目さ刺さるニャァン
テツダウ……。手伝う……。
ふむ…………。
なるほどなるほど………。
「お願い、します………。」
「わかった。」
彼女はイスから立ち上がり、今度は私を座るように促された
素直に座り、スタンバる私
スタンバる
スタンバる…………
スタンバる…………
スタン……
スタバ
「へっくち!!さ、寒いよ……。」
「ヘレナ?これ、どう使うの?」
「んにゃ?あぁ、シャンプーね。これは上のところを押すと……ほら、白いシャンプーがピゅ~と。」
それを頭に乗せて、ぐちゃぐちゃにする
そして、ザバァァ……
「ヘレナ………。私、手伝う。」
「しまったぁぁ!!そうだったぁ……。」
一回ぶん無駄にしたぁ!!
「今度は、これ?」
「うん。リンスね。」
「目、閉じる…。」
「うん。了解。」
目を閉じると、頭に手を乗せられる感触
少しずつ、少しずつ手を動かして髪にリンスを馴染ませる
あぁ、………たまらんなぁ……
先程から頭をナデナデしてもらってるような感じになり、とても心地よい
ここが天国かぁ……たまらんなぁ……
「どこか、かゆいとこ、無い?」
「ん~無いよぉ………。」
「ん。わかった。」
ファぁ気持ち良い……
ザバァァ…ザバァァ?
目に激痛
「ん?………あっ、目!!」
「あっ……。」
「ふぉぉ!!目がぁぁ!!」
目に刺さるニャァン!!
エリスって。変な悲鳴をあげると思う




