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勇者ラブラ伝説~私って実はちょっと凄いんだよ?~  作者: 黒羽冥


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100/122

シーン100復活!!勇者ラブラ!!

絶望のシャルロットは目を閉じる。


(エルフィーナ………大好き。)


その時。

空間に亀裂が走る。


『なっ!?一体何事だ!!!???』


エレッソの驚きの声が上がる。

次の瞬間……………空間内から何者かの声が聞こえてくる。


『みんな………お待たせ………私がーーー………。』


パリパリッ!!ドーーーーーーーーーーーンッと激しい音を立ててこの地に雷鳴と共に天空から舞い降りたのは。


『勇者…………ラブラだーーーーーーーっ!?』


私は爆風を巻き起こし登場したんだ。

両脇にはドワフロス………ロイズ………そしてエルフィーナも立ち尽くす。


『えっ!?エルフィーナ!!???』


倒れていたエルフの女性がエルフィーナの登場に驚きの声を上げる。

そして彼女にそっと手を差し伸べるエルフィーナ。


『シャルロット……生きていてくれて……ありがとう。』

『エルフィーナ…………ううっ!!』


二人は抱きしめあう。

それはとても美しい瞬間だった。

私は思わず笑みを浮かべる。

するとそこへ水を差したのはエレッソだった。

そこへ着いてきていた『コフィ』は私の前に立つ。


『勇者様……ここはやはり僕が………………。』

『コフィも勇者もだが……お前達……あの時…逃げおうせたのだろうが…今度はそうはいかん……二度も俺様の前に現れるとは……だが…まあいい……次こそはその勇者の力を全て奪い取り……今度こそ屈伏させてくれる。』


そう言い放ったエレッソは魔神具を手に構える。

そして私はコフィを押し退ける。


『ラブラさん………………』

『コフィ………ここは私に任せて。』


コフィはしばし考える。


『分かりました……お気をつけて。』


私は頷くと……聖剣を握りエレッソを見据える。


『うおおおおおーーーーーーーーーーっ!?』

『たあああああーーーーーーーーーーっ!?』


ガキーーーーーーーーーーーーーンっと衝突する私達の武具の衝突音が響き渡る。

するとニヤリと笑みを浮かべるエレッソ。


『以前とは力も違うようだが……だがそれだけではこの俺は倒せぬぞ!!???』

『そうかなあ?やってみなくちゃ……分からな………いっ!!!???』


私は剣を握り返し今度は真横から剣を返し斬りかかる。


ガキンッ!!!


激しいその音はエレッソが私の剣を弾いた音だった。


その瞬間!!


『馬鹿め!!非力な貴様の剣など効くものか!?』

『どうかな……………。』

『なにっ!?』


私は聖剣に精霊の力を流し込んでいく。

力はやがて青白い光になり……なにかの姿を形取っていく。

それは聖なる精霊………『光を纏う少年』の姿へと進化していく。

目の前にはドス黒い闇が姿を変え神であるガネーシャを形取り現れる。


『馬鹿め……どうあろうが俺様の魔神ガネーシャに勝てるものなどありはしない……………』

『魔神ガネーシャ!!!かの勇者ラブラを今こそそのパワーで沈め………そして吸収するが良い!!!!!』


そして私の青白い聖剣の光は…………………。


『聖剣に宿りし……魔神ラムネ……………私と一緒に闇を打つ力になって……。』


私の言葉に応えるかのようにその姿を変えていく聖剣の光。

それは。

聖剣を携える魔神と化した剣士ラムネだった。

小さな少年の姿だけど彼から溢れ出すパワーは本物だったんだ。


『な、なんだそれは…魔神なのか!!???』


その力を感じたのであろうエレッソは驚きの声を上げる。


『そうさ……これが進化した私達の今の力なんだ。』


私の声に焦りの表情を浮かべるエレッソ。


『フン……これはようやくこの俺も本気で戦う事ができそうだ。』

『私は確かに君に一度負けてる……でもそれで私はやっと本気になれてこの力をもらったんだ……君の先にいる魔王だって私は倒さなきゃならないんだ……だからその前に君を倒さなきゃ魔王ゼルドリスに勝てる訳もない……私はそれを実感出来たんだ。』

『くっ……この神の力を持つ俺様を倒すだと?笑わせる奴よ。』


鼻で笑うエレッソは身構え続ける。


『面白い……ならば本当に貴様が強くなったのか………試して見るが良い。』

『魔神ガネーシャ!!!行くぞ!!!???』


ドンッという地響きを立て地を蹴りこちらに突進してくるエレッソ。

魔神ガネーシャの力を得た彼の突進はまるで巨象のそれと同様……いや、それ以上の勢いとパワーを秘めているようだった。

そして巨大な槍を振り上げるエレッソ。


『はあああああーーーーーーーっ!?もらったーーーーーーーーーーーーー!!!???』


ドンッっと激しいその攻撃は私の足元のちゃんを破壊し瓦礫へと変化させる。

私はすかさず飛び退き聖剣を構える。

先程とは違い私の聖剣の刀身は青白く光り輝く。


そして。


『私だって………頑張って修行したんだ……それは本当に命かけだったんだ………そして私には力を貸してくれる皆がいて皆の思いがこの剣にこもっているんだ……いくよ……エレッソ……』


私は聖剣を振り上げそして……一気に振り下ろす。


『勇者力……私の力よ……………この一撃に。』

『聖剣………剣技……『ラブレシア』!!!!!』


私の剣は魔神ガネーシャ……そしてエレッソを斬り裂いていく。


『ぐあああああーーーーーーーーーーーっ!?』


そして……この神樹内に彼の断末魔の叫びが響き渡ったんだ。

お読みくださりありがとうございました。

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