第四十七話
「第四十五話」内の想像
私は“嫌な想像”に対して想像をした。私なりに考えて導き出した苦肉の策を想像した。
“嫌な想像”の中に新しい“想像の私”を創造した。
私の瞳は怒りに満ちてレッドサファイアのように赤く光っていた。
休憩時間なのか教室はクラスメイトの賑やかな声に包まれていた。
私が自分の机に向かうと何故か静まり返った。いつもの事だ。皆が後ろ指を差し始める。返り血などは浴びていない。
物珍しそうに近づいてきた宮河の左胸を拳銃で撃ち抜いた。宮河はそのまま後ろに吹っ飛んだ。制服のブラウスが真っ赤に染まっていく。
これだけで死ぬのか、たわいもない。
発砲音で部屋中がざわざわと騒ぎ始めた。その状況にみんな信じられない様子だった。
色々な男子と雑談をしていた三嶋を散弾銃で狙いをつけた。私に向かって何かを喋っていたが、何も聞こえなかったので引き金を引いた。三嶋の顔の半分が吹き飛んだ。凄い威力、その反動も凄い。
残り、約四十人。人が集まっている場所に向けて、散弾銃を立て続けに撃った。西井君は教室内にいない事を確認した。
数発撃って弾が無くなったので、自動連射のできる機関銃を取り出して、引き続き立て続けに撃った。悲鳴が聞こえたが徐々に減っていき、聞こえなくなった。
クラスメイトのほとんどが倒れ、死亡あるいは致死状態になっている。大きな血だまりが床一面に広がっていた。誰の血か分からないぐらい混ざっていた。それを見て汚いと思った。
生き残っている人間がいるかもしれないので、確実に死ぬように拳銃で一人一人の心臓や頭を撃ち抜いていった。拳銃は残り一発だったのでスカートのポケットにしまった。
杉高だけはとどめを刺さなかったがすでに死んでいた。こういう奴は生き残って、落ちこぼれた自分を後悔して、改心する必要があるから生かしておくべきだった。
血生臭い空気が教室内に充満している。教室中に血液が飛び散っていて、前衛の芸術作品のような模様で美しいと思った。
クラスメイトのほとんどを殺した。




