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お風呂
彼女を抱きしめながらしみじみ思う
このまま、えいえんに、ときが、ながらなければ、いいのににゃ……。
抱きしめた状態で彼女の顔を眺める
涙を少し流しながらきゅーと目を閉じたり一瞬開いたり、きゅーと目を閉じたり……。あぁん、かわゆす
そのとき、彼女の手は私の腰の辺りをギュット抱きしめ、彼女はイスに座っていて、私は床なのでちょうど顔と顔の高さが会う。
白い髪が私の黒い髪に混じり、とっても幻想的。
あぁ、本当にこのまま時が止まれば良いのに……うん。
「あ、ありがとう、エリス。もう、大丈夫。」
「そう?本当に大丈夫?」
「うん。大丈夫。」
大丈夫じゃなければ良いのに……。ダメか。
「それじゃあ、軽く流して湯船に浸かってなさいな。」
「うん。」
ザバァァ…とお湯をかけて、泡を流す
体はあとでいいや。
「さて、私も洗おうかな。」
「あ、手伝う。」
……………えっ?テツダウ
短すぎる…。頑張ります……。




