夜
部屋には戻った私とリリアは、1度桶を床に置いてから、体を拭く順番を決めることにした
「それじゃあ、今回は私が最初に拭くね!!」
「えぇ~。わかりました。お願いします♪」
リリアはあっさり服を脱いで体を露出させる
部屋の明かりの中、上下とも脱いで見える体
私よりも少し、ほんの少し、いや、まぁ、うん。少しだけ大きい胸も見える
「それじゃあ、お願いしますね♪」
「うん♪拭くね♪」
背中を羽のように外側に向かって拭く、それを上から下に降りるように拭く
リリアの体は、私よりもほんの少しだけ温かい
タオル越しに、リリアの体温が伝わってぽかぽかする
「はい、万歳♪」
「万歳♪」
素直に両手を上げて、肩や腕を拭く
ぽかぽかが伝わってきて、何だか眠くなる
「次、脚ね。」
「はい♪お願いします♪」
爪先から太ももに向けて優しく拭く
やっぱり、女の子の部分に目がいくが、気にしていたら拭けないし、まぁ、どうせ後で………。
頭のなかで何かが爆発し、煙が出る
「ありがとうございます♪次は♪私ですね!!」
「う、うん…。リリア?」
拭き終えると、リリアは嬉しそうに立ち上がって、桶に手を入れ、水を絞る
私と同じように、背中を拭いてくれて、次は…………
ムニュ♪
「ふぁ!?リリア!!当たってるぅ♪」
「動かないでくださいね♪先ずはお腹です♪」
背中から体をがっちりホールドされて、お腹をむにむにと拭かれる
それはまだ良い、いや、良くないけど…。
当たっているのだ、私よりもほんの少しだけ大きい胸が
「みゃあぁ♪ダメぇ♪」
「うふふ、ここが良いんですね♪ほらほら♪」
「みゃあぁ♪みゃあぁ♪」
体拭きは、まだ終わりそうにない
「さて、お仕事開始ですよぉ♪」
「キモい、はぁ…。」
男に戻れと脅したが、泣いたふりをして誤魔化すアリス
結局、窓から悲鳴をあげちゃうぞ♪っと、脅され、いつかぼこぼこのギッタンギッタンの、R18にすると誓うドラン
ちなみに、エロ画像ではなく、グロ画像
その後、女の子の体を悪用しないと言う約束をした
「必殺♪サーチアイ!!」
壁にペタリと頭をゴッツンして、何かぶつぶつと呟くアリス
「なにやってんだ?」
「ん?覗き。」
アリスは壁を通り抜けて、隣の部屋も見ることが出来るのだ!!
犯罪?大丈夫!!女の子だもん♪
もはやなにも突っ込まないドランと、どうやら準備が終わったようで隣の部屋を覗くと意気込むアリス
無言で壁から離れるアリス
「…………………、何があった?」
「おやすみ、ドラン。」
ベットに倒れ、眠りにつくアリス
何やら顔を真っ赤にして壁から離れたが、なにがあった?
二人とも女性だし、見られて困るもんなんて無いだろうに、
ドランは明日の朝問い詰めるか、っと思い、寝ようとしたが、小さな女の子のアリスが居たので、ベットから叩き落として眠りにつく
こうして、長かったのか、長くないのか、二組は眠りにつくのだった
ようやく、転生してから二日目が終了しました
今日は頑張ってない。明日はがんばる!!




