朝食
アリス達が自分達の飯を取りに行ってるので、待っている
待っている
待ってる
早く
「そんなにお腹空いてるんですか?」
「あぁ、とっても。」
昨日はなんだかんだで腹八分より少し下くらいになった為、メチャクチャ腹へった
今の俺の数少ない楽しみが飯だ
だが、マナーを守れないほどではないので待つ
待ってる
まだか?
…………………。
暫くすると、王女が話しかけてきた
「あの、質問があるのですが…。」
「なんだ?」
ただ待ってるのも暇なので付き合ってやる事にした
「なんで、私は攻撃しなかったんですか?」
「そりゃ、めんどくさいからだ。」
王様が出てきても困るしな
まぁ、もう遅いか?
「そういや、他のやつらは?」
「まだ寝込んでます。」
「そうか。まぁ、これやるよ。」
アイテムボックスからエリクサーを取りだし、人数分渡す
どうせ俺は使わないし、それどころか有り余ってるから別に勿体なくもない
「これは………ポーション?……。ありがとうございます。」
「使ってやれよ。効くと思う。」
「分かりました。」
王女もアイテムボックスにしまい、また此方を見てきた
「……………。なんだよ?」
「いえ、想像していたよりも……その、なんと言うか……。」
「………………?」
そうこうしている間に、アリス達が帰ってきた
「ただいま!!お待たせしちゃってごめんなさいね!!」
「良いからはよ座れ。食べよう。」
アリス達が帰ってきたので、ようやく食べれるぞ




