《アリス》消えたドラン
「ドラン~?おぉぅい!!ドラ~ン?」
先程からドランが見当たらない
夜になり、部屋に戻ってお湯で体を洗うから外に出ていて貰ったのだが、いつのまにか消えていた
「ドラーン?」
「おう、お嬢ちゃん。誰か探してるのか?」
話しかけてきたのは宿の主人だった
「うん。ドラン見なかった?」
「ドラン?あぁ、あの男か。さっき外に出ていったぞ?」
「えぇ!?置いてかれた……。」
ショックだ…。何も言わずに行かれるなんて…。
っと言うか何でこの時間に?
「怪しい……。」
「信頼してないのか?まぁ、こんな所に連れ込むやつだからな…。」
「?こんな所?」
宿の主人は気まずそうに。
「お嬢ちゃん、なにか嫌がることをあの男に……されてないか?なにか相談したいこととかないか?」
「んー?特に無いよ?」
「……………そう、か………。何かあれば相談してくれ。」
そう言うと、宿の主人はどこかへ行ってしまった
なんだかとっても優しそうな感じで話してくれた
「何でだろ?まぁ良いや。ドランを探しにいこ!!」
私は扉を開けて外に出ようとすると急に扉が開いた
「………………。なにやってんだ?」
「寝技の練習中。」
盛大に転んでしまい、入ってきた人物の前に転がる
「早く起きろ。ほれ、」
「ありがとう。ドラン」
男はドランだった
「ねぇ、何しに外に行ってたの?」
「……………。飯を食いに行ってた。」
「さっき食べてたよね?はぁ……。」
言いたくないことでも有るのだろうか?ドランはいつも私に隠し事をする
「隠し事はよくない!!良くないぞぉ!!」
「はいはい。疲れたから俺は寝る。」
そう言うと、ドランは階段を上がって部屋に戻ってしまった
「むぅ……。」
いつかは、ドランの秘密を暴いてやるぞ!!
短くてすいません。次回はハルナに戻ります。




