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ていうかね、生命は区別しないと生きていけないんですよ

例えば、生まれたばかりの子犬や子猫を考えてみましょう。

彼ら彼女らは、生まれたばかりでは目が見えません。

それなのに、おっぱいまで正確に辿り着けますよね。

どうしてでしょう?


本能と言ってしまえばそれまでかもしれません。

私個人はそこに不思議さを感じますが、兎も角もおっぱいの位置を分かっている様です。

何で判断をしているのでしょうね。

母親の鳴き声でしょうか?

匂いでしょうか?

まあ、それは何でも良いのですが、問題は、彼ら彼女らが区別出来なければどうなるのか、です。


まず、お腹が減っている事に気づけなかったら?

おっぱいの位置が分からなかったら?

位置は分かっても、おっぱいと他(例えば兄弟姉妹のしっぽとか)を区別出来なかったら?

当然おっぱいを吸う事が出来ません。

そうなると衰弱して、死んでしまいますよね。

つまり己の欲求や周りの環境を認識し、区別出来ないと生きていけないんですよ。


おっぱいと他の物を、区別しないといけないんです。

腹が減ったら何はともあれ、おっぱいを求めて泣き叫ぶ。

おっぱいが近くにやって来たら、一心におっぱいを目指す。

おっぱいと他を区別して、正確におっぱいに吸い付き、腹が膨れるまで吸う。

これが出来ないと、順調な成長は望めません。

区別出来ないといけないのです。


では、成長してきたらどうでしょう?


危険を危険と区別出来なければ?

不用意に水に入って、溺れてしまうかもしれません。

車の通る道に出て、轢かれてしまうかもしれない。

見通しの良い所に出て、捕食者カラスなどに見つかって、食べられてしまうかもしれません。


食べ物を食べ物と区別出来なかったら?

当然生きてはいけません。


では、繁殖期となったら?

異性を区別出来ないと、オスは求愛すら出来ません。

そもそも、同種の個体を区別出来ないと、異種の個体に求愛する事態になりかねません。

メスはどうします?

優秀なオスを区別しないのですか?

誰彼構わず交尾を許しますか?


結局、区別は必要なのです。

区別は生物が生存するのに必要な、大切な機能なのです。


差別は、偏見や無知が生むモノでしょうから、それは克服したい所ではあります。

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