廊下
お腹イッパイご飯を食べて、ドレス姿のままお風呂場へ
「シャルルさんが護衛かぁ……。不思議な感じ。」
「そうですね~。お友達とはまた別の形……って事でしょうか?」
「そうだね……。一緒に居るのは別に前々良いけど……。なんで私達に護衛なんだろ?」
そんなに危ないのかな?この街は?
「さぁ?それより、お風呂ですよ!!お風呂!!」
「リリアってお風呂好きだね~。私は別に毎日入らなくても良いと思うけどね……。」
日本では大忙しの日々……では無かったが、お風呂は大抵シャワーで済ませる派だった
あんまりお湯を貯めても勿体ないし、お風呂の残り湯を洗濯に……って言うのもどうも気が引ける
気にしなければ、簡単な話なのだが、あまり長湯するタイプでは無かった
特に独り暮らしを初めてからはもう、何をするのも億劫で、めんどくさかった
洗った服を干す、取り込む、畳む、しまう……メンドイ……!!
でも、これからはそうも言ってられないからね……。あれ?なんでこんな話に?
「えぇ~?ハルナさんはお風呂嫌い?」
「好きでは無いかな?あと、ハルナで良いよ~。」
「はい!!ハルナさん!!」
「…………………。」
リリアって、ヒトの話を聞かない?
「まぁ、………良いや。お風呂にしよ?」
「了解!!お風呂!!」
ここのお風呂は豪華だからね~。このホテルを離れてもまた入りたいな………。




