ホテルに戻る
パン屋さんでパンを購入し、アイテムボックスに入れて店を出た
「沢山買いましたね♪」
「うん。明日の朝食が楽しみだね♪」
私は沢山のパンを購入し、空を見上げる
「もう、真っ暗だね。もうホテルに戻ろうか?」
「はい!!そうしましょう!!」
私達はもう用もないし、ホテルに戻ることに
「まぁ、入りづらいなぁ…。」
「ですね……。」
ホテルの前には、『私達、関係無いですよぉ~。』と言う顔でホテルの前を行ったり来たりする男女が何名か、
やっぱり、そう言うことをするホテルだったのか…。
「いつまでもここに居ても仕方ないしね。入ろっか?」
「はい♪」
堂々と?面からホテルに入る。
「お帰りなさい。はい、鍵。」
「ありがとうございます。おやすみなさい。」
私達は階段を上がって部屋に戻る
「なんか………。恥ずかしいね…。改めて入ると…。」
「私は嬉しいです!!」
「おっ、おう……。」
「えへへ♪」
笑顔で笑うリリアを見ると、自然と笑顔が溢れる
「さて、お風呂にしましょうか!!」
「?でも、お風呂ないよ?」
リリアがお風呂にしようと言ったが、この部屋にはお風呂はない
「下でお湯を買って、タオルで拭くんですよ。買ってきますね♪」
「あっ、私も手伝うよ!!」
リリアに着いて行き、また下に降りる
「一泊頼む、」
「は、はい!!畏まりました…。」
下に降りると、カウンターの男が何やら少し焦りながら接客をしているのが見えた
「どうしたんだろ?」
「さぁ?まぁ、並んでおきましょう。」
カウンターの後ろに並ぼうとすると、イケメンな青年と、まだ幼い子供がいた
「こんばんは♪」
「こんばんは。」
小さな女の子と挨拶をして、少女は青年に呼ばれて2階に上がって行く
「…………………………。あれ?」
2階に上がって行くって、事は泊まるんだよね?
思い出すのは、部屋の内装
ツインベット
「…………………。ロリコン?」
「…………………。ロリコンですね。」
彼女は大丈夫なのかな…。まぁ、しょうがないよね…。
「とりあえず、お嬢さん方。なにか有ったのかい?」
カウンターの男が私たちに聞いてくる
「あぁ、お湯を買いたいのですが。」
「桶一杯銅貨1枚だよ。タオル付で銅貨3枚。」
「タオル付で2つください。」
男はカウンターの後ろから桶を取り出して、指輪から水を出す
「便利ですね、それ。」
「ハハハ、欲しそうにしてもあげられないよ。これ、家宝なんだ。」
「むぅ、別に欲しいと言えば欲しいですけど…。」
私達はお金を支払って、2階に上がる
先程の二人は見えなかった
「部屋に戻ろっか♪」
「はい♪」
気にしない~、気にしない~♪
俺と黒犬、まぁ、本人はアリスとか言ってたが、回りからの目線が痛いので止めろと言ったのだが、聞きやしない
「でも、よかったしょ。町に来る前から変装しといて。」
「まぁな、まさか同じホテルとはな。」
ホテルに入るとき、回りの人々から殺意を感じたが、黒犬は見て見ぬふり、
「まぁ、こんな所にいつまでも居ても仕方ないしな。」
「うん♪さぁ寝ましょ♪」
「殺すぞ。」
幼女を脅しているように見えるが、男同士のメンチの斬り合いなので問題ない
204の部屋の鍵を開けて、部屋のなかに入った
「…………………………………………。」
「…………………………………………。」
おっきいべっとがある
「…………………………………………。」
「…………………………………………。」
ここで、ドランは入る前に殺意を感じていたことを思い出す
「…………………………………………。」
「…………………………………………。」
なんで殺意を浴びたのか分からなかったので無視しだが、今はなんと無くわかる
「………………。ドラン、」
「しゃべるな、殺すぞ。」
「はい…………。」
まだ、この世界ではやることが有るのに、前途多難だと思う青年と、今回の仕事は楽しくなると笑う少女は、驚くほどミスマッチだった
今日は頑張ったと、書いてもいない汗を拭う。
二組の話をまとめて書いてみた。




