《黒犬》破滅
「フゥゥハハハハハハハハハァァ!!ァァアハハハハハハハハハハハハハハハッ!!ゲホゲホッ!!ゲホッく、苦し…………。」
高笑いしすぎた……。
過呼吸になりつつ、息を整えて、宣言する
「勝ったぁ!!我が魔王なり!!」
ようやく、地球カッコカリの生物を皆殺しすることに成功したのだ
いやぁ……。長かった……。
ここまで2週間もかかっちまったよ……。
今、地球カッコカリにいる生物は、俺以外に誰も居ない……。と言いたいところだが、そうは問屋が卸さない
安直に、この世界の俺以外の生物は死ねぇ~とやろうとしたところ、ものすごい量の魔力を持ってかれた
一つの生物をころころするのに、だいたい魔力452071万ほど。たかーい
大きさは関係なし、つまり、水中のプランクトンまで範囲内だったのだ
そして先程めでたくころころし終わり、地球には…体積30センチ以上は全部消し炭に
「さてさて、ここからが本番だよ~。レッツクッキング!!」
俺はウインドウを開く
名前 黒犬神
メインスキル
●道を外れたモノ
サブスキル
●怨嗟の声
●絶望の声
●悪意の声
●罪悪の声
●苦痛の声
●不安の声
●恐怖の声
●畏怖の声
●☆☆☆☆
レベル 測定不可能
「やったぜ。これだけ有れば充分」
俺はウインドウ中のスキルをすべてをタッチして、書き換える
名前 黒犬神
メインスキル
世界○○○○○○
サブスキル
無し
「OK。次管理者権限の移行」
管理者権限の移行を実行中
…………完了
世界最弱の全能神が【名無し】に移りました
「OK。次、お前を殺す」
待ってろよ。名無し
どんどん黒犬がヒトの道を外れます。でも安心。この話の主人公はハルナです。




