【2023年8〜11月】お絵かき帳☆彡デカニャン
活動報告へあげていたものを再編集しています。
ノベプラに載せていない内容です。
作品および画像の無断引用・転載を禁止します。©️ロータス2018
【1. マレーの虎】
本人は「虎」って呼ばれるのは好きくないらしい←
しかしイメージの出発点はこちら。
11章の閑話辺りでトラさんが出てくるお話が書けたらな、と。
今帰仁城跡で体格の小柄なトラの下顎骨部分だけが出土してたなぁ……
鄭和提督の拓いた南海の交易路/シルクロードは開かれているはずなんだンダ。
作中ならば生息域の南端にいるキュートなスマトラトラ?
とか居たら楽しそうだね。気が向いたらくらいで。
バックナー将軍をビックリさせたい(何を言ってんだw
沖縄戦関連だと狼と虎のイメージ (非戦闘員視点)がちらつくけれど、
閑話執筆のスタートラインはこんな感じに。
【2. 今帰仁城だニャン☆下書きラフ】
崩しそうな体調を優先していた頃のお絵描きです。
書けた時は「少しパソコンできる」とホッとしました。
今、日程確認したら最終日(呆れ)。
ほぼ殴り書きラフから書き起こしました←
将軍が微笑むんかーい(描くの難しそう)w
調査報告書ではトラの下顎骨だけの出土例だけれど、
作品はファンタジー気味だし生体がグスクにいても面白いかな(適当)と。
後ろでドン引いてるのは国頭視察へ同行した三司官、謝名親方と
愛馬ビッグレッドです。幼いとはいえ虎は虎でござる。
今帰仁グスクは作中、将軍が持っている宝剣「千代金丸」に
ご縁がある場所になります(●´ω`●)ニッコリ。
【3. 線画の書き起こし】
小虎。
かわいく、かわいく…と心の中で唱えながら書いています。
キュートよりはチャーミングなネコチャンへ。
首につけた鈴ハチマキは後ろで結ぶスタイル。
闘犬に近いイメージ。
将軍の衣装は作画途中で線もおぼろげですw
鎧下の上にマント様な陣羽織を。
王家の家紋、左三つ巴が見える様に描けたらいいかな。
【4. 線画全景】
デカニャンと将軍しか書いていませんが、こんな感じです。線画が細い。
笑って、笑って。ニコー_:(´ཀ`」 ∠):ムジカシイサー…
全体像を見渡そうとすると、薄い印象でした。
マント様な陣羽織を書いていない段階です。
背景(謝名親方とビッグレッド、今帰仁グスクの風景)まで
手が回っていませんが一旦ここまでに。
【5. 線画の追加】
線の付け足しでいい感じに纏まり初めています。
デッサン、得意じゃないのがバレる気もw
お試しで将軍をカメラ目線に。
デカにゃんの鈴とか、金属部分の書き込み頑張りました←
(今帰仁グスクと風景の映り込みが描けたら楽しそうだな?と)
【おまけ】衣装のモデル考【読み飛ばし推奨】
将軍の衣装はウラシイ王子からの贈り物(武具類は日本からの交易品ストック)で
一番シンプルな物を着せられています。誂え品ではないので着替えは多そう。
金色っぽい部分は庶民の簪と同じ真鍮でできています。書き分けェ……
(グスク時代の遺跡で稀に大和鎧が出てきたりはします)
西洋の甲冑や戦国時代で見かけるような
派手で重たい具足をピッシリ着込むのは苦手。
(沖縄戦でのヘルメットの件と同じで狙撃避け)
着脱がまだ安易な鎧下装備で折り合いをつけました。
近代軍隊での鎧は実用的な役割を段階的に終えており、
セレモニーを飾るアクセサリーとして残されている部分も。
(伝統的装備なバチカンの衛兵さんとWW2アメリカ兵が一緒に佇む
写真を、うっすら見たことがありますwww)
【6. 線画全景】
和装のバックナー中将と、でかいネコちゃんを描きました。
線の付け方はだいたい、こんな感じで。
バランス良く背景の書き込みに移れたらいいかな。
【7. 謝名親方とビッグレッドの追加】
【7−1. 馬のモデル】
作中での将軍の愛馬、ビッグレッドのモデルは
首里城跡でサラブレッド骨格標本(比較したのかな?)と
同じぐらいの馬の大腿骨が出土している背景から
標準的なサラブレッド体型(体高160cm、体重400kg前後)を
心がけています。
典型的な琉球在来馬の体格よりは大型ですが個体差で。
命名モデルはアメリカの誇る名馬、マンノウオー号の愛称から。
虎に主人とられてめっちゃ不機嫌な表情を描きました←
(近現代馬装で見かける)手綱2本にしてみました。
【7ー2. 人物のモデル】
中国にルーツを持つ技能集団一族の一人で、
空手(唐手/よく分からない)の達人。
大柄(180くらい?)で色黒だそうですが
今回は(馬の体高と比較して)ちょっとだけ小柄に書いてみました。
琉装の襟元をちょっとだけ中国風?に着こなしている感じに。
(久米系の方で和装寄りな着方になったのは蔡温(作中から50年くらい後)
あたりかららしいです。ぼんやり)
【8. 線画全景】
将軍が手前、親方が奥になるので線は細め(強弱は付けたい)です。
仕上げ作業でキレイに処理できたらいい感じ。
背景にしたい今帰仁グスクの門がアーチ門じゃなかった気がする(うろ覚え)。
こ、コツコツ……
【9. 下塗り】
謝名親方とビックレッドを追加した所までの線画。
結構進んでいるので色を載せてみたいナと試してみました。
背景には本部半島の深い山々とグスクの高い石積み、
馬が乗り入れできる広い馬場っぽい庭がある場所を選んで見ました。
(桜まつりでよく新聞に写真が載る場所)
庭の隅っこでヨチヨチ歩いていた仔虎ちゃんを将軍が見つけた場面です。
(虎は隠れるのが上手な動物なのだそうです)
【今帰仁グスク】
記憶の中のぼんやりした感じがそのまま風景になっています。
グーグルで画像検索してみたのですが、いろいろ形が違いましたw
記憶力はあてにならないです。
【塗り方】
最初アニメっぽく塗りたかったんですが、
技術不足で中途半端に水彩っぽくなりました。
6回の活動報告から一つにまとめると意外と長くなりました。
描いた分だけ、イラスト上手くなってたら嬉しいです。
今日はここまでに。
作品および画像の無断引用・転載を禁止します。©️ロータス2018
活動報告での紹介で満足して載せるのが遅くなりました。
新しい年は巡り巡って、皆さまにとって良い年でありますように。




