魔王
机に座り、現在の財政状況をまとめる私
「え~っと………。まずは資金が……。余裕あるな。これは資本金に……。これは貯金しとくか……。」
部下がやれば良い話だが、生憎私の部下はニートかバカか真面目かヤンデレしか居ない
真面目は現在諜報活動中
ニートは絶賛ニート中
バカは空でも飛んでんじゃないの?
ヤンデレは…。あれ?
「失礼します。お飲み物をお持ちしました。」
っとかなんとか言ってたらヤンデレ来たよ
「おう。イフリート。とりあえず、そこに置いて手を頭の上に乗せろ。」
「ふ、服は脱がなくて良いのですか……!?」
「いらん!!なぜ服をすぐに脱ぐ!?」
私は女だよ!?と言うかこっちに来るんじゃない!!
「んで、今度は何の毒を盛ったの?素直に言いなさい。」
「そんな……。私毒なんて1度も!!」
「嘘つけぇぇ!!一昨日もやっただろうがぁ!!」
一昨日の夜、彼女が持ってきた飲み物を飲むと……。痺れてぶっ倒れた
『興奮状態の大型の猛獣ですら動けなくする痺れ薬です♪』
あのとき私は死んだと思ったよ。
そのままベットに連れていかれ、服を脱がされ、無理矢理やられた
ぜええぇったいに忘れないからね!!
「んで、盛ったの?盛ってないの?」
「盛ってません!!信じて下さい!!」
「わかった。試そう。」
私は近くにある水槽に水を流し込む……。あれ?
「変わらない……。もしかして……。」
「毒なんて1度も入れてないですよ!!疑った罰としてベロチュウしてください!!」
「あぁ、魚には効かないタイプの毒か。」
「違いますぅ!!」
水槽の中の魚は元気に泳ぎ続ける。むぅ、毒ではない?
「はぁ……。ごめんなさい。」
「良いですよ♪…………?何をしていたんですか…?」
「財政の状況を確認して纏めてるの。」
ほんとは真面目にやるウンディーネに頼みたいのたが、諜報活動中なので居ない為、私がやっている
「はぁ、休憩………。」
私は紙に書いた物を投げ捨て、イフリートが再導入れた水を喉に流しぃ!?
「ぬあぁぁ!?痺れ、ま、ったかぁ!?」
「ふふ♪入れ直したのを忘れましたか?さぁ、休憩をしましょうね♪魔王さま♪」
お姫様だっこのまま連れていかれた
このあとのデキゴトハ、イエナイ




