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ゆるーいエッセイ  作者: 樋口諭吉


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理解できないものは相手に不安をもたらす

 人って『想定外のこと』だとか『未知の物事』に出くわすと不安を抱くものですよね。


 例えば、質問内容が『想定外』のとき、お相手は『不安によって』質問の内容を『詰問』と受け取ってしまったりします。


 なじられてるとか、められてるとか、そういうふうに感じるわけだね。


「なんでそう考えたの?」、とかさ。


 聞く側は、疑問があるから聞いているだけなんだけどね。


 義務教育に絡み、ひ○ゆき氏に『家庭で教える普通教育の質』を問われて、憲法を持ち出したゆたぼ○パパも、想定外の質問で不安に思ったんじゃないかな?


 つまり、質問を『詰問』として受け取っちゃったんじゃないのかな?


 相手が理解できない質問ってさ、ただただ不安をもたらすんだよね。


 頭のいい人が質問する側に立つと、自分は予め大抵のことは『想定内』にしているから、質問される側がどこまで想定しているかを慮ることが難しい。


 IQが20違うと云々、と同じ構図ですね。


 会話相手が不安になるから、冷静な議論ができなくなるの。


 質問されたぼくらの脳は、詰問をされたと思いこみ、怒りを発散しようと屁理屈を持ち出したりしてしまうわけです。


 ホントは思考して解決すればいいんだけど、不安事があると処理能力が下がるからね。


 なろう風に言うと、不安がトリガーになって、脳内に白痴結界が展開されるのだ。


 ラテラルシンキング(水平思考)を使うときに気をつけないといけないのは、まさに『これ』で、『本質が同じもの』をしれっと等価ですり替えたりすると、『本質がなにかを見抜けない人』には、ただただ『不安感』を与えてしまう。


 この人はなんでこんなことを言いだしたんだろうと一瞬考え、理解できずに『こいつやべぇな』って、頭のおかしい人扱いされかねない。


 そんなわけで、ラテラルシンキング(水平思考)を使う際は、『等価であることが理解しやすいもの』を使ってやったほうがいいように思います。


 前にこのエッセイで書いたように、『お金』を介したりしてね。


 案外、会話の際に『相手に不安を抱かせないように』心がけると、無駄な諍いが起きず、かえって話が進むかもしれません。


 今回はそんなお話。

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― 新着の感想 ―
[一言] 夫との会話で、急に夫が攻撃的になったときには 「私はこいつよりIQが20ほど高いんだ」 と思っとこうと思いました(笑)
[一言] 頭がいい人は何を言い出すか分かんない。と、鈍い私は思うのです。というのも、こんな事があったからなのです。 妊娠六か月目の時、はしかにかかって入院した時の事でした。首から下が動かなくて、アイ…
[一言] 補足の二回目、失礼します。 >相手の気持を読み取ることって、実は結構難しいんですよね。『頭がいい』とはまた別の資質が必要なんだと思います。 それはわかります。 ただそれは対話でどうにかなる…
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