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勇者が女だと駄目ですか?  作者: 黒犬神
各々の冒険
136/242

服選び

朝食もシャルルさんと共に食べて、午後からの謁見の話になった


「ドレス等をご用意させていただいておりますが……。使いますか?」


「是非!!お願いします!!」


リリアは喜んで答えた


確かに王様と謁見するための服なんて持ってないし、その服はくれるそうだで、とてもありがたいが……。服ばっかり増えてくような気がしないでもない


問題は……。


「それで、この量の中から選ぶのですか……。」


「目に留まったものを是非、ご確認ください。」


ハンガーに吊るされたドレスは、おおよそ20着


それが5箇所に置いてあり、色や肌触りもバラバラで、露出の度合いもまたバラバラだ


部屋にはシャルルさんと私たち以外にも、3人の女性がスタンバイしていて、彼女達が服の微調整をしてくれるそうだ


リリアは目がキラキラしてる


「ハルナさん!!あの服なんてどうですか!!似合いますよ!!」


「むっ、無理!!露出度が高すぎる!!」


リリアが指差したのは、白いバレリーナの着るような服で、とてもじゃないが私には無理だ


他にもリリアが進めてきたのは、背中部分が大きく割れてる?服とか、真っ赤なドレスとか、兎に角目立つ


「せめてもう少し目立たない服を……?これなんてどうかな?」


リリアに任せたらとんでもない事になりそうなので、目に留まったドレスを手にとって見る


白と青を基本にした、普通の服より少し豪華な感じの服だ


何処と無く、見覚えが……?



「あっ、それなんだかアリスちゃんの服と似てますね。」


「あっ、本当だ。アリスちゃんのか……。」


確かに言われてみれば、アリスちゃんの服と似ている


と言うが、そのまんまだ


「私はこれにするね?良いよね?」


「え~っ、もっと見ても……。可愛いから良いですけど…。」


やった!!これにしよう!!


その後はリリアの着る服を見ることにし、結局は落ち着いた白と黒を基本とした服に決定


リリアがさっきの目立つ服を着れば良いのに…。


目立つのは苦手なんだそう。


私もだよ!!








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