃんと着替えて、片思いのギルドの受付の女性に挨拶してから上司の靴を隠して、いつも通り雑談しながら仕事はしていた
まぁ、俺も悪いこともしたかもしれん
でも、少なくともドラゴンに睨まれるほど悪い人間では無かったよな…
せめて、告白くらい、しておけば、良かったな……
いつまで待っても、なにも来なかった、
代わりに、声が聞こえた
「大丈夫ですか!?」
目を開けると、そこには金髪の女性が膝枕をしてくれていた
目を上に開くと、男の欲望を完璧に満たす、おっぱい様がいらっしゃった
あぁ、ここは天国か……。
それなら、もう暫く寝てても…
「いや、起きろよ!!」
聞き慣れた男の声で、目が覚醒した
慌てて起き上がると、そこにはいつもの男がいた
「寝てるんじゃねぇよ!!すみません!!ご迷惑お掛けしました!!」
「いえいえ、此方こそ迷惑かけてすみません!!」
また別の女性が同僚に平謝りしているのが見える
………何がどうなってるんだ?




