薬袋古道具屋主要登場人物紹介☆挿絵あり

挿絵はまよまぐろさまに幸運にも描いて頂きました

☆→頂き物挿絵(作者名はURL参照)

★→自作挿絵

【薬袋古道具屋】

◆薬袋(みない)

薬袋古道具屋の店主。

和装の男性。

女物の羽織に、藍の着流し。

下駄に素足が基本。指の間の皮は剥けると、ただの裸足に進化する。

長い黒橡(くろつるばみ)の癖毛を胸で結っている。飾り紐の両端には丸く赤い尖晶石(スピネル)。

瞳は墨なのだが光の加減でルチルのように紅く見える。

見る人が見ればなかなかの美丈夫(ハンサム)。

『お前ェさん、どうしたね？ほれ、さっさと中ァ入ンな』

◆執事・欺偽(ギイ)

皺のないスーツ姿の初老男性。

金縁の片眼鏡で白髪オールバック。

眼を細めて笑ったような顔なので、瞳は良く見えない。

薬袋古道具屋のカモフラージュ用に存在する、喫茶店【Remember】のマスター。

珈琲は可もなく不可もなく。

料理の方が上手。家事担当。

◆乙姫(オトヒメ)

観葉植物に住まう。殻に花柄がある。

たまに薬袋の外出に連れていかれる。

専用のケースを用意してくれと、最近切に願っている。

◆音姫(オトヒメ)

音を操る何か。音楽担当。

アレンジクラシックと詞に世界観があるロックが好き。

【行商人 セイミツ】

◆水蜜(セイミツ)

甘党。

あっちこっちで物々交換しながら旅をする商売人。

薬袋と仲が良くない。

ギイは接することが多いせいか短時間ですぐ喧嘩になる。

ガチンコでヤバめの品を仕入れて、対価を貰う。

普通に売るより潤うので売りに来るが、どうしようもないのを持ち込んだ時は、逆に支払いが生じる。

【薬局堂 マワリミチ】

◆回道(マワリミチ)

尾に鈴をつけた黒猫か茶髪のショートで優男。服は白衣。

薬袋に造った薬を卸している。材料を薬袋が仕入れることもあるが、殆ど薄に任せている。

◆薄(ススキ)

回道の助手機械(アンドロイド)

回道の気分によって性別容姿が変わる。文字魔法を使……いません！