服を購入
「買い終わったよ。助かった。」
「えっ!!あっ……。すみません。」
気が付くと、リーさんは袋を持って近くに立っていた
「すみません……。なんの役にもたてませんでした…。」
「嫌々、ここまで一緒に来てくれて助かった。明日の朝、ホテルの前で待ってるので、朝食を一緒に行ってもらえないか?」
「はい。わかりました。」
「それじゃあ、俺はこれをとっとと渡してくる。ありがとう。」
そう言ってリーさんはお店の外に出ていった
「………………………………。気に入りません。」
「?」
「胡散臭いです。あの人。」
どうやらリーさんの事を言っているようだ
「そうかなぁ~。そんなに胡散臭いかな………。」
「胡散臭い!!なんか嫌いです!!」
そんなにはっきりと…
「ロリコンは死ぬべきです!!」
「あっ、その点は同意するよ。」
昨日も話した少女、アリスさんだったよね?
あんな子を……。あんな風に……。もしかして……。リリアが言ったみたいに鎖で!?
「明日はっきりさせます。」
なにやら決意したようで、かなり固い顔をしている
なにやら怖いな…。
決意したリリアは、服を手に取り、何やらにやけている
「これ、着ませんか!!」
「バニーガール!?」
リリアの考えている事は解らない
結局、お金が有るのでメイド服とバニーガールを買った
満足そうに袋を持つリリア
ハタから見れば、プレゼントを買ってもらった子供のようだが、買ってもらったのではなく、買ったのだ
おまけに中身がバニーガール
「……………………………。着るの?」
「着ないのですか…………?」
なんで着るのが前提?
「別にリリアが着るなら止めないけど…。」
「ハルナも着ますよね?」
「えっ?」
「えっ?」
いや、えっ?じゃないよね?
明日は頑張ると言ったな?あれは嘘に成りました…。
すみません…。




