表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/46

EPISODE:45「反撃ののろし」

 アンドロイドであるアイリさんは、マルボロンに容赦なく接近し魔風を発動する。 

 するとすごくびっくりした声を出していきながら上空20メートルくらいまで風は上昇していく。

 そこから強風と巨大な竜巻を起こしながら攻撃する。


 「…な、なんじゃこの風は!どんどん風に操られていくではないか!」


 マルボロンが悲鳴を上げたと同時に攻撃が終わり、マルボロンは目が回り続け意識を失いつつある中、再生スキルを使い復調させようとする。


 この時僕は、光鉄砲を2連発放ち、さらにマリカ様の魔剣攻撃で合わせて10500の大ダメージを与える。


 やや疲労感を見せるマルボロンだが僕とマリカ様に巨大ショットガンで攻撃してきてそれぞれ3000と4800のダメージが生じてしまう。


 しかし僕もマリカ様も元気であり、マリカ様は小さくつぶやいた。


 「…このくらい大した事ないなぁ。このショットガンはおもちゃか?迫力もあれへんし。」


 これに対してマルボロンは軽く舌打ちしてからこう言った。


 「ぼちぼち全力であんたらをやっつけてやる!くらえ反撃の狼煙のろしを!」


 ここでショットガンの出力を最大限にし5連発を放ち、メイさんはバニアさんの防御に回っていた。


 しかし一撃で一気にやられてしまい動けなくなってしまう。

 僕は安全のためメンバー全員に対して再生・回復スキルを使用するターンに割り当てる決断をした。


 だがその間にマリカ様が魔剣で2連発の攻撃を仕掛け、マルボロンに命中し8000のダメージを受けた。

 これによりマルボロンは動けなくなりスキルも使えない状況になり、一言悔しい気持ちをぶつけてくる。

 

 「クソっ!あんたら強いな。でもまだやってやる!」


 ここで僕は大きな声を発すると同時にあの武器を発動させる。


 「それならここで発動せよ、エロスター!これで大きな一撃を与えてやる!」


 そして大きいピンク色のバリアが出現し、マルボロンに直接ぶつけて攻撃すると一気にHPは0になった。


 しばらくすると姿そのものも消え去っていき戦いは終焉しゅうえんを迎えたのである。


 これでアメダン地区の魔女を制覇し、僕はレベルを一気に6上げて103となった。


 メイさんやバニアさんもそれなりにレベルアップしたが、これまでとは異なり全員ダメージを受けておりマリカ様は女神様であるため支障は生じていない。


 しかし他の方は僕を含めて大きな疲労感を感じている。


 僕は一息ついてから小さくつぶやいた。


 「今回の敵はこれまでとは違って、なんだか苦戦した気がする。でもマリカ様のおかげで助かったよ。ありがとう。」


 するとマリカ様が少し笑顔を見せながら僕にこう言ってくれる。


 「最後の攻撃はちょっと工夫が必要だったけど、あそこで弱らせないと不利になりそうな気がしたからね。」

 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ