朝イチ
着替え終わり、シャルルさんと合流する
「あらためまして、おはようございます…。」
「はい。おはようございます。」
さっきは尋常じゃないくらい恥ずかしかった…。
寝巻きだよ、よれよれの寝巻き………。
「朝ごはん……何処に行くんですか?」
「このホテルから大体5分くらい歩いたところにある、『朝イチ』って言う所です。とても美味しいですよ。」
「量はありますか!!質も!!」
「バッチリです!!」
「やったぁ!!」
仲良しだ……良いなぁ……。
私達はホテルから出て、シャルルさんに付いて町を歩く
「そう言えば、フリーでこの町を歩くのは初めてだ。」
「ですね~。何となく新鮮な感じ?」
昨日はゆっくり町を歩く所か、ホテルの目の前に馬車が来ていて、そのまま王宮へGO
早かった!!
「でも、今日は早起きしたんですね!!今知りました!!」
「そうだね。何となくでしか時間分かんないし…。」
太陽はまだ地平線から少し高いくらいで、外は少し寒かった
でも、寒いのに、なんだか寒いのが楽しい気分
なんだろう?この感じ?
「今からお店が開くんですね!!早いですね~。」
「そうなんですよ。王都のお店は太陽が上ると共に開いて、夜中までやってますから、とても便利なんですよ。」
「へ~。」
人件費、大丈夫なんだろうか?
走行しているうちに、私達は『朝イチ』へやって来た




