武器屋
ナイフに分類されるか解らないが、取り合えず、まとめる
まず、ナイフの概念はなにか?
果物ナイフを想像してみてくれ、
銀色に尖ったあれがナイフだ
しかし、戦うときにナイフでは心許ない
実際使うときは暗殺など、相手にかなりの接近をしてから、一撃で必ず殺すための武器がナイフだ
最悪、毒でも塗ればなんとかなる
ナイフも、何種類かに分けられる
まず、果物ナイフのような片方だけに刃がついた物だ
これをナイフと考えてくれ
両方についてるのが、サバイバルナイフと言うやつだ
これは指すのに特化してる代わり、皮を剥ぐとき等にはあまり剥かないから、革用と戦闘用で別々に買っといたほうが良いぞ。
あとは、ククリと言われる反ったナイフがある。
これはなで斬るに特化していて、一撃で殺すよりも、連続して傷を着けるのに向いてる。
次は剣だ
剣の長さも其々だ
ロングソード、ショートソード
2つとも刀に分類されるが、全くの別物なのは見てわかる通り、
ロングソードは切るよりも、叩き折るのに特化してる、大剣みたいなもんだ
ショートソードは、盾を持ちながら使うときはとても役に立つ
ショートソードだけで戦うくらいなら、なにかとセットにしたほうが良い
大剣みたいな大きいものは、無理だろうから省くぞ
次は…………
「んで、どれにする?」
武器屋の中でドランさんの話を聴いた、わかった事は、日本で普通に暮らしていれば、普通は使うことのない情報が大量に入ってきたこと
「んー。取り合えず、ナイフは買います。予備として、」
「それが良いぞ。メインは?」
「取り合えず、ひとつあるのでそれを使います。」
アイテムボックスには、金色に輝くロングソードが一本ある
それを使うとして、予備にナイフは買っておこう
「ナイフなら、初心者向けなのは、短剣だな、ナイフはぶっちゃけ心許ない。」
ドランさんに言われて、ナイフの置いてある棚を見て回る
「ナイフでも、ピンきりですね……。これなんて、区別がつきませんよ…。」
棚には、一本一本、丁寧に並べられた短剣が置いてあり、その値段も安かったり、高かったり、
「………ん?ミスリルソード?」
日本で普通に暮らしていれば、聞いたことがあるかも知れないし、無いかもだけど、ミスリルと言うのは聞いたことがある
「魔法を強くする素材か、それも良いかもな。」
魔法を強く…………、
頭に浮かんだのは、リリアのエンチャント
「ナイフはこれにします。」
「そうか、なら鞘も買っておけよ。あっても損はしないが、無いと不便だ。」
鞘とミスリルソードを購入
しかし、高かった……。
いや、これが普通なのかな?金貨2枚だった、
宿の一拍が二人で銀貨2枚なのを考えると、そこそこの値段だ
「お前はどうするだ?」
「予備の杖を買います。」
ドランさんがリリアに聞くが、素っ気ない返事
「取り合えず、使えれば良いです。」
「止めとけ、買うときはしっかりと買っとけ。安いのを何個も買うより、ちゃんとしたのを一個買っといたほうが断然良いぞ。仲間の為にな。」
「…………………。解りました。」
最後の一言で、素直に…、まぁ、素直では無いかも知れないが、ちゃんと聞いて購入するものを探した




