宿に到着
宿屋の入り口には、リンダ1の宿と書かれた看板がぶら下がっていた
「宿だね。それじゃあ、入ろっか。」
「そうですね。ここにいつまでも居ても仕方がありませんから。」
私達は宿屋の扉を開き、中に入った
入った宿屋の店内は、かなり大きく作られているのがわかる
入ってすぐにカウンターが有り、そこに一人の男が座っていた
「いらっしゃい、おや?女性だけとは珍しいな。ここ、初めて?」
男が立ち上がって話しかけきた
「はい。初めてです。一泊お幾らですか?」
「一泊、食事なしの二人なら銀貨1枚だ。二人で銀貨1枚。別々の部屋にするなら2枚。」
「相部屋で良いよね?リリア。」
「勿論です!!」
リリアが銀貨を1枚取り出して、男に渡した
「はいよ。これ鍵な。2階の一番奥の部屋だ。」
男から部屋の鍵を受け取り、カウンターの横の階段を上がる
宿の2回は廊下と扉が4つ有るだけで、廊下以外には何もなかった
「ここですね。204号室。」
鍵についていた部屋番号と、扉に書かれていた部屋番号は一致、
店主に言われた通り、2階の一番奥の部屋だ
だからこそ、部屋に入って驚いた
ドーンっと、大きめのベットがひとつ、置いてあった
「「………………………………。」」
ここで思い出す、宿の男の話
『おや?珍しいね。女性だけとは。』
宿=ホテルと思っていた頃が私にもありました。
この宿、宿=ラブのつくホテルのようだ
「……………………。」
「……………………。」
「………………。まぁ、良いですよね♪」
「う、うん。そうだね…。」
リリアは別に困った事では無いらしい…。
とりあえず、部屋の入り口で突っ立ってるのも良くないし、部屋に入る私とリリア
部屋の真ん中にドーンとベットが置いてあるのは流石に驚いたが、よくよく部屋を見てみると、そこまで悪い部屋ではない
大きな窓と、そこからは町の通りを見ることが出来るベランダ
ベランダにはテーブルとイスが2脚、つまり二人で優雅に食事をすることも出来ると、
部屋のなかにはトイレはあるようで、ちゃんと水洗トイレがあった
「とりあえず、ひと休みしたらご飯を買いに行こうかな。」
「あっ、それじゃあ、私もお付きあいします!!でも、その前に…♪」
「へっ?」
後ろを振り返ると、リリアが抱きついて♪ベットに押し倒すのが見事に一致
「ってぇ!?リリアァ!?まだ、うん、そとにぃ…、いくぅんっ♪」
「1日何も出来なかったから…。うん。ちゅ♪」
「あぅぅ、朝もやったしぃ…。来るときもぉ…。」
「うふふ。それはそれ♪」
その後、リリアが満足してベットから起き上がったとき、既に外は真っ暗になっていた
豆腐って、漢字は気持ち悪いけど、夏に食べてもよし、冬に食べても良しでよい食材だよね。
でも、一丁29円だからって、6丁も買ってくるのはどうかと思うよ?母上。




