EPISODE:42 「急速充電」
マリカ様達からは、魔女アンドロイドであるアイリさんにヤキモチを妬いてしまっているようで思わぬ流れになっていた。
僕は、差し障りのないように一番怒っているマリカ様にこう言う。
「わかってます。ただ必ず戦力にはなりますし、いつ魔女が現れるか分かりません。なので今のうちに充電させてあげたほうが良いと思う。そうでないとバッテリー切れて起動できなくなったら大変なことになるから少しだけ我慢してくれない?全ては戦いに勝つ為に…ね。」
僕がそう言うとマリカ様は、大きなため息をついて返事をしてくれる。
「…はぁ。まぁ魔女や魔王と戦うときには有利な状況に越したことないし。しゃーないな。良太がそこまで言うなら急速充電していいよ。でもうちたちは見てられないから良太とアイリは、そこの個室トイレの中でしてきて。」
そして僕は言われた通りに個室トイレの中に入り、鍵を閉める。
バニアさんは、マリカ様に不安そうな表情をしながらこう言った。
「マリカ様。これって許可していいの?お兄ちゃんがアンドロイドとえっちなことをしちゃうんだよ!」
マリカ様は、すごく険しい表情をしながら小さな声で返事をする。
「うちだってこんなん許可したくあれへんわ!ただ戦闘時に有利になるのは後のことを見据えると止める訳にはいかへんのよ。そりゃ魔女と戦うだけなら話は別やけど、最終的には誰も陥落させられていなくていつ、封印が解かれるか分からない魔王と戦うわけ。それでその魔王を倒すことがうちたちの使命やから。」
今の話を聞いてバニアさんは、大きく頷いてから納得したのか、それ以上マリカ様に尋ねなかった。
一方、その頃僕は、アイリさんの衣類をゆっくりと脱がせていき黒い下着1枚の状態で、さらに甘い声で僕にこう言ってくる。
「…ねぇ。パンツも脱がせてほしい。それで私も気持ちよくさせて!」
僕はアイリさんに言われた通りゆっくりと黒い下着も脱がせていくと、おへそ下に搭載されている画面にはバッテリー残量が13%と表示されていた。
ただえっちなことをするだけではなく感情の有り無しを確かめる為にお腹全体を優しく触っていきながらアイリさんに話しかける。
「良いよ。アイちゃんってすごく可愛い体をしてて美女だよね!ちょっと触らせてもらうよ。」
するとアイリさんは、密かにえっちな喘ぎ声をだしながら急速充電が行われ一気に33%まで回復され充電されていく。
「もうっ。そんな事言われると私、すごくドキドキしてメロメロになっちゃうじゃん。…あんっ!」




