ご飯
ドランさん達が座っていた席に私達も着いて、料理を頼む
っと言っても、軽めの軽食類だが、ついでにリリアはお酒を頼んだ
ドランさんとリリアがお酒を頼み、私とアリスちゃんはジュースだ。お酒は飲めないんじゃない。飲まれないようにするんだ!
「ほう、王都へ…。暫く会えなくなってしまうな。」
「ええ、王都に来たら是非。お会いしたいです。」
「土産でももって遊びに行かせてもらおう。」
やっぱりこの人、人として出来てるよ…。なんでリリアは嫌いなんだろ?
私もオレンジジュースをちびちびと飲みながら横目でリリアを見る
「美味しい………。」
「わたしもお酒飲みたいぃ!!」
リリアは笑顔でお酒をのみ、アリスちゃんはお酒をのみたそうだった
って言うか、ダメだよ?
「と言うか、お酒は危ないよ?アリスちゃん。」
「でも、皆飲んでますよ!?」
「そ、そうだね…。」
お酒は危ない!!と言う大人がお酒を笑顔でお酒を飲むのだから、子供は不思議だろう
つまり、止める理由がない
…………いや、有るだろ私!
「法律で決められてるからね。ダメだよ。」
「むぅ…。でも、そんなの守ってないですよ?ドワーフとか。」
ドワーフ=お酒=魂の種族らしい。飲まなきゃ死ぬ種族らしい。見たことないけど
「ダメなものはダメなんです!」
「むぅ~!!」
水掛け論になるのは嫌なので、無理矢理区切る私
口喧嘩で少女に負けるとか…あり得る…。




