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EPISODE:44「最強魔女との一戦」

 魔女アンドロイドでありながら見た目は、ほぼ人間と変わらない高い完成度を持つ美女アンドロイドのアイリさん。

 無事に急速充電も完了し、マリカ様の思わぬえっちな発言にバニアさんに加えてここでメイさんが便乗してきてしまう。


 「ちょっとするならこのあたしとしよう!良太さんを最高に気持ちよくしてあげるから!」


 僕はマリカ様・メイさん・バニアさんの3人に顔を赤くしながらも自分の意見をしっかり伝える。


 「ちょっと3人とも落ち着いて!間違っても3人全員となんてしないし、その時は悪いけど選ばせてもらうから。それに今は僕たち使命である魔王を倒すことに全力を尽くそう!」


 話しているとものすごく濃いメイクをした魔女が出現する。


 さっそくステータスを確認するとレベル185あり、HPも12500とタフである。


 また「回復・再生・一撃」のスキルを併せ持っている上に各スキル共にレベルが50と高くショットガンを2つ所持している。


 僕はこのステータスを見ながらこう思っていた。


 『…明らかに1人だったら勝算は見込めないな。でも1人じゃないから過剰な不安と警戒はいらないってところか。』


 すると魔女がこっちをにらみつけながらいきなりこう言ってくる。


 「魔王を倒そうとしてるみたいだな。ま、ものすごく最強な魔王様の封印はまもなく解き放たれるだろう。でもこのマルボロンを倒せるかしら!?」


 僕はメイさんに手で合図を送り、バニアさんの防御に専念するよう指示を出す。

 それから光鉄砲2連発を僕はマルボロンに向けて先制攻撃を仕掛けていく。

 絶対命中と磨かれた魔族に強いスキルが発揮され、一気に5500のダメージを与える。

 加えて元気なマリカ様も魔剣で6000のダメージを与えるが、マルボロンは容赦なく回復スキルを使ってくる。


 僕はマリカ様に首をかしげながら小さな声でこう言う。


 「レベル185でHP12500となると強いな。反撃しない代わりに回復スキルを使ってくるけど弱る気配が見受けられないんだが…」


 しかしマリカ様は、いたって冷静で余裕な表情を見せながら僕にこう言ってくる。


 「大丈夫よ。見た目は最強っていうタイプで冷静に戦えば十分勝てるって。良太もうちもアンドロイドも最強なんだから。それに回復スキルを使用するターンは攻撃できない訳だから、うちたちにとっては追撃のチャンスなわけやねん!」


 今の話を聞いて僕は大きく頷いてから納得する。

 その上でマリカ様に笑顔で返事をする。


 「言われてみれば確かにそうだね。言ってもらえて気づいたよ。教えてくれてありがとう!」


 そしてアンドロイドであるアイリさんは、マルボロンに容赦なく接近し魔風を発動していく。

 

  

 


 

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