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勇者ラブラ伝説~私って実はちょっと凄いんだよ?~  作者: 黒羽冥


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111/122

シーン111仲間達との絆。

獣人王ベノムは消え去っていった。

そしてロイズは。


『ふうぅ……………………なんとか……なったようね。』


そう告げたのはエルフィーナだった。


『ロイズは!?大丈夫なの!?』


私もロイズに駆け寄っていく。

するとロイズが痛みを堪えながら口を開く。


『う………ううっ……………皆…………勝手に先走ってしまって、迷惑かけてすまない。』


苦しげな表情でそう語ったロイズ。

だけどこの場所は確かに以前きた場所なのである………そう……ここはロイズの父親がいたハズの施設があった場所だったんだ。

するとエルフィーナが口を開く。


『ロイズ……もう済んだこと……あなたは父親を守るためにここに来た……そんな事くらい私も知っているわ……だから謝らなくていいの。』

『エルフィーナ…………………』

『そうだぞロイズ……我々は仲間であり同士だ……お前が気に病むことなど何一つない……きっと誰もがお前と同じ行動をとったであろうよ。』

『ドワフロス………ありがとう。』

『無事で良かったよロイズ!?』


私も笑顔を向ける。


『ああ……ラブラ……やはり君は誰よりも『勇者』だ……僕の父は母さんの元へと行ってしまったが………それでも僕は救われた……ありがとう。』

『うんっ!!』


私達がそう笑いあっていた……その時。

突然の声がかけられる。


『お前達……もう用は済んだようだな。』


そんな声の主に目を向けるとそこには巨大なドラゴン………そう、雷武ちゃんがそこに現れたのだった。


『何その言い方!?ちょっと雷武ちゃん酷くない?』


私は猛然と抗議する。

するとロイズが口を開く。


『竜王雷武……勝手な振る舞い……本当にすまなかった。』


苦しげにそういったロイズ。


『フン……どいつもこいつも……私情だけを優先にしては真の戦いに支障をきたしたらどうするつもりだ?』


私はその言葉に怒りを感じる。


『ちょっと……雷武ちゃん………』

『ん!?どうし……た……ああっ!?』


私を見るなり驚きの声を上げる雷武ちゃん。

その時私の中に誰かが存在した……そう感じた時…あのルイちゃんの声が聞こえる。


『おじ様………私は以前父であったこの勇者様の中に力を貸せるのです!だから見てますよー!』

『ああっ!?わ、分かった!ルイ!もうこんな事はせんから!!』


雷武ちゃんはそう必死に謝ってくる。


『分かったならいいよう!』

『おおっ!分かったぞ!お!そうだ!!』


雷武ちゃんはそういうとロイに上空から目を向ける。


『雷武ちゃん!?なにを!?』

『おじ様!?』


私達がそう叫び問いかける。

すると…こたえる雷武ちゃん。


『この男……このままでは……長くはないだろう………セイレスペガサスよ………頼む。』


すると上空より現れたのは聖なる光を纏った純白のペガサスだったんだ。


『凄い……綺麗なペガサス…………………』

『あれは…………精霊!?』


すると雷武ちゃんが口を開く。


『あれは我々の仲間である対魔王軍の為の我々のサポート役………回復の要の魔獣だ。』

『魔獣って雷武ちゃんじゃないんだし………』


ギロリと私を睨む雷武ちゃん。


『まあまあ……でもあれは凄い………あんな聖なる力が仲間にいるなんて雷武様……凄い。』

『ほお?そこのエルフは物わかりが良さそうだな……我が仲間達も我ほどではないが凄いのだ………なあ?スカイプテラ……そしてウオーターメガロ。』


すると現れた上空に二体の精霊……いや魔物なのか?

上空には巨大なプテラノドンと、そしてメガロドンが空中を泳いでいたんだ。


『うわあ……あの魔物達も凄い……です。』

『そうであろうそうであろう!?』


雷武ちゃんはめちゃくちゃ上機嫌だった。

エルフィーナが雷武ちゃんの期限をとっているとセイレスペガサスが動き出す。


『雷武様………では…この者を救えばよろしいのですね?』

『ああ………頼んだぞ。』

『分かりました。』


セイレスペガサスがロイズの真上で滞空する。

そして光を放っていく。


『ホーリー…………ライト………………………………。』


パーッと光り輝くセイレスペガサス。

するとロイズを包み込み聖なる光。

そして…光はロイズの全身へと吸収されていく。


『おおっ。』

『聖なる………光…………………凄い。』


すると…みるみるうちにロイズの表情から苦しみが消えていく。


『さあ……では、この者はもう大丈夫です。』


すると私に目を向けるセイレスペガサス。


『雷武様……その勇者………わたくしはその勇者を心地よく感じます…ですのでその勇者様に。』

『お…おい!?セイレスペガサス!?』


雷武ちゃんの声に耳も貸さず……そう言いながら私の聖剣に吸い込まれていくセイレスペガサス。

これでセイレスペガサスも私の力にもなってくれるみたいだ。

するとそれを見ていた二体の精霊……。


『ならば私達も…………』

『ああ……俺は魔王にも借りがある……我々も連れて行ってくれ……勇者……ラブラ。』


皆が私に力を貸してくれる。

雷武ちゃんは面白くなさそうな表情をしているけど……私は嬉しかった。

私は勇者なんだ。

皆の思いを私は。

私に力を貸してくれる皆。


『皆……大好きだよ!』


皆が私の声に喜んでくれてるみたいで温かい。

セイレスペガサス、ウオーターメガロそしてスカイプテラの活躍は『ライブ配信!!異世界転移』にて!

お読みくださりありがとうございました。


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