EPISODE:34「幸せにしてあげたい 幸せになろうよ」
「ラブリン」の居室の中で僕たち4人はなぜか水鉄砲でエッチなバトルを繰り広げていた。
バトル後、バニアさんとメイさんは脱衣場で体などを拭いていく。
僕はただ濡れまくった居室の拭き掃除をしているとマリカ様がさりげなく手伝ってもらえたのは大変ありがたく感じていた。
しかしそれなりの理由があるのも事実である。
マリカ様はお尻がまともに見えすぎており本人に伝えたが、マリカ様は真面目な表情で僕にこう言った。
「前にも言ったかもしれへんけど、うちたち裸の付き合いなんて何回もしてるんだから別にうちは全く平気やで。だからもっと一人の女として見てほしい。良太がいた世界ではうちはただの幼女に過ぎないかもしれへん。だけどこの世界では13歳から大人であり成人とみなされる。その証拠にこの世界では13歳から結婚も可能だし、体の発育が早い女性なら子供だって作れて産むことも許される。そう言うルールやねん。だからもっと一人の女としてうちを見てっ!」
そしてマリカ様は、僕のトランクスをゆっくりと脱がせてからそのまま素早く僕を強く抱きしめてくる。
そのまま唇にしっかりとキスをしてくれた。
柔らかな唇に僕は、すごくドキドキしながらそのまま優しくキス返しをしてからマリカ様に小さめの声で返事する。
「そ、そんなこと言ってもらえたら僕、マリカ様のこと本当に1人の女性として意識してしまうよ。そうじゃなくてもマリカ様と一緒にいると緊張してしまうのに。」
するとマリカ様は、僕にそのままの状態で力強くこう言ってくれる、
「もちろん良いよ!今、2人きりの時だから言っておくけど、うちは良太を幸せにしてあげたいって思ってる。他の女の誰よりもね。前にいた世界では良太は幸せになれなくて今ここにいるわけや。女神であるうちでも前にいた世界に戻してあげることは残念ながらできない。でもこの世界であれば良太を幸せにしてあげられる力があるし、自信だってあると思ってるから!」
僕は今の話を聞いて少し感動してしまい、うっすら涙が出てしまいながらマリカ様に返事する。
「そこまで僕のことをしっかり考えてくれて思いやってくれて本当にありがとう。今までそんなこと言ってもらえる人がいなかったからすごく嬉しくて涙が出てきちゃった。マリカ様は最高の女神様だよ!僕もマリカ様を幸せにしたいって思ってる。」
そう言ってから僕はマリカ様の唇に長めのキスをすると今度はマリカ様は、大きな胸を僕の体に強く当ててくれる。
そして顔を真っ赤にしながら小さめの声でこう言った。
「うちと一緒にこれからも色んなことを乗り越えていって一緒に幸せになろう!今の良太の言葉を聞いてうち、もっと好きになった。もう少しだけこのままでいさせてね!」
それから僕たちは5分ほどこの状態が続いていったのである。




