朝御飯
出されたご飯は、パンとベーコンっぽい肉とジャム二種類と玉子焼きと、飲み物はコーヒーかな
そう言えば昨日は夜ご飯を食べてなかったな
「美味しそう。お腹すいてたんだ。」
「どうぞ。召し上がれ♪」
「いただきます。」
私はパンをとって、とりあえず一口
ふんわりと柔らかいパンは、ほんのすこし甘い味がする
「うん、美味しい。ありがとうね。リリア。」
「いえいえ、切って焼いただけですから。」
謙遜しながらも嬉しそうなリリアを見ながら食べるご飯は美味しい
リリアってどっちが本性なんだろ?
今みたいに見ただけでときめくような時と、ベットの上でのリリア、
うん。考えるのは止めておこう。
今は目の前のご飯に集中だ
「あっ、ジャムを塗ってあげますね♪」
「うん。ありがとう。」
赤いジャムで塗られたパンを食べる
モグモグモグ
「ベーコン切り分けますね。」
「うん。ありがとう。」
パンをモグモグしながらうなずく
リリアがベーコンを切ってくれて、フォークを刺す
「はい。あ~ん♪」
「んっ。あ~…。」
口を開けてリリアがベーコンを口に入れてくれる
モグモグごっくん
「あっ、頬にジャムが……。こっちに顔向けてください」
「ん?」
顔を向けると、リリアの顔が近づき、
ペロッ♪
「ひゃあ!?リリア?」
「うふふ。美味しかったです♪」
どうやらなめられたようだった
うん。やっぱりリリアは小悪魔属性を持ってる
「もう、リリアばっかりずるい!!次は私にさせて?」
私はパンをちぎって、上に小さく切ったベーコンを持って
「はい♪あ~ん♪」
よし、今度は私のターンだ!!
私は自信満々にリリアの前に出す
「はい!!あむっ♪」
「へっ!?むにゃぁ!!リリアぁ、手っ、なめちゃぁ!?」
パンと一緒に手をなめられた
「んっ、んっ、美味しいです♪」
「もう、リリアのでベタベタだよぉ…。」
手についたリリアの唾液を見つめる
「ごめんなさい♪間違えちゃいました♪」
「も~。わざとだろこいつぅ~。」
反対の手でリリアを優しく叩く
「続き、しましょ♪」
「はい!!喜んで!!」
そうして私とリリアは、ちょっと激しい朝御飯を続けるのだった
明日はコミケだ!!
ついでにソードアートの展覧会も行こうかな?
?小説に関係ない?気にするな!!




