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勇者が女だと駄目ですか?  作者: 黒犬神
各々の冒険
140/242

《黒犬》破滅

「フゥゥハハハハハハハハハァァ!!ァァアハハハハハハハハハハハハハハハッ!!ゲホゲホッ!!ゲホッく、苦し…………。」


高笑いしすぎた……。


過呼吸になりつつ、息を整えて、宣言する


「勝ったぁ!!我が魔王なり!!」


ようやく、地球カッコカリの生物を皆殺しすることに成功したのだ


いやぁ……。長かった……。


ここまで2週間もかかっちまったよ……。


今、地球カッコカリにいる生物は、俺以外に誰も居ない……。と言いたいところだが、そうは問屋が卸さない


安直に、この世界の俺以外の生物は死ねぇ~とやろうとしたところ、ものすごい量の魔力を持ってかれた


一つの生物をころころするのに、だいたい魔力452071万ほど。たかーい


大きさは関係なし、つまり、水中のプランクトンまで範囲内だったのだ


そして先程めでたくころころし終わり、地球には…体積30センチ以上は全部消し炭に


「さてさて、ここからが本番だよ~。レッツクッキング!!」


俺はウインドウを開く




名前 黒犬神


メインスキル


●道を外れたモノ


サブスキル


●怨嗟の声

●絶望の声

●悪意の声

●罪悪の声

●苦痛の声

●不安の声

●恐怖の声

●畏怖の声

●☆☆☆☆



レベル 測定不可能


「やったぜ。これだけ有れば充分」


俺はウインドウ中のスキルをすべてをタッチして、書き換える



名前 黒犬神


メインスキル


世界○○○○○○


サブスキル


無し


「OK。次管理者権限の移行」




管理者権限の移行を実行中


…………完了


世界最弱の全能神が【名無し】に移りました


「OK。次、お前を殺す」


待ってろよ。名無し














どんどん黒犬がヒトの道を外れます。でも安心。この話の主人公はハルナです。

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