ヘイトスピーチについて考えてみる
ヘイトスピーチとは、人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、障害など自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて個人または集団を攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のことである(wikipediaより)
我が国におけるヘイトスピーチで問題になったのは、在日特権を許さない市民の会、通称在特会のデモでしょうか。
「朝鮮人は殺せ」などと叫んで、デモを行っていた(今もそうなのかは知りません)団体です。
詳しい事は省きます。
興味を持たれた方はご自分で調べてみて下さい。
彼らが民族差別をしている事に異論はありません。
それは差別意識そのものでしょう。
ヘイトスピーチ解消法が制定された理由も分かります。
けれども、そもそも論として、どうして彼らは声を上げたのでしょう?
差別的な表現は無視するとして、彼らの主張に妥当性はあるのでしょうか?
在特会の名が示す様に、彼らはいわゆる在日、はっきり表現すれば在日朝鮮人の特権を許していないから、声を上げたのですよね?
では、いわゆる在日の方々に、特権はあるのかないのか。
ありますよ。
これはもう、はっきりとあります。
第一、在留資格がある時点で特別な権利ですよね?
勿論、在留資格が特別に与えられた経緯は把握しています。
日本に併合されて日本人になっていたのですから、日本に住んでいて当然だった。
独立してからも直ぐには帰れなかった理由も分かります。
それ自体、特別に許された権利の筈です。
それはつまり特権です。
けれども、今は戦後から何年経ったのですか?
いつまで在日という身分に留まるのですか?
これはもう、誰がどう見たっておかしい状態ですよ。
この状態を解消してしかるべきなのですよ。
従って、在特会側の主張(全てではない)は、区別です。
その表現は差別的でしたが、元は区別だと思います。
アメリカで言えば、不法移民は強制退去にあって当然でしょうよ。
法治国家でその国の法に従わないなど、あり得ないのですから。
不法移民をどうにかしたければ、法律を変えれば良いではありませんか。
その為に国会議員を選ぶのでしょう?
守るべき法を先に無視して、その法はおかしいなどと、それは許されませんよ。
その法のある限り、その法が執行されて当然です。
結局、ヘイトスピーチを解消するには、どうしてヘイトを行うのか、それを解消出来なければ意味がないのです。
ヘイトスピーチが起こる理由に蓋をしたまま、行為だけを罰した所で、効果がある筈がない。
下手に抑え込むと、鬱屈した感情が突然爆発しますよ。
偏見、誤解から生じるモノもあるかと思いますが、それとても、互いの意見をぶつけ合わねば解決しないでしょう。
どの様な意見も、封殺してはいけないのです。
でないと誤解は解けないままですし、偏見はより強くなるだけだと思います。
個人的に、在特会は下品だと思います。
知ってもらう為に過激な言動を繰り返したのかもしれませんが、穏健派には逆効果だったでしょう。
けれども、彼らの主張が全ておかしいというのは、これもまた差別です。
偏見です。
深く注意していないと、人の差別を糾弾する側が、知らずに差別的になるのです。
差別はいけないと訴える側が、言論の自由(名誉棄損などは論外ですよ)を迫害してしまう現象が起こっていると思います。
ヘイトスピーチと事実の列挙はどう違うのでしょう?
軽々しくヘイトスピーチと口にする事こそ、他人の言論の自由を奪う行為に他ならないのでは?
ヘイトスピーチが宜しくないのに異論はないのですが、問題は、気に入らない相手にヘイトスピーチというレッテルを貼って、相手が主張する事自体を封じる風潮です。
それは思考の停止です。
議論の放棄です。
相互理解の妨げです。
多様性の排除です。
そもそも、外国人は日本から出ていけという主張に、法律的な問題があるのでしょうか?
言論の自由では?
独立国の自治権では?
特定の民族、侮辱を込めた言動は問題ですよ。
そこはきちんと区別して下さいね。




