夜
お風呂は至極普通に終わらなかったが、今回は割愛
「う~ん。よい湯だった!!」
「そうですね~。気持ちよかったです!!」
私達は部屋に戻り、小休憩を取っていた
寝巻きに着替えて、ベランダでお茶を飲みながら会話をする
ちなみに、お茶は普通のものと取り替えて貰ったので大丈夫
「ふぁぁ……。眠っ…………。」
「ですね……。もう少ししたらお布団に入って、寝ましょうか…。」
わざわざ湯冷めしているのだが、もう寝るので問題ない
お風呂上がりに夜風に当たると、凄く気持ちよい……
体に悪いって分かってるけど、気持ちよいのは気持ちよいのだ
寝巻きなので、リリアも私もかなり薄い服だが、見てる人はいないだろうし、ベランダでお茶を飲む
寝る前に飲むとトイレに行きたくなるけど、お風呂上がりに飲むお茶も美味しい
「明日はどうなるかな…。」
「少し緊張しますね~。」
緊張の欠片もない声色でリリアは答える
「謁見か…。何を話すんだろう?」
「さぁ?でも、いざとなれば担いで逃げますよ!!」
それが出来てしまうから怖い
「それが終わったら、買い物と家を見に行こうか。」
「楽しみです!!」
「でも、何時になったらゆっくりできるかな……。」
思えば、この世界に来て1週間もたってない。長すぎやしない?
と、言うより密度が濃すぎる
「全部終わったら、ゆっくりしようね…。」
「そうですね~。ゆっくりのんびりとしたいです!!」
私はお茶を飲み干してから、軽く水で流して元あったテーブルに戻す
「それじゃあ、寝ようか…。」
「はい♪寝ましょうか!!」
「…………るぇっ?」
気が付くと、リリアにベットに押し倒された
「リリアさん?寝るのでは…?」
「はい!!寝ましょうか!!今夜は寝かせませんよ!!」
矛盾してる!!
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ちなみに、全部シャルルさんに見られているが、知らぬが仏
夜




