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ゆるーいエッセイ  作者: 樋口諭吉


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RPNが好き(カッコつけるのが嫌い)

 RPN。

 僕はRPNが好きだ。

 ある種愛してるといっても過言ではない。


 もう普通の電卓では計算できない体になってしまったんだ。


 はい。読んでくださった貴重な人をドンびかせたところで、今回はRPN(逆ポーランド記法)のお話。


 逆ポーランド記法という四則演算の表記法がある。


 これは何かって言うと、×+-÷を後置する。

 通常の計算方法では真ん中に置かれるこれらの記号を、逆ポーランド記法では後に置くのだ。ちなみに、『逆』って文字があるように、普通のポーランド記法では前置だ。


 逆ポーランド記法では、イコールは使わずに、エンターキー(以下Eという)を使う。


 1+1= ならば、1E1+ だ。


 これが好き。


 この表記法だと、計算を日本語のまま考えればいいので文系脳には楽だ。


 例えば、80円の菓子パン16個(消費税率は8%とする)と210円のボールペン9本(消費税率は10%とする)を買うと合わせていくらか?


 こんな問題があったとする。


 (80×16)×108%+(210×9)×110%=


 電卓だとこんな感じかな? もちろん80×16部分のカッコはつけなくてもいいし、210×9の部分は、110%までカッコで括ってもいい。

 

 いずれにしても、ちょっと面倒くさくないですか?


 逆ポーランド記法ならこうだ。


 80E16×8%+210E9×10%++


 訳)80×16に8%を足す。210×9に10%を足す。全体を足す。


 答えは、3,461円だぁ!


 そう、RPNを使う俺達に、カッコつける必要はないのだ!


 カッコを付ける必要はないのだぁ!


 慣れると普通の電卓では計算できない体になっちゃうから要注意だぞ。


 Emulador HP-12C emulatorで検索すると、HP12CというRPNの名機のエミュレーターで遊べる。ちょっとした関数ならプログラミングも可能だ。暇つぶしにどうぞ。僕は実機を持ってる。

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