表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拝啓、神様。 転生場所間違えたでしょ。  作者: 熊ごろう
後日談?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

152/156

「アフター5話」

さて。

……さて?


タマさんあったまいーって思ったけど、これ撃っていいんかいな。

街からむっちゃ近いけど……。


「撃ってみるニャー」


「うっす」


タマさんが言うならしょうがないね!

全力でぶっぱなして俺の良いとこ見せるんだぜっ!!


さあ、ぶっぱな……ぶっぱ、な……?


「……うっす?」


「ニャ?」


砲身どこでしょう。

完全に腕と融合してるんですがそれは。


根っことかの要領で出せば良いんかな……いや、でもそもそも木から砲身でるっておかしくない?おかしいよな。


「いや、これ砲身どうやってだすのっでたっ!?」


でも出たわ!

がぼぉって感じで腕が開いて砲身が飛び出てきた。ぐろーい。


生体銃ってこんな感じなんかね……まあいいや、その内慣れるっしょ。

とりあえず撃つぞ撃つぞー!ふっ飛ばしちゃうぞっ!




腕を目標に向け、砲身から弾を撃ち出す。

あまり意識せずに撃ったけど、弾が出ませんでした!とかそんな落ちにはならず、無事砲撃を行うことが出来た。

弾は目標にあたり、破砕音と共にでかいクレーターを生んだ。

クレーターの周囲には大きなひび割れも広がり、数発撃てば全部粉々に砕けるんじゃないだろうか?そう思えるだけの威力はあった。


そして俺の腕はちぎれて後方に飛んで行った。



「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!?」


前にもあったよな!この展開ぃいいい!!?


「飛んでったニャ」


そう言うと、腕が飛んだほうへと駆けていくタマさん……優しい。

でもね、もうちょっと本体のこと心配してくれても良いと思うんですぅぅ。




それから数分後。


「くっそ痛かったんですが……」


「くっついたニャ。もうだいじょうぶニャ」


腕はあっさりくっついた。

再生もできたんだろうけど、前に腕が生えて……もげた腕から全裸が大量に爆誕する悲劇があったので、再生しようとする腕をなんとか鋼の意思で押しとどめ、もげた腕をくっつける事に成功した。


あの悲劇はもう繰り返さんからなっ!


「もげ……」


それよりタマさん、もうちょっと心配してくれても良いんじゃよ?

ぎゅっと腕抱えてくれたり、噛んだり、蹴ったり、色々と。




「次は魔法掛けるニャー」


「うぃっす……」


腕をタマさんに伸ばしたら、ぺいってはたかれた。ありがとうございます!




その後タマさんに魔法掛けてもらったり、桃食べたりで色々確認してみたよ。


「ブーストすると腕の痛みは……耐えられるから大丈夫っと……ただ見た目がどんどんグロくなるのはどうかと思うんです」


レベルを上げると痛みは大分和らいだね。

もげて飛んでいくなんてことは無い。あってたまるか。


ただね、レベル上がると砲身が徐々に太くなっていって……腕のがぼぉって開く範囲が広くなってくんだよ。ちょーグロい。


ああ、砲身太くなると威力も上がって反動も大きくなるんだけど、それはレベルアップによる身体の強化代より小さいね。


だから威力は上がれど腕が飛んでいくことはない。


問題は見た目だけだなっ。


「気にしたもんじゃないニャ。帰ってごはんにするニャー」


「はーい」


俺の見た目ってぶっちゃけモンスターみたいなものだし、これ以上ヤバくなると……って不安になったけど、タマさんは気にしてなさそうだ。


なら良いやなのだ。

帰ってご飯にしよう。



「ハナも元気かな。宴会途中で抜け出せれば良かったんだけどねえ」


ご飯と言えばハナがどうしているかが気になる。

俺、復活してからまだ一度も家に戻ってないんよね。


……あの宴会を抜け出すのはさすがに無理だったんデス。



「んー……まあ元気ニャ」


「おう?」


なんかタマさんの反応が微妙だぞ?

元気では居るようだけど……はて、何かあったのだろうか?


何かあったのか聞きたかったが、もうすぐ我が家につく。

見た方が早いだろうな。……えっと確かそこを曲がって真っ直ぐ行くと…………あれ?


「あっれ?確か家ってこのへんだったはずなんだけどな……」


なぜか我が家がない。

あの家、無駄に広いから見当たらないなんてことは無いと思うのだけどなー。タマさん更地にしてないよね?寝ぼけてドカーンと。


それか俺の頭が呆けてるか、どっちかなー……とか考えてたら、タマさんがすっ……って前足でどこかをさした。



「そこニャ」


「うん?」


そこと言われた方へ振り返ろうとするが……はて、なんか木が生えてただけな気がしたけどな。



うん、どうみても木が生えてるだけだ。

振り返って見てみたけど、木が生えて……。



「うん????」


むだに一杯生えて……あれ、なんで街中にこんなに木が生えてんの?まさかこれ我が家の成れの果てじゃないだろうな。


いくら家主が半身木だからって、家まで木になることはないと思うのですよ。


……まあ、冗談だけど。

なんだろなこの無駄にいっぱい生えた木……なんかもうちょっとした森になってるじゃん。



「ここから入れるニャー」


なんじゃこりゃーと、俺が森を見上げていると……タマさんはそう言いながら木々の隙間から森の奥へと入っていく。


まってまって。


「え、まってまじでこれが我が家なの???ただの森にしか見えないんですけどっ!!?てか、街中に森があるってそもそもおかしいって話ですね!はははっ!」


どこに行ったのマイホーム!!

他の家に比べたら畑とかあったし、野菜とか育てて緑に溢れてためどさっ!


まさかハナが育ててた野菜がここまで育ったとか??そんなのおかしいよっ。



「うるさいニャ。さっさと入るニャ」


「あひぃんっ」


道のど真ん中で哄笑を上げてたらタマさんにお尻を蹴られた。

お尻に足跡付いたよ、やったね!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] あ~ハナちゃんの事すっかり忘れてたわ・・・ どうなってんのよこれー
[一言] 後日談を続けて読んでるタイミングでタイトルが変わってびっくりした
[一言] 街の中に腐海が!?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ