ホテル
「そこにバスタオルが有る。服は………バスローブがここに1着あるからそれを使ってくれ。」
「あっ……はい、わかりました…。」
勿論、俺は一緒に入らない。そんな無謀はしない
からから~と音を立てて扉が閉まり、少しすると水が流れる音がするようになった
今のうちにやることやっとくか……。
まずはアリスへ連絡だな
『アリス。俺とシンは、明日そっちに戻る。』
メール的な機能をでアリスに連絡すると、すぐに返信が帰ってきた
『泊まるの?変なことしないでね。ドランは私のだよ!!』
『お前のではない。先に寝てろ。明日また連絡する。』
『了解~。』
これでよし。
今回、泊まることにした
理由は簡単。今日は帰りたくないからだ
理由になってないか?
簡単に言えば、シンを背負いながら歩くのは無理が有ると思ったからだ
重くは無いが、背中に感じるアレは正直俺の心を砕くには十分すぎる
こんなことなら対人スキルあげとくべきだったな…。こんなんあげるのはバカくらいだが…。
シンはまだかかるだろうから、することを探す
しかし、何も見当たらなかった
もう一度部屋を見回そう
→することがない
↓
→ただの暇人だ
「本当にすることが無いな…。」
することが無く、仕方なしに部屋の中にあるダブルベットに転がった
天井部分が鏡になってる
なんの意味があんだ?これ?
次回からシンサイドの予定。




